槍ヶ岳〜奥穂・ジャンダルム・西穂

2013年08月10日(土) ~ 2013年08月14日(水)

• GPS: 97:00
• 距離: 26.5km
• 登り: 3,005m
• 下り: 2,051m

コースタイム

8/9深夜発

新穂高温泉に到着、ロープウェイに近い駐車場は満杯
鍋平園地駐車場に車を停める。


8/10

6:23　鍋平園地駐車場　出発

8:50　ロープウェイ駅

10:22　穂高平小屋

12:03　白出沢出合

14:19　滝谷出合

16:13　槍平小屋（テント場にて宿泊）

（8/11）

4:37　槍平小屋 出発

5:59　水場

7:21　千丈分岐点

10:12　飛騨乗越

11:38　槍ヶ岳 （山頂）

12:22　槍ヶ岳山頂小屋

12:41　飛騨乗越

15:25　中岳

16:03　水場

16:53　天狗原分岐

17:21　南岳

17:29　南岳小屋（テント場にて宿泊） Kさんと落ち合う

（8/12）

4:58　南岳小屋　出発

7:16　A沢のコル

9:03　北穂高小屋

10:52　北穂分岐

12:46　最低コル

14:36　奥穂高小屋（テント場にて宿泊）

（8/13）

4:33　奥穂高小屋

5:30　奥穂高岳

7:25　ジャンダルム

9:21　天狗のコル

14:13　西穂高岳

17:20　西穂山荘 （テント泊）


（8/14）
6:00　西穂山荘　出発

7:00　西穂高口（ロープウェイ）始発7:15（夏ダイヤ）

しらかばだい

天候

毎日晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新穂高温泉の駐車場は夜中から満車でした。
鍋平無料駐車場に車を停めてGO　
ロープウェイに近い駐車場になると、1日300円〜の駐車料金がかかるようです。

コース状況／危険箇所等

道の状況

槍ヶ岳〜奥穂〜西穂の縦走はやはり危険個所がいっぱいです。

大キレットやジャンダルム以外の場所も一歩間違えば・・・

というところが多いです。

下山後はひがくの湯というところに入りました。

朝からやっているのでうれしい温泉です。

ご飯もおいしかったです。

写真

鍋平園地の案内図。新穂高温泉には車を停められませんでした。

鍋平園地無料駐車場です。ここから新穂高温泉やしらかばだいにはちょっと距離があります。

8/10 7:19

停められず、路駐している車・・・

8/10 8:10

新穂高温泉の駐車場は夜中のうちから満車です。

8/10 8:50

ロープウェイ駅に到着！！ここからスタートです。

8/10 9:06

しばらくいくと登山道らしくなる。

8/10 9:22

車両通行禁止の林道を歩きます。橋を渡っているのは、今回の仲間N君です。

8/10 10:22

重いザックに耐えきれず、穂高平小屋にて休憩

8/10 10:28

かき氷イチゴ+練乳いただきました。

8/10 10:47

飲料とトマトを冷やしている。氷の文字か頼もしい。

8/10 12:02

ここから奥穂へいけるルート。アイゼンがないといけないようだ。

8/10 12:03

白出沢ルート7時間を行くのは今回はナシです。
ちなみにこのルートは10本爪以上のアイゼンがいるようです。

8/10 12:05

工事のテントがありました。休憩所にもなっているようです。

8/10 12:07

ココは増水すると渡れません・・・

8/10 12:28

現在の温度は25度。夏ですねぇ。

8/10 12:56

ブドウ谷です。

8/10 14:19

滝谷避難小屋です。出るとのうわさも…

8/10 14:25

つめたい雪解け水です。

8/10 14:28

滝谷避難小屋をもうすこし・・・

8/10 14:29

滝谷避難小屋　中の様子。なんとなくここで寝る気にはなれませんねぇ。

8/10 14:41

板が渡してある橋。増水してなくてよかった。

8/10 16:13

槍平小屋が見えた！今日は楽勝のつもりが、結構時間をオーバーしてしまった。

8/10 16:50

黄色のツェルトとオレンジのエアライズが今日の寝床です！私はエアライズで、N君はツェルトです。大丈夫かなぁ・・・

8/10 16:51

水は右の蛇口からいただける。
水場があるテント場は今回の行程では
ここだけだ。

8/10 16:52

板の張ってある広場。寝っ転がって本を読んでいる人もいた。ロープの講習を夕方やっていた。
夜はここでウィスキーいただきました。

8/10 17:11

晩御飯を作りながら、ビールを飲む。定番のベーコンをつまみに。疲れているとしょっぱいものがほしくなる。

8/10 17:20

今晩はベーコンの油を使ってナポリタン+ベーコンです。スパゲティーは水を使える場所で食べておこう。

8/10 20:55

星空がきれいです。写真だとお伝えしづらい・・・

8/10 21:10

21:07の時点で20度と下界に比べると涼しい。しかし、ダウンの寝袋だと暑い。

8/11 3:27

朝のご飯は、鮭と白飯、中華スープ。米は1kgも持ってきているので、今後は朝晩は米を食べる予定。

8/11 4:37

明るくなってきたと同時に槍平小屋をあとにする。

8/11 5:59

地図にはない水場発見。水は今のところいらない。

8/11 7:23

千丈分岐に到着。槍ヶ岳には千丈乗越からも行けるが、今回は南岳方面に抜けるので、飛騨乗越へ向かう。

8/11 8:03

太陽が高くなって、だんだんと暑くなってきた。このあたりは緑もいっぱい。

8/11 9:27

9:24で25度　急坂で高度は上がっているのに、気温もあがる。

8/11 10:12

飛騨乗越到着。この後南岳に向かうため、ここで荷物を置いて、空荷で槍を攻める。

8/11 10:15

殺生ヒュッテを望む。

槍に登る。直登で下を見ると怖い・・・

8/15 18:25

山頂付近は渋滞してます。

8/11 11:38

槍ヶ岳山頂到着！！山頂には団体がいてなかなかハシゴ場から降りられませんでした。

8/15 18:26

テント場はこの時間で満杯です。どうせテント張るなら景色の良い槍ヶ岳山荘で張りたいね。

飛騨乗越でお昼を食べる、昨日の残りのベーコンとフランスパン。

8/11 13:39

南岳に向かう途中で振り返ると槍ヶ岳。このあたりはすっかり岩場です。

8/15 18:28

どこから見てもサマになる山ですねぇ。雲と相まって幻想的な風景です。

8/11 15:03

南岳に向かう途中にもハシゴ場がありました。

8/11 15:23

大喰岳〜南岳へ、途中中岳を登る。大喰岳の山頂のプレートはどこにあるのかわからなかった。

8/11 15:24

槍ヶ岳をバックにして撮影。こちらが槍ヶ岳です！！

8/11 15:25

中岳山頂からの槍ヶ岳。雲が夏っぽい。

8/11 16:03

中岳を超えると水場があります。ルート上にあるので、槍ヶ岳側から来る方は汲んでいった方がよいと思われます。

8/15 18:30

ここの水場は雪解け水なので、冷たくてとってもおいしい。

8/11 16:53

天狗原分岐。日が落ちてきました。

8/11 17:21

南岳山頂にて。ここから南岳小屋まで5分位です。

今日の宿泊地南岳小屋に到着！！

8/11 17:46

水は1リットル200円。中岳付近の水場でたっぷり補給したので、不要です。

8/11 18:29

テント設営完了！！
今日の夕食はグリーンカレーとハンバーグ。
うまし！！

8/11 18:42

夕日がきれい！！すっかりいい時間です。

8/11 18:42

ウィンナーとやっぱりビール！
ここで途中参加のK君と落ち合う約束になっているのだが・・・

8/11 18:47

夕日が沈む〜〜〜ころK君はすでにテント場にいたことが判明。無事に合流できた。

8/11 18:48

トイレの様子、チップは200円のようだ。攪拌機がついている。

8/12 3:18

南岳小屋と星空。このテント場は高度が高いので、とっても寒い・・・ダウンの寝袋が役に立った。ツェルトでしのぐのは無理とのことで、N君は私のテントで一緒に寝る。

8/12 3:38

朝は生姜焼きとご飯。どうしても芯がのこるので、生姜焼きの汁と一緒にご飯を炒めた。

8/12 4:42

朝の南岳小屋の様子。あわただしい感じがします。

8/12 5:05

南岳を出発すると、すぐに大キレット攻略だ！！

8/12 5:06

まずは北穂を目指す！

8/12 5:20

大キレット攻略の最初は下りから。

8/12 5:20

岩下りというべきか・・・N君とK君の雄姿！

8/12 5:33

ハシゴ場があります。

8/15 16:48

おーおーよくそんなところ下りるよね・・・というくらい危険な個所ばっかり。

8/12 7:16

A沢のコルにて休憩。このあたり、昨日滑落した人がいるとの情報が・・・聞きたくなかった。

8/12 7:58

コルから先は上り中心。上りも下りもキツイ。

8/12 8:16

北穂高小屋が見えた！！
結構距離あるけどね・・・

8/12 9:03

北穂高小屋に到着。小屋の前のテーブル席はいっぱいでした。

8/12 9:10

ペプシをいただく。北ホTシャツと手ぬぐいも購入！！フルーツ缶450円も買ってしまった。

8/12 9:35

北穂高岳より槍ヶ岳を望む。岳ではよく描かれたシーンかも・・・

8/12 10:33

次の目的地、奥穂を目指す。

8/15 16:50

北穂分岐、涸沢に下りるのもアリたが、今回は西穂まで行く！！

8/15 16:51

鎖場です。大キレットを抜けても危険個所のオンパレード。

8/15 16:51

こんなところを登ったり下りたり・・・

8/12 12:46

最低コルってすごい名前だ。

8/15 16:52

下って登る。それが縦走の醍醐味です！

8/12 14:04

涸沢岳に到着！！結構暑くて水を飲みました。3リットルは飲んでいる。

今回のメンバーで記念撮影
私・K君・N君

8/12 14:36

奥穂高山荘に到着。すごい混みようでした。
テント場はいっぱいでヘリポートも解放していました。

8/12 14:37

水は1リットル150円。南岳小屋よりは安いです。
もちろん購入、4リットル！

8/12 15:53

明日攻める山々に乾杯！
夕食は、鶏スモークとご飯。写真なし。

8/12 20:51

21時くらい温度は15度、N君はK君のテントで寝ることになりました。

8/13 2:24

夜中2時で温度は10度。冬並みに寒いです。

8/13 4:15

K君とN君の出発の様子。MSRのテントの寝心地はよかったのかな？

8/13 4:33

朝の空と涸沢の明かり。

8/13 4:33

朝の奥穂高山荘の様子。トイレの脇までテントが張られていました。

8/13 5:25

奥穂からジャンダルムを望む。

8/13 5:25

あんなところ歩いてるよ・・・馬の背ってやつですね。

8/13 5:30

奥穂高岳山頂にて、朝焼けを見ました。

いよいよジャンダルムへ！！ガスもかかっていないので、最高のコンディションです。

8/15 18:56

あんな岩場から落ちたらひとたまりもありません。集中力を切らさないように！

8/15 18:57

ザックが重いと本当に危険です。20kgのザック一番重い水をど真ん中に入れてバランスを取りやすくする。

鎖場もあります。

8/15 18:57

あのとんがりの上にジャンダルムの標識があります。

8/15 18:58

×がついているのに、こちらから登っている人がいました。

8/13 7:03

危険なところから見る景色は素晴らしいものがあります。

8/13 7:03

墨絵のように重なる山々の姿がきれいです。

8/15 19:00

ジャンダルム到着！！N君は14日から仕事なので、ここから別行動で急いで帰ることとなりました。

8/15 19:00

念願のジャンダルムで記念撮影。来たかいがあった。

ジャンダルムと奥穂高岳。

8/15 19:01

ジャンダルムから少し離れたところで、休憩！
カニ雑炊をいただきました。

8/15 19:01

西穂までの道のりは、遠いです。危険個所もたっぷり・・・

8/15 19:03

直登ばっかり・・・結構腕の力も必要ですね。

8/13 12:43

あっという間にガスってきました。山の天気は変わりやすい。

疲れているところに通りかかったトレラン風のお兄さんにアメを分けてもらいました。その名も応塩飴。元気が出ました。

8/13 14:13

西穂高岳にて撮影、
手ぬぐいとTシャツは北穂です(笑)

8/13 14:47

ライチョウ発見！結構近づいても逃げません。

8/13 14:47

動きがカワイイ。

8/13 16:19

山の天気は変わりやすく、ガスがひどくなってきた。

8/13 18:13

西穂山荘に到着。この時間ではロープウェイには乗れません。食料も尽きていたので、トン汁とおでんをいただいて夕食としました。

8/13 19:04

西穂山荘の様子。ゴールデンウィークに来たことがあったが、大分雰囲気が違う。

8/13 19:11

テント場はいっぱいで、やはりヘリポートも解放していました。

8/14 4:16

ここのラーメンがおいしいとの評判だけど、15:00までかぁ・・・

8/14 4:30

朝は余っていた雑炊を食べる。

8/14 5:19

雨でも降ったか・・・というくらいの結露。撤収がたいへんでした。

8/14 7:12

ロープウェイの駅にて始発（7:15）を待つ。

8/14 7:34

しらかばだいらにて駐車場を目指す。

8/15 19:14

下山後の温泉は、ひがくの湯。うまい棒が食べ放題だ。ヤマレコ割引なるものがあるようだが・・・

ひがくの湯の様子。この時間だと貸切です。

食事処があったので、飛騨牛焼肉定食2300円なりをいただく。食べたかったそばも食べれて満足です。

撮影機器：

EOS Kiss X50 CANON

EXILIM G EX-G1 カシオ

ARROWS Me F-11D FCNT

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

予備電池

1

1/25,000地形図

1

ガイド地図

1

コンパス

1

笛

1

筆記具

1

ライター

1

ナイフ

1

保険証

1

飲料

1

ティッシュ

1

三角巾

1

バンドエイド

1

タオル

1

携帯電話

1

計画書

1

雨具

1

防寒着

1

スパッツ

1

手袋

1

ストック

2

ビニール袋

1

替え衣類

1

入浴道具

1

シュラフ

1

シュラフカバー

ザックカバー

1

クマよけ鈴

1

食器

1

水筒

1

時計

1

日焼け止め

1

非常食

1

共同装備

テント

1

テントマット

1

ツェルト

ランタン・マントル

コンロ

1

ガスカートリッジ

2

コンロ台

1

コッヘル（鍋）

2

ローソク

ファーストエイドキット

1

医薬品

1

ラジオ

トランシーバ（使用帯）

カメラ

1

ビデオカメラ

ポリタンク

天気図用紙

車

1

感想

mutsumi623

前からあこがれていたジャンダルム

無事に行けてよかったです。

途中、会う人にその荷物で大丈夫か？と言われて

不安になっていましたが、バランスよく荷物を積めば

テント泊、70リットルのザックでもジャンダルムは

超えることができます。

とはいっても、バランスを崩しやすいので細心の注意が必要なことは

いうまでもありません。

大キレットとジャンダルム両方を体験してみて、

個人的な感想としては、大キレットの方が怖かったです。

前情報がジャンダルムの方がたくさんあって、

大キレットは侮っていたからかもしれません。

いろいろ情報くれた方々ありがとう！

このプランに参加してくれたN君、K君ありがとう。

奥穂も槍も一度上高地から登っていましたが、

ルートが違うとまた新鮮ですね。

また一つパズルのピースが埋まった感じがします。

動画は、槍ヶ岳に登っているときにたまたま来たヘリの動画です。


槍ヶ岳山頂小屋のヘリ！