北アルプス 山岳古道を行く 針ノ木峠〜平ノ渡し〜五色ヶ原〜ザラ峠〜立山〜剣岳

2021年07月16日(金) ~ 2021年07月19日(月)

• GPS: 36:09
• 距離: 46.1km
• 登り: 5,322m
• 下り: 4,447m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:42

距離 10.8km 登り 1,869m 下り 708m

5:23 スタート地点
6:18 6:20 大沢小屋
9:31 11:07 針ノ木小屋
11:56 12:05 針ノ木岳
14:25 針ノ木小屋
15:18 15:21 蓮華岳
16:05 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 9:54
• 休憩: 1:56
• 合計: 11:50

距離 15.5km 登り 1,267m 下り 1,406m

5:10 針ノ木小屋
7:23 針ノ木谷出合
7:44 船窪岳分岐
10:30 黒部湖 避難小屋
10:44 12:19 平ノ渡場・仮設
12:33 12:34 平乃小屋
13:55 14:04 刈安峠
16:26 五色ヶ原キャンプ場
16:39 16:50 五色ヶ原山荘
17:00 五色ヶ原キャンプ場

3日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 1:48
• 合計: 9:34

距離 10.3km 登り 1,280m 下り 1,150m

6:14 五色ヶ原キャンプ場
6:27 6:34 五色ヶ原山荘
7:04 ザラ峠
8:11 8:17 獅子岳
8:55 8:57 鬼岳東面
9:47 浄土山南峰
10:08 10:34 一の越山荘
11:25 11:41 雄山
11:59 12:06 立山
12:12 12:54 大汝休憩所
13:06 13:07 富士ノ折立
13:42 13:43 真砂岳
15:48 剱沢キャンプ場

4日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:07
• 合計: 8:09

距離 9.5km 登り 941m 下り 1,227m

5:11 剱沢キャンプ場
5:33 剣山荘
5:51 一服剱
6:35 6:43 前剱
6:51 6:52 前劔の門
7:11 7:13 平蔵の頭
7:23 カニの横バイ
7:33 7:34 カニのハサミ
7:40 8:06 剱岳
8:08 カニのハサミ
8:16 8:25 カニの横バイ
8:30 8:36 平蔵の頭
8:45 8:46 前劔の門
8:54 8:59 前剱
9:35 9:38 一服剱
9:52 9:53 剣山荘
10:09 10:10 剱澤小屋
10:14 剱沢キャンプ場
11:26 11:27 剱御前小舎
12:27 浄土橋
12:41 12:42 雷鳥沢ヒュッテ
12:51 12:52 雷鳥荘
13:08 みくりが池温泉
13:11 みくりが池
13:20 室堂

天候

全日　快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

室堂　→　扇沢まではケーブルカーを乗り継ぎ

写真

7/16 5:23

良い天気

7/16 5:28

金曜朝の扇沢。空いてますね〜

7/16 5:29

7/16 5:29

針ノ木雪渓に向けて出発です

7/16 5:36

7/16 5:54

7/16 6:01

7/16 6:04

7/16 6:05

遠くに雪渓が見えます

7/16 6:16

7/16 6:16

7/16 6:16

7/16 6:18

7/16 6:44

7/16 6:47

7/16 6:57

チェーンスパイクです。
今思えば、登坂には問題ないのですが、チェーンスパイクでは滑った時の制動力が足りません。

7/16 6:59

初の雪渓歩きです。涼しい！

7/16 7:20

7/16 7:26

思ったより斜面がきつい。
テン泊装備にこの急登は堪えます。

7/16 7:38

7/16 8:07

針ノ木小屋では水が無いそうなので、ここで補給します。
＋4Kg追加です…

7/16 8:07

あと少しで針ノ木峠です

7/16 8:20

後ろを振りむと鹿島槍ヶ岳がきれいに見えます

7/16 8:21

右に行きました。はい、間違いでした。登り返しに30分のロス。
さらに、間違えた先でスマホを落としたことに気が付き、再び戻ることでさらに30分のロス。

7/16 9:21

針ノ木小屋だ〜！

7/16 9:25

7/16 9:26

7/16 9:27

ふむふむ。平の渡しまで4hですか。
小屋のご主人曰く「無理！」とのこと

7/16 10:04

良いキャンプ場ですが、暑い。
日中はテント内に居られません！

7/16 10:10

7/16 11:06

7/16 11:06

7/16 11:15

暇なので、針ノ木岳山頂まで散歩します。

7/16 11:17

7/16 11:25

7/16 11:41

暑いのでタオルに雪を包み、即席アイスノン。
最高です！なんでもっと早く気が付かなかったのでしょう。

7/16 11:52

7/16 11:55

山頂です。人がいません。
多くの人は針ノ木小屋に泊り、翌日に山頂を超えてスバリ岳経由で下山してくようです。

7/16 11:56

7/16 11:59

この景色、最高じゃないですか！黒部湖もキレイですが、明日向かう予定の五色が原が正面に見えます。

7/16 14:44

さて、次は蓮華岳へ向かいます。

7/16 14:56

ガスってきました。雷鳥タイムです！期待できますね。

7/16 14:57

7/16 14:58

キレイな花々です。

7/16 15:02

7/16 15:14

山頂ですが、雷鳥には会えないため戻ります。

7/16 15:19

7/17 4:47

今日も良い天気です。

7/17 5:17

さぁ、頑張る日です！

7/17 5:17

全然、良い道じゃん

7/17 5:28

まあまあな道ですね

7/17 6:09

このあと、写真を撮る余裕すらなくなります

7/17 7:22

出合に来たので、道があるはず…ありませんでした。
むしろ水量が増えてさらに沢渡が大変になりました…

7/17 7:24

どこに道が…？

7/17 7:24

どこが歩きやすそうか？

7/17 7:30

めんどくさいので沢歩きに切り替えます。

7/17 7:44

サインだ！

7/17 7:54

はぁ、サインをたどっていくと数時間の強烈な藪漕ぎが待ってました。
本当に、ヤマレコ様に感謝です。

7/17 7:56

本気の沢歩きになってきました。
こんなこともあろうかと、ブーツ濡らした場合に備え防水ソックスを持ってきてます。終わったら履き替えです！

7/17 8:05

滝が出てきました。もう、無茶な沢歩きは出来ませんね。
慎重に高巻します。

7/17 8:07

見上げればいい天気。
少しリラックス。

7/17 8:07

渡船を一本遅らせることに決定。
とても心に余裕が出てきました、最初からこうすればよかったんだ。

7/17 8:11

7/17 9:58

予習してきましたよ。ロープ張ってある沢渡が見えたらあと少しです

7/17 10:00

7/17 10:00

7/17 10:09

橋が架かった場所が最後の沢渡。
渡船場は近いはず！

7/17 10:13

橋を越えたら、きれいな道に変わってきました。

7/17 10:16

7/17 10:18

おまけで最後の沢渡

7/17 10:23

7/17 10:23

7/17 10:24

7/17 10:27

黒部湖が見えてきました

7/17 10:30

避難小屋。急崖の途中にあるので細長い。しかも壁無し

7/17 10:40

7/17 10:42

7/17 10:44

7/17 10:59

渡船場に到着。
時間があるので、いろいろ干します(笑)

7/17 12:06

7/17 12:06

あ〜、のんびりできて疲れが取れます。

7/17 12:11

渡船が来ました。

7/17 12:14

豪快な着岸作業です。

7/17 12:25

平ノ小屋が見えます

7/17 12:25

5分程度で到着です

7/17 12:40

五色が原に向けて出発

7/17 12:43

道がきれい。人が入った形跡があると安心します

7/17 13:59

この辺りで飲料水が尽きたことに気づく。
ピンチです！

7/17 13:59

7/17 14:14

7/17 14:19

7/17 14:19

7/17 15:22

雪渓の端から雪解け水を補給。
あまりお勧めは出来ませんが、背に腹は代えられない

7/17 15:22

冷えてて美味〜い！

7/17 15:47

木道が出てきました。目的地は近い

7/17 15:55

五色が原のキャンプ場が見えてきました。

7/17 16:00

7/17 16:06

7/17 16:09

気嵐？設計からすごく涼しい風が抜けていきます

7/17 16:27

土曜日なのに空いてます。
まだ寒いしお花畑シーズンには少し早いからかな？

7/17 16:39

チェックインのため小屋まで移動。
とても遠い

7/17 16:40

7/17 16:40

7/17 16:44

いいな、ここ。今度は小屋にも泊まってみたい。

7/17 16:49

後ろに見えるのがザラ峠。念願の場所までやっとこれた！

7/17 16:50

7/17 17:53

7/17 19:44

さすが、週末。あちこちのテントから楽しそうな声が聞こえてきますね。

7/18 5:01

朝です。昨日は寒かった。

7/18 5:01

7/18 6:15

7/18 6:27

今日は行程に余裕があるため、のんびりと五色ヶ原を散策してから向かいます。

7/18 6:32

7/18 6:32

7/18 6:35

7/18 6:35

7/18 6:36

7/18 6:39

7/18 6:44

7/18 7:01

7/18 7:06

7/18 7:06

ザラ峠。念願である信越連帯新道の核心部に来ました。
よくこんなところを物資輸送に通ったもんだと感心します。

7/18 7:16

キレイな峠道。感無量です。
（この時はこのまま室堂から帰ろうか迷ってました）

7/18 7:32

7/18 7:50

7/18 7:50

7/18 7:50

7/18 7:51

7/18 8:03

7/18 8:03

7/18 8:09

7/18 8:09

7/18 8:11

7/18 8:11

7/18 8:19

7/18 8:42

7/18 8:43

7/18 8:55

7/18 8:55

7/18 9:09

7/18 9:21

7/18 9:31

7/18 9:43

7/18 9:45

7/18 9:45

7/18 9:45

7/18 9:46

天気が良く順調に縦走を続けていたところ、すでに
一の越まで着いていました。

7/18 9:46

7/18 9:54

雄山が目の前に現れました

7/18 10:11

室堂が見えます。風に乗って硫黄の香りがします。
は〜、下山して温泉入りたい。

7/18 10:11

7/18 10:25

7/18 10:40

本日は日曜日。人が沢山います。

7/18 10:48

登山道が渋滞してます。この遅さがちょうどよいペースメーカーになって助かりました。

7/18 10:49

7/18 11:01

7/18 11:22

お〜神主さんがご祈祷しています。

7/18 11:22

7/18 11:23

7/18 11:23

7/18 11:24

7/18 11:25

込み合っているので次に向かいます

7/18 11:25

7/18 11:25

7/18 12:00

7/18 12:01

7/18 12:02

7/18 12:03

7/18 12:49

本日はここでお昼ご飯にします。

7/18 12:09

7/18 12:22

へ〜、映画「春を背負って」の撮影舞台だったんだ！
偶然ですが、最近見た映画です。

7/18 12:23

大汝定食1100円なり。
作るのがめんどうで暇な時しか出来ないそうです。
ラッキーでした。
ちなみに後から来た方は断られてました(笑)

7/18 13:04

さて、剣沢のキャンプ場まで向かいます。
ここから先ピークはすべて巻いて進みます。

7/18 13:04

7/18 13:12

7/18 13:26

7/18 13:30

7/18 13:36

7/18 13:41

7/18 13:43

ガスが濃く、目的地が良くわかりませんがヤマレコを頼りに進みます。

7/18 14:00

7/18 14:02

7/18 14:10

7/18 14:26

7/18 14:26

雷鳴が近づいてきています。急がねば！

7/18 14:50

7/18 14:50

7/18 15:01

キャンプ場が見えてきました。
直後に大雨、急ぎます。

7/18 16:43

到着し、急いでテントを張ってしばらく避難。
雨上がりに外に出てみたら、剣岳が正面に！
迫力あるな〜

7/18 17:44

7/18 17:44

ここを降りてきたんだ、ガスってわからなかった。

7/18 18:14

明日の朝ごはん。
夜に水でもどしておくと、朝すぐに食べられらるため便利です。

7/19 5:09

最終日、本日も良い天気です。

7/19 5:09

荷物を置いて出発です。

7/19 5:09

7/19 5:11

7/19 5:18

7/19 5:26

7/19 5:31

7/19 5:41

ザックが軽いため、グングン進みます。

7/19 5:46

7/19 5:47

7/19 5:52

7/19 6:00

7/19 6:27

7/19 6:27

7/19 6:35

ガスって来ました。

7/19 6:35

7/19 6:35

7/19 6:42

7/19 6:43

7/19 6:43

7/19 6:44

7/19 6:45

7/19 6:48

7/19 6:50

7/19 6:50

7/19 6:58

頂上かな？

7/19 6:58

7/19 7:02

7/19 7:02

7/19 7:02

7/19 7:02

7/19 7:04

7/19 7:05

7/19 7:07

7/19 7:10

7/19 7:11

7/19 7:15

7/19 7:16

7/19 7:17

7/19 7:19

きっと核心部に近づいているのでしょうが、ガスっているため高度感を感じません。粛々と進みます。

7/19 7:20

7/19 7:20

7/19 7:37

7/19 7:39

着いた〜！

7/19 7:46

7/19 7:46

7/19 7:53

7/19 7:53

7/19 7:54

雲の切れ間の景色を堪能した後、下山します。

7/19 8:18

7/19 8:21

7/19 8:21

7/19 8:23

7/19 8:26

7/19 8:33

7/19 8:39

7/19 8:46

7/19 8:46

7/19 8:54

7/19 8:55

7/19 8:55

7/19 9:21

7/19 9:39

7/19 9:57

7/19 10:03

7/19 10:48

さあ、撤収完了です。
帰りますよ〜

7/19 11:25

この辺りで、Applewatchのバッテリー切れ。
持ってきたモバイルバッテリーも死亡。
スマホ残量は20%
快適に過ごすためには、モバイルバッテリーは10000mA/日くらいは必要ですね。次回のため良い教訓になりました。

7/19 11:26

ここからは写真撮影の回数を減らします。

7/19 12:28

雷鳥キャンプ場に到着！

7/19 12:28

7/19 12:30

7/19 12:31

良いキャンプ場ですね。人気があるのも納得です。

7/19 12:33

ここから、バスターミナルまでの距離を見て驚愕！
まだ一時間もかかるんだ、しかも登り…心が折れそうです。

7/19 12:44

7/19 12:44

7/19 12:44

7/19 13:09

キレイ、そして涼しい。

7/19 13:20

到着っ！！！よく頑張った、自分！

7/19 13:21

ここまでスマホ（ヤマレコ）が持ったことに驚きです。

7/19 13:23

7/19 13:28

久しぶりに見る文化的な施設に感動した。

7/19 13:56

一切寄り道せずに扇沢に向けて帰ります。

7/19 14:00

7/19 14:14

7/19 14:27

7/19 14:28

観光放流してました。

7/19 14:28

昨年通った、下の廊下への道が眼下に見えます。

7/19 14:29

7/19 15:39

扇沢に帰ってきました。
奥様と職場へのお土産を購入し車に戻ります。

7/19 15:37

ただいま、相棒！

7/19 18:29

しっかりと温泉につかった後に、ココイチで黒部ダムカレーを頂きました。
下山後はココイチ、これが私のルーティーンです。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

takemaru4137

「北アルプス 山岳古道を行く〜富山と長野をつなぐ“山岳ハイウェイ”の旅〜」
数年前、深夜のBSで放送していたのを見ました。
約140年前に富山〜長野を結ぶ塩を運ぶ道として建設されたものの、あまりの維持管理の困難さに2年ほどで廃道となってしまった山岳古道「信越連帯新道」を辿る山番組でした。
昨年歩いた「下の廊下」と同じく歴史とストーリーのある古道です。なんと魅力的で心惹かれるルートでしょう。と言うことで行ってまいりました。
事前の準備はしたつもりですが、針ノ木古道の情報が少なく、準備不足で非常に苦労しました。＊事前の情報でどんな場所か知っていたらきっと行かなかったでしょう（笑）

・一日目
扇沢　〜　針ノ木小屋キャンプ場まで
雪渓通過し小屋まで。途中、転倒しスマホを落とすトラブルがあったが無事回収し、大きな問題はなし。時間的には余裕だったため、午後はダラダラと過ごし、針ノ木岳と蓮華岳山頂まで散歩。
針ノ木小屋にパトロール事務所があっため、翌日の針ノ木古道について伺ったところ、殆ど人が入らないためかなり荒れているとのこと。さらに今シーズンは誰も入っていないため、自分が最初とのこと…不安しかありません。
渡船場までのコースタイム4hと小屋前の道標には記載されているが恐らく無理とのこと。行程見直しが必要です。

・二日目
本日が今回の山行のハイライトになるはず、気合を入れて出発です。
谷を下っていくところまでは道は荒れているが迷うことなく順調。
針ノ木沢まで下りてくると状況が一変。ルートが見つからないと言うより、そもそもありません…そのため自力でルート開拓。藪漕ぎや高巻を繰り返し何とか通過。
針ノ木沢から船窪沢出合までわずかな距離ですが、2時間以上も掛かってしまいました。道迷いと後退を繰り返し、遭難に近い状況のためかなり焦りましたが少しずつでも前に進めば、いつか抜けられると信じて進みました。船窪沢出合から先は人の入った形跡があり、サインも増えてきたため何とか通過。その後も長時間の藪漕ぎは続いたため本当に疲れました。

結果、10時の渡船には間に合わず12時まで待機となりました。
遅れを取り戻すべく、ペースを上げて五色が原へ向けて登坂。
なんと途中で飲料水が尽きるトラブル発生。平の小屋で補給すべきでした…
午前の疲労と午後の猛暑でペースダウン。おまけに水不足でピンチでしたが、途中にあった雪渓より水を補給し事なきを得ました。到着した五色が原はとても清々しく北アルプスに来たんだな〜と実感しました。お花畑はまだ少し時期が早かったですが、来てよかった！

・三日目
本日はザラ峠までの古道歩きを楽しんだ後、雄山・立山を縦走し剣沢まで向かいます。行程にも余裕がありノンビリと縦走です。
昨日までの古道からザラ峠まで過酷でしたが、古道歩きは非常に楽しく約140年前にすでに歩かれていたことを思うと感無量です。本当に来てよかった！

・四日目
最終日です。早く下山してお風呂入りたいです！
ということで、テントを置いてサクッと剣岳に向かいます。
軽い！足取りが軽やかとは正にこの事です！残念ながら、頂上では雲の中に入ってしまいましたが、清々しさには変わりなく縦走の最後を締めくくる満足な登頂でした。

剣沢に帰ってきて、すべて撤収したのち下山開始です。
室堂までの下山ルートが遠く、疲れた体にはつらい…
下山してお風呂入りたい！ご飯食べたい！仮眠したい！などと、考えていたら
無休憩で到着です。4日間の山行で清められた心は下山の数時間であっという間に煩悩に染まっておりました。

初の3泊4日のテン泊縦走となりましたが、非常に印象に残る山行になりました。
長期縦走への自信につながり、今後の目標である、雲ノ平・高天原に向けての良いトレーニングになりました！

これだけ長い時間山に入ったのにライチョウに出会えなかったのは残念ですが、
また次回の楽しみに取っておきます。

コメント

myokohiuti

懐かしい平ノ渡し
はじめまして。山岳古道の文字に引かれ、針ノ木岳のテン場にも泊ったことが有るので懐かしく、お邪魔しました。平ノ渡しは古道でなく、読売新道から行きました。古道と新道、これも何かの因縁でしょうか。
平の渡しの定期船は無くなって、事前に予約が必要になるようですね。新聞で読みました。
渡しは、県道または国道になっているようで乗客が一人でも運航しなければならないんでしょうね。多分。でも、利用者が少なくなれば廃道になって、渡しも廃止になるかもしれませんね。私はもう行くことは無いと思いますが、ちょっと寂しいです。

takemaru4137

myokohiuti 様

初めまして、コメントありがとうございます。
針ノ木のテント場は眺望が良く素敵なテント場ですね。

平の渡しの定期船が予約制になるのは存じませんでした。
自由に乗船できる間に乗ることが出来たのは幸運ですね。
実は私は職業が船乗りなので秘境で運航される定期船があると知ったときは非常に驚き、
是非行かねば！と思った次第です。
定期船が運航された経緯なども事前に調べてみましたが、やはりこの山域は
沢山のドラマやストーリーがある魅力的な場所ですね。

リカロJP🐶

初めまして、takemaru4137様。2日後に、船窪から針ノ木谷を下降したものです。かすかな砂地に残った踏み跡から、最近誰か降ったんだなと思っていました。
そうですか、船窪沢出合からでも大変だった針ノ木谷。上はもっと大変だったんですね、お疲れ様でした。

takemaru4137

isodajp 様

初めまして、コメントありがとうございます。
針ノ木谷の通過、お疲れ様でした。コメントを残して頂いているという事は
ご無事に下りてこられたのかと存じます。

船窪沢出合からは、強烈な藪漕ぎが何時間も続いたかと思いますが、
振り返ってみれば初めての経験でありとても楽しいものであり、
今後のバリエーションルートを歩く自信につながりました。