広河原から北岳、間ノ岳 夏山満喫3000mの稜線歩き


- GPS
- 31:27
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,200m
- 下り
- 3,191m
コースタイム
06:32広河原 - 07:00白根御池小屋分岐 - 08:32大樺沢二俣08:40 - 11:05八本歯のコル11:20 -
11:54北岳山荘トラバース道分岐 - 12:44北岳山荘
2日目:徒歩行程9時間52分(含休憩1時間29分)
04:08北岳山荘 - 04:48中白根山 - 05:50間ノ岳06:23 - 07:14中白根山 - 07:45北岳山荘 -
08:29吊尾根分岐 - 08:45北岳09:18 - 10:01北岳肩ノ小屋 - 10:27小太郎尾根分岐 - 11:50白根御池小屋
- 13:40白根御池小屋分岐12:07 - 14:00広河原
天候 | 8月2日 晴れのち曇り 8月3日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
南アルプス街道の芦安入り口交差点にあるローソンが最終のコンビニ ・芦安駐車場アクセス 以下の南アルプス市のHPにpdfファイルが掲載されています。 ・アクセス http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/shiei-chiku-parking02.pdf ・駐車場見取り図 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/shiei-parking01.pdf ・トイレ 第三駐車場横にあり ・芦安~広河原 ・バス時刻表 http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_3.htm ・料金(バス、乗り合いタクシー同料金です) 1100円(大人)、600円(子供) ・乗り合いタクシーが最初に出発します。乗り合いタクシーが定員になると、バスの列に並びます。 バスは数台でますが、座席数を超える場合は広河原まで1時間立ちっぱなしで移動することになります。 この日は、4時半には乗り合いタクシーはすでに満員。5時半のバス出発時にはバスに乗りきれないほどでした。 混雑する時期には早めの到着が望ましいでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・広河原~大樺沢二俣 特に危険個所はありません。沢沿いの道なので、雨の増水時は注意が必要。 ・大樺沢二俣~八本歯のコル ほとんどが夏道ですが、上部に雪渓を歩く場所が残っていました。アイゼンなしで歩いている方もいますが、 つけた方が安全。特に下りは要注意。 上部に行くほど急斜面なので、登り・下りとも要注意。 ・八本歯のコル~北岳山荘へのトラバース道~北岳山荘 岩稜の登りやトラバース個所は足元注意。 ・北岳山荘~間ノ岳 一部に岩稜場所あり。足元に注意。その他稜線は歩きやすいです。 ・北岳山荘~北岳 全般的に急斜面。特に吊尾根分岐近辺は岩稜の急斜面。要注意。 ・北岳~北岳肩ノ小屋 急斜面。一歩一歩確実に。 ・北岳肩ノ小屋~小太郎尾根分岐 なだらかな稜線歩きができます。 ・小太郎尾根分岐~白根御池小屋分岐 急斜面が続きます。登り・下りとも足に来るので、急がず、ゆっくりと進んだ方がよいでしょう。 |
写真
感想
前日まで白馬岳に行くつもりで準備をしていましたが、長野県北部は雨の予報。南部の方が天気が持ちそうなので、去年行けなかった北岳を目指すことにしました。
初日は快晴スタート。久しぶりの小屋泊なんで、ゆっくりペースで登っていきます。大樺沢二俣までは平日にもかかわらず、かなり混んでいましたが、左俣コースに入ると人が激減。静かな山歩きとなります。
左俣コースは花いっぱい、斜度もきつくなりますが、花と絶景に元気づけられ、初の雪渓歩きも無事こなし、、、と順調に見えましたが、雪渓最上部から15~20分ほど登った所で道間違いを犯してしまいました。
沢筋を外れるマークを見落とし、沢筋をそのまま数十m登ってしまいます。しばらくしてマークが無いこと、足場が緩いことにおかしいと思い、引き換えして、登山道に戻れました。踏み跡があったので、同じように迷い込んだ人がいるものと思われます。この時、ちょうど雲に覆われ始めたこともあって、精神的、筋力、体力的にもこの道間違いでかなり消耗し、膝の痛みも出てきてしまいました。
この後、雲が取れないので、北岳山頂には向かわず、北岳山荘に直行。その途中で通ったトラバース道周辺の花の多さには驚かされました。花好きの方、ここは絶対にお勧めです。
小屋到着後、午後に雨が降り出してきたこともあって、夕方まで部屋でおとなしく過ごしました。日の入り直前に雲が切れ、幻想的な光景に出合え、初日のご褒美となりました。
二日目は、夜明け前に出発。中白根山で日の出を迎えます。雲海が広がり、山々の眺めは最高。3000mの稜線歩き、なんて贅沢なんでしょう。ずっと歩いていたい。膝の痛みさえなければ、、、そう、間ノ岳から北岳山荘への下りが膝の痛みのピークでした。
北岳山荘からの北岳への登り返し、体力的にはキツかったんですが、不思議なことに膝の痛みが少なくなってきました。ほんと不思議です。なんとかたどり着いた北岳山頂。ここからは仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳を見下ろします。最高の気分。
北岳からの長い下りで膝の痛みを心配しましたが、それほどひどくならず、助かりました。
それにしても、白根御池小屋経由の連続急降下には、正直驚きでした。展望もあまりないこのコースを登るのは正直キツイ。左俣コースから登って正解だったかな。
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