裏銀座から百高山93座目:南真砂岳&94座目:赤牛岳(烏帽子岳〜水晶岳〜鷲羽岳)


- GPS
- 30:42
- 距離
- 64.5km
- 登り
- 5,578m
- 下り
- 5,745m
コースタイム
6:05高瀬ダム-9:20烏帽子小屋9:45-(この間リングワンデリング)-10:45烏帽子岳-11:20烏帽子小屋-12:45三ツ岳-14:25野口五郎小屋14:50-15:00野口五郎岳15:10-15:20小屋(泊)
8/3:
4:10小屋-4:30野口五郎岳-5:00竹村新道分岐-5:40南真砂岳5:50-6:35真砂岳-7:30東沢乗越-8:10水晶小屋8:20-8:50水晶岳9:25-10:05温泉沢ノ頭-11:35赤牛岳11:45-13:30温泉沢ノ頭-(この間道迷い)-14:40水晶岳-15:15水晶小屋(泊)
8/4:
4:20小屋-5:30鷲羽岳-6:20三俣山荘-7:20三俣蓮華岳-8:20双六岳-9:00双六小屋-10:00小池新道分岐-10:30鏡平10:45-12:35わさび平-13:25新穂高温泉
天候 | 8/2:曇り→雨→晴れ→雨→晴れ 8/3:晴れ 8/4:霧時々雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
信濃大町駅からタクシーで高瀬ダム(8,300円) 帰り:バス(新穂高温泉〜平湯温泉〜松本駅、870円+2300円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・七倉山荘で登山届が義務化されてます。 ・高瀬ダムの先の濁沢に架かる橋が、前日(8/1)の大雨で流されました。 すでに仮復旧したそうです。 ・水晶岳〜温泉沢ノ頭の間の山と高原地図で迷マークがある箇所で、帰りルートを見失い迷ってしまいました。 ・裏銀座は登山口の水場の後は三俣山荘まで水場はありません。 烏帽子小屋、野口五郎小屋では200円/Lで分けてもらえますが、水晶小屋は通過者に分ける余裕はないようです。 |
写真
感想
昨年までに百高山95座登頂と思っていましたが、残りもわずかになったので過去の記録を見直したところ、
・勘違いで登っていなかった山1座
・山頂を巻いてしまった山2座
があることが判明し、93座目から再スタート。
少し楽しみが長持ちできてうれしいです。
今年は裏銀座から南真砂岳(2713m)と赤牛岳(2864m)を目指す2泊3日の山行を計画しました。
この2座は主稜線から外れているために、これまで登る機会がありませんでした。
南真砂岳は竹村新道経由、赤牛岳は読売新道経由が素直かと思いますが、
稜線歩きが好きなため、ピストンしながら新穂高温泉に抜けることにします。
最近は28Lで1泊まではこなしていましたが、久々に45Lのザック登場です。
軽い山行に慣れてしまったので、重く感じます。
当初は七倉への直通バスを利用する予定でしたが、満席にだったのでやむなく寝れない「ムーンライト信州」を利用します。
案の定、うとうとする程度で眠りが浅いまま信濃大町に到着です。
ここからタクシーが8000円程度と聞いていたのでドキドキでしたが、幸い相乗りの方がいて助かりました。
この時一緒に乗ったTさんとは野口五郎小屋で再会することになります。
順調なペースでブナ立尾根を登り、烏帽子岳を目指します。
ガスが濃かったのですが、途中ブナ立尾根で会ったAさんが反対方向から進んできて、これから烏帽子に行くとのこと。
どうやら前烏帽子でリングワンデリングで方向を見失い、小屋に戻るルートを進んでいたようです。
コンパスを確認しなかった初歩的なミスでした。
この後、烏帽子岳から三ツ岳に向かう途中で睡魔が襲ってきて、時々立ち止まってしばし目を閉じます。
そういえば、昨年も夜行列車を使ったとき、この時間帯に睡魔が。
天気が回復してきて稜線が見えるようになり、ようやく目が覚めました。
何とか野口五郎小屋に辿りつくと、welcomeコーヒー&おやつをいただきました。
山小屋でこんなおもてなしを受けたのは初めてだったので、感激。
夕食もおいしかったし、山頂まで10分というロケーションといい、3本の指に入る満足度の高い小屋でした。
この日は宿泊客も少なく、2階はTさんと2人で貸切状態でした。
夕食後日の入りを見に山頂に行くと既にAさんがおり、後からTさんも来て、3人で美しいひと時を満喫します。
ラジオで聞いた明日の天気予報は芳しくありませんでしたが、観天望気で眺めた空はどう見ても明日は晴れでしょう、と3人の意見が一致し、小屋に戻ります。
観天望気の通り、2日目は文句ない晴天。
まずは百高山93座目の南真砂岳をピストンします。
北鎌尾根と硫黄尾根を間近で見れる名峰でした。
百高山は森林限界より高い山がほとんどなので、外れがありません。
その後、水晶小屋でA氏と再会、続いて水晶岳でT氏と再会し、百高山94座目の赤牛岳に向かいます。
さすがに歩いている人は少なく、近くに見えるようでなかなか近づきません。
百高山を意識するようになってから三ノ沢岳や小太郎山のようなピストンを余儀なくされる山をいくつか登りましたが、
赤牛岳への稜線歩きは常に森林限界を超えていて、展望は最高です。
ようやく辿りついた山頂は、特に薬師岳の展望が印象的でした。
帰りに道を見失って時間をロスしたのに加え、正規ルートでない岩場の登降やトラバースを強いられ体力的にも消耗。
三俣山荘まで行く予定を変更して、この日は水晶小屋どまりとなってしまいました。
この時点で最終日に予定していた笠ヶ岳は断念。
しかも、最終日は予報に反してガス&雨の悪天で、前日に鷲羽岳を登っていればと後悔します。
予報通り天候が回復するのを期待して巻道は通らず全て稜線を歩きますが、最終ピークである双六岳もガスの中。
結局、最終日は花を見る山行になってしまいました。
天気はもう少しいいと思っていましたが、百高山巡りの2日目は最高の天気に恵まれたのは良かったです。
いよいよ残り6座、次の計画が楽しみです。
hirokさん、こんばんは。
金〜土曜日の好天、素晴らしい展望ですね。
花の山も良いですが、これだけカッコイイ山が見えると、たまりません。
やっぱり、盛夏は北アルプスですね。
ぜひ、行ってみたいものです。
hirokさん こんばんわ!
最後のひとつはどこにしようかと色々考えていらっしゃることでしょう。
楽しみですね
この夏はなかなか天候が安定しませんね
最終日はちょっと残念だったようですが、
2日間は天気に恵まれて素晴らしい展望ですね
美しい稜線
僕も真剣に検討しようかなぁ〜
ブナ立尾根ですれ違ってますね。
私が降りたときの濁沢は、写真のように石が連なってるところはありませんでした。
やはり、水位は刻々と変わっているんですね。
ちょっとの差で、天気がこんなに違うなんて…
槍の展望の写真が素晴らしいです。
sat4さん、こんばんは
金曜は不安定な天気、土曜は最高、日曜は最悪、といったメリハリの効いた天気でした。
メインの土曜日が一日晴天だったので良かったです。
裏銀座はアプローチが悪いせいか、この時期でもそれほど人は多くありません。
土曜日は水晶岳を除けばマイナーなエリアだったので、数えるほどの人しか会っていません。
晴天のアルプス稜線歩きはたまりません。
夕日、朝日も泊りならではの楽しみです。
doppo634さん、こんばんは
百高山は100位でも標高2600m台、森林限界の上なので眺望のいい山ばかりです
関東在住の者にとっては、多くは日帰りor1泊で行けるので、うってつけかと。
関東から一番遠い山は白山です。
今回の赤牛岳は、北アルプスの真ん中に位置しているので、2泊かかりました。
一度始めると病み付きになると思いますが、いかがでしょう
wasykaさん、初めまして
最初登山届を出した時に橋が流出したことを初めて知らされ、
場合によっては腰ぐらいまでの水量があるかもと言われました。
渡渉が難しいようだったら戻っておいでと言われ、顔が真っ青に。
実際はだいぶ水が引き始めていたので、靴が濡れることなく渡れてホッとしました。
今年の天気は予想が難しいですね。
土曜日は晴れて、これでようやく安定した夏空と思いきや、日曜は一転して悪天。
土曜と日曜では登山の印象が全く変わってしまいます。
hirokさん、こんにちは。
最終日の天気は残念でしたが、北ア満喫ですね。
100高山、残り6座ですか。私もいくつ登っているか
カウントしてみようと思いました
裏銀座からのコース、静かですよね。
南真砂岳はまた登りたいと思っています。
そして、赤牛岳。気になる山ですが、なかなか
この山を通るルートが計画できません。近いうちに
と思うのですが。。。
ようやっと天気が安定してくるようですね。
明後日はどうしようか、悩み中です。(北海道から
帰ってきたばかりですし。。。)
youtaroさん、こんにちは
北海道に行っていてレス遅くなりすいません。
涼しさからのギャップに体がついていけないです。。。
この週末は夏山ピークに近い時期かと思いますが、裏銀座は人少ないですね。
登山口へのアプローチが悪いせいですかね
百名山の水晶岳から新穂高寄りはそれなりに人多かったですが、初日、2日目は我が道を行く的な感じで良かったです
南真砂岳は北鎌と硫黄尾根の絶好の展望台ですが、
きっと登る人少ないんだろうなあ、という感じですね。
お花畑もあって名峰だと思いますが。
赤牛岳も行きにくいので、歩いている人は非常に少なかったです。
水晶岳からの稜線は森林限界の上で展望が良いルートなので、是非チャレンジしてください。
車で周回しようと思うと、かなり難しそうですが
今回の山行で話した方の中で、烏帽子→水晶→赤牛→奥黒部→針ノ木谷→船窪→高瀬ダムを歩くという方が、いらっしゃいました。
youtaroさんでも2泊は必要そうですね。
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