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Yamareco

記録ID: 333867
全員に公開
沢登り
剱・立山

【黒部源流沢登り紀行】赤木沢・祖父沢・イワナ釣り・雲の平・水晶岳

2013年08月10日(土) ~ 2013年08月14日(水)
 - 拍手
wadachi その他1人
GPS
56:00
距離
50.1km
登り
3,283m
下り
3,266m

コースタイム

8/10(土)
6:00亀谷ゲート
6:45折立7:20
8:45三角点
11:17五光岩ベンチ
12:30太郎平小屋13:00
13:57薬師沢左俣出合
15:10薬師沢小屋《入渓》
16:45ビバーク地

8/11(日)
5:30ビバーク地
6:50赤木沢出合
9:10五郎沢出合
9:35祖母沢出合
9:45祖父沢出合
14:45雲の平《遡行終了》15:15
17:25祖父岳
18:20岩苔乗越
19:10水晶小屋 

8/12(月)
6:10水晶小屋
6:50水晶岳7:10
7:55水晶小屋8:20
10:50祖父岳
12:20雲の平山荘
12:50アラスカ庭園
15:40薬師沢小屋

8/13(火)
6:15薬師沢小屋
8:50赤木沢出合
12:05 35m大滝12:20
12:50 大滝直上
(最後の二俣を間違えて左に入る)
13:45 源頭
(きついハイマツ漕ぎ)
15:00中俣乗越15:30
16:25赤木岳
17:40北ノ俣岳
18:50ビバーク地


8/14(水)
4:10ビバーク地
4:55太郎平小屋6:25
9:30折立
天候 全日程ともに晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
18:15首都高平井大橋入口=関越道・上信越道・北陸道=0:10立山IC=0:40亀谷ゲート

ETCの休日深夜割引(0〜4時)を利用して、練馬〜立山で4150円に。立山ICを0時過ぎに通過できるよう休憩しながら調整しました。
有峰林道は1800円(普通車)でした。一部を除いて整備されており走りやすい道でした。折立の手前から携帯電話が一切繋がらなくなります。

有峰林道
http://www.arimine.net/mysite2/index.html
コース状況/
危険箇所等
【折立〜太郎平小屋】
三角点までは急登、あとは見通しのいいゆるやかな登り道。お盆休み初日ということもあり、登山道は渋滞気味。

太郎平小屋
http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?info_id=1041

【太郎平小屋〜薬師沢小屋】
沢の渡渉が3回ありますが、増水したら危険そうです。木道もあり全般的に歩きやすい。

【薬師沢小屋〜赤木沢出合】
基本的に左岸を歩く。小屋から15分ほどで大きな中州がある。ここは右の流れのほうを歩く。左岸が歩きづらくなったときは流れを渡って中洲側が歩きやすい。
途中3度ほど、へつりの部分があり、どれも最初が取り付きづらい。深さは腰から胸辺りまで。

【赤木沢出合〜祖父沢出合】
赤木沢出合の滝以外は基本的に河原歩き。左岸を進んで途中から右岸へ。途中のへつり部分を高巻きする箇所がある(濡れつつ本流を歩くこともできる)。単調な河原歩きだけれど、景色は格別。

【祖父沢出合〜祖父沢〜雲の平】
祖父沢と本流の二俣はY状になっている。祖父平の辺りはゆるやかな沢ハイク。途中左岸に崩壊地があり、その辺りから3〜5m程度の小滝が連続し一気に高度を稼いでいく。基本的には単調で顕著な滝はなし。
周りに草地が増え高山植物が増えて高原調になってくると終盤。徐々に水量を減らしつつ1〜3m程度の小滝の連続地帯になる。かなり退屈な区間。
水流が雲の平キャンプ場まで繋がっている。祖父岳山頂が見えるとゴールは近く、そのうちテント場が見えてくる。ゴールは雲の平キャンプ場の水場。藪漕ぎ、ハイマツ漕ぎなく快適に登山道に出られる。

【雲の平〜水晶岳】
危険箇所なしですが、祖父岳の登りが急なガレ場で体力を消耗させられる。祖父岳から直接雲の平テント場に下りる道は廃道になったみたいです。
祖父岳と岩苔乗越の間の巨石が点在する辺りに不要な荷物をデポしました。

水晶小屋
http://kumonodaira.net/suisho.html

【雲の平〜薬師沢小屋】
かなりの急坂で下りでも神経を使います。道は明瞭です。

【赤木沢出合〜中俣乗越】
は右岸をまとめて大きく高巻きました。
35m大滝は左岸に巻き道あり。道も明瞭です。中間地点の辺りで岩と泥の草つきをトラバースする部分が一番危険な箇所と思われます。岩のホールドと木の根をうまく利用して登っていく感じです。
最後の二俣を右にいかないと、詰めが大変なことになります。今回は誤って左に進んでしまい、中俣乗越からやや黒部五郎岳よりの斜面に出てしまいました。最後がかなり激しいハイマツ漕ぎになってしまい、体力を消耗。本来は最後の詰めはササの斜面を快適に詰めて雪渓を横切りゴールするようです。

なお遡行図等は豊野則夫著『北アルプスの沢』(白山書房)を参考にしました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4894751038

【中俣乗越〜太郎平小屋】
時間切れで北の俣岳で日が暮れてしまい、体力的に薬師峠まで行くのは難しいと判断し、北の俣岳から下った木道地帯の脇にある砂礫帯にビーバークしました。

下山後の温泉は亀谷温泉の国民宿舎白樺荘へ。700円(人)。
http://www.shirakaba-toyama.com/index.html

その後、魚津港まで移動して昼食にしました。

水晶小屋は混雑しており、布団1枚に2人でした。薬師沢はかろうじて1人1枚でした。
亀谷ゲートは大行列でした。50台くらいは並んでいたでしょうか?
2013年08月10日 06:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 6:02
亀谷ゲートは大行列でした。50台くらいは並んでいたでしょうか?
今回の全装備。ロープは持っていくかどうか最後まで悩んだものの、「万が一」を考えて持っていくことに。
2013年08月10日 06:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/10 6:53
今回の全装備。ロープは持っていくかどうか最後まで悩んだものの、「万が一」を考えて持っていくことに。
路肩も登山口から500mくらいまで延々つづいてました
2013年08月10日 06:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:53
路肩も登山口から500mくらいまで延々つづいてました
登山口で出発準備
2013年08月10日 07:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 7:02
登山口で出発準備
開門して車が一気に流入した上にちょうどバスの始発の到着と重なり、登山道はいきなり渋滞。
2013年08月10日 07:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/10 7:20
開門して車が一気に流入した上にちょうどバスの始発の到着と重なり、登山道はいきなり渋滞。
重い荷物が体に堪え、30分に1度くらい休憩を取りながら進む
2013年08月10日 08:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 8:47
重い荷物が体に堪え、30分に1度くらい休憩を取りながら進む
三角点すぎると木道と石敷きのゆるやかな登り。
2013年08月10日 09:21撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 9:21
三角点すぎると木道と石敷きのゆるやかな登り。
天気は薄曇りで暑くなく快適です。
2013年08月10日 09:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 9:26
天気は薄曇りで暑くなく快適です。
稜線が見えてきた
2013年08月10日 09:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 9:54
稜線が見えてきた
2013年08月10日 10:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 10:08
五光岩ベンチ。あと1時間くらい
2013年08月10日 11:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 11:17
五光岩ベンチ。あと1時間くらい
遠くに小屋が見えてからが意外と長い
2013年08月10日 11:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 11:22
遠くに小屋が見えてからが意外と長い
もうすぐ小屋
2013年08月10日 12:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 12:24
もうすぐ小屋
高山植物がきれい。
2013年08月10日 13:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 13:01
高山植物がきれい。
休憩後、薬師沢小屋に向けて出発
2013年08月10日 13:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 13:09
休憩後、薬師沢小屋に向けて出発
トラバースしながら進んで
2013年08月10日 13:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 13:10
トラバースしながら進んで
一気に高度を下げていきます
2013年08月10日 13:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 13:25
一気に高度を下げていきます
薬師沢の流れが見えてくると一休み。
2013年08月10日 13:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 13:43
薬師沢の流れが見えてくると一休み。
太郎平からちょうど1時間くらいで、ちょうどいい休憩スポットです。
2013年08月10日 13:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 13:46
太郎平からちょうど1時間くらいで、ちょうどいい休憩スポットです。
2013年08月10日 13:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 13:51
この先は基本的に木道で歩きやすい
2013年08月10日 13:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 13:54
この先は基本的に木道で歩きやすい
薬師沢左俣の出合
2013年08月10日 13:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 13:57
薬師沢左俣の出合
お花畑がきれいです。
2013年08月10日 14:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 14:01
お花畑がきれいです。
2013年08月10日 14:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 14:01
3回目の渡渉。
2013年08月10日 14:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 14:16
3回目の渡渉。
水晶岳方面は雲
2013年08月10日 14:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 14:52
水晶岳方面は雲
2013年08月10日 15:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 15:03
もうすぐ薬師沢小屋。手前のところにベンチがあり、いい休憩場所になっていました。テントも張れそうな場所もあり。
2013年08月10日 15:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 15:05
もうすぐ薬師沢小屋。手前のところにベンチがあり、いい休憩場所になっていました。テントも張れそうな場所もあり。
薬師沢小屋は通過して、明日の行程を考えてできるだけ進むことに。
2013年08月10日 15:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 15:42
薬師沢小屋は通過して、明日の行程を考えてできるだけ進むことに。
午後なのに水は冷たいです。
2013年08月10日 15:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 15:42
午後なのに水は冷たいです。
中州になっている部分は右の流れを進みます。左は流れが強く歩きにくそう。
2013年08月10日 15:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 15:49
中州になっている部分は右の流れを進みます。左は流れが強く歩きにくそう。
2013年08月10日 16:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 16:04
基本的に左岸を進みます。
2013年08月10日 16:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 16:20
基本的に左岸を進みます。
2013年08月10日 16:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 16:27
ちょっと嫌らしいへつりは右岸に渡ってかわす。
2013年08月10日 16:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 16:48
ちょっと嫌らしいへつりは右岸に渡ってかわす。
2013年08月10日 16:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 16:48
つり開始。竿は4mの小継ぎ竿で餌はイクラ。果たして釣れるのか?
2013年08月10日 18:34撮影 by  SO-04E, Sony
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8/10 18:34
つり開始。竿は4mの小継ぎ竿で餌はイクラ。果たして釣れるのか?
20cmくらいのイワナが釣れました。
2013年08月10日 19:00撮影 by  SO-04E, Sony
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8/10 19:00
20cmくらいのイワナが釣れました。
釣果はイワナ2匹。
2013年08月10日 19:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 19:18
釣果はイワナ2匹。
朝食はフルーツサンド。テントは2日後に回収することにして、出来る限り荷物を軽くして出発。
2013年08月11日 04:43撮影 by  SO-04E, Sony
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8/11 4:43
朝食はフルーツサンド。テントは2日後に回収することにして、出来る限り荷物を軽くして出発。
左岸の樹林帯の中によさそうな高台を見つけたので今日はここでビバーク。水流から2mくらいの高さでここなら万が一の増水時でも大丈夫そう。
2013年08月11日 05:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 5:33
左岸の樹林帯の中によさそうな高台を見つけたので今日はここでビバーク。水流から2mくらいの高さでここなら万が一の増水時でも大丈夫そう。
朝の黒部の水は冷たい!
2013年08月11日 05:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 5:35
朝の黒部の水は冷たい!
腰辺りまでのへつりが3回ほどあります。
2013年08月11日 06:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:03
腰辺りまでのへつりが3回ほどあります。
赤木沢出合手前の5m滝のさらに手前、左岸の高台にもビバーク適地がありました。
2013年08月11日 06:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 6:11
赤木沢出合手前の5m滝のさらに手前、左岸の高台にもビバーク適地がありました。
こっちのほうがビバークには適していそうです。
2013年08月11日 06:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 6:11
こっちのほうがビバークには適していそうです。
朝もやの向こうに薬師岳
2013年08月11日 06:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 6:13
朝もやの向こうに薬師岳
赤木沢出合の手前、岩魚止の滝は左岸からまとめて巻きます。巻き道は明瞭。
2013年08月11日 06:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 6:42
赤木沢出合の手前、岩魚止の滝は左岸からまとめて巻きます。巻き道は明瞭。
滝の落ち口を上から
2013年08月11日 06:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 6:42
滝の落ち口を上から
赤木沢出合が見えてきた
2013年08月11日 06:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:49
赤木沢出合が見えてきた
ここが赤木沢出合。
2013年08月11日 06:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:54
ここが赤木沢出合。
有名なミニナイアガラの滝。
2013年08月11日 06:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:56
有名なミニナイアガラの滝。
この入口のへつりはちょっと深そう。赤木沢へは左岸から高巻いて入渓しますが、何人かの人はそのまま水流の中を突破していました。
2013年08月11日 06:59撮影 by  SO-04E, Sony
8/11 6:59
この入口のへつりはちょっと深そう。赤木沢へは左岸から高巻いて入渓しますが、何人かの人はそのまま水流の中を突破していました。
赤木沢を渡渉して今日は本流を詰めます。
2013年08月11日 07:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/11 7:04
赤木沢を渡渉して今日は本流を詰めます。
それにしてもきれいなエメラルドグリーンです。
2013年08月11日 07:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:04
それにしてもきれいなエメラルドグリーンです。
本流の滝も大きな一枚岩で、近くに来ると意外と迫力あります。
2013年08月11日 07:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:05
本流の滝も大きな一枚岩で、近くに来ると意外と迫力あります。
2013年08月11日 07:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:05
赤木沢方面にはどんどん入渓していました。
2013年08月11日 07:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:05
赤木沢方面にはどんどん入渓していました。
源流方面は自分たち以外に釣り人が1人いたのみ。
2013年08月11日 07:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:06
源流方面は自分たち以外に釣り人が1人いたのみ。
この出合のあたりが本流の中で一番きれいでしたね。
2013年08月11日 07:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:06
この出合のあたりが本流の中で一番きれいでしたね。
本流は基本的にゴーロ帯をひたすら歩きます。
2013年08月11日 07:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:23
本流は基本的にゴーロ帯をひたすら歩きます。
日が高くなって暑くなってくると、水流も気持ちよくなってきます。
2013年08月11日 07:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 7:25
日が高くなって暑くなってくると、水流も気持ちよくなってきます。
本流は本流で、快適できれいです。
2013年08月11日 08:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:50
本流は本流で、快適できれいです。
この手前にある、けっこう深いへつりを嫌って藪漕ぎしたら、釣り竿を落としました。ショック。
2013年08月11日 08:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:50
この手前にある、けっこう深いへつりを嫌って藪漕ぎしたら、釣り竿を落としました。ショック。
目の前はイワナの大群。見るからに大きな巨大イワナも泳いでいて、悔しさ倍増…。
2013年08月11日 09:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:10
目の前はイワナの大群。見るからに大きな巨大イワナも泳いでいて、悔しさ倍増…。
五郎沢出合。写真右が五郎沢です。
2013年08月11日 09:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:10
五郎沢出合。写真右が五郎沢です。
右の流れが五郎沢。沢の下降ルートとして使えるそうで、この2日後に赤木沢を遡行したときに、五郎沢を下降してきたパーティーに会いました。
2013年08月11日 09:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 9:14
右の流れが五郎沢。沢の下降ルートとして使えるそうで、この2日後に赤木沢を遡行したときに、五郎沢を下降してきたパーティーに会いました。
五郎沢出合をすぎるとすぐに祖母沢出合。本流に対して90度くらいの角度で流入してきます。
2013年08月11日 09:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 9:35
五郎沢出合をすぎるとすぐに祖母沢出合。本流に対して90度くらいの角度で流入してきます。
それにしても日差しが強い。
2013年08月11日 09:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 9:35
それにしても日差しが強い。
そして祖父沢出合に到着。Y状になっています。水量が少ないときは伏流になることもあるようです。
2013年08月11日 09:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 9:46
そして祖父沢出合に到着。Y状になっています。水量が少ないときは伏流になることもあるようです。
2013年08月11日 09:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:48
祖父平のお花畑
2013年08月11日 09:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 9:54
祖父平のお花畑
バックに黒部五郎岳を眺めながら祖父沢遡行スタート!
2013年08月11日 09:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:59
バックに黒部五郎岳を眺めながら祖父沢遡行スタート!
最初は沢ハイクの趣き。
2013年08月11日 10:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:02
最初は沢ハイクの趣き。
こちらも明るい沢です。
2013年08月11日 10:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:32
こちらも明るい沢です。
倒木帯が2回ほど出てきます。
2013年08月11日 10:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:36
倒木帯が2回ほど出てきます。
2013年08月11日 10:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 10:41
イワナを手づかみでゲット!
2013年08月11日 11:08撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:08
イワナを手づかみでゲット!
左岸に崩壊地が見えると、本格的に高度を上げていきます。
2013年08月11日 11:12撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:12
左岸に崩壊地が見えると、本格的に高度を上げていきます。
かなり脆いようで、落石が多発していました。なるべく右岸を落石に注意しながら通過。
2013年08月11日 11:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:19
かなり脆いようで、落石が多発していました。なるべく右岸を落石に注意しながら通過。
この先は登れる小滝が連続。
2013年08月11日 11:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:27
この先は登れる小滝が連続。
水流の中を行きます。
2013年08月11日 11:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:27
水流の中を行きます。
この2mくらいのナイアガラ風の滝がいちばんきれいでした。
2013年08月11日 11:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:28
この2mくらいのナイアガラ風の滝がいちばんきれいでした。
幅は5mくらいでしょうか
2013年08月11日 11:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:30
幅は5mくらいでしょうか
基本的にこんな感じの小滝です。
2013年08月11日 11:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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基本的にこんな感じの小滝です。
登りやすく、難しい箇所特に無し。
2013年08月11日 11:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登りやすく、難しい箇所特に無し。
基本的にホールドもしっかりしています。
2013年08月11日 11:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:43
基本的にホールドもしっかりしています。
単調で面白みに欠けるので、途中から飽きてきますね。
2013年08月11日 12:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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単調で面白みに欠けるので、途中から飽きてきますね。
2013年08月11日 12:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 12:26
樹間からときたま黒部五郎岳が見えるのが慰めです。
2013年08月11日 12:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 12:42
樹間からときたま黒部五郎岳が見えるのが慰めです。
2013年08月11日 12:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ひたすら小滝を越えていきます
2013年08月11日 13:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ひたすら小滝を越えていきます
周りが草つきになり高山植物が増えてくると終盤戦です。
2013年08月11日 13:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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周りが草つきになり高山植物が増えてくると終盤戦です。
それにしても空が青い。
2013年08月11日 13:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:13
それにしても空が青い。
2013年08月11日 13:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月11日 13:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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かなり上がってきました。この角度の黒部五郎岳は、カールの部分が火山の火口のようにみえて、浅間山のシルエットにそっくりだなと思いました。
2013年08月11日 13:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:24
かなり上がってきました。この角度の黒部五郎岳は、カールの部分が火山の火口のようにみえて、浅間山のシルエットにそっくりだなと思いました。
2013年08月11日 13:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 13:31
きれいですね。
2013年08月11日 13:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 13:41
きれいですね。
こんな感じの雰囲気になるとゴールは近いです。
2013年08月11日 14:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 14:03
こんな感じの雰囲気になるとゴールは近いです。
近いんですが、小滝は続きます。
2013年08月11日 14:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 14:03
近いんですが、小滝は続きます。
雲の平の稜線が見えてきた。
2013年08月11日 14:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雲の平の稜線が見えてきた。
もうすぐゴール。
2013年08月11日 14:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 14:15
もうすぐゴール。
迫力の黒部五郎岳。
2013年08月11日 14:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 14:18
迫力の黒部五郎岳。
テント場が見えてきました。
2013年08月11日 14:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 14:19
テント場が見えてきました。
2013年08月11日 14:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 14:50
2013年08月11日 14:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いよいろゴールです。キャンプ場に到着。
2013年08月11日 15:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いよいろゴールです。キャンプ場に到着。
登山靴に履き替えて出発。ただこの時点で15時、水晶小屋まで2時間半として到着は17時半。同行者はちょっと疲れ気味。水晶小屋までは断念して雲の平山荘泊にしようか思案したものの、「まだ歩ける」という言葉を聞いて進むことに。これが大きな判断ミスに。
2013年08月11日 15:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 15:51
登山靴に履き替えて出発。ただこの時点で15時、水晶小屋まで2時間半として到着は17時半。同行者はちょっと疲れ気味。水晶小屋までは断念して雲の平山荘泊にしようか思案したものの、「まだ歩ける」という言葉を聞いて進むことに。これが大きな判断ミスに。
木道を行くと目の前に水晶岳が。壁のように迫って迫力あります。
2013年08月11日 15:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 15:53
木道を行くと目の前に水晶岳が。壁のように迫って迫力あります。
2013年08月11日 15:54撮影 by  SO-04E, Sony
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雲の平山荘ははるか向こう
2013年08月11日 15:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雲の平山荘ははるか向こう
祖父岳への稜線歩き。このあたりで急に足を進めるのが辛くなる…
2013年08月11日 16:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 16:18
祖父岳への稜線歩き。このあたりで急に足を進めるのが辛くなる…
祖父岳まで1時間以上かかってしまった。しかも4時間くらいの間何も口に入れておらず、ここで行動食のビーフジャーキーを一気にかきこむ。
そうすると少し元気が出た。
2013年08月11日 17:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 17:23
祖父岳まで1時間以上かかってしまった。しかも4時間くらいの間何も口に入れておらず、ここで行動食のビーフジャーキーを一気にかきこむ。
そうすると少し元気が出た。
この角度から見る笠ヶ岳は本当にきれいです。
2013年08月11日 17:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 17:24
この角度から見る笠ヶ岳は本当にきれいです。
祖父岳山頂には誰もいなくなり、しばし独占
2013年08月11日 17:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 17:27
祖父岳山頂には誰もいなくなり、しばし独占
少し日が傾いてきた鷲羽岳
2013年08月11日 18:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 18:13
少し日が傾いてきた鷲羽岳
祖父岳までの間にかなりの時間と体力を消耗してしまった。まだ水晶岳までは距離がある。同行者の歩みがかなり遅くなっていた。水が浸水してザックが重くなっていることもあり、祖父岳と岩苔乗越の間の巨石帯でザックの中身の一部をデポして、明日とりに来ることにする。
2013年08月11日 18:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 18:13
祖父岳までの間にかなりの時間と体力を消耗してしまった。まだ水晶岳までは距離がある。同行者の歩みがかなり遅くなっていた。水が浸水してザックが重くなっていることもあり、祖父岳と岩苔乗越の間の巨石帯でザックの中身の一部をデポして、明日とりに来ることにする。
2013年08月11日 18:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 18:13
岩苔乗越に到着した時点で18時近く。このままだと日が暮れてしまう。
2013年08月11日 18:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 18:27
岩苔乗越に到着した時点で18時近く。このままだと日が暮れてしまう。
ワリモ北分岐をすぎてからが意外と長い
2013年08月11日 18:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 18:44
ワリモ北分岐をすぎてからが意外と長い
二重山稜になっている部分を一歩一歩進む。
2013年08月11日 19:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 19:02
二重山稜になっている部分を一歩一歩進む。
日暮れの立山と白馬岳
2013年08月12日 04:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 4:59
日暮れの立山と白馬岳
2013年08月12日 05:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 5:03
そして日が暮れてしまい、真っ暗になる頃にやっと小屋に到着。途中携帯電話が入る所で遅くなる連絡はしていたものの、かなり遅くなってしまった。
2013年08月12日 05:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 5:04
そして日が暮れてしまい、真っ暗になる頃にやっと小屋に到着。途中携帯電話が入る所で遅くなる連絡はしていたものの、かなり遅くなってしまった。
小屋の朝ごはん。
2013年08月12日 05:12撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 5:12
小屋の朝ごはん。
こじんまりしたいい小屋です。
2013年08月12日 05:27撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 5:27
こじんまりしたいい小屋です。
温かいコーヒーを頂きました。
2013年08月12日 05:37撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 5:37
温かいコーヒーを頂きました。
朝食をとって空身で山頂へ出発。黒部五郎岳の稜線。
2013年08月12日 06:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 6:16
朝食をとって空身で山頂へ出発。黒部五郎岳の稜線。
三俣蓮華岳と双六岳越しに笠ヶ岳。この角度の笠ヶ岳が北アルプスの中でも一番美しいと思っています。
2013年08月12日 06:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 6:26
三俣蓮華岳と双六岳越しに笠ヶ岳。この角度の笠ヶ岳が北アルプスの中でも一番美しいと思っています。
雲の平越しに黒部五郎岳。遠くは白山ですね。
2013年08月12日 06:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 6:32
雲の平越しに黒部五郎岳。遠くは白山ですね。
肉眼だと白山もはっきり見えました。
2013年08月12日 06:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 6:33
肉眼だと白山もはっきり見えました。
岩場を通過して山頂へ。
2013年08月12日 06:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 6:34
岩場を通過して山頂へ。
今回の山行での最高地点です。
2013年08月12日 06:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 6:55
今回の山行での最高地点です。
薬師岳。
2013年08月12日 06:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 6:58
薬師岳。
赤牛岳の向こうに立山と劔岳。右奥は白馬の山々
2013年08月12日 06:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 6:58
赤牛岳の向こうに立山と劔岳。右奥は白馬の山々
槍穂をアップで
2013年08月12日 06:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 6:59
槍穂をアップで
北アルプス南部が一望です。
2013年08月12日 06:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 6:59
北アルプス南部が一望です。
赤牛岳への稜線は快適でよさそうです
2013年08月12日 06:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 6:59
赤牛岳への稜線は快適でよさそうです
赤牛岳をアップで。
2013年08月12日 06:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤牛岳をアップで。
白山をこんなに間近に見られるのは初めてでした。
2013年08月12日 07:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 7:08
白山をこんなに間近に見られるのは初めてでした。
カールを抱いた黒部五郎岳が本当にいい山容をしてます。
2013年08月12日 07:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 7:08
カールを抱いた黒部五郎岳が本当にいい山容をしてます。
鷲羽も急峻できれい。
2013年08月12日 07:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 7:08
鷲羽も急峻できれい。
やはり槍ヶ岳は別格に尖がっていますね。
2013年08月12日 07:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 7:09
やはり槍ヶ岳は別格に尖がっていますね。
笠ヶ岳アップ。北アルプスで一番好きな山です。特にこの角度。
2013年08月12日 07:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 7:09
笠ヶ岳アップ。北アルプスで一番好きな山です。特にこの角度。
名残惜しいですが下山。
2013年08月12日 07:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 7:12
名残惜しいですが下山。
水晶小屋ではふとんを干してました。
2013年08月12日 07:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 7:54
水晶小屋ではふとんを干してました。
以前からお世話になっていた美容師さんと再開。今シーズンいっぱい水晶小屋で働いているそう。
2013年08月12日 08:29撮影 by  SO-04E, Sony
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8/12 8:29
以前からお世話になっていた美容師さんと再開。今シーズンいっぱい水晶小屋で働いているそう。
薬師沢小屋に向けて出発。
2013年08月12日 08:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 8:41
薬師沢小屋に向けて出発。
岩苔乗越への下り
2013年08月12日 08:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 8:48
岩苔乗越への下り
黒部源流方面。
2013年08月12日 09:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 9:20
黒部源流方面。
2013年08月12日 09:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 9:36
デポした荷物のところに到着。天気がいいのでここで大休止にして、沢道具と濡れたものを乾かす。じゃないとザックが重くて辛い。
2013年08月12日 09:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 9:46
デポした荷物のところに到着。天気がいいのでここで大休止にして、沢道具と濡れたものを乾かす。じゃないとザックが重くて辛い。
祖父岳山頂は360度の展望です。
2013年08月12日 10:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 10:53
祖父岳山頂は360度の展望です。
しつこく笠ヶ岳。
2013年08月12日 10:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 10:59
しつこく笠ヶ岳。
それにしても雲の平は山々に囲まれてほんとうにいいところです。
2013年08月12日 11:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 11:08
それにしても雲の平は山々に囲まれてほんとうにいいところです。
この祖父岳の登りに昨日はやられました。
2013年08月12日 11:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:16
この祖父岳の登りに昨日はやられました。
天気は快晴!
2013年08月12日 11:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 11:16
天気は快晴!
この雪渓からのわずかな流れがやがて祖父沢になるわけですね。
2013年08月12日 11:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:25
この雪渓からのわずかな流れがやがて祖父沢になるわけですね。
祖父岳分岐。
2013年08月12日 11:25撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:25
祖父岳分岐。
水晶岳は雲の平から眺めるのが一番美しいですね。
2013年08月12日 11:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:26
水晶岳は雲の平から眺めるのが一番美しいですね。
いろいろと苦しめられた祖父岳。
2013年08月12日 11:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:26
いろいろと苦しめられた祖父岳。
お花畑
2013年08月12日 11:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:50
お花畑
2013年08月12日 11:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:51
一面こんな感じです。
2013年08月12日 11:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:58
一面こんな感じです。
2013年08月12日 11:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 11:59
山荘が見えてきた。
2013年08月12日 12:05撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 12:05
山荘が見えてきた。
小屋前で長めの休憩。
2013年08月12日 12:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 12:20
小屋前で長めの休憩。
このあと1時間くらいは木道歩き
2013年08月12日 12:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 12:34
このあと1時間くらいは木道歩き
奥日本庭園。
2013年08月12日 12:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奥日本庭園。
その向こうに薬師岳
2013年08月12日 12:37撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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その向こうに薬師岳
そして急坂がスタート。
2013年08月12日 13:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 13:17
そして急坂がスタート。
途中に石があり非常に歩きにくい。
2013年08月12日 13:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 13:33
途中に石があり非常に歩きにくい。
巨大な倒木。
2013年08月12日 15:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 15:07
巨大な倒木。
樹林帯に入りかなり暑い。
2013年08月12日 15:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 15:07
樹林帯に入りかなり暑い。
薬師沢小屋に到着。結局テント回収は諦め、小屋泊に。
2013年08月12日 15:44撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 15:44
薬師沢小屋に到着。結局テント回収は諦め、小屋泊に。
有名なつり橋。
2013年08月12日 15:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 15:44
有名なつり橋。
2013年08月12日 16:15撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 16:15
小屋のテラス
2013年08月12日 16:55撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 16:55
小屋のテラス
沢のすぐ横で素晴らしいロケーション。
2013年08月12日 16:55撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:55
沢のすぐ横で素晴らしいロケーション。
夕食はちょっと豪華にいきます。
2013年08月12日 16:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:20
夕食はちょっと豪華にいきます。
ハンバーグ!
2013年08月12日 16:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 16:57
ハンバーグ!
2013年08月12日 16:59撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 16:59
ハヤシライスと一緒に頂きました。
2013年08月12日 17:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 17:02
ハヤシライスと一緒に頂きました。
薬師沢小屋
2013年08月13日 05:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 5:48
薬師沢小屋
この日、上ノ廊下を遡行した2人組パーティーがいました。素晴らしい!
2013年08月13日 05:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この日、上ノ廊下を遡行した2人組パーティーがいました。素晴らしい!
部屋からの眺め
2013年08月12日 17:36撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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部屋からの眺め
左が薬師沢で奥が下流
2013年08月13日 05:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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左が薬師沢で奥が下流
黒部源流方面。まずはテントを回収します。
2013年08月13日 05:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 5:47
黒部源流方面。まずはテントを回収します。
初日にへつりで苦しんだところは右岸に渡って通過。
2013年08月13日 08:17撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 8:17
初日にへつりで苦しんだところは右岸に渡って通過。
2013年08月13日 08:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:30
2013年08月13日 08:32撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:32
2013年08月13日 08:32撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岩魚止の滝の手前辺り。
2013年08月13日 08:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 8:33
岩魚止の滝の手前辺り。
2013年08月13日 08:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 8:33
岩魚止の滝の高巻きスタート部分。踏み跡明瞭。
2013年08月13日 08:38撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 8:38
岩魚止の滝の高巻きスタート部分。踏み跡明瞭。
2度目の赤木沢出合
2013年08月13日 08:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:55
2度目の赤木沢出合
2013年08月13日 08:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:55
スタート地点へは高巻きして到達。この高巻きは岩が脆く少し注意は必要。
2013年08月13日 08:59撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 8:59
スタート地点へは高巻きして到達。この高巻きは岩が脆く少し注意は必要。
出合を赤木沢側から。
2013年08月13日 09:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 9:11
出合を赤木沢側から。
そして美しい美渓の始まり!!
2013年08月13日 09:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 9:22
そして美しい美渓の始まり!!
2013年08月13日 09:27撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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最初のF1の10m滝。左岸から直登。意外と難しかった。
2013年08月13日 09:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 9:41
最初のF1の10m滝。左岸から直登。意外と難しかった。
思わずため息が出るほどの美しさ!
2013年08月13日 10:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 10:02
思わずため息が出るほどの美しさ!
2013年08月13日 10:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:02
2013年08月13日 10:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:02
F2の8m滝も左岸から。こちらは楽々。
2013年08月13日 10:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:04
F2の8m滝も左岸から。こちらは楽々。
F2をすぎると、ウマ沢出合
2013年08月13日 10:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:04
F2をすぎると、ウマ沢出合
2013年08月13日 10:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:13
F3の4段・5m&15m&12m&10mはいろいろと思案した結果、右岸から一気に大高巻きすることに。1、2段目は右岸から巻き、3、4段目は左岸から巻く明瞭の道がありました。ただ3段目の落ち口に向かう道がちょっと嫌らしかったのでまとめて巻きました。
2013年08月13日 10:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 10:13
F3の4段・5m&15m&12m&10mはいろいろと思案した結果、右岸から一気に大高巻きすることに。1、2段目は右岸から巻き、3、4段目は左岸から巻く明瞭の道がありました。ただ3段目の落ち口に向かう道がちょっと嫌らしかったのでまとめて巻きました。
3段目と4段目。ここで落ち口を渡って左岸からも巻けそう。
2013年08月13日 10:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 10:15
3段目と4段目。ここで落ち口を渡って左岸からも巻けそう。
高巻き最中に振り返って
2013年08月13日 10:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 10:30
高巻き最中に振り返って
草つきの急斜面を慎重に巻きます。
2013年08月13日 10:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:30
草つきの急斜面を慎重に巻きます。
ここを通過すると5mのトイ状滝
2013年08月13日 10:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 10:48
ここを通過すると5mのトイ状滝
さほど困難な場所ではありませんが、荷物が重いと意外と厳しい。
2013年08月13日 10:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:50
さほど困難な場所ではありませんが、荷物が重いと意外と厳しい。
2013年08月13日 10:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:50
2013年08月13日 10:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 10:50
トイ滝をすぎるとしばらく河原歩き。
2013年08月13日 11:04撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 11:04
トイ滝をすぎるとしばらく河原歩き。
2013年08月13日 11:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:22
2013年08月13日 11:24撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月13日 11:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:27
稜線上には赤木岳。
2013年08月13日 11:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:27
稜線上には赤木岳。
それにしてもきれい!
2013年08月13日 11:28撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 11:28
それにしてもきれい!
2013年08月13日 11:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 11:31
2013年08月13日 11:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月13日 11:34撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月13日 11:34撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月13日 11:35撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:35
2013年08月13日 11:35撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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F4、4段25mの滝。どれも快適に登れる。
2013年08月13日 11:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 11:37
F4、4段25mの滝。どれも快適に登れる。
2013年08月13日 11:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:37
2013年08月13日 11:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:38
2013年08月13日 11:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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青空がきれい。水もきれい。岩もきれい。
2013年08月13日 11:38撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:38
青空がきれい。水もきれい。岩もきれい。
右岸から攻めます。
2013年08月13日 11:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 11:39
右岸から攻めます。
2013年08月13日 11:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月13日 11:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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F5、幅広い5m滝
2013年08月13日 11:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 11:42
F5、幅広い5m滝
2013年08月13日 11:44撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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後ろのパーティーは五郎沢を下降して赤木沢を遡行し、黒部五郎小屋に戻るそうです。
2013年08月13日 11:44撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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後ろのパーティーは五郎沢を下降して赤木沢を遡行し、黒部五郎小屋に戻るそうです。
2013年08月13日 11:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月13日 11:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年08月13日 11:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大滝手前のF6階段状の15m滝。右岸から登れる。
2013年08月13日 11:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:47
大滝手前のF6階段状の15m滝。右岸から登れる。
青と緑が映えますね。
2013年08月13日 11:49撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 11:49
青と緑が映えますね。
そして大滝登場!
2013年08月13日 12:06撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:06
そして大滝登場!
35mは迫力満点
2013年08月13日 12:08撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:08
35mは迫力満点
水しぶきがすごい。そして高巻き開始!
2013年08月13日 12:08撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 12:08
水しぶきがすごい。そして高巻き開始!
振り返ると水晶岳
2013年08月13日 12:09撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:09
振り返ると水晶岳
水晶岳アップ
2013年08月13日 12:09撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:09
水晶岳アップ
大滝の左岸側から高巻きます。
2013年08月13日 12:25撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:25
大滝の左岸側から高巻きます。
高巻き途中
2013年08月13日 12:25撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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高巻き途中
写真だとイマイチ高度感が伝わりません。
2013年08月13日 12:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:33
写真だとイマイチ高度感が伝わりません。
高巻きのちょうど中間点から。
2013年08月13日 12:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:33
高巻きのちょうど中間点から。
大滝は25mの上にさらに10mの滝がかかる感じです。
2013年08月13日 12:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:47
大滝は25mの上にさらに10mの滝がかかる感じです。
高巻きの危険箇所を終えて
2013年08月13日 12:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:48
高巻きの危険箇所を終えて
落ち口を見下ろす
2013年08月13日 12:49撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:49
落ち口を見下ろす
水晶岳と祖父岳がはっきり見えてきました
2013年08月13日 12:53撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 12:53
水晶岳と祖父岳がはっきり見えてきました
大滝をすぎるとしばらく河原歩き。
2013年08月13日 13:01撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:01
大滝をすぎるとしばらく河原歩き。
大滝上の水流1:1くらいの二俣は左に
2013年08月13日 13:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:02
大滝上の水流1:1くらいの二俣は左に
2013年08月13日 13:05撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:05
2013年08月13日 13:09撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:09
二俣を越えると延々と赤岩のナメ滝が続きます。
2013年08月13日 13:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:13
二俣を越えると延々と赤岩のナメ滝が続きます。
どこまで続くの?
2013年08月13日 13:16撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:16
どこまで続くの?
2013年08月13日 13:16撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:16
さらに上の二俣は右をいくべきだったんですが、ここでルートミスして左に進んでしまう。
2013年08月13日 13:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:26
さらに上の二俣は右をいくべきだったんですが、ここでルートミスして左に進んでしまう。
一旦は正しいルートに進んだんですが、悩んでいるうちに判断を誤り引き返して間違ったルートを進んでしまうという失態。
2013年08月13日 13:38撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:38
一旦は正しいルートに進んだんですが、悩んでいるうちに判断を誤り引き返して間違ったルートを進んでしまうという失態。
やがて水流はなくなり
2013年08月13日 13:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:47
やがて水流はなくなり
ここからツメの開始。ササの斜面を快適に登れるはずが
2013年08月13日 13:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 13:47
ここからツメの開始。ササの斜面を快適に登れるはずが
予想外の激しいハイマツ漕ぎに
2013年08月13日 14:00撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 14:00
予想外の激しいハイマツ漕ぎに
でも中俣乗越は見えているのでそんなに激しくルートミスしたわけではなさそう
2013年08月13日 14:06撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 14:06
でも中俣乗越は見えているのでそんなに激しくルートミスしたわけではなさそう
激しいハイマツ漕ぎを終えて滑りやすい草地を登山道に向けて歩く
2013年08月13日 15:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 15:02
激しいハイマツ漕ぎを終えて滑りやすい草地を登山道に向けて歩く
登山道に合流。わずかに黒部五郎岳側に出てしまったようです。中俣乗越までは2分くらいで着いた。
2013年08月13日 15:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 15:02
登山道に合流。わずかに黒部五郎岳側に出てしまったようです。中俣乗越までは2分くらいで着いた。
到着して濡れたものを脱いで登山靴に履き替え
2013年08月13日 15:14撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 15:14
到着して濡れたものを脱いで登山靴に履き替え
手も足もいつのまにか傷だらけ
2013年08月13日 15:18撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/13 15:18
手も足もいつのまにか傷だらけ
結局大滝の高巻きでもロープは使用せず。やはりもって来るべきでなかった。
2013年08月13日 15:27撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 15:27
結局大滝の高巻きでもロープは使用せず。やはりもって来るべきでなかった。
赤木岳手前で雷鳥の親子に遭遇!
2013年08月13日 15:53撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 15:53
赤木岳手前で雷鳥の親子に遭遇!
2年連続の遭遇です。
2013年08月13日 15:53撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 15:53
2年連続の遭遇です。
運がいいですね。
2013年08月13日 15:54撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 15:54
運がいいですね。
赤木沢方面を見下ろして
2013年08月13日 15:54撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 15:54
赤木沢方面を見下ろして
2013年08月13日 15:54撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 15:54
赤木沢を辿ってついに赤木岳に到着。
2013年08月13日 16:25撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 16:25
赤木沢を辿ってついに赤木岳に到着。
そして北ノ俣岳。
2013年08月13日 17:41撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 17:41
そして北ノ俣岳。
この辺りでかなり日が傾く。薬師峠まで歩けるか微妙になってくる。
2013年08月13日 18:24撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 18:24
この辺りでかなり日が傾く。薬師峠まで歩けるか微妙になってくる。
2013年08月13日 18:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 18:26
2013年08月13日 18:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 18:26
2013年08月13日 18:43撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 18:43
結局薬師峠まで行くと日が確実に暮れてしまうので、北の俣岳直下の砂礫帯でやむなくビバークすることに。この日はテント立ててすぐに就寝。
2013年08月13日 18:55撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/13 18:55
結局薬師峠まで行くと日が確実に暮れてしまうので、北の俣岳直下の砂礫帯でやむなくビバークすることに。この日はテント立ててすぐに就寝。
翌日は4時頃から行動開始。
2013年08月14日 04:55撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 4:55
翌日は4時頃から行動開始。
太郎平小屋で朝食。カニ缶。最後の楽しみ。
2013年08月14日 05:18撮影 by  SO-04E, Sony
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8/14 5:18
太郎平小屋で朝食。カニ缶。最後の楽しみ。
今日も快晴。名残惜しいですが、下山です。
2013年08月14日 06:21撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 6:21
今日も快晴。名残惜しいですが、下山です。
強烈な日差しと薬師岳。
2013年08月14日 06:35撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 6:35
強烈な日差しと薬師岳。
折立に向けて高度を一気に下げます。
2013年08月14日 06:36撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 6:36
折立に向けて高度を一気に下げます。
青い空。
2013年08月14日 06:58撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 6:58
青い空。
そして一気にアラレちゃん。
2013年08月14日 08:47撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 8:47
そして一気にアラレちゃん。
全部で100組くらいの人とすれちがったでしょうか。
2013年08月14日 09:23撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 9:23
全部で100組くらいの人とすれちがったでしょうか。
やっとゴール
2013年08月14日 09:28撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 9:28
やっとゴール
コーラで乾杯
2013年08月14日 09:35撮影 by  SO-04E, Sony
1
8/14 9:35
コーラで乾杯
やはり路肩は車で溢れていました。
2013年08月14日 09:53撮影 by  SO-04E, Sony
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やはり路肩は車で溢れていました。
有峰湖。
2013年08月14日 10:27撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 10:27
有峰湖。
おいしい魚を求めて魚津へ移動。
2013年08月14日 13:09撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 13:09
おいしい魚を求めて魚津へ移動。
魚津港に到着。
2013年08月14日 13:19撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 13:19
魚津港に到着。
浜多屋
http://www.hamadaya.biz/

白海老料理が出てきます。
2013年08月14日 13:22撮影 by  SO-04E, Sony
8/14 13:22
浜多屋
http://www.hamadaya.biz/

白海老料理が出てきます。
ランチのコース料理。2500円でした。
2013年08月14日 13:30撮影 by  SO-04E, Sony
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8/14 13:30
ランチのコース料理。2500円でした。
格別においしかったです
2013年08月14日 13:40撮影 by  SO-04E, Sony
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8/14 13:40
格別においしかったです
最後は日本海で終了しました。
2013年08月14日 14:34撮影 by  SO-04E, Sony
2
8/14 14:34
最後は日本海で終了しました。

装備

個人装備
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
薬師岳・三俣蓮華岳
ガイド地図
山と高原の地図・北アルプス剣・立山
コンパス
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
サバイバルシート
ティッシュ
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
食器
ポリタンク
時計
日焼け止め
非常食
沢用フェルト靴
沢用ソックス
沢用スパッツ
ヘルメット
ハーネス
スリング
5
60cm&40cmそれぞれ
カラビナ
4
安全環つきカラビナ
エイト環
つり竿&仕掛け
渓流用4m
つり仕掛け予備
ハリス、釣糸、ガン玉セット、目印、丸かん
つり餌
イクラ、ぶどう虫
魚籠
魚用ナイフ
仕掛け用カッター
みみず通し
ハリ外し
共同装備
テント
モンベル・ステラリッジテント3型
グランドシート
ランタン
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
ザイル
30m、9mm

感想

いつも通っている美容院の美容師さんに
「今度お店を辞めて水晶小屋で働くんです」
と言われ、
「じゃあ夏休みに遊びにいきますね」
なんて気軽に答えてしまったのが今年の5月。
夏休みが近づいてきて、「そういえばあんなこと言っちゃったなぁ」なんて思い出して、

「だったら水晶小屋に泊まって水晶岳に登りつつ、あの辺りを歩いてみよう」

そう思い立って決まった今回の山旅。

一度決めるといろいろと欲張りたくなるもので、
「せっかくだからテント泊もしたい」
「北アルプスで沢歩きがしたい」
「温泉にも入りたい」
「薬師も黒部五郎も鷲羽もいきたい」
「イワナを釣って新鮮な岩魚料理をしたい」
「思い切って赤木沢にも登ろう」

と次々に膨れ上がった今回の計画。
とりあえず計画では初日は薬師沢まで行ってイワナ釣り。
2日目に源流から雲の平を満喫して水晶小屋、あわよくば鷲羽岳ピストン。
3日目は水晶岳登って高天原温泉。
4日目はいよいよ赤木沢。いければ黒部五郎岳も。
そして5日目は薬師岳登頂して下山

という遠大な計画に膨れ上がりました。

【8/9】
 18時頃都内出発。金曜夕方なこともあって首都高は大渋滞。結局首都高と外環を抜けて関越道に入るまでに1時間半もかかってしまう。
 その後は渋滞箇所はなく涼しくなった時間帯を快適に進む。北陸道の有磯海SAで時間調整の大休止。そして0時を過ぎて土曜日になったところで立山ICを通過。これで高速料金を節約。
 インター近くのコンビニで行動食と初日の食事を調達して亀谷ゲートには1時前に到着。既にこの時間で車は20台ほどゲート前に並んでいる。すぐに就寝。

【8/10】
折立登山口は激混み。登山道は渋滞で思うようにペースを上げられず。テント装備+沢装備+食糧6日分でザックは25kg超。登山道が広くなり歩きやすくなってもペースはなかなか上がらない。
太郎平小屋到着は12時半頃。コースタイム通りだけれど、いきなり明日以降が思いやられる状態。

薬師沢小屋を目指すも予想外になかなかペースが上がらない。明日は源流をかなり歩いて祖父沢を遡行して、さらに水晶小屋まで行くという超ハードスケジュール。なるべく明日の負担を減らしたい。
というわけで、薬師沢小屋を通過して、できる限り黒部源流を詰めることに予定を変更する。

薬師沢小屋の梯子を降りて入渓。左岸をひたすら歩いて1時間半ほど歩いたところでビバークできそうな場所を見つけたので、ここにテントを張ることにする。

ひと段落したところで、今回のやりたいことの一つ、イワナ釣りをスタート。本を読んで見よう見真似で仕掛けを作成。
果たして釣りド素人でも黒部のイワナは釣れるのか? と行く前は考えていましたがいざ始めてみると、わずか30分の間に2匹つれました。そのうち1匹は20cmくらいの大きさ。しかも餌はイクラ。残念ながら日が暮れて時間切れ。
「明日も遡行の間に釣りしよう」
と期待を大きく膨らませながら就寝。

【8/11】
 この日は5時半頃出発。3度ほどのへつりが体に堪える。水が冷たい。
 源流に入ると遡行者はなし。黒部の流れを独占しながら進む。
 ところが途中左岸のへつりを避けるために藪漕ぎしたら、気づいたら釣竿がない。ザックのサイドのポケットに入れていたのだが、気づいたらチャックが開いている…。しかもこの前にカラビナも一つ落としていて、なんだか不吉というか嫌な流れだなぁと先が思いやられる。
 
 祖父沢も意外に単調で面白みにかける。でも崩壊地を過ぎると登れる小滝が連続していて楽しい。途中で手づかみでイワナを捕まえることができた。釣り竿なくしたけれど天の恵み?

 ところが途中から同行者のペースが少し遅くなる。遡行を終えて雲の平キャンプ場に飛び出したのが15時頃。微妙な時間だ。でも小屋には予約の電話を入れている。残念だけれど水晶小屋は諦めようかなと思って同行者に調子を聞いてみると「大丈夫、行こう」とのこと。確かにいつものペースでいけば行けない時間ではない。
ここで進んでしまったのが、後になって後悔することになる。

 祖父岳の登りに差し掛かる頃、同行者の歩みが極端に遅くなる。自分はどうかというと、濡れたザックが意外と体に堪え、ペースが上がらない。祖父岳山頂に着いた頃には5時近くなっていた。行動食を食べたら少し元気になったが、かなりの時間ロスだ。
 このままでは拙いので、とりあえず翌日の高天原温泉は断念して雲の平経由のルートにすることに変更、沢装備など置いていける物を祖父岳直下の巨石帯の岩陰にデポする。これで荷物を軽くしてひたすら小屋を目指すが、結局水晶小屋直前で日が落ちてしまい、小屋の方々に迷惑をかけることになってしまった。

【8/12】
 水晶岳の山頂は快晴で360度の大展望。小屋に戻って準備をして、記念撮影をして出発。ちなみに水晶小屋は満員で布団は2人で1枚の状態だったそう。小屋は4人で切り盛りしているそうで、女子率高い小屋でした。
 デポしたところに戻って、天気がいいので濡れたものを乾かす。天気もいいし昼寝しながらしばし寛ぐ。

 その後雲の平の雄大な景色を堪能して薬師沢への急坂に四苦八苦して到着。昨日も疲労もあり、とりあえずテントの回収は断念。明日回収することにし、明日体調がよければ赤木沢を遡行し、難しそうならテントを回収して薬師沢小屋に戻り、薬師峠まで登山道を歩くことにする。

 夕食はなるべく荷物を軽くするためにレトルトや缶詰を一気に平らげる。小屋のテラスで食事していたら上ノ廊下を遡行してきたという屈強な2人組が登場。いつか自分もチャレンジしてみたいけれどレベルが高すぎるだろう。この方には下山後の温泉で会い、少しだけ話を聞くことが出来た。

【8/13】
出発に時間がかかり6時過ぎに出発。7時頃にビバーク地に到着しすばやく撤収する。天気は快晴。疲れもさほど残っていなかったので赤木沢に行くことに決定する。

 最初の高巻きが難しかったものの、赤木沢に入ると赤岩にエメラルドグリーンが映えとにかく美しい。空は青、草木の緑に可憐な高山植物と、まさに楽園という様相でした。
 最初の滝は滑りやすく、ちょっと難儀。次の連続した滝は右岸からまとめて大きく高巻きました。2段目までの踏み跡は明瞭でしたが、その上部は左岸から巻くのがセオリーのようで、まとめて右岸を巻く道は不明瞭でした。

 ここから大滝までは快適で美しい滝の連続。気温も高くなって水が気持ちいい。
 大滝は左岸に明瞭な巻き道があります。ここの登攀が最も気になっていたところ。休憩しながらルートを思案してみても、支点はとりやすいけれど、樹木が邪魔でロープも出しにくい。
 ただ荷物はテントを背負って約20kg。この大荷物を背負って登るのは危険を感じるレベル。ただとりあえず中間地点まではホールドもしっかりしているし、泥つきの斜面で木の根も使える。中間地点までは難なく登れる。

 ところが途中に岩場を右にトラバースしていく箇所がちょっと嫌らしい。ロープを出すにも足場が悪くビレイも難しい。
 ただ、荷物がなければ問題はなさそう。そこでまずは自分がトラバース地点を通過してザックを一旦下ろして、スリングで体をビレイし。その後同行者のザックをまず回収し、その後空身でトラバースすることで通過することができた。結局、巻きに30分くらい要したものの、何とか難所を通過することができた。これで一安心。
 大滝の上の40mくらいのナメ滝は、大滝の高巻きを終えたご褒美といったところです。それほどきれいでため息が出るほど。
 ただ最後の二俣を間違えて左に進んでしまい、最後が激しいハイマツ漕ぎになってしまった。意外と体力と時間を消耗し中俣乗越に到着したのが結局15時位になってしまった。

 その後赤木岳と北ノ俣岳は超えたものの、日が傾き始めてしまいやむなく北ノ俣岳直下の砂礫帯でビバークすることに。
 ただ源頭で薬師峠までの行動中に必要な最小限の水しか汲んでいなかったので2人合わせて800mlくらいしか水がない。まともな食事はとれず行動食だけ食べて早々と就寝。星がきれいだったのは救いでした。

【8/14】
この日は4時に撤収開始。歩き始めると夜が開けまもなく太郎平小屋に到着。水を汲んで食事にする。いろいろと疲れもありこの日の薬師岳ピストンもカット、このまま折立に下山することにして、ゆっくりと食事の時間を堪能する。
約三時間で下山。その後温泉で同日に入山して同じ時間に下山した方とお話をし、「おいしい魚が食べたい」ということで海沿いの魚津市へ。港近くの料理屋でランチを楽しんでお土産をかって帰京しました。

 結局、当初の目的は半分くらい果たせたけれど、いろいろと反省点の多い山行となってしまいました。
 やはり暗くなってから小屋に到着するのは避けるべきでした。雲の平での判断ミスは大きな反省点です。
 それから重い荷物での高巻きは危険度が高まるという点ですね。やはり荷物が重かったことでどうしても行動時間が長くなってしまい、その分疲労も溜まるという悪循環でした。食糧も結局余り気味になってしまいました。
 長期間の山行は「なんとかなる」では済まないわけで、なるべく装備の軽量化が求められるということも改めて痛感しました。体力に任せて「とりあえず持っていけ」は駄目ということ。
 いろいろ反省点は多かったですが、「水晶小屋に行く」「赤木沢に行く」「イワナ釣りをする(竿をなくしましたが 泣)」という目的は達成できたので、厳しいけれど楽しい山旅でした。
 ただ指先、足、肩など全身筋肉痛と生傷、青痣でいっぱいですが…。 

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コメント

素晴らしい〜!!
wadachiさん、こんばんは〜

一昨日、meta_bomanさんの赤木沢のレコを拝見して、やっぱり誰かに頼っても行かなきゃ!!
と思ったばかりでしたが、また追い打ちです
これにて完璧にKOされました

wadachiさん、大変失礼ながらフォロワーに登録頂くまで存じ上げず、登録頂いても、「なんで私なんかを? 」というのが正直なところでしたが、なんだか嬉しいです

お若くて羨ましい限りですが、おっさんもまだまだ諦めずに頑張ろうと思います
刺激を頂き、ありがとうございました!!
2013/8/16 20:36
FRESCHEZZAさん


コメントありがとうございます。FRESCHEZZAさんが興味持って登っている山がちょうど自分ともかぶっているものでフォーローしていました。
meta_bomanさんとは折立からの登りで少しだけお話ししていました。

赤木沢、すばらしい沢でした。行って損はないと思います。大滝の高巻きと本流のへつり以外に難しいところはないので、ぜひ行ってみてください!
2013/8/18 19:53
プロフィール画像
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