仙丈ヶ岳 - 深緑のカールと絶景パノラマ＠歌宿

2021年07月17日(土) [日帰り]

• GPS: 09:25
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,746m
• 下り: 1,744m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:21
• 休憩: 1:03
• 合計: 9:24

距離 17.6km 登り 1,746m 下り 1,749m

6:12 歌宿
7:17 7:26 大平山荘
7:42 北沢峠
9:05 9:15 藪沢分岐（大滝の頭）
10:11 10:17 小仙丈ヶ岳
11:18 11:46 仙丈ヶ岳
12:02 12:11 仙丈小屋
12:41 丹渓新道合流
12:55 12:56 馬ノ背三角点
15:13 丹渓新道登山口
15:36 歌宿

歩行距離：17.6km
歩行時間：9時間25分
最低高度：1680m(歌宿バス停)　最高高度：3033m(仙丈ヶ岳山頂)
累積標高差(登り)：1998m
累積標高差(下り)：2015m

天候

7/17：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆自家用車
仙流荘林道バス利用者駐車場(約400台−無料)

◆南アルプス林道バス
仙流荘〜歌宿：往復2140円
※林道災害復旧まで運行区間に変更あり
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

写真

林道バス利用者駐車場
河川敷は閉鎖され
大きな駐車場が完成

決壊した戸台川
大規模な河川工事中

歌宿(標高:1680m)
準備運動をして出立

大滝と鹿の沢
7/22以降林道復旧まで
ここまでバスが運行される

工事区間の仮設歩道
7/22以降は
ここを0.7km徒歩で通過する

林道が完全に崩落
復旧はしばらくかかりそう

藪沢出合
一番崩落が激しい箇所

大平山荘(標高:1960m)
ここまで約5kmの林道歩き

北沢峠(標高:2032m)
いつもの週末ではなく
静観とした朝だった

クリンソウ群生地

仙丈ヶ岳二合目
(標高:2170m)

樹間から北岳の尖峰

仙丈ヶ岳五合目
大滝ノ頭、藪沢分岐
(標高:2520m)
藪沢新道は本日開通

カラマツの混生林
本格的な登りが始まる

仙丈ヶ岳六合目
森林限界を越えて
小仙丈ヶ岳を見上げる

小仙丈尾根を緩やかに登る
眺望良し

馬の背を経て伊那谷
中央と北アルプスの稜線

小仙丈ヶ岳(標高:2864m)
眺望が素晴らしい

仙丈ヶ岳へ続く稜線
好展望の尾根歩きが楽しい

国内高峰スリートップ
(富士山・北岳・間ノ岳)
小仙丈尾根上から
横並びに見る事ができる

南アルプス南部へ
長大かつ壮大

甲斐駒ヶ岳と鋸岳
その後ろに八ヶ岳連峰
さらに後ろに浅間山

栗沢山と鳳凰三山
後ろには金峰山や御坂山地

雄大な仙丈沢カール

馬の背ヒュッテが小さい

仙丈小屋分岐
(標高:2941m)
仙丈ヶ岳山頂の巻き道

山頂が見えてきた
登山者は少ない

笊ヶ岳の双耳峰や
ピラミダルな蝙蝠岳
荒川岳や赤石岳まで
遥かなる縦走路が続く

壮大な仙塩尾根
数組の登山者が歩く

仙丈ヶ岳(標高:3033m)
360度の大展望が広がる

地蔵尾根のクラシックルート
長い長い道が続く

地蔵尾根を下る登山者
長い道のり
お気を付けて

仙丈小屋(標高:2885m)
小屋番スタッフ若返り化
ガラリと雰囲気が変わった
2021年度は完全予約制
宿泊定員30名まで

小屋そばの水場
藪沢源頭からポンプアップ
秋まで水量豊富

藪沢カールと仙丈小屋
カールの深緑が美しい

丹渓新道分岐
(標高:2705m)

崩落地を進む

馬の背三角点(標高:2716m)

丹渓新道五合目
道標豊富で迷う事はない

倒木がうるさいが
整理されている

階段下りれば林道復帰

下山後は高遠商店街へ

ローメン定食〆

豚肉＆汁だくタイプ
酢を入れると美味い

シナノキンバイ

チングルマ

ミヤマキンバイ

ヨツバシオガマ

オヤマノエンドウ

タカネツメクサ

イワベンケイ
岩陰にひっそり咲く

イワウメ
こちらも岩陰に

イワカガミ
雪融けの遅いカールに群生

ハクサンイチゲ

ナナカマド

キバナノコマノツメ

マルバダケブキ
丹渓新道の南面で群生

イチヨウラン
丹渓新道の湿地に咲く

感想

Hassie2999

3年ぶりの南アルプス登行。
7月連休からシャトルバス運行区間が変わり北沢峠へアクセスしやすくなる。
梅雨明け直後の好天予報と夕立もこないとの気象予報士のお墨付き。
コースタイム設計を練って、歌宿から周回する登行を計画した。

歌宿から林道歩きを強いられるバス運行もあってか5:30始発便は3台のみ。
早朝の臨時便が出る事もなく、かなり空いていたように思う。
林道復旧状況によってバス運行区間が変更される可能性があるので
2021年度はこまめにチェックしていきたい。早く広河原と繋がるといいなぁ。

歌宿から甲斐駒ヶ岳日帰り、地蔵尾根往復、仙塩尾根縦走など
健脚自慢の屈強な登山者をたくさん見る事が出来た。
自分自身も久しぶりに日帰りのロングコースを堪能できた。
今年こそはテント装備縦走を復活しようと意気込んでいるので、良い登行トレーニングだ。