本州遠征、奥穂からジャンダルムを越えて西穂へ!
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- GPS
- 72:54
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,479m
- 下り
- 2,487m
コースタイム
8/02 涸沢ヒュッテ6:37−7:53ザイテングラート取付7:59−9:10穂高岳山荘11:24−11:44涸沢岳12:42−13:06穂高岳山荘
8/03 穂高岳山荘5:00−5:41奥穂高岳6:00−7:09ジャンダルム7:18−8:52天狗のコル9:07−9:34天狗岳(天狗の頭)9:43−10:33間ノ岳−11:56<P1>12:14−12:22西穂高岳12:26−13:38西穂独標13:56−円山14:30−14:43西穂山荘
8/04 西穂山荘7:16−9:21上高地
天候 | 8/1 雨のち晴れ 8/2 曇り時々晴れ 8/3 快晴のち曇り 8/4 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
8/05 上高地9:20<バス>11:17松本12:00<特急あずさ>14:41新宿−羽田16:50<HD31便>18:10新千歳空港 |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥穂〜西穂間は国内最難関コースだそうですが、あくまでも一般登山道としてです(^_-) 岩稜のコースはクライミングの素養があれば問題なしですが、 高度感に体がビビります。緊張感を持続することに疲れると危ない(=_=) ルートファインディングの感も必要かな、。 涸沢から穂高岳山荘の間の雪渓は柔らかく、ステップもあるので問題なし。 |
写真
感想
岩・壁仲間のマチャコさんと、槍・穂高に行きたいねと相談してたら
岩ベテランのオッキーさんが、私も行ってみたいと。
オッキーさんが一緒なら、ジャンダルムに行けるねと急遽決まった遠征です。
マチャコリーダー計画のルートは、余裕もあり最高でした。
宿の手配からバスの手配、マチャコリーダーいろいろありがとうです!
7/31 余裕をもって18時千歳発の飛行機です。搭乗口で待つもなかなかアナウンスがない。
機材がドウタラコウタラで欠航。ヒェ〜、19時の便が残席少ないのを見てたので
二人の搭乗券を預かり、窓口へ走る! うまく19時の便に振り替えてもらった。
迷惑料一人¥1000券を頂きました。慌てふためき、荷物を回収して19時発の搭乗口へ。
ところが、航空ショーの準備で滑走路がドウタラコウタラで40分遅れに(+_+)
新宿23時発のアルペン号に間に合うんだろうか。
迷惑料でお水・ポカリ・パンなどを買い求め、飛行機へ。
羽田からあわてずでも迅速に新宿へ。ギリギリに間に合いました。やれやれです。
8/01 アルペン号はほぼ満席です。寝たような寝てないような頭で上高地に着くと土砂降り。
またも、ヒェ〜だわ。天気予報では回復傾向だったので、渋る二人をせっついて、
小止みになった時に出発です。一時間もしないうちに晴れて良かったです。
しかし韓国人の多さにビックリ。賑やかなので、ひときわ目立つし(-"
横尾までは林道あるき。本谷橋を渡ってやっと登山道です。前後に人が見える感じの中を歩きます。
涸沢ヒュッテ、写真で見たのと同じで素晴らしいロケイション。
安着ビールがメチャウマでした。ビールが旨すぎたのか、マチャコさん夕食で食欲がない。
たぶん高山病かな。でも、少し経ったら半分ほど食べれたので良かったです。
次の日の朝食も完食だったし。
8/02 涸沢ヒュッテから北穂経由で登りたかったのですが、ジャンダルムに
体力を残しておきたいという二人に拒絶され、ザイテングラード経由です。
あっさりと穂高岳山荘着。受け付けは10時からということで、しばしノンビリ。
お布団一枚に二人と言われたけど、結果一人に一枚でした!(^^)!
ガスが薄くなった頃を見計らって涸沢岳へ。途中でライチョウの親子にあって感激。
夕食後、雲も晴れ夕焼けタイム。夜も星が綺麗だったらしいけど、寝てました。
8/03 The Day! 朝日が最高!晴れて良かった。前日、雨っぽい中を西穂から来た人が
心底疲れ切って到着してたので、雨で岩が濡れていたら中止と決めていました。
奥穂への登りも見た目ほどきつくない。張り切って先頭を行くオッキーさんに
ガシガシ着いて行ったら、頭が痛くなってきた。そうです、ここは標高3千を超しているんです。
高山病になったら大変なので、ゆっくり登ることに。
奥穂の頂上も韓国人を含め、賑やか。でも、韓国人GRPは前穂のコースへ行きました。
ジャンダルムへ行く前に、山荘で作ってもらった朝食の朴葉寿しで腹ごしらえです。
でも、緊張で胃が小さくなっているのか、あまり食欲がないです。
少しだけ食べて、あとはチョコを少し。
オッキーさんを先頭に、ゆっくり着実に進みます。
西穂までの岩稜地帯、アップダウンの連続です。でも、岩場の手がかりの少ない所には
クサリもあるし、クライミングの心得があれば特別難しいと言うことはないです。
ただ、うっかりミスは死につながるので、緊張感を持続させるのが大変かも。
山泊の縦走でも、この頃は筋肉痛にならないのに、今回はなりました。
アップダウンと岩のよじ登りで、腕や肩の周りも、とっても疲れた感が残りましたね。
マチャコさんが言ってたけど、すれ違った男性が先頭を行く私を不安そうに見ていたそうです。
オバサマ3名GRPは、このルートに不釣り合いだったのかな(^_-)
この日、すれ違った人は15名ぐらい。ガイド登山の方が多かったかも。
奥穂から西穂に向かったのは20名ぐらいいたのかな。追い越されたのは一桁。
追い越したのは2名だけでした。
間ノ岳を過ぎたあたりで、一人先行させてもらったけど、緊張感が
何とも言えず楽しかった。西穂に着く少し前からガスの中になってしまいましたが
岩は乾いているので何の不安もなかったです。「P1」と書いてある所に着くと
西穂山頂の喧騒が聞こえる。しばしここで二人を待ちます。朴葉寿しもここで完食。
3人そろって西穂へ。やったね、ここからは普通の人(?)も登る山道です。
うっかりミスがないよう、下って終わりです。西穂山荘の前は、賑やか。
テン場も満杯です。とりあえず、何はなくともビールとソフトクリームで安着祝い。
土曜日とあって、山荘は溢れんばかり。布団一枚に二人と言われましたが、
結果、二枚に3人の感じでした。
8/04 前日、ジャンダルムで満足したので、焼岳はやめて上高地へ降りようと決めていたので、ノンビリ出発です。
登る人とずいぶんすれ違いましたね。上高地アルペンホテルのハイカーズルームに
マチャコリーダーが予約を取ったので、とりあえず向かいます。リュックを預けて
ノンビリ散策。さすが上高地、賑やかですわ。
上高地アルペンホテルはとっても良かったです。美味しいし安いし、気に入りました。
8/05 朝から土砂降り。仕舞っていた合羽を着てバスターミナルへ。
松本は雨もなく良かったです。
マチャコさんの山仲間情報で、駅前の金券屋で新宿までのJR券ゲット。2千円ほど安く買えましたよ。
羽田に着いて、航空券担当の私が手続きにカウンターへ。
千歳からの飛行機のトラブルをチクチク責めて、早い便に変更をお願いしました。
型通りの「安い変更不可のチケットなので、できません。」
ここでワタクシ、静かにクールに新宿からのバスにもう少しで乗り遅れそうになり
大変だったと訴え、欠航・遅れに関してはすみませんの一言で終わらせ
早い便への融通もきかせれないんですかと、クレイマーもどきになりましたわ。
あくまでも静かに品よく責めました! やったー、早い便に変更してもらったぜ。
そんなこんなで、すべて順調に予定通り以上に終わった本州遠征でした♪
岩ベテランのオッキーさんがメンバーにいるだけで、どれだけ心強かったか。
高所嫌いのマチャコリーダーも、恐いと一言も漏らさず(^_-)頑張りました。
ジャンダルムを越えたことが私達の自信になりますね。
流石は日頃、北海道の岩場で
今年の北アルプスは雨が多くて残念です
僕も三度行って二度土砂降りの中歩いてますから
そろそろ
国内最難関コースと言われているけど、一般登山道としてですものね。
バリエイションルートじゃないので、思っていたほど困難でもなく、
でも、細かいアップダウンと長丁場の緊張にヘロヘロになりました
土砂降りの中、2度もですか!?!
前日は雨っぽくて、西穂から来た人が、もう二度と雨の中は
歩きたくない。死にそうだったと言っておりてきましたよ。
岩稜は濡れると、難易度が一気にアップです。
私たちも、雨なら中止と決めていたので、晴れて本当にラッキーでした
北アルプス、いつもは晴れが多い時期なんですよね、。
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