北ノ俣岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳 折立から新穂高へ

2021年07月21日(水) ~ 2021年07月23日(金)

• GPS: 48:46
• 距離: 38.6km
• 登り: 2,702m
• 下り: 2,903m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:52

8:33 折立登山口
8:36 十三重之塔 慰霊碑
10:05 10:20 青淵三角点
11:44 11:57 五光岩ベンチ
12:45 13:05 太郎平小屋
13:25 薬師峠

2日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 1:22
• 合計: 8:50

4:25 薬師峠
4:46 5:16 太郎平小屋
5:27 太郎山
6:36 6:46 休憩
7:19 7:23 北ノ俣岳
7:59 赤木岳
9:14 9:27 休憩
10:39 10:42 黒部五郎の肩
10:54 10:59 黒部五郎岳
11:09 11:16 黒部五郎の肩
11:52 12:02 カール休憩
13:15 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:46
• 合計: 10:31

3:52 黒部五郎小舎テント場
3:54 4:08 黒部五郎小舎
5:31 5:33 三俣蓮華岳巻道分岐
6:11 6:21 三俣蓮華岳
6:50 丸山
7:17 中道分岐
8:06 8:36 双六小屋
9:17 9:18 くろゆりベンチ
9:30 9:31 花見平
9:44 9:52 弓折乗越
10:26 10:38 鏡平山荘
10:39 鏡池
11:12 11:16 シシウドヶ原
12:00 12:11 秩父沢出合
12:46 12:47 小池新道入口
13:04 13:15 わさび平小屋
13:27 13:28 笠新道登山口
14:20 新穂高温泉駅
14:23 中崎山荘奥飛騨の湯

天候

1日目：くもり時々晴れ、夕方雷雨
2日目：晴れ時々くもり、夕方雷雨
3日目：晴れ、午後雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：大阪・京都⇔富山　夜行バス
　　　(23:16京都駅八条口乗車)
　　　富山地鉄夏山バス　富山駅前
　　　(6:10乗車)⇒折立(8:10着)
帰り：濃飛バス　新穂高ロープウェイ
(15:55)⇒高山(17:31)
　　　JR高山駅　特急ワイドビュー
ひだ20号名古屋行き(18:47乗車)
　　　＊名古屋駅で新幹線に乗り継いで
　　　　帰宅予定が乗車中に雨規制のた
　　　　め、2時間以上遅れて名古屋に
到着（結局、名古屋駅で列車で
一夜を過ごし、翌朝帰宅)　　　　

コース状況／危険箇所等

□赤木岳付近の岩場は少し慎重に通過しましたが、他は危険個所はありませんでした。

その他周辺情報

□中崎山荘奥飛騨の湯900円＊ザック専用置き場あり

写真

7/21 9:47

久しぶりに折立から入山します。九十九折の上りの途中、杉の巨木に出会って、ここに来たことを実感します。

7/21 10:28

頑張って登っていくと、さっそく夏の山の花、ニッコウキスゲの出迎え。咲き具合はポツポツでした。

7/21 10:50

目立たないところにギンリョウソウも

7/21 10:51

ゴゼンタチバナ

7/21 11:54

五光岩ベンチから。太郎平小屋へは緩やかな上りをもう少し。頑張ろー

7/21 12:35

太郎平小屋手前、チングルマのお花畑が待ってました。夏山実感です！

7/21 12:37

コバイケイソウも。これから3日間コバイケイソウが咲き誇ってました。

7/21 12:52

太郎平小屋で昼ごはんの太郎ラーメン。行者ニンニク入り。塩分を欲した身体にはいい味。

7/21 13:03

7/21 13:16

薬師峠テント場へ。そんなに多くなさそうな感じで、ホッとします。

7/21 15:46

テントを張ってから、時間があるので太郎平小屋方面へブラブラ散歩

7/21 15:47

明日向かう黒部五郎岳方面

7/21 15:51

後ろを振り返ると、薬師岳と薬師平と薬師峠テント場

7/21 15:56

木道を小屋の方へゆっくりゆっくり歩く。空身の上、開放感たっぷりです。

7/21 15:58

池塘。穏やかないい時間です。

7/22 5:13

2日目。今日は黒部五郎小舎テン場まで。予約が取れてホント良かった！

7/22 5:20

太郎山へゆっくり進む。振り返ると薬師岳をバックに小屋の赤い屋根が。いい景色です。

7/22 5:24

太郎山

7/22 5:27

花の咲く中を続く木道。いい雰囲気の中を歩かせてもらう。

7/22 5:28

7/22 6:41

左には雲の平と水晶岳

7/22 6:52

黒部五郎岳と笠ヶ岳

7/22 7:16

北ノ俣岳に到着。抜群の展望です。

7/22 7:20

笠ヶ岳、乗鞍岳、そして御嶽山

7/22 7:23

この景色に感動です。ホント来てよかった！

7/22 7:27

黒部五郎岳、笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山の美しい山容がセットで壮観です！

7/22 7:33

黒部五郎岳と槍の穂先

7/22 8:22

赤牛岳

7/22 9:43

7/22 9:49

黒部五郎岳への上り。緩やかそうで結構きつかった。

7/22 10:48

肩からカールをのぞき込む。

7/22 10:52

やっと黒部五郎岳山頂。残念ながら少しガスってました。

7/22 10:52

山頂からカールをのぞき込む。コンパクトで下りるのが楽しみ！

7/22 10:54

水晶岳と赤牛岳〜山頂より

7/22 11:21

五郎のカールへ降りて行きます。

7/22 11:24

お花畑が美しい。いろいろな花が咲き誇ってました。

7/22 11:26

ハクサンイチゲも

7/22 11:27

7/22 11:36

7/22 11:41

7/22 11:43

ハクサンイチゲの群生

7/22 11:52

7/22 12:00

カール途中で小休止。雪渓の冷たくて美味しい雪解け水でクールダウンします。

7/22 13:08

長い樹林帯をやっと抜けて黒部五郎小舎へ。そこはコバイケイソウに囲まれた別天地でした。

7/22 13:30

小屋で山菜うどんを食べて、テント場へ。塩味の山菜がうどんによく合って、とても美味しくいただいた。

7/22 18:15

意外と長く降った夕立があがって、テント場から笠ヶ岳が見える。いいテント場でした。

7/23 4:06

3日目。本日中に下山し帰宅するため、暗いうちに出発。

7/23 4:37

薬師岳。もうすぐ夜明けです。

7/23 4:52

朝日に赤く焼ける黒部五郎岳

7/23 4:52

笠ヶ岳も

7/23 5:01

三俣蓮華岳へ続く尾根

7/23 5:03

雲の平と薬師岳

7/23 5:04

笠ヶ岳

7/23 5:07

黒部五郎岳と五郎のカールにも朝の光

7/23 5:16

石楠花

7/23 5:18

三俣蓮華岳を目指して進む。

7/23 5:43

7/23 5:44

祖父岳の奥に水晶岳、右に鷲羽岳

7/23 5:45

雲の平。広大な台地が確認できます。

7/23 6:09

三俣蓮華岳山頂。大展望でした。

7/23 6:14

遠くに白山も

7/23 6:14

祖父岳の向こうには立山と剱岳でしょうか。

7/23 6:32

槍ヶ岳。圧倒的存在感です。

7/23 6:51

双六岳への稜線

7/23 7:15

槍ヶ岳へと続くような中道。しんどいので双六岳はパスします。が、ここも絶景ロードで感動です！

7/23 8:35

双六小屋前でラーメンを作って出発。ここのテント場もいい雰囲気

7/23 8:39

まさに山上のオアシス

7/23 9:00

西鎌尾根

7/23 9:05

この辺りだけ？クロユリが咲いていた。

7/23 9:06

7/23 9:28

雪渓。ここだけ雪渓歩きです。

7/23 9:30

7/23 9:32

鏡平山荘が眼下に

7/23 10:21

弓折乗越から30分強で鏡平山荘に到着。ここまで来ると今回の山登りの終盤を感じます。

7/23 10:36

鏡池と槍穂高連峰。本当に美しい！

7/23 12:38

秩父沢で美味しい水をガブ飲みして、小池新道を完全に降りてきました。安心感と少しの寂しさ、、、。

7/23 13:10

わさび平小屋でネクターピーチを飲んで最後の休憩。

7/23 13:15

この後、最後の最後で雨に降られました。

7/23 22:58

帰路、まだワイドビュー飛騨20号の車内。一時的な集中豪雨のため高山駅で乗車してから大幅にダイヤが乱れる。諦め気分で撮る。

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

感想

39ISA

約2年ぶりのテント山行で、しかも近所の里山歩きを除いて4ヶ月ぶりの山登り。
体力が持つかどうか不安であったが、コロナのまん延防止等重点措置も終わり、この時期を逃すといつ行けるかどうかわからないので、思い切って折立から新穂高への縦走に行ってきました。

2日目と3日目の山上の稜線歩きは天気にも恵まれ、抜群の展望の中、本当に気持ちよく歩くことができ、特に北ノ俣岳付近からの黒部五郎岳、笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山が整列するかのように並んでハッキリ展望できたことにはラッキーでした。
広大な雲の平、薬師岳や水晶岳の景観、槍ヶ岳の存在感など、そこでしか味わえない景色をたっぷり楽しませてもらいました。
五郎のカールも予想通り、氷河による自然の造形美が素晴らしく、いつかまた再訪したい場所でした。

不思議なもので、1日目の太郎平へのひたすらの登りや2日目の黒部五郎岳方面への縦走を経て、疲れがたまっているはずが、3日目は身体が慣れてきたのか、いつもよりもフラフラにならないで下山できました。

今回、70代の立山室堂から縦走されている方をはじめ、テント場などでいろいろな山好きの方との一期一会の出会いもあり、とても充実した山行となりました。
最後の列車ホテルはついてなかったが、二度としたくない貴重な経験をさせてもらいました。