ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 329071
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏銀座から百高山93座目:南真砂岳&94座目:赤牛岳(烏帽子岳〜水晶岳〜鷲羽岳)

2013年08月02日(金) ~ 2013年08月04日(日)
 - 拍手
GPS
30:42
距離
64.5km
登り
5,578m
下り
5,745m

コースタイム

8/2:
6:05高瀬ダム-9:20烏帽子小屋9:45-(この間リングワンデリング)-10:45烏帽子岳-11:20烏帽子小屋-12:45三ツ岳-14:25野口五郎小屋14:50-15:00野口五郎岳15:10-15:20小屋(泊)
8/3:
4:10小屋-4:30野口五郎岳-5:00竹村新道分岐-5:40南真砂岳5:50-6:35真砂岳-7:30東沢乗越-8:10水晶小屋8:20-8:50水晶岳9:25-10:05温泉沢ノ頭-11:35赤牛岳11:45-13:30温泉沢ノ頭-(この間道迷い)-14:40水晶岳-15:15水晶小屋(泊)
8/4:
4:20小屋-5:30鷲羽岳-6:20三俣山荘-7:20三俣蓮華岳-8:20双六岳-9:00双六小屋-10:00小池新道分岐-10:30鏡平10:45-12:35わさび平-13:25新穂高温泉
天候 8/2:曇り→雨→晴れ→雨→晴れ
8/3:晴れ
8/4:霧時々雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:「ムーンライト信州」にて信濃大町駅下車
    信濃大町駅からタクシーで高瀬ダム(8,300円)
帰り:バス(新穂高温泉〜平湯温泉〜松本駅、870円+2300円)
コース状況/
危険箇所等
・七倉山荘で登山届が義務化されてます。
・高瀬ダムの先の濁沢に架かる橋が、前日(8/1)の大雨で流されました。
 すでに仮復旧したそうです。
・水晶岳〜温泉沢ノ頭の間の山と高原地図で迷マークがある箇所で、帰りルートを見失い迷ってしまいました。
・裏銀座は登山口の水場の後は三俣山荘まで水場はありません。
 烏帽子小屋、野口五郎小屋では200円/Lで分けてもらえますが、水晶小屋は通過者に分ける余裕はないようです。
高瀬ダムから百高山の山行スタート
高瀬ダムから百高山の山行スタート
七倉山荘で聞いた橋流出地点、1つ目は気合で飛ぶしかありません
3
七倉山荘で聞いた橋流出地点、1つ目は気合で飛ぶしかありません
2ヶ所目は飛び石伝いで
1
2ヶ所目は飛び石伝いで
急登直前にある水場、煮沸して使用と書いてありました
急登直前にある水場、煮沸して使用と書いてありました
ブナ立尾根は登りやすい急登です
1
ブナ立尾根は登りやすい急登です
ホトトギス系ですね
4
ホトトギス系ですね
カニコウモリ
高度を稼ぐと唐沢岳が見えてきます
高度を稼ぐと唐沢岳が見えてきます
ハクサンオミナエシでしょうか
ハクサンオミナエシでしょうか
ギンリョウソウがいっぱい
3
ギンリョウソウがいっぱい
稜線近くになるとガレ場も現れます
稜線近くになるとガレ場も現れます
シナノオトギリ?
1
シナノオトギリ?
烏帽子小屋前に咲いていたイワギキョウ
8
烏帽子小屋前に咲いていたイワギキョウ
コマクサも咲いてます
4
コマクサも咲いてます
コマクサ白バージョンも
3
コマクサ白バージョンも
リンネソウ?
烏帽子岳はこの垂直の鎖場と、トラバースの鎖場を超えると
烏帽子岳はこの垂直の鎖場と、トラバースの鎖場を超えると
烏帽子岳山頂に到着です
3
烏帽子岳山頂に到着です
オオヒョウタンボク
オオヒョウタンボク
前烏帽子岳の登り返しで晴れてきました
前烏帽子岳の登り返しで晴れてきました
アオノツガザクラ
2
アオノツガザクラ
烏帽子岳のテン場と三ツ岳の登り
1
烏帽子岳のテン場と三ツ岳の登り
キャンプ地はお花畑に、シナノキンバイ
キャンプ地はお花畑に、シナノキンバイ
左側がスタート地点の高瀬ダム
左側がスタート地点の高瀬ダム
チングルマ
ウサギギク
タカネツメクサと盛りだくさん
1
タカネツメクサと盛りだくさん
三ツ岳は普通に行くと巻いてしまいます、天気が再び悪化して睡魔と格闘中
三ツ岳は普通に行くと巻いてしまいます、天気が再び悪化して睡魔と格闘中
寄り道して三ツ岳の三角点ゲット、踏み跡は薄いです
1
寄り道して三ツ岳の三角点ゲット、踏み跡は薄いです
野口五郎岳に向かうと、展望コースとお花畑コースに分かれますが、この日はガスっていたのでお花畑コースへ
3
野口五郎岳に向かうと、展望コースとお花畑コースに分かれますが、この日はガスっていたのでお花畑コースへ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
ここの雪渓で飲料水を補充しました
ここの雪渓で飲料水を補充しました
見事なお花畑でした
1
見事なお花畑でした
再び天候回復して、表銀座の燕岳(左)〜大天井岳(右)の稜線が姿を現します
3
再び天候回復して、表銀座の燕岳(左)〜大天井岳(右)の稜線が姿を現します
三ツ岳〜野口五郎岳は気持ちの良い稜線歩き
2
三ツ岳〜野口五郎岳は気持ちの良い稜線歩き
大天井岳の右に常念岳が見えてきました
1
大天井岳の右に常念岳が見えてきました
のっぺりとした野口五郎岳
のっぺりとした野口五郎岳
初日お世話になった野口五郎小屋、素晴らしいロケーションにあります
1
初日お世話になった野口五郎小屋、素晴らしいロケーションにあります
小屋からは表銀座が一望
6
小屋からは表銀座が一望
夕方には昼間見えなかった水晶岳が見えてきました、まだ雪が多い!
2
夕方には昼間見えなかった水晶岳が見えてきました、まだ雪が多い!
こちらは未踏の餓鬼岳(右)〜唐沢岳(左)、その中間に餓鬼のコブが見えてます
1
こちらは未踏の餓鬼岳(右)〜唐沢岳(左)、その中間に餓鬼のコブが見えてます
野口五郎岳へは小屋から10分程度
1
野口五郎岳へは小屋から10分程度
野口五郎岳山頂から槍ヶ岳方面
3
野口五郎岳山頂から槍ヶ岳方面
北鎌尾根と赤い硫黄尾根が印象的、手前に明日行く百高山の南真砂岳が
10
北鎌尾根と赤い硫黄尾根が印象的、手前に明日行く百高山の南真砂岳が
槍の左が前穂高、右が奥穂高〜ジャンダルムでしょうか
7
槍の左が前穂高、右が奥穂高〜ジャンダルムでしょうか
凛々しい鷲羽岳(右)に特徴的な笠ヶ岳(左)
4
凛々しい鷲羽岳(右)に特徴的な笠ヶ岳(左)
乗鞍岳と御嶽山も
2
乗鞍岳と御嶽山も
今日歩いてきた稜線
4
今日歩いてきた稜線
明日この稜線を歩けると思うとワクワクします
2
明日この稜線を歩けると思うとワクワクします
大天井岳が赤く染まります
2
大天井岳が赤く染まります
初日〜2日目に何度か再会したAさんとTさん
1
初日〜2日目に何度か再会したAさんとTさん
山容は平凡ですが、眺望は超一級
2
山容は平凡ですが、眺望は超一級
明日行く水晶岳と赤牛岳(右端)の間に日が沈みます
2
明日行く水晶岳と赤牛岳(右端)の間に日が沈みます
もうじき槍も影に入ります
4
もうじき槍も影に入ります
東鎌尾根
日が沈むと雲が沸きだしました
3
日が沈むと雲が沸きだしました
8/3:快晴のスタートです
2
8/3:快晴のスタートです
昨日は見えなかった後立山連峰、特に白馬岳(中央左)と鹿島槍ヶ岳(中央やや右)が目立ちます
2
昨日は見えなかった後立山連峰、特に白馬岳(中央左)と鹿島槍ヶ岳(中央やや右)が目立ちます
左に目を移すと立山が
左に目を移すと立山が
大天井岳のすぐ左に富士山
大天井岳のすぐ左に富士山
水晶岳〜赤牛岳の稜線、赤牛岳は本当に赤いです
3
水晶岳〜赤牛岳の稜線、赤牛岳は本当に赤いです
中央の雲海の上に浅間山
2
中央の雲海の上に浅間山
槍&穂高が赤く染まり始めます
2
槍&穂高が赤く染まり始めます
大天井岳の奥に常念岳、その右は南アルプス
2
大天井岳の奥に常念岳、その右は南アルプス
水晶岳に日が当たります
3
水晶岳に日が当たります
こちらは鷲羽岳(左)とワリモ岳(右)
3
こちらは鷲羽岳(左)とワリモ岳(右)
西鎌尾根の向こうに乗鞍岳
西鎌尾根の向こうに乗鞍岳
待ってろよ!赤牛岳
3
待ってろよ!赤牛岳
餓鬼岳付近からの日の出です
1
餓鬼岳付近からの日の出です
素晴らしい朝の景色
4
素晴らしい朝の景色
まずは南真砂岳を目指します
1
まずは南真砂岳を目指します
ガレ場付近がお花畑に、テガタチドリ
1
ガレ場付近がお花畑に、テガタチドリ
鷲羽岳バックに
槍を眺めながら最高の稜線です
4
槍を眺めながら最高の稜線です
百高山93座目の南真砂岳は地味な山頂サイン
4
百高山93座目の南真砂岳は地味な山頂サイン
何と言っても槍ヶ岳&北鎌尾根&硫黄尾根が印象的
2
何と言っても槍ヶ岳&北鎌尾根&硫黄尾根が印象的
北鎌尾根独標〜槍ヶ岳をズーム
2
北鎌尾根独標〜槍ヶ岳をズーム
真砂岳からの稜線を振り返る
1
真砂岳からの稜線を振り返る
水晶岳(黒岳)と水晶小屋(赤岳)が良くわかります
2
水晶岳(黒岳)と水晶小屋(赤岳)が良くわかります
笠ヶ岳の手前に双六小屋が見えてます、右がのっぺりとした双六岳
1
笠ヶ岳の手前に双六小屋が見えてます、右がのっぺりとした双六岳
真砂岳に戻ります
真砂岳に戻ります
途中のガレ場付近のミネウスユキソウ
途中のガレ場付近のミネウスユキソウ
ガレ場を慎重にトラバースします
ガレ場を慎重にトラバースします
クルマユリ
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
コバイケソウ
裏銀座のルートは真砂岳も巻いていますが、竹村新道側からは明瞭な踏み跡があります
裏銀座のルートは真砂岳も巻いていますが、竹村新道側からは明瞭な踏み跡があります
水晶岳から赤牛岳は長大な稜線ですね
5
水晶岳から赤牛岳は長大な稜線ですね
真砂岳直下の雪渓からの槍ヶ岳
1
真砂岳直下の雪渓からの槍ヶ岳
荒々しい山容とお花畑が見事です
1
荒々しい山容とお花畑が見事です
白馬岳(中央やや右)目立ちます、その左は昨年登った百高山の旭岳
白馬岳(中央やや右)目立ちます、その左は昨年登った百高山の旭岳
立山ズームで
真砂岳〜南真砂岳の稜線を振り返ります
真砂岳〜南真砂岳の稜線を振り返ります
左から鷲羽岳、ワリモ岳、赤岳(水晶小屋)
左から鷲羽岳、ワリモ岳、赤岳(水晶小屋)
真砂岳〜水晶小屋は岩場が多いです
真砂岳〜水晶小屋は岩場が多いです
水晶岳、見事です
3
水晶岳、見事です
でも鷲羽岳も負けずに格好いい
5
でも鷲羽岳も負けずに格好いい
水晶小屋への荒々しい雰囲気の所を登る
水晶小屋への荒々しい雰囲気の所を登る
イワオウギと奥に立山
2
イワオウギと奥に立山
水晶小屋から見た野口五郎岳からの稜線
2
水晶小屋から見た野口五郎岳からの稜線
水晶小屋まで来ると反対側の黒部五郎岳が見えます
水晶小屋まで来ると反対側の黒部五郎岳が見えます
左から水晶岳、赤牛岳、立山
2
左から水晶岳、赤牛岳、立山
こちらは鷲羽岳への裏銀座の縦走路
3
こちらは鷲羽岳への裏銀座の縦走路
黒部五郎岳の右奥は白山
黒部五郎岳の右奥は白山
黒部五郎岳と雲ノ平
黒部五郎岳と雲ノ平
水晶岳への登りは岩場が多い
1
水晶岳への登りは岩場が多い
水晶岳到着、ここでTさんと再会、がっちり握手をして別れます
3
水晶岳到着、ここでTさんと再会、がっちり握手をして別れます
裏銀座を一望
笠ヶ岳と黒部五郎岳
笠ヶ岳と黒部五郎岳
忘れちゃいけない薬師岳
2
忘れちゃいけない薬師岳
赤牛岳への長〜い稜線
1
赤牛岳への長〜い稜線
眼下に見える水晶池
眼下に見える水晶池
温泉沢ノ頭への登りから水晶岳を振り返る
2
温泉沢ノ頭への登りから水晶岳を振り返る
温泉沢ノ頭からの赤牛岳
2
温泉沢ノ頭からの赤牛岳
針ノ木岳(左)と蓮華岳(右)の稜線が近づきました、手前に昨日登った烏帽子岳
針ノ木岳(左)と蓮華岳(右)の稜線が近づきました、手前に昨日登った烏帽子岳
高天ヶ原が遥か下に見えます
1
高天ヶ原が遥か下に見えます
近そうに見えてなかなか近づかない赤牛岳
近そうに見えてなかなか近づかない赤牛岳
途中の雪渓で水をくみました
1
途中の雪渓で水をくみました
まだ見頃のチングルマ
まだ見頃のチングルマ
ごろごろした岩場とハイマツが交互に現れます
ごろごろした岩場とハイマツが交互に現れます
いよいよゴール間近
いよいよゴール間近
烏帽子岳(左)と青い屋根の烏帽子小屋(右)
烏帽子岳(左)と青い屋根の烏帽子小屋(右)
百高山94座目の赤牛岳に登頂、2組先行者がいました
5
百高山94座目の赤牛岳に登頂、2組先行者がいました
黒部湖に落ち込む読売新道
1
黒部湖に落ち込む読売新道
水晶岳からの長かった稜線を振り返る
2
水晶岳からの長かった稜線を振り返る
薬師岳を望むには最高の場所ではないでしょうか
4
薬師岳を望むには最高の場所ではないでしょうか
ミヤマリンドウでしょうか
1
ミヤマリンドウでしょうか
ミヤマアキノキリンソウ?
ミヤマアキノキリンソウ?
槍を見ながら戻ります
槍を見ながら戻ります
烏帽子岳ズームで
烏帽子岳ズームで
夕日を見に小屋を出ます、今日歩いた野口五郎岳方面
1
夕日を見に小屋を出ます、今日歩いた野口五郎岳方面
明日歩く鷲羽岳方面
1
明日歩く鷲羽岳方面
今日も槍が主役でしょうか
今日も槍が主役でしょうか
長かった水晶岳〜赤牛岳
2
長かった水晶岳〜赤牛岳
赤牛岳ズームで、奥に立山
赤牛岳ズームで、奥に立山
富山側から雲が沸き出ます
5
富山側から雲が沸き出ます
雲から顔を出す鷲羽岳とワリモ岳
5
雲から顔を出す鷲羽岳とワリモ岳
今日も雲が流れ出し稜線を超えます
1
今日も雲が流れ出し稜線を超えます
いよいよ沈みます
1
いよいよ沈みます
最後まで染まるのは槍ヶ岳
6
最後まで染まるのは槍ヶ岳
雲の中に突入
上空の雲がきれい
1
上空の雲がきれい
カメラの先は槍でしょうか
3
カメラの先は槍でしょうか
本当にいい一日でした
1
本当にいい一日でした
8/4:最終日は一転してガスガス、鷲羽岳は強風も
8/4:最終日は一転してガスガス、鷲羽岳は強風も
三俣蓮華岳への登りはお花畑いっぱい
三俣蓮華岳への登りはお花畑いっぱい
ハクサンイチゲ&イワカガミ
1
ハクサンイチゲ&イワカガミ
三俣蓮華岳もガスは取れず
1
三俣蓮華岳もガスは取れず
タカネヤハズハハコでしょうか
タカネヤハズハハコでしょうか
こんな天気の日は会えると思っていました
4
こんな天気の日は会えると思っていました
最後のピーク双六岳もガス
最後のピーク双六岳もガス
この先に槍が見えるはずだったが。。。
この先に槍が見えるはずだったが。。。
双六小屋で行動食を口にする
双六小屋で行動食を口にする
双六池に映る雪渓
双六池に映る雪渓
双六池付近のお花畑も素晴らしい、ハクサンイチゲ&イワカガミ&コバイケソウ
双六池付近のお花畑も素晴らしい、ハクサンイチゲ&イワカガミ&コバイケソウ
このコバイケソウ群落
2
このコバイケソウ群落
キオン?
トリカブトを見ると秋が近いような気がします
1
トリカブトを見ると秋が近いような気がします
ヤマハハコ?
マルバダケブキ
ハクサンイチゲ&シナノキンバイ
ハクサンイチゲ&シナノキンバイ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマダイモンジソウ
シモツケソウ?
ガスガスの鏡平山荘に到着
ガスガスの鏡平山荘に到着
キヌガサソウ
まだショウジョウバカマが見れます
まだショウジョウバカマが見れます
シシウドガ原付近の雪渓で大勢の人が休憩中
シシウドガ原付近の雪渓で大勢の人が休憩中
ようやく左俣谷が見えてきます
ようやく左俣谷が見えてきます
ホツツジ
秩父沢を渡りますが、雪解けですごい水量です
秩父沢を渡りますが、雪解けですごい水量です
新穂高温泉のターミナルに到着、最終日は花レコになってしまいました
新穂高温泉のターミナルに到着、最終日は花レコになってしまいました

感想

昨年までに百高山95座登頂と思っていましたが、残りもわずかになったので過去の記録を見直したところ、
・勘違いで登っていなかった山1座
・山頂を巻いてしまった山2座
があることが判明し、93座目から再スタート。
少し楽しみが長持ちできてうれしいです。

今年は裏銀座から南真砂岳(2713m)と赤牛岳(2864m)を目指す2泊3日の山行を計画しました。
この2座は主稜線から外れているために、これまで登る機会がありませんでした。
南真砂岳は竹村新道経由、赤牛岳は読売新道経由が素直かと思いますが、
稜線歩きが好きなため、ピストンしながら新穂高温泉に抜けることにします。

最近は28Lで1泊まではこなしていましたが、久々に45Lのザック登場です。
軽い山行に慣れてしまったので、重く感じます。
当初は七倉への直通バスを利用する予定でしたが、満席にだったのでやむなく寝れない「ムーンライト信州」を利用します。
案の定、うとうとする程度で眠りが浅いまま信濃大町に到着です。

ここからタクシーが8000円程度と聞いていたのでドキドキでしたが、幸い相乗りの方がいて助かりました。
この時一緒に乗ったTさんとは野口五郎小屋で再会することになります。
順調なペースでブナ立尾根を登り、烏帽子岳を目指します。
ガスが濃かったのですが、途中ブナ立尾根で会ったAさんが反対方向から進んできて、これから烏帽子に行くとのこと。
どうやら前烏帽子でリングワンデリングで方向を見失い、小屋に戻るルートを進んでいたようです。
コンパスを確認しなかった初歩的なミスでした。

この後、烏帽子岳から三ツ岳に向かう途中で睡魔が襲ってきて、時々立ち止まってしばし目を閉じます。
そういえば、昨年も夜行列車を使ったとき、この時間帯に睡魔が。
天気が回復してきて稜線が見えるようになり、ようやく目が覚めました。
何とか野口五郎小屋に辿りつくと、welcomeコーヒー&おやつをいただきました。
山小屋でこんなおもてなしを受けたのは初めてだったので、感激。
夕食もおいしかったし、山頂まで10分というロケーションといい、3本の指に入る満足度の高い小屋でした。
この日は宿泊客も少なく、2階はTさんと2人で貸切状態でした。
夕食後日の入りを見に山頂に行くと既にAさんがおり、後からTさんも来て、3人で美しいひと時を満喫します。
ラジオで聞いた明日の天気予報は芳しくありませんでしたが、観天望気で眺めた空はどう見ても明日は晴れでしょう、と3人の意見が一致し、小屋に戻ります。

観天望気の通り、2日目は文句ない晴天。
まずは百高山93座目の南真砂岳をピストンします。
北鎌尾根と硫黄尾根を間近で見れる名峰でした。
百高山は森林限界より高い山がほとんどなので、外れがありません。

その後、水晶小屋でA氏と再会、続いて水晶岳でT氏と再会し、百高山94座目の赤牛岳に向かいます。
さすがに歩いている人は少なく、近くに見えるようでなかなか近づきません。
百高山を意識するようになってから三ノ沢岳や小太郎山のようなピストンを余儀なくされる山をいくつか登りましたが、
赤牛岳への稜線歩きは常に森林限界を超えていて、展望は最高です。
ようやく辿りついた山頂は、特に薬師岳の展望が印象的でした。

帰りに道を見失って時間をロスしたのに加え、正規ルートでない岩場の登降やトラバースを強いられ体力的にも消耗。
三俣山荘まで行く予定を変更して、この日は水晶小屋どまりとなってしまいました。
この時点で最終日に予定していた笠ヶ岳は断念。
しかも、最終日は予報に反してガス&雨の悪天で、前日に鷲羽岳を登っていればと後悔します。
予報通り天候が回復するのを期待して巻道は通らず全て稜線を歩きますが、最終ピークである双六岳もガスの中。
結局、最終日は花を見る山行になってしまいました。

天気はもう少しいいと思っていましたが、百高山巡りの2日目は最高の天気に恵まれたのは良かったです。
いよいよ残り6座、次の計画が楽しみです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1835人

コメント

素晴らしい展望
hirokさん、こんばんは。

金〜土曜日の好天、素晴らしい展望ですね。
花の山も良いですが、これだけカッコイイ山が見えると、たまりません。
やっぱり、盛夏は北アルプスですね。

ぜひ、行ってみたいものです。
2013/8/5 23:52
いよいよカウントダウン!
hirokさん こんばんわ!

最後のひとつはどこにしようかと色々考えていらっしゃることでしょう。
楽しみですね

この夏はなかなか天候が安定しませんね
最終日はちょっと残念だったようですが、
2日間は天気に恵まれて素晴らしい展望ですね
美しい稜線 と花 の写真を満喫させていただきました。

僕も真剣に検討しようかなぁ〜
2013/8/6 0:12
hirokさん、初めまして
ブナ立尾根ですれ違ってますね。

私が降りたときの濁沢は、写真のように石が連なってるところはありませんでした。

やはり、水位は刻々と変わっているんですね。

ちょっとの差で、天気がこんなに違うなんて…
槍の展望の写真が素晴らしいです。
2013/8/6 22:39
土曜日は最高でした
sat4さん、こんばんは

金曜は不安定な天気、土曜は最高、日曜は最悪、といったメリハリの効いた天気でした。
メインの土曜日が一日晴天だったので良かったです。
裏銀座はアプローチが悪いせいか、この時期でもそれほど人は多くありません。
土曜日は水晶岳を除けばマイナーなエリアだったので、数えるほどの人しか会っていません。

晴天のアルプス稜線歩きはたまりません。
夕日、朝日も泊りならではの楽しみです。
2013/8/6 22:55
百高山おすすめです
doppo634さん、こんばんは

百高山は100位でも標高2600m台、森林限界の上なので眺望のいい山ばかりです
関東在住の者にとっては、多くは日帰りor1泊で行けるので、うってつけかと。
関東から一番遠い山は白山です。
今回の赤牛岳は、北アルプスの真ん中に位置しているので、2泊かかりました。
一度始めると病み付きになると思いますが、いかがでしょう
2013/8/6 22:59
七倉で脅され?ました
wasykaさん、初めまして

最初登山届を出した時に橋が流出したことを初めて知らされ、
場合によっては腰ぐらいまでの水量があるかもと言われました。
渡渉が難しいようだったら戻っておいでと言われ、顔が真っ青に。
実際はだいぶ水が引き始めていたので、靴が濡れることなく渡れてホッとしました。

今年の天気は予想が難しいですね。
土曜日は晴れて、これでようやく安定した夏空と思いきや、日曜は一転して悪天。
土曜と日曜では登山の印象が全く変わってしまいます。
2013/8/6 23:05
北ア満喫ですね
hirokさん、こんにちは。

最終日の天気は残念でしたが、北ア満喫ですね。
100高山、残り6座ですか。私もいくつ登っているか
カウントしてみようと思いました

裏銀座からのコース、静かですよね。
南真砂岳はまた登りたいと思っています。
そして、赤牛岳。気になる山ですが、なかなか
この山を通るルートが計画できません。近いうちに
と思うのですが。。。

ようやっと天気が安定してくるようですね。
明後日はどうしようか、悩み中です。(北海道から
帰ってきたばかりですし。。。)
2013/8/8 12:49
赤牛岳、是非!
youtaroさん、こんにちは

北海道に行っていてレス遅くなりすいません。
涼しさからのギャップに体がついていけないです。。。

この週末は夏山ピークに近い時期かと思いますが、裏銀座は人少ないですね。
登山口へのアプローチが悪いせいですかね
百名山の水晶岳から新穂高寄りはそれなりに人多かったですが、初日、2日目は我が道を行く的な感じで良かったです

南真砂岳は北鎌と硫黄尾根の絶好の展望台ですが、
きっと登る人少ないんだろうなあ、という感じですね。
お花畑もあって名峰だと思いますが。
赤牛岳も行きにくいので、歩いている人は非常に少なかったです。
水晶岳からの稜線は森林限界の上で展望が良いルートなので、是非チャレンジしてください。
車で周回しようと思うと、かなり難しそうですが
今回の山行で話した方の中で、烏帽子→水晶→赤牛→奥黒部→針ノ木谷→船窪→高瀬ダムを歩くという方が、いらっしゃいました。
youtaroさんでも2泊は必要そうですね。
2013/8/14 11:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら