白馬・雪倉・朝日岳(北アルプス)
- GPS
- 55:25
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 3,102m
- 下り
- 2,901m
コースタイム
猿倉06:15−07:22白馬尻小屋−07:40白馬大雪渓(アイゼン装着)07:50−10:35大雪渓終了−葱平−13:15水場13:30−14:50白馬頂上宿舎−15:20白馬山荘
白馬山荘15:45−16:05白馬岳16:20−16:35白馬山荘
8/12(月)
白馬山荘04:30−04:48白馬岳(御来光)05:15−05:50三国境−06:25鉱山道分岐−07:16雪倉岳避難小屋07:30−08:24雪倉岳08:40−10:36小桜ヶ原−11:00水平道分岐11:15−13:12朝日岳13:35−14:25朝日小屋
8/13(火)
朝日小屋04:45−05:35雷鳥撮影タイム05:45−05:55朝日岳06:10−06:42吹上のコル(栂海新道分岐)−08:40花園三角点水場08:50−10:15白高地沢出合10:35−11:39瀬戸川架橋−12:34兵馬の平−12:45アヤメ平−13:38蓮華の森−13:25朝日岳登山口−13:40蓮華温泉ロッジ
天候 | 8/11(日) 晴時々曇 8/12(月) 快晴 8/13(火) 晴時々曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8/10(土) 新宿(都庁駐車場)23:00−(毎日アルペン号)−/ 8/11(日) /−05:30白馬猿倉 復路 8/13(火) 蓮華温泉16:05−(路線バス)−17:20糸魚川駅18:43−(はくたか23)−19:59越後湯沢駅20:09−(MAXとき348)−21:20東京駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 危険個所は特になし。とにかく、どこもかしこもお花畑の楽園コース! ロングコースで、行程中に小屋が少ない(小屋どうしが離れている)ため、体力は必要。 ■猿倉〜白馬岳(大雪渓コース) 大雪渓については杓子岳方面からの落石に注意(特に雨後など)。 →杓子岳の斜面より絶えず落石の音が響いています。 8月中旬ということもあり、クレバスもあって秋道を通る箇所あり。 アイゼンは4本爪でもよいが、6本爪のほうがスリップしないのでベター。 6時間程度のコースタイムのところ、休憩入れて9時間。反省! 標高差1,700辰亘魅▲襯廛梗舁彭佻では笠新道の1,800辰房,杏弦盧后 剱岳の早月尾根2,200辰亙務覆箸靴討癲合戦尾根やブナ立尾根よりはキツイ!? ■白馬岳−雪倉岳 気持ちの良い稜線歩き。 砕石(浮石)の踏み外しによる捻挫等には注意。 雪倉岳避難小屋にトイレあり(屋内)。 ■雪倉岳−朝日岳・朝日小屋 一旦樹林帯まで大きく下るので、スリップ等に注意。 朝日岳へは展望のない樹林帯の急登の後、なだらかな登りとなる。 朝日小屋への下りも残念なくらい大きく下る。 水平道はアップダウンを繰り返す道で約2時間余りとのこと。 雪渓も残っていて、山頂経由より少し短程度。 ■朝日岳−蓮華温泉 山頂より吹上のコルまではザクザクのザレ場の下り。 コルより花園三角点まで道はぬかるんでいる(晴れててよかった)。 雨が降ると沢地の横断など要注意となりそう。 コルよりすぐのところに雪渓が残る(アイゼンは使用せず)。 とにかく距離が長い(約10)。 山頂より瀬戸川まで1200辰らい下って、また蓮華温泉まで300壇个襦 はっきり言って、下りきった後に2時間もの登りがあるなんて「ドS」だ! 山小屋情報 ■白馬山荘 http://www.hakuba-sanso.co.jp/hakubasanso/ とにかくでっかい小屋である。屋内は携帯通じず。 夏山シーズンとはいえとても空いていてゆっくり休めた。 夕食はハンバーグ(若干残念)。 ■朝日小屋 http://www.asahigoya.net/ 渋いディスティネーションだけあって山小屋らしい山小屋。 小屋内携帯通じず。 8畳間を4名利用というゆったりの状況も良かった。 ゴミは小屋で買ったものも含めてお持ち帰りのこと。 夕食は史上最高レベルの内容。 ホタルイカの沖漬、白身魚の刺身風昆布〆め、富山風おでん(ネマガリダケ入り)etc... ■蓮華温泉ロッジ http://w2.avis.ne.jp/~renge/ 日本秘湯を守る会の宿。入浴利用は800円。 とても浸かりたかった野天風呂があるが、ロッジから15分とのことで断念。 内湯はあまりに熱湯でこれまた断念。悲しい…。 ここでも携帯電話通じず。 |
写真
感想
毎月1山行の目標はどこへやら…GWの西穂独標&白馬八方尾根スノーハイク以来の山登りとなりました(つまるところ、今年のグリーンシーズン初登山)。
確かに天気の良い週末は仕事に追われ、遊びに行けそうな週末には雨が降る…といった悪循環が続いていたものの、結局は多分に怠惰に流れる自分の弱さのせい。
さて、この夏の目的地は白馬岳と朝日岳。
本来は7月に予定していたプランで、夏休みの目標は大雪・トムラウシ縦走か東北の朝日連峰縦走、はたまた南アルプス悪沢・赤石の縦走だったのだが、それらを実行するだけの充分な休みがとれなかったり、梅雨が明けなかったりで、延期に次ぐ延期の結果、こういうことになりました。
いざ出発!
と、思いきやいきなりのトラブル発生!
バスの集合場所に来てみたところで最も重要なアイテムであるカメラを持っていないことに気付く。すわ電車か駅に忘れたかー?と大いにアセる!!
出発を断念しかかったところで冷静になって考えてみると、家を出たところから持ってなかったぞ…と思い出し、バスの乗車場所を竹橋から新宿に切り替えてもらって大急ぎでタクシーで家まで取りに帰ることになった。
タクシー代を使った挙句にバスにも間に合わなくなるという非常にリスキーな選択だったが、何とかかんとか無事に出発することができた(タクシー代16,000円はあまりにもイタかったが…)。
それでもやはりカメラを取りに帰ったのは大正解。
3日間ともに晴天に恵まれ、18年ぶりとなる白く輝く白馬大雪渓、初めて歩く高山植物が咲き乱れる雪倉より朝日への縦走路の景観、それらを存分に写真におさめることができた(こうやってヤマレコにもUPできたし…)。
なかでも、なかなかシーズンにあわせて山に行くことができず、10年来出会えていなかったコマクサに出会えたのが、なによりも嬉しい出来事であった(梅雨明けが遅れたせいか、夏の花も秋の花も咲いている最高のめぐり合わせであった)。
普段の運動不足とウェイトオーバーのせいで、6時間ほどのコースタイムの大雪渓の登りに9時間以上もかかったのは(学生の頃は25圓硫拱を背負ってもコースタイム以内だったのに…まぁ、いまやその重さの分だけ肉として身に付けてしまっているからしょーないか…)、かなりお粗末で自信喪失な出来事ではあったが…。
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