裏銀座縦走・水晶岳 (高瀬ダム〜ブナ立尾根〜野口五郎岳〜水晶岳〜雲ノ平〜折立)

2013年08月11日(日) ~ 2013年08月13日(火)

• GPS: 54:57
• 距離: 40.4km
• 登り: 3,323m
• 下り: 3,238m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:19
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:52

5:45 高瀬ダム濁沢登山口
5:58 5:58 高瀬ダム テント場
6:13 6:19 ブナ立尾根取付
6:50 7:04 権太落し
9:24 9:33 三角点
11:07 12:10 烏帽子小屋
12:20 12:20 烏帽子ひょうたん池
15:37 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 3:06
• 合計: 9:55

15:37 野口五郎小屋
4:46 5:00 野口五郎岳
5:29 5:29 真砂岳
5:34 6:01 真砂岳分岐
7:13 7:19 東沢乗越
8:01 8:35 水晶小屋
9:06 9:12 水晶岳
9:38 10:19 水晶小屋
10:46 10:48 ワリモ北分岐
10:56 11:12 岩苔乗越
11:50 12:18 祖父岳
12:34 12:45 祖父岳分岐
14:25 雲ノ平山荘

3日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:05

14:25 雲ノ平山荘
4:46 4:52 奥日本庭園
5:10 5:10 アラスカ庭園
6:37 7:04 薬師沢小屋
7:12 7:12 カベッケが原
7:56 7:56 第三徒渉点
8:15 8:16 第二徒渉点
8:21 8:32 第一徒渉点
9:22 9:56 太郎平小屋
10:13 10:13 太郎兵衛平
10:27 10:27 五光岩ベンチ
11:15 11:15 積雪深計測ポール
11:33 11:33 青淵三角点
11:56 11:56 太郎坂
12:36 12:39 十三重之塔 慰霊碑
12:39 折立

8/11 七倉山荘[05:30]−(タクシー)−[05:45]高瀬ダム[06:00]…取り付き水場[06:06]…権太落とし…三角点[09:25]…[11:30]烏帽子小屋[12:10]…三ッ岳[13:50]…[15:35]野口五郎小屋(泊)

8/12 野口五郎小屋[04:30]…野口五郎岳[05:00]…真砂分岐[05:37]…東沢乗越[07:13]…水晶小屋[08:30]…[09:00]水晶岳[09:07]…水晶小屋[10:15]…ワリモ北分岐[10:45]…[10:55]岩苔乗越[11:10]…[11:50]祖父岳[12:15]…テン場分岐[12:48]…雷岩[13:35]…[14:00]雲ノ平山荘(泊)

8/13 雲ノ平山荘[04:30]…アラスカ庭園[04:50]…木道末端[05:35]…[06:45]薬師沢出合[07:05]…左俣出合[08:25]…[09:20]太郎平小屋[09:55]…五光岩ベンチ[10:26]…三角点[11:22]…[13:35]折立

天候

3日間とも晴
気温は稜線で15度前後

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

8/10に七倉山荘で宿泊。信濃大町駅からここまでは宿手配の乗合タクシー(1,700円)で移動。
8/13は折立から富山地鉄バスに乗車。亀谷(かめがい)温泉まで2,250円也。本数少ないので注意。

コース状況／危険箇所等

- ブナ立尾根の取り付きも梯子や階段が整備されているので、歩きやすくなっている。
- 懸念の水晶岳頂上までの稜線で崩壊していた場所に(いつからか)梯子がかかっていたので、通過は難しくなくなっていた。

なので、全般的に危険な箇所はなし。

写真

8/11 5:09

七倉山荘正面。改装して奇麗でした。

8/11 5:09

こちらは七倉尾根

8/11 5:15

タクシーが列を成して並んでいます

8/11 5:22

七倉尾根に日が当たり始めた

8/11 5:27

8/11 5:33

ロックフィル式で東洋一規模の高瀬ダムが見えてきた

8/11 5:38

これから登るブナ立尾根

8/11 5:38

高瀬ダム湖からの風が涼しい

8/11 5:42

出発。まずはトンネルに向かいます。

8/11 5:49

トンネルを抜けたところ

8/11 5:49

直に吊り橋があります

8/11 5:50

結構長さがありますが、思ったより揺れません

8/11 5:51

吊り橋からダム湖方面を撮ってみる

8/11 5:51

吊り橋から不動沢上流を撮ってみる

8/11 5:53

吊り橋を渡ったところにあるキャンプ地

8/11 5:56

燕岳方面もよく見えている

8/11 6:01

濁沢の滝

8/11 6:02

濁沢にかかるロックフィルの橋。これなら頑丈だ。

8/11 6:02

濁沢の流れ

8/11 6:04

橋を渡って取り付きまで歩く

8/11 6:06

いよいよ尾根の取り付きが見えてきた。水場はこの左手らしい。

8/11 6:08

8/11 6:15

登り始めは手すりがあるので、だいぶ楽になっている。

8/11 7:24

番号が振ってある。最初は12らしい。

8/11 8:11

最初の休憩ポイント

8/11 8:13

ちょっとした広場になっている

8/11 9:23

次に三角点到着。暑い。

8/11 9:23

8/11 9:41

途中にタヌキ岩と呼ばれる大岩が出現

8/11 9:41

8/11 9:51

だいぶ登ってきた。

8/11 9:51

正面の船窪峠と右手の七倉岳がよく見える

8/11 11:37

烏帽子小屋に到着。展望は良い。前方に赤牛岳が見える。

8/11 11:38

こちらはニセ烏帽子

8/11 11:38

烏帽子小屋の入口。あまり変わっていない。

8/11 11:38

まずはお疲れさま。お昼ご飯を頂きます。

8/11 12:12

野口五郎の小屋に向かって移動開始

8/11 12:12

ようやく余裕が出てきたので、本日のパーティーメンバーを撮りました

8/11 12:14

奥には大天井岳が見えてきた

8/11 12:19

キャンプ地の先にあるひょうたん池

8/11 12:26

立山・五色ヶ原が見えてきた

8/11 12:37

高瀬ダム湖を見下ろす

8/11 12:37

三ツ岳への登り

8/11 12:40

特徴ある烏帽子岳が見えてきた

8/11 12:47

訥々と歩きます

8/11 12:48

途中、コマクサの群落に合う

8/11 12:55

日陰がないが、風が通るこの場所でちょっと休憩。

8/11 13:20

8/11 13:24

まもなく三ツ岳の頂上稜線

8/11 13:25

三ツ岳の頂上稜線に出た。ここからは小刻みのアップダウン。

8/11 13:25

槍ヶ岳も見えてきた

8/11 13:26

立山三山、剱岳も見える

8/11 13:26

烏帽子岳から針ノ木岳への稜線もしっかり見える

8/11 13:26

薬師岳も晴れているぞ

8/11 13:26

かつて通った、越中沢岳とスゴの頭(ズコ)。晴れているのを見たのは初めてかも。

8/11 13:53

おっ、水晶岳が見えた。双耳峰(今時なら猫耳)だから目立つ。

8/11 13:55

三ツ岳稜線は広くて迷いやすいのでケルンがあちらこちらにある

8/11 13:55

稜線ルートを先行しているHRSさん

8/11 14:01

花畑ルートを行きます

8/11 14:05

チングルマが沢山咲いていた

8/11 14:29

三ツ岳から野口五郎岳への稜線は少し幅の狭いところもある

8/11 14:42

こんな感じの岩がいっぱい

8/11 15:24

このピークを越えると小屋にたどり着ける

8/11 15:31

ピークはだだっ広い砂地

8/11 15:32

正面が野口五郎岳のピーク

8/11 15:34

小屋が見えてきた

8/11 15:36

小屋への分岐

8/11 15:36

野口五郎小屋に到着

8/11 18:35

夕焼けに映える表銀座

8/12 4:25

2日目早朝。まだ太陽は出ていない

8/12 4:26

野口五郎岳の頂上にも日は当たっていない

8/12 4:52

野口五郎岳頂上からの槍ヶ岳方面

8/12 4:54

こちらは大天井岳・常念岳方面。富士山も薄ら見えている

8/12 4:58

太陽はまだかな...

8/12 5:04

水晶岳にもまだ太陽は当たっていない

8/12 5:04

取り敢えず先に進むため、頂上を後にします

8/12 5:10

やっと太陽が出た

8/12 5:10

水晶岳の稜線もようやく日が当たり始めた

8/12 5:10

赤牛岳も日が当たり始めている

8/12 5:11

暗闇からやっと五郎池が見え始めた

8/12 5:16

モルゲンロートで輝く水晶岳

8/12 5:32

槍穂の峰々、奥に乗鞍も。硫黄尾根が荒々しい。

8/12 5:37

竹村新道との分岐

8/12 6:01

槍をバックに撮ったけど暗いな...

8/12 6:07

東沢の稜線は花が多い

8/12 6:57

何かの目印になりそう

8/12 6:57

普通に水晶岳が見える

8/12 7:08

水晶小屋も見えた

8/12 7:13

東沢乗越到着。ここから水晶小屋まで登りが続きます。

8/12 7:36

この茶色いザレ場をトラバースします

8/12 7:45

稜線歩きを楽しみます

8/12 7:51

途中、ホシガラスがお出迎え

8/12 8:35

水晶小屋に着いたので、荷物をdepotして水晶岳に向かいます

8/12 8:37

本日のお宿、雲ノ平山荘も見える

8/12 8:37

黒部五郎岳の奥には白山も見える

8/12 8:37

奥には乗鞍岳も見える

8/12 8:42

一つ目の吊り尾根通過して水晶岳を撮ってみた

8/12 8:42

ちょっと逆光かな。

8/12 8:44

朝から歩いた稜線が丸見え

8/12 9:06

水晶岳(南峰)に到着。北側の北峰を見る

8/12 9:06

奥には白馬連山も見える。

8/12 9:08

いかがですか?

8/12 10:19

水晶小屋に戻り、先へ進みます。岩苔乗越や祖父岳が見えます

8/12 10:20

イワヒバリもお出迎え

8/12 10:46

ワリモ北分岐に到着。ここから岩苔乗越へ向かいます。

8/12 10:50

こちらは黒部川の源流域

8/12 10:52

岩苔乗越までの下り

8/12 10:54

薬師岳もよく見えます

8/12 10:55

岩苔乗越到着。源流まで水を汲みに行きました。

8/12 11:52

祖父岳頂上に到着。赤牛岳とRed Bullを掛けて :-)

8/12 12:19

頂上から雲ノ平への道

8/12 12:27

山荘が見えた

8/12 12:33

途中、雪渓通過があり

8/12 12:34

結構雪が腐っているので慎重に歩く

8/12 12:36

雪渓の下はチングルマが群生していた

8/12 12:36

とにかく花が多い

8/12 12:48

キャンプ地までショートカットをしようと思ったら、封鎖されていた

8/12 13:25

キャンプ地への分岐に到着。疲れたので、水汲みはお任せしました。

8/12 17:29

雲ノ平山荘到着。食堂兼談話室は小綺麗です。

8/12 17:31

夕食は10人席で食べる石狩鍋風粕汁でした。かなり美味しいです。

8/13 4:23

3日目夜明け。シルエット水晶岳を撮ろうと思ったら、ブレてしまった。

8/13 4:51

やっぱり逆光だった。

8/13 4:52

黒部五郎岳

8/13 5:03

槍ヶ岳はそろそろこの辺りで見えなくなる(はず)

8/13 5:47

薬師沢への下り。足場が悪いです

8/13 5:47

8/13 6:33

ようやく薬師沢の小屋の屋根が見えた

8/13 6:37

薬師沢小屋の水源地

8/13 6:38

最後の梯子を降ります

8/13 6:39

高天原との分岐

8/13 6:39

8/13 6:39

黒部川対岸から見る薬師沢の小屋。

8/13 6:40

滝の脇を通ります

8/13 6:41

この梯子を登って、

8/13 6:42

この吊り橋を渡って到着

8/13 7:11

薬師沢の小屋を出発。しばらくすると現れる花畑。ここからニッコウキスゲが多く咲いていた。

8/13 7:21

薬師岳方面

8/13 7:21

しばらく木道が続きます

8/13 7:27

途中、珍しいギンリョウソウが咲いていた

8/13 7:51

休憩中。

8/13 7:56

8/13 8:10

8/13 8:15

8/13 8:21

8/13 8:26

8/13 8:45

北ノ俣岳が見える

8/13 9:11

太郎平小屋が見えてきた

8/13 9:20

小屋と薬師岳方面

8/13 9:20

登ってきた沢筋を振り返る

8/13 9:55

太郎平小屋。殆ど変わっていない。

8/13 9:56

ここから最後の一踏ん張りです。

8/13 10:12

8/13 10:24

剱岳が見えた

8/13 10:26

8/13 10:40

有峰湖もよく見える

8/13 11:19

このスレートが出てくると樹林帯へ入って行く

8/13 11:22

三角点到着。多くの人が休憩していた

8/13 12:32

樹林帯の下り。長く感じた。

8/13 12:37

折立に到着。

8/13 12:38

お疲れ様でした。

8/13 14:11

番外編。折立からのバス乗車券。後程回収されるので、撮ってみた。

8/13 15:55

番外編。いまや折立〜富山間は直通バスがメインになってきたので、あまり使われなくなった有峰口駅。

8/13 16:01

番外編。有峰口駅舎全景。昔は小見駅だったらしい。

8/13 16:03

番外編。バスの乗り場が駅前から変わっていた。有峰口始発はないようですので要注意。

8/13 16:13

番外編。今時珍しく構内踏切に遮断機なし。

8/13 16:16

番外編。待合室は昔からのもの。戸口の高さが低い。

8/13 16:26

番外編。入ってきた列車は地鉄のオリジナル車輛。

8/13 16:28

番外編。有峰口駅を出るとすぐに渡る常願寺川。迫力あります。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

装備

個人装備

ザック

1

35〜45リットル程度

登山靴

1

レインウェア

1

透湿防水タイプ推奨

ヘッドランプ

1

予備電池も忘れずに

手袋

1

透湿防水タイプ推奨

帽子

1

透湿防水タイプ推奨

インナー上下

1

速乾性のもの

長袖シャツ

1

速乾性のもの

ズボン

1

速乾性のもの

厚手の靴下

2

予備含む

ストック

(may)適宜

タオル

速乾性のもの。汗拭き、入浴等

水筒

2

1.5〜2.0リットル

行動食

嗜好品

行動食を兼用できるように

非常食

行動食とは別に1日分ぐらい

地図

山と高原地図36 剱・立山

コンパス

筆記具

財布

エマージェンシーシート

first aids kitに同梱

携帯電話

モバイルバッテリー

薬

内服、外用、目薬など

耐熱コップ、箸、スプーン等

サングラス

1

(may)

熊鈴

1

芯なしトイレットペーパー

ティッシュペーパーの代用

時計

ホイッスル

健康保険証

アタックザック

(may)

サポーター/テーピングテープ等

(may)

スタンプ帳

(may)

消臭剤

(may)

共同装備

GPSデータロガー

1

新品バッテリーを使用

ガスボンベ

ボンベ台

五徳

コッフェル

日焼け止め

1

銀塩カメラ

(may)風景撮影用

デジタルカメラ

(may)行程撮影用

カメラ三脚

(may)適宜

予備カメラフィルム

2

(may)

感想

k-yosita

三日間、ずっといい天気でした。
眺望に関しては申し分ないです。
殆どの山が見えました。

道もわかりやすく、よく整備が行き届いており、小屋の皆さんに感謝です。

このパーティーメンバーでの長期山行も2回目ですが、コースタイム通りに動けてよかったです。