記録ID: 329990
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
荒川三山〜赤石岳
2013年08月04日(日) ~
2013年08月06日(火)
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体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 18:53
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 3,399m
- 下り
- 3,408m
コースタイム
●8月4日(日)
08:50椹島〜09:52鉄塔横09:52〜10:33小石下10:33〜11:28清水平(昼食)11:50〜12:34見晴台12:39〜13:30駒鳥池13:30〜14:10千枚小屋(素泊まり)
●8月5日(月)
04:45千枚小屋〜05:26千枚岳05:31〜06:17丸山06:17〜06:45荒川東岳(悪沢岳)07:07〜08:14荒川中岳08:17〜08:28荒川前岳08:28〜09:27荒川小屋(昼食)09:56〜10:26大聖寺平10:26〜11:44小赤石岳11:44〜12:18赤石岳12:28〜12:30赤石岳避難小屋(宿泊)
●8月6日(火)
05:31赤石岳避難小屋〜06:49富士見平07:07〜07:26赤石小屋07:26〜08:36樺段08:36〜09:40椹島
08:50椹島〜09:52鉄塔横09:52〜10:33小石下10:33〜11:28清水平(昼食)11:50〜12:34見晴台12:39〜13:30駒鳥池13:30〜14:10千枚小屋(素泊まり)
●8月5日(月)
04:45千枚小屋〜05:26千枚岳05:31〜06:17丸山06:17〜06:45荒川東岳(悪沢岳)07:07〜08:14荒川中岳08:17〜08:28荒川前岳08:28〜09:27荒川小屋(昼食)09:56〜10:26大聖寺平10:26〜11:44小赤石岳11:44〜12:18赤石岳12:28〜12:30赤石岳避難小屋(宿泊)
●8月6日(火)
05:31赤石岳避難小屋〜06:49富士見平07:07〜07:26赤石小屋07:26〜08:36樺段08:36〜09:40椹島
天候 | 8月4日(日):晴れ→ガス→雨 8月5日(月):曇り時々晴れ 8月6日(火):雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙第一ダム夏期臨時駐車場(無料/150〜200台/6時前到着時駐車率は7〜8割程度) ●バス 東海フォレスト送迎バス ※東海フォレストの送迎バスは、東海フォレストの小屋(今回のルート上では千枚小屋・ 荒川中岳避難小屋・荒川小屋・赤石岳避難小屋・赤石小屋の5箇所)のいずれか1ヶ所以上に 宿泊(素泊まり可)した人を対象に往復無料で運行しているもので、テン泊のみは不可となります。 ※送迎バスの時刻表→http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 畑薙第一ダム夏期臨時駐車場(下山時、バスを降りてから下山届を提出する必要もありました)、椹島 【東海フォレスト送迎バスのルールについて】 送迎バスの乗車時に「宿泊施設利用券(3000円)」を宿泊の前金として購入。 東海フォレストが運営する宿泊施設、宿泊代金の一部として使うことができます。 下山時は、宿泊施設を利用した際に領収書をもらい、椹島の受付で領収書を見せます。 【コース状況】 ●椹島〜千枚小屋 椹島を出発するとほどなく林道に出ます。これを二軒小屋方面に進み、 滝見橋の手前を左折し吊り橋を渡り、ここから本格的な登山道に。 時折作業用の林道が見えたり、跨いだりします。 このルート、急登はありませんが標高1100mの椹島から2600mの千枚小屋まで、 ひたすら展望のない樹林帯の登山道を地味に登り続けます。 途中、清水平に水場あり。 見晴台は看板から少し上がると林道となっていてそこにベンチがあります。 駒鳥池を過ぎるとお花が増え始め、千枚小屋はもうすぐです。 ●千枚小屋〜荒川東岳(悪沢岳) 千枚小屋からは斜度のキツい登りとなり、ほどなく森林限界を越え、 40分ほどで千枚岳に到着。 千枚岳からは南アルプスの稜線歩きが待っています。 またこの時期の稜線上にはお花もたくさん咲いていて、楽しみながら歩くことができます。 千枚岳からは下りで、丸山との鞍部付近は痩せ尾根気味の岩場となっているので ちょっと注意が必要。 丸山を過ぎた辺りから岩稜帯となり、 大きな石の上を歩いて進んで行くと荒川東岳(悪沢岳)に到着です。 ●荒川東岳(悪沢岳)〜荒川小屋 荒川東岳(悪沢岳)からは一度大きく下り、登り返すと荒川中岳避難小屋が見えてきます。 荒川中岳避難小屋から中岳山頂はすぐそこ。 荒川小屋分岐を通り過ぎ、三伏峠方面に5分ほど歩くと前岳に到着。 分岐まで戻るとここから荒川小屋までカールを大きく下ります。 途中はお花畑がたくさんあります。 特に鹿の防護柵で保護された区間には圧巻の風景が広がっていました。 樹林帯まで再び降りてしばらく進むと荒川小屋に到着です。水場あり。 ●荒川小屋〜赤石岳 荒川小屋からは少しの区間、急登を登り返します。 再び森林限界に出ると山腹をトラバースするように緩やかな登りとなり、 広く開けたところに出ます。 ここが大聖寺平となります。この付近からの景色は見えるものすべてが広大で、 南アルプスの象徴のような場所に思えました。 大聖寺平を過ぎると小赤石岳の肩まで九十九折の本格的な登りとなります。 小赤石岳の肩から小赤石岳、そして赤石小屋方面への分岐までは緩やかな稜線歩きが続き、 最後にひと登りすると赤石岳に到着です。赤石岳から赤石岳避難小屋までは1〜2分。 ●赤石岳〜椹島 標高差2000mを一気に下ります。 山頂から砲台休憩所まではガレ場の急登を下り、 ここを過ぎると冬期ルートのラクダノ背を巻く トラバース道が続きます。この付近は桟道が多く慎重に進む必要がありました。 トラバース道から再び尾根筋に乗って少し登り返したところが 富士見平で絶好の展望台となっています。 富士見平から少し進むと樹林帯に入り赤石小屋に到着。 ひたすら下り、樺段を過ぎたあたりからは九十九折の急登を下っていきます。 最後に鉄階段を下ると椹島はすぐそこです。 【温泉】 白樺荘(500円) |
写真
感想
夏休み前半、念願の赤石岳&荒川三山に行ってきました。
テントは持たずに食糧とシュラフを持ち込んでの小屋泊まり。
天気はイマイチでしたが時おりガスが晴れるときもあり、
その一瞬の貴重な時間をとても大切にすることができました。
これから少し寝て夏休み後半の山行に出かけます。
感想は後日書こうと思います。
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コメント
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [3日]
悪沢岳(鉄塔横〜岩頭〜小石下〜清水平〜見晴台〜駒鳥池〜千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜悪沢岳、往復)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
お二人なら日帰りかと思いましたが、三日もかけてごゆるりと回られましたか
山頂でのガスは残念でしたが、さすがにお花畑は圧巻ですネ
三日目にこれだけ山が見られればOKでしょう
お疲れ様でした
hottenさん
こんにちは。
返信遅くなってしまいました。
北ア方面に出かけていました。
せっかくの夏休みだし、この後予定していた北アが
少々ハードな日程になりそうだったので、
ゆっくりしてきました。
2日目はご覧の天気だったので
「もう今日中に椹島に降りちゃおうか」と話していたのですが、
荒川小屋で明日の天気を確認すると、
3日目の午前は少し晴れ間が見える可能性があったので、
敢えて稜線上に留まりました。
おかげで、hottenさんのおっしゃる通り、
3日目は眺望が得られたのでOKでした!
コメントありがとうございます。
今回は悪沢・赤石、予想通りでした。(勝手に予想してますが
南ア南部の核心部、ゆったりと3日間。天気もピーカンよりも南アらしくて良かったのではないでしょうか。
昔話で恐縮ですが、私が初めて赤石に登ったのは37年前の1976年8月、今回とほぼ同じコースですが転付峠を超えて千枚小屋にたどり着くまで3日、荒川小屋では強風雨で停滞、結局5泊6日の山行になって苦しかった思い出が今でも残っています。
それから数回登りましたが、ここ10年くらい登っていないので、また登りたくなりました。
それにしてもいつもながら山行きがスマートですね。
私は最近予定通り行けないことが多く、精神力・体力とも鍛え直さないといけないと痛感しております。
また次の「ハードな北アルプス」楽しみにしています
yamaya1127さん
こんにちは。
コメントありがとうございます!
37年前ですか…でもおもしろいことに
楽々に登れた山よりも、シンドかった山の方が
後々、記憶に残り続けるものですよね。
yamaya1127さんの南ア核心部周回は、
きっとそういう山行の一つだったのではないでしょうか。
自分たちもこれからそんな山行をたくさんできればいいなと
志だけは高く持っていますが、
実際はやっぱり晴れがいいし、なるべくシンドクないのがいいなぁ(笑)
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