北ノ俣岳〜薬師岳 飛越新道から 雷鳥に遭遇
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 2,603m
- 下り
- 2,593m
コースタイム
7:10 鏡池
7:30 寺地山山頂
8:05 北ノ俣避難小屋
9:45 北ノ俣岳山頂
11:05 太郎山山頂
11:10 太郎平小屋
11:30-12:00 太郎兵衛平テント場テント設営
12:55 薬師岳山荘
13:40 薬師岳山頂
14:15 薬師岳山荘
15:15 太郎兵衛平テント場
8/16
5:30 太郎兵衛平テント場テント撤収 登山開始
5:50 太郎平小屋
6:00 太郎山山頂
7:50 北ノ俣岳山頂
11:50 飛越トンネル登山口下山
天候 | 8/15 晴れのち曇り14時位から小雨 8/16 快晴のち雲が出てくる |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは飛越トンネル登山口にある。 危険な個所はまず何と言っても寺地山周辺が湿地帯のため、雨上がりは田んぼの中を歩くような感じになる。登山靴にスパッツを着用したほうが良い。 北ノ俣避難小屋から北ノ俣岳の間に登山道が深くえぐれている所があるので落ちないように注意する。 そして最近の酷暑の中では北ノ俣岳へ向かう稜線に高い木が生えていないので早朝から登るのが望ましい。暑さでバテると思う。 |
写真
感想
今回の山行記録まで、記録が中断していました。その理由は山に登っていなかったのではなく、マルパピの子犬を飼い始めてとても山行記録を作る暇がなかったからです。
今回は酷暑なので、北アルプスの奥地なら多少は涼しいかと思い飛越新道から北ノ俣岳を経て、薬師岳を登ることにした。
東海北陸自動車道を北上し高山方面へ向かう。国道41号線を左折。そのまま進み、国道471号線を右折。高山大山林道を左折。途中工事のため迂回路がある。
飛越トンネル手前に駐車場がある。約20台駐車できる。
5:00 登山開始。気温はまだ上がっていなくて結構涼しい。快適に登っていく。
この登山道は湿地帯が多く、雨上がりはドロドロになっている所が多くある。しかし最近は雨が降っていないのでそんなにドロドロではなかった。
鏡池あたりからニッコウキスゲの花が咲いている。
7:30 寺地山山頂。
ここから少し下り登ると北ノ俣避難小屋分岐に出る。
ここからは木立が全くなく、まともに大砲の光を浴びる。
木道を登っていくと湿地帯の池が現れる。
何度見てもこのあたりの景色は好きだ。
何か生命の源のような気がする。
木道がなくなり深くえぐれた登山道の上を登っていく。
だんだん暑くなってきた。時間は9:00位なのに風も無く暑い。
とにかく高度を上げる。標高が上がるに従い風も吹き、気温も多少下がり登りやすくなった。
やっとの思いで北ノ俣岳北陵に到達。
風も吹き涼しい。ここから北ノ俣岳の山頂はすぐである。
北ノ俣岳山頂は9:45に到達。
太郎兵衛平テント場に向かい足を進める。
北ノ俣岳から少し太郎山へ向かったところにとっても凄い花畑があった。
なんと!チングルマの花が咲いていた!ハクサンイチゲの花も咲いていて、本当に綺麗だった。登山道の両サイド一面にチングルマとハクサンイチゲの花の競演!
本当に綺麗だった。ほかの山ならすでに散っている花。
少し下にはまだ残雪が有った。
コイワカガミの花もほんの少し咲いていた。この時期にコイワカガミの花???さすがに北アルプスの豪雪地帯。って感じ。
花畑を過ぎ一旦降下し、少し登ると太郎山に着く。
このあたりから雲が出始める。見晴しは良くないが暑さが和らぐので助かる。
11:10 太郎平小屋に到着
ここからテント場まであと少し。
11:30 太郎兵衛平テント場に到着。テントを設営し荷物を軽くする。
12:00 薬師岳を今日のうちに登ることにする。雲が多くあまり暑くないので助かった。たまに雲が切れると風のない場所では標高が高くても暑い。
やっとの思いで薬師岳山荘に到着。ここの標高は2701mとなっている。
このあたりまで来ると風もあり雲が多く涼しい。
ここから山頂に向かい登っていく。山頂は手前のピークを過ぎた所にある。
13:40 薬師岳山頂! やったぁ!!! 今日のうちに薬師岳山頂に立つことができた。メッチャ嬉しかった。見晴しは良くなかったが達成感は凄かった。
雨が降ってきた。
早々にテント場に向かい下山開始。
15:15 太郎兵衛平テント場に到着。シェラフに入らずに寝たが夜中は寒くシェラフに入った。
5:30 テントを撤収し登山開始。
今日はこのまま下山する。標高が低いところは暑くなると思ったのでできれば午前中に下山したかった。
昨日の雨はやみ、快晴。周りの山がとっても綺麗に見える。
太郎山から朝日を浴びる黒部五郎岳・槍ヶ岳・北ノ俣岳が見える。メッチャ綺麗だ。感動!
花畑の写真も再度撮る。北ノ俣岳山頂にもう一度立つ。素晴しい眺めだ。
北陵を経て帰路に着く。
雷鳥が出現した場所はこの山域の中です。絶滅が危惧される鳥。遭遇できてとっても嬉しかった。
今回の山行は異常なほどの高温注意の中で行った。暑さからいかに逃れるか、いろいろ考えて登った登山だった。
初日に薬師岳まで登ったので本当に良かったと思う。二日目に登ったら下山時の暑さは半端じゃなかったと思う。
コメント
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