白山(楽々新道〜加賀禅定道)☆コザクラの咲く小桜平へ
- GPS
- 17:12
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,580m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:37
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 11:47
天候 | 1日目;曇りのち晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 新岩間温泉は休止 新中宮温泉は営業中(¥380) |
写真
感想
【一日目】
久しぶりの家内との泊りがけの山行は白山北部の楽々新道と加賀禅定道の周回コースを計画する。このコースは時計回り、反時計回りいずれも考えられるが、なんといっっても小桜平の避難小屋での宿泊が魅力的に思われるので、躊躇なく時計回りを選択する。
ハライ谷の登山口はカーブのあたりが道が広くなっており、数台分の道路余地がある。すでに2台の車が停められた。岩間温泉に向かって眼下に尾添川の流れる深い谷底を見下ろしながら県道を進むと意外にも行き交う車がある。
およそ1時間ほどの道のりではあるが、広々とした丸石谷に入り、対岸の道路が目に入ると谷を折り返す道のりが途方もなく遠くに感じられる。ひなたでは照りつける日差しがきついのだが、雪を防ぐための覆工があると日差しから逃れて一息つくことが出来る。
新岩間温泉に到着すると山崎旅館 窓も雪除けで塞がれたままで、今年は営業する気配がないようだ。旅館の前の登山口には9台の車が停められている。さらにその奥には数台の工事関係の車があった。
しばらくは林道歩き。登山口の手前のカーブでは林道脇にある水槽から滾々と水が流れ出しているので、水を組み直す。少し歩いたところでタオルがないことに気がつく。どうやら水を汲んだ時にリュックから外れたようだ。家内を先に行かせて、タオルを取りにも戻るとすぐにもタオルが見つかった。
ヘアピンカーブを曲がると楽々新道の登山口となる。登山道に入るが先に行った筈の家内の姿がない。これはおかしいと思い再び登山口まで戻るが、やはり家内の姿はない。どうやら登山口の標識に気がつかず林道を先に行ってしまったらしい。おかしいと感じて林道を折り返してきた家内と再び出会うまでに大きく時間をロスすることになってしまった。
楽々新道は急な登りやアップダウンはほとんどなく、緩やかな登りが続くのが有難い。樹林の中には早速にもブナや檜、ミズナラの大樹が随所で目を惹く。空は雲が多くなり日差しは無くなったようだが、蒸し暑い空気が淀んでいる。
終始、通奏低音のようにブーンという虫の羽音が森の名から聞こえてくる。高度が高くなるにつれて白樺の樹林の中へと入ってゆく。登山道には濃い霧が立ち込めるようになる。雲の中に入ったのだろう。少しは涼しく感じられるものの当然ながら湿度の高さを感じる。
ca1700を過ぎたあたりで、尾根の左側(東側)に展望が開けるが、生憎、視界は雲に遮られたままだ。小桜平が近づいたあたりで、途端に雲の中から抜けだしたようだ。白樺の樹林の中には黄金色の光が差し込む。急に湿度が低くなり、林の中を吹き渡るそよ風が快適に感じられる。
樹林を抜け出すと、左手には薬師山、尾根の先には樹々が疎らに生える緩斜面が視界に飛び込んでくる。足元には数株のクロユリが現れる。久しぶりに出遭うクロユリの花、黒というより濃い臙脂色を思わせる微妙な色彩の花はどことなく神秘的に思えるのだった。
灌木帯を抜けると樹木のない平原となり、すぐ左手に夕陽を浴びる瀟洒な小屋が目に入る。ついに小桜平に到着したことを知る。まるでメルヘンの絵本をそのまま現実にしたような場所だ。
小屋に入ると窓が開け放たれており、単独行の男性と二人組みの若い女性がいらした。窓から虫が入ってこないものかと心配したが、この小桜平には虫は少ないようだ。
ご挨拶すると男性は日中は酷暑のせいで大変だったと仰る。日射病のようになり、水を2ℓ消費してもかなり消耗されたとのこと。加賀禅定道から白山を登って来られたというが、かなりの水を担いで来られたということだろう。
女性のうちの一人はこの小桜平に何度もいらしているらしい。ご親切に水場の場所を教えて下さる。小屋の前にあるベンチとテーブルの先に踏み跡を辿ると、すぐに小さな水溜りがある。水溜りのさらに奥へと続く踏み跡を辿る清澄な水を湛える水溜りがあった。どうやらその奥から水が湧き出しているのであろう。
水は驚くほど冷たく、ペットボトルに満たされた水には浮遊物は全く見られなかった。このまま飲んでも全く差し支えないように思うのだが、案内してくれた女性によると「何度かこの水を生で飲んで、お腹をこわしたことがあるので、煮沸した方がいいですよ」とのことであった。
小桜平の周辺は数多くの白山小桜が咲いている。少し登山道を登り、小桜平を上から見下ろすことが出来るようになると、雲を背景に小桜平が浮かび上がる様はまさに雲上の別天地のようの光景だ。そして、やはり瀟洒な避難小屋がこの美しい光景にメルヘンチックな趣を与えているようだ。
小屋に戻ると西の空に沸き起こる入道雲の端が紅く輝いているが、入道雲のせいで夕陽を見ることが叶わない。まずは小松のスーパーで買ってきた地物の海老の干物と枝豆をあてにビールで乾杯する。フクラギの唐揚げと霜降りひらたけを蒸す。後半はラム肉をズッキーニ、アスパラガスと共に炒めてジンギスカンを料理する。女性二人組に差し入れると一人の方はラム肉が好物とのことで喜んで下さった。最後はモッツァレラ・チーズと白米を投入してリゾットで〆とする。
食事を終えると瞬く間に眠りに落ちていった。夜中に起きだしてみると満天の星空を天の川が縦断している。しばらく外で夜空を眺めていると、夜風の冷たさに手が攣るのだった。
【二日目】
朝は3時半に起床する。外に出てみると空は晴れているが、天の川の輝きが既に薄くなっている。まもなく東の空の一端が明るくなったかと思うと、次第に鮮やかな橙色に染まってゆく。まずは昨日に汲んだ水でコーヒーを沸かし、パンで簡単に朝食を済ませる。
小屋を後に登り始めると東側に所々で展望が開け、雲海の彼方に剣岳から穂高岳に至るまで北アルプスのシルエットが浮かび上がっている。しかし、肝心のご来光の瞬間は灌木の樹林に眺望が遮られ、なかなか朝日を拝むことが出来ない。ようやく東側の展望が得られたのは太陽が立山の南、ザラ峠からかなり顔を出したところだった。
足元の朝露を懸念してレインウェアのズボンを履いていたが登山道の周囲の草には意外と朝露が少ないように思われた。尾根上の展望地に至ると我々より先に出発された女性二人組が朝食を準備しようとされているところだった。朝露は大したことはないだろうと判断してズボンを脱ぐのだが、この判断は間違いだった。高度が上がるつれ急に朝露がひどくなり、瞬く間に靴の中まで濡れ始める。
灌木の樹林帯を抜けると登山道周辺にはお花畑が広がり、数多くの花が咲いている。陽のあたる斜面になると途端に朝露はましになる。
七倉山へのハイマツ帯の登りからは背後にこれまで辿ってきた尾根と左手には加賀禅定道の尾根、笈ヶ岳の好展望を眺めながら九十九折で斜面を登ってゆく。左手には赤茶けた地獄谷の荒涼とした光景が広がる。
上から降ってくる一人の若者とすれ違う。どこからですかとお声をかけると、なんと前日は勝山駅から越前禅定道を辿って来られたというから超人的な行程だ。ヤマレコ・ユーザーのAstraさんであった。
七倉の辻に立つと正面にそびえる大汝峰が視界に大きく広がる。手水鉢のある大汝峰への鞍部にかけてお花畑が続く。手水鉢はやはり水が湛えられていた。この水はなぜなくならないのか不思議でならない。
ハイマツ帯を登り返しにて大汝峰の山頂へと至ると御前峰、青碧の水を湛えたいくつかの池が視界に飛び込み、白山の頂きにたったという充足感に浸ることが出来る。東側には相変わらず雲海の彼方に浮かび上がる北アルプス、乗鞍、御嶽といった山々の景色がなんとも幻想的だ。
御前峰の山頂をみると狭い山頂の上には数多くの人が犇(ひしめ)いているようだ。昨年、長男と美濃禅定道から北縦走路にかけて縦走した際も白山の山頂では山名標の記念撮影をするために大行列であったことを思い出すが、今朝もおそらく同様の状態ではないだろうか。
御前峰の右手に別山を眺めると、その奥、三ノ峰のあたりから西に伸びる尾根を視線でたどり、その赤兎山、大長山、越前禅定道の先にある経ヶ岳といった山々を確認する。
北東の方向には昨年、長男と辿った北縦走路の方を眺めると、二名の登山者が北縦走路の方向に向かって歩いていくところだった。お花松原の方には雪渓があり、登山道にもまだ雪が残っているようだ。
大汝峰を後に再びハイマツの斜面を下り始めるとすぐにも女性二人と再びお会いする。今日はこれから別当出合まで縦走されるそうた。別当出合にはお迎えがいらして下さり新岩間温泉の登山口に車を回収されるらしい。聞くまでもなく優しいダーリンがいらっしゃるのだろう。
再び七倉の辻に戻ると8時40分過ぎ。ここまではほぼ想定通りの順調なコースタイムで来ているように思われた。ここで行動食での2回目の朝食で休憩してすると、いよいよ下山路の加賀禅定道へと足を踏み入れる。
四塚山に向かうとハクサンコザクラ、ハクサンイチゲが数多く咲いている。四塚山の山頂部には巨大なケルンが並んでいるが、このケルンが四つあるから四塚山なのだろうか。ピークを後にすると鞍部にかけて急下降が続く。
油池の小さな池のほとりにはニッコウキスゲが数株咲いていた。四塚山は七倉の辻から見ると通過点のような小さなピークに見えていたのだが、下から見上げた時の堂々とした山容とのギャップに驚かされる。というより、加賀禅定道を登ってくるとこの山の登りにうんざりしないか心配だ。
水のみ場まで5分と標柱に記されているので水を汲みに向かうことにする。最初は明瞭で歩きやすい道が続いているが、まもなく道はほとんど笹藪となる。構わず進むが登山道は小さな崖となる。家内を待たせて下降するとその先でわずかに水が湧き出しているところがある。その先の水溜まりからカップで水を汲むが、残念ながら水は綺麗とは言い難い。この水場への往復は到底、人に勧められるものではない。
天池にかけて斜面の雪渓をトラバースしようとすると、なんと雪渓の下から滔々と水が流れ出ているではないか。先ほどの水場で汲んだ水をすべて詰め替える。これで下山の途中の水の心配は全く無くなった。このあたりから突然、家内のペースが極端に遅くなる。暑さのせいでバテたようだ。コバイケイソウやニッコウキスゲの数多くの花が咲く草原が続くが、日差しを遮る樹林がないのが家内には応えるようだ。
百四丈の滝の展望台にたどり着くとここでトマトとナスの漬物をとりながら休憩する。折しも北向きの滝の午後の光が当たって、流心が輝く様が美しい。単独行の男性が来られる。やはり暑さのせいでかなり消耗されておられるようだ。5ℓの水を担いでこられたらしい。
滝の展望台を後にすると美女坂の急下降に入る。ようやくここで樹林帯となる。いつしか太陽な雲に隠れたようだが、ますます空気は蒸し暑く感じられる。家内は急下降に置ける段差の大きな箇所が苦手なようで、ますますその歩みが遅くなる。
展望台から1時間ほどの時間を要してようやく避難小屋にたどり着く。どうやら先ほどからコースタイムの倍ほどの時間を要しているようだ。このままだと下山がかなり遅くなることが心配されたが、家内はなんとか力を振り絞って平常に近いスピードを取り戻す。
長倉山のピークの手前ではご夫婦が休まれていたが、ご婦人の方は見た目にも心配になる程に相当にバテているようだ。
しかり場分岐でもお二人の女性が休憩されていた。先ほどのご夫婦の連れの方々らしいが、お二人は元気なご様子だ。「二人を見かけませんでしたか?」と聞かれるので、お遭いした場所をお伝えするが、ここまでは30分以上はかかるだろう。「ご婦人の具合はどうでしたか?」と聞かれるので、やはりバテ気味だったのだろう、見た目の印象をお伝えする。
分岐からはハライ谷の登山口にかけて緩やかな下りが続く。地図では等高線が混んでいるように見えるのが、最後は九十九折で傾斜が緩やかなのが有難い。しかし、最後のわずか1km少々のところで家内の歩みが再び牛歩の如くとなる。後ろから声がしたかと思うと、先ほどの御二人が追いつかれた。いくら待っても連れの方が来られないので諦めて出発してきたとのこと。
我々よりもだいぶ年が上に思われるが、家内の様子をみてご親切にも「サポーターを貸しましょうか?」と仰る。「いえ、あと300mもないでしょうから」と申し上げると、「なに!登山口までそんなに近いんですか!」とお二人は大喜びされる。わずかに下ると、先をゆくお二人から「見えたで!」と嬉しそうな声が聞こえる。家内もお二人に元気を頂きながら最後の力を振り絞って下山する。どうやらお二人の連れのご夫婦とも電話が繋がったらしい。
下山後、一理野温泉も営業している気配はなかったが新中宮温泉は空いていた。入浴料が\380というのは破格の安さだ。観光客相手というよりなく地元の人のための温泉といった雰囲気であり、人々が入るには時間帯が早いのだろうか。男性用の広々とした浴室に入ると他には誰もいなかった。
今回の周回ルートはuriuriさんやhanabanaさんといった私達の山友たちは日帰りで周回されたところであり、ヤマレコでも日帰りのレコを多く見かけるが、日帰りされる方々に改めて感服である。また再訪する機会があるとしたら、やはり小桜平の避難小屋泊にしたいところだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
長距離ですね 気温が高いと行程に影響がありますね
水の確保も大変そう
無事踏破されよかったです
それに途中の再会も
天の川 長ーーーーーい間 見ていません😢
お花も多いですね
mumcharie Etsunoさんのレコにも花写真がたくさん上がっていました
大汝峰には上がっていないので遭遇はなかったでしょうが、同じ日に近くを歩いておらたことに驚きました
大汝峰 大汝山
翠ケ池 ミドリガ池
室堂 室堂
しょうもないことに気が付きました
右は立山ですね
家内の持論によると20km以上は歩けないそうですが、二日目は20kmのかなり手前から家内はへこたれているのでありました。
ところで白山と立山の共通性については室堂の名称からも誰しもが気になるところでしょう。
大汝とは大己貴神(おおなむちのかみ)に由来するもので、修験道の世界ではその化身が阿弥陀如来だそうです。白山でも立山でも信仰の中心は十一面観音だと思いますが、であればその中尊である阿弥陀如来を象徴する山がすぐ近くに存在するのも頷けるというもの。
近々、京都近辺で天の川を探してみたいと思いますので、乞うご期待です。
ヤマネコさん、こんにちは。
北部白山は魅力たっぷりですね。昨夏このほぼ同じルートを逆回りして、その素晴らしさに魅了されたのを思い出します。稜線が美しく、咲き誇るお花畑に圧倒されたものです。
ハイマツと熊笹に覆われた広い湿原にポツンと可愛らしく建つ避難小屋が印象的な小桜平は、周囲の主な樹々がシラビソの樹でしたね。私が訪れた時期に白山小桜は見られなかったのですが、珍しいイワショウブの花に出逢えたことも嬉しかったです。また訪れたくなる素敵な空間ですね!
暑い中のロング山行、お二人も他のハイカーさんも大変だったようですね。しかしこの山域は途中泊をして、慌てずゆっくりとその魅力を満喫しながら歩きたいものです。日射し対策が大切ですね。
敦賀のお父さんもこの夏、狙っておられるようです😁ゆっくり行っていただきたいです。
あぁ私もまた行きたくなってきました〜
お節介ながら#60はキバナノコマノツメでしょうか。赤坂山や大御影山などで春に見かけるオオバキスミレと違い、葉っぱが丸いのが特徴的ですね。
ウリさんなら十分、一日で周回出来るでしょうが、室堂でごゆっくりされたのでしたね。ウリさんがいかれた時期とあまり変わらないように思いましたが、ハクサンコザクラは既に姿を消してしまうのですか。イワショウブの花は知りませんでした。
#60も教えて下さり有難うございます。キスミレにしては少し違うなと思い、ハクサンキスミレってあるのかな・・・など馬鹿なことを考えておりました。家内に調べてもらおうと思いつつも、花名がわかならないままにアップしてしまいました。
いつも素晴らしいレコ楽しみに拝見させて頂いてます。
今回レコを拝見させて頂いて同じ山域に居られて感激してます。もしかしたらお会いできてたかもと思うとワクワクします。
それにしてもいつもマイナー(多くのかたが選択しないルート)を選択されてる事に感服します。今回の件も然りですね。😙
いつの日にかお会い出来る事を期待してます。
加賀禅定道や楽々新道は別当出合からのルートに比べるとと人は少ないですが、この時期はこれらのコースを歩かれる人もそこそこおられるかと思います。
こちらこそ、いつかお会い出来ますことを楽しみにしております。
素晴らしいお花畑コースですね。
実は、ちょうど、妻からのリクエストで、白山の北側ルートを行きたいと思っていたところでした。タイムリーな情報で助かりました。
このコース、水が問題ですよね。
同じコースで8月頭だったら、雪渓の水もないかもしれませんね。
水問題を考えると、中宮道を通ってゴマ平避難小屋で宿泊し、水を汲んで大汝峰経由で小桜平避難小屋で宿泊して下山の3日コースとかならば、もう少し水の問題は解消されるのかなあ・・・とか考えてます。
いずれにしろ、水問題をきちんと計画しないとやばそうですね。
ありがとうございました。
何ともGRさんらしいコース取りですね。そのコース取りであれば小桜平まで時間を気にする心配がなければ、室堂まで行けばふんだんに水が手に入るでしょうから、水の心配は少なくなるのではないでしょうか。
北縦走路は、昨年の初秋に石徹白から入って縦走しましたが、アップダウンとロング・コース。照りつけられる時間と距離が長いと体力の消耗が心配されるところでもあります。昨年は中宮道は通行止めでしたが、最近、ここを通られたレコを見たように思いますので、おそらく通行止めは解消されたのですね。しかし、北縦走路はクマが多いところだと聞きますし、私達(昨年は長男と二人)が縦走した時ももうせん平で近くの笹原の中をガサゴソと動き回る動物の気配があって、慌てて美しい湿原から逃げ出した憶えがあります。
ところで、新岩間温泉から中宮温泉への戻りはどうされるのでしょうか?もしかして導水管沿いの階段を下るご予定?手摺なしのジェット・コースター並みの急下降・・・間違いなくここが一番の核心部でしょう。水よりもこちらの方がやばいのでは? 行かれる際はくれぐれもお気をつけて。
あまり参考にはならないと思いますが、昨年のレコです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2583430.html
実は自分も、週末、南アルプス行ってました。お会いできれば、「邂逅」ものでしたが、残念です(笑)。
それと、色々情報ありがとうございます。コースは再度見直して、中宮道から大汝峰、加賀禅定道で降りて、自転車で車に戻るかバス戻りになりそうです。できれば2日、予備1日かなあ、、、と。19時から7時までの通行止めがなんともいやらしいですね。出発時刻や下山時刻に制限されてしまうので。
上記コースならば、怖い階段は避けられますね。
熊スプレーは、持参しようか悩みますね。さあ、どうしようか、、、。水を沢山積まねばならないので、、、。
一里野から中宮温泉にはバスを使えると楽ですが、一里野12:06分発の1日一便のみで、しかも平日のみなので気をつけなければなりませんね。
奥様(お嬢様)とのレコを楽しみにしています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する