餓鬼/唐沢→燕→表銀座
- GPS
- 38:00
- 距離
- 57.5km
- 登り
- 5,392m
- 下り
- 4,879m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:33
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:40
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:24
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:58
天候 | 7/22(木): 朝は快晴。東から雲湧いてきて15時半頃から小雨。日没前止む。 7/23(金): 朝は快晴。東から雲湧いてきて15時過ぎから雨。日没前止む。 7/24(土): 朝は快晴。午後薄曇り。18時過ぎから雨。 7/25(日): 晴れ。ただ稜線には頻繁に雲がかかる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
夜行バス さわやか信州号 新宿22:05→信濃大町駅4:50 タクシー 信濃大町駅5:18→白沢登山口5:36 (4200円) ※ 登山口へのアクセスは下に追記します。 ■復路 路線バス 上高地16:00→新島々駅17:03 電車(上高地線) 新島々17:22→松本17:52 JR中央本線 松本19:30→新宿22:07 (特急) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆餓鬼岳 白沢登山口へのアクセス ・アルプスタクシー 0261-22-2121、アルピコタクシー 0261-23-2323 ・信濃大町駅からタクシーで20分。4440円(だったが4200円にまけてくれた) ・信濃常盤駅からタクシーに乗ると千円ほど安くなりそう。(JR 信濃大町5:30→信濃常盤5:36 という列車あり。190円) ・行動時間に余裕あるなら、さらに信濃常盤駅から登山口まで歩く手も。(1時間半) ・タクシーでは行先を"餓鬼岳登山口”と伝えるべし。("白沢登山口"だと別の場所へ行く恐れあるらしい。餓鬼岳小屋のおばあちゃんの助言) ◆白沢登山口↗餓鬼岳小屋 ・最初は沢歩き。4, 5回渡河。この日は飛び石で渡れました。 ・最終水場から標高2000m付近まで鬼の急登。ハシゴやら段差ありと障害物イベント多数で手こずる。進路は明瞭だが左右から笹が路面に被さってきて腕,首,顔に当たるので鬱陶しい。長袖無難。 ◆唐沢岳へのピストン ・見かけ以上にアップダウン多く、岩超え、左右からの草を払い、最後は岩稜帯と、体力消耗した。 ・赤ペンキで○×の目印があるが、薄くなっていて、重要ポイントで見落として変な脇道(行止まり)に逸れた。 ◆餓鬼岳小屋→東沢岳 ・岩稜帯。木の梯子、桟道、大きい段差など多数。 ◆東沢岳↘東沢乗越 ・笹に覆われた、なだらかな下り道。路面を笹が覆ってるが、概ね進路は分かるし、岩, 倒木なども無いので快調に下れる。 ・東沢乗越から上への登り口が笹に覆われてて分かりにくい。一見すると三叉路だが、右も左も間違いだったりする...(左前方の草むらの中が登り口。よく見るとリボンあり。GPSあった方が) ◆赤沢岳へのピストン ・①西岳側からコルへ急下降↘ ②登り返して↗ ③山頂尾根をたどる→。片道1時間。 ・①②はハイマツやシャクナゲの猛烈な”枝”漕ぎ。かき分けて木が生えてない地面を慎重に追っていけば概ね進路は分かる。また①では、茂みの上に道の存在を示すトラロープを渡してある区間もある。 ・ただ、体で押し切るだけでは通れず(枝が体を突く)、手で強く押し分けながら体を滑り込ませたり這いつくばって通ったりで手強い。 ・見晴らしのよい山頂部に出たら(③)、ハイマツの隙間をたどってすぐ山頂。 <間違えやすい所> ・①の下り途中に分岐あり。左へ明瞭な踏み跡続くがNGで、<右側>に岩と木でできた三角の隙間がある(写真)ので、その隙間をくぐって進む。 ・土が露出した崩落斜面にぶつかったら尾根の<右>裏に巻道がある。 ・②の登り返しで何度か岩にぶつかるが、岩の<右>に巻道がある。 |
写真
感想
・昨年計画して行けなかった餓鬼岳&唐沢岳。四連休を利用してさらに表銀座コースもくっつけて縦走してみました。
・1日目の白沢口からの餓鬼岳、2日目の唐沢岳ピストン、その後の燕山荘への縦走が、予想以上に大変で疲れました。燕岳〜大天井岳のような快適なコースが北側にも続いてるのかな、と(勝手に)想像してましたが、全然そんなことはなく、藪漕ぎ、岩稜帯、梯子、桟道などなど障害アイテムが多数。その代わり、2日目朝の餓鬼岳と唐沢岳からの眺めは、評判通り素晴らしいものでした。
・3日目、4日目の表銀座コースは、それと比べると、もう高速道路を歩いてるようなもの。危険もないし、天気もよく眺望楽しみながらサクサク歩けました。(ただし西岳ヒュッテから赤沢岳への藪漕ぎピストンは除く) 槍の穂先がじわじわ大きく迫ってくるのが醍醐味。
・4日目。事前の計画では、下山への時間制約から槍ヶ岳は狙わず、水俣乗越から下るつもりでした。しかし、3日間きれいな槍を見ながら歩いてきて、横岳から真正面に大きくそびえる姿を前にすると、せめて肩の小屋までは行かないと後悔しそう。それで予定変更して登頂にトライ。幸い、さすが人気コース、斜度はキツくともよく整備されてて快調に登ることができ、3時間で肩の小屋に着きました。さらに、四連休なので槍の穂先は混雑しているだろうと諦めてましたが、意外にも待ち行列が無かったので急遽穂先までGo! 無事先っぽまで行くこともできました。
・4日間、この時期にしては、かなり天気に恵まれました。友人からもらった気象神社のお守りの御利益があったかな?
・赤沢岳ピストンでは、ちょうど戻ってきた方 (murasaki3378さん) に、進路の助言をいただき大変助かりました。ありがとうございました。
羨ましい!!
小屋泊のようですが混んでませんでしたか?
私も北アルプス縦走を模索してましたが、今年は無理そうです。。
ikerinaさんのレコのお陰で若干その鬱憤は晴れました
っが、、、 やっぱり行きたい笑
・餓鬼岳小屋は小屋泊約10人で、8割程度? 餓鬼岳がマイナーなのでそんなもんでしょう。
・燕山荘は大賑わい。少なくとも150人以上いたと思います。予約もほぼ満員でした。元から大人気の小屋なので、燕山荘泊とコマクサだけが目的な人も多そう。(客層が違うのか、朝食の予約が、遅い時間帯から埋まってました(笑))
・ヒュッテ西岳は2,30人泊まれそうでしたが小屋泊2人だけ。人気薄?
北アの小屋は、最近1泊 1万3千円程度になりました。経営上やむを得ないと思うのですが、金額的に昔ほど気軽に泊まりにくくなってきました。そのせいか、テン泊の人が増えてる気がします。(ヒュッテ西岳も、小屋泊2人、テン泊10人でした)
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