記録ID: 325210
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
聖岳東尾根 バリエーション
2013年07月20日(土) ~
2013年07月22日(月)
長野県
静岡県
- GPS
- 31:30
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,693m
- 下り
- 2,893m
コースタイム
1日目(移動)
5:00神戸-9:00静岡市街(休憩)11:40静岡市街-12:30井川-13:15畑薙ダム
14:20沼平-15:30椹島 16:00〜17:00鉄塔まで足慣らし。
2日目
4:30起床-5:00椹島-5:30巡視路入口-6:00鉄塔-9:15ジャンクションピーク-
11:00白蓬の頭(休憩)-13:30奥聖岳-(休憩)-15:00聖岳-17:00聖平小屋
3日目
4:00起床-5:00聖平小屋出発-7:00上河内岳(休憩) 7:20分岐-8:45茶臼小屋(休憩)-
9:00茶臼小屋-10:10横窪沢小屋(休憩)-11:30ウソッコ沢小屋-12:30畑薙大吊り橋
5:00神戸-9:00静岡市街(休憩)11:40静岡市街-12:30井川-13:15畑薙ダム
14:20沼平-15:30椹島 16:00〜17:00鉄塔まで足慣らし。
2日目
4:30起床-5:00椹島-5:30巡視路入口-6:00鉄塔-9:15ジャンクションピーク-
11:00白蓬の頭(休憩)-13:30奥聖岳-(休憩)-15:00聖岳-17:00聖平小屋
3日目
4:00起床-5:00聖平小屋出発-7:00上河内岳(休憩) 7:20分岐-8:45茶臼小屋(休憩)-
9:00茶臼小屋-10:10横窪沢小屋(休憩)-11:30ウソッコ沢小屋-12:30畑薙大吊り橋
天候 | 移動日:曇りのち晴れ 一日目:晴れのち濃霧 二日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○このルートはバリエーションルート 標識や道ははっきりしてません。経験者で読図能力があり、非常用の水と非常食などビバーグの用意を持って上がれる体力のない人は行ってはいけません。(登山口〜聖平小屋まで誰にもあいませんでした。) ○登山ポスト 畑薙第一ダム奥のゲート沼平で登山時、下山時に計画書と下山報告書を提出します。ゲートのおじさんは山の状況はあまりご存知ありません。「安全に行っておいで」と諭されます。 ○登山口〜ジャンクションピーク 登山口にはNO.28巡視路標識があり、踏み跡がしっかりあるので巡視路沿いの鉄塔までは危険個所はありません(約30分)。それ以降は読図脳能力と危険回避能力と脚力で尾根線まで上がっていく必要があります。木へのペイントやピンクテープもあるが、尾根線まではきわめて気まぐれにしか表示されていないように思えました。おそらく冬季は積雪のため尾根までは迷いにくい、または積雪の具合によりベターなルートが変わってくるためかと思われます。ジャンクションピーク(表示あり)までいけば、ルートは完全に尾根沿いでありそれ以降はわかりやすいです。 ○白蓬の頭から奥聖 白蓬の頭以降シラビソ、コメツガ〜ダケカンバのに至る二重尾根の林は濃霧時であるとルートを誤り、タイムロスが生じる恐れがあります。それ以降は高度2700m以降のハイマツ漕ぎが待っており、体力的にきつい。それまでの急登のダメージと稜線沿いの太陽が体全体包み、足が動きません。ただし右手に赤石岳、左手に上河内岳を望みながら、稜線に上がってくる緑風を独り占めしている感覚は、このルートを上がってきたものだけにしか得られません。奥聖岳手前までくると尾根沿いからやや南側にルートを取り、ハイマツとガレ場の間をハイマツをつかみながらトラバースすることになります。それ以降はペイントを頼りに岩場を直登し奥聖岳の山頂に立ててます。 ○聖岳以降 以降は危険な個所は聖岳〜小聖岳間。聖平小屋から茶臼小屋までは上河内岳前後が以外とやせ尾根が多く油断大敵。ウソッコ沢小屋から畑薙大吊橋までは、大雨などによる崩落した道を修理していました。 ペース配分を考えて登らないと途中で確実にばてます。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ(1)
保険証
飲料(1)
ティッシュ(1)
三角巾(1)
バンドエイド(10)
タオル(2)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(2)
スパッツ
手袋
ストック(1)
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
入浴道具
シュラフ(1)
シュラフカバー
ザックカバー
クマよけ鈴(1)
食器(1)
水筒(1)
時計(1)
日焼け止め
非常食(2)
|
---|---|
共同装備 |
テント(1)
テントマット(1)
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ(1)
ガスカートリッジ(2)
コンロ台
コッヘル(鍋)(1)
ローソク
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
ラジオ(1)
トランシーバ(使用帯)(1)
カメラ(1)
ビデオカメラ
ポリタンク(1)
天気図用紙
車(1)
|
感想
7月下旬に行く予定が週間天気図をみると今週の方が明らかによかったため、急きょ19日出発に変更。仕事の予定も変更。
昨年に引き続き、バリエーションルートを選択。昨今の山ブームで人が多い中、さすが南アルプス深南部、人が少なかったです。
椹島までは人はさすが多くいましたが、翌日の登山口〜今回の東尾根〜聖岳〜聖平小屋までは人に会うことはなく、静かな山行となりました。コース中に標識はペイントのみであり、あとは地図とコンパスと感覚です。
事前にネットで東尾根情報を確認しましたが、圧倒的に冬季の情報のみであり、行ってから考えるしかない状況でした。念のためいつもより水を多く持ち(4L)非常食も2食分多く持ったため約18圓僚杜未砲覆蠅泙靴拭いい意味でも悪い意味で予想外のことはなく、想像した通りタフなコースであり、想像した通り素晴らしい雰囲気に恵まれたこれぞ南アルプスというコースでした。
聖平小屋テン泊時に雨が降り、翌日の天気が気になりましたが、写真の通り快晴であり、気持ちのよい最終日は、つくづく南アルプスの静かな南部を感じさせてくれました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1257人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する