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Yamareco

記録ID: 3382528
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳南北縦走(西岳〜北横岳)+チャリ周回

2021年07月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
17:25
距離
72.4km
登り
4,293m
下り
4,307m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
15:36
休憩
1:47
合計
17:23
距離 72.4km 登り 4,298m 下り 4,309m
3:45
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20:52
ゴール地点
天候 晴れ6割、曇り3割、通り雨1割
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女ノ神茶屋蓼科山登山口にチャリデポ
富士見高原登山者駐車場(無料)に自家用車駐車
・第2も合わせると100台くらいは収容できるようです。3時過ぎ時点で数台でした。
コース状況/
危険箇所等
北八ヶ岳全般:石が多くて濡れていたり苔が生えていることも多くで特に下りで難儀しました。
三ツ岳:岩の上を飛び移って進みます。通り雨で足場が濡れていて大変でした。縦走の際は、坪庭を経由することで三ツ岳を避けるのが一般的のようです。
富士見高原登山者駐車場から発。この後ストックを取りに車まで戻ったのはご愛嬌です。
2021年07月24日 03:27撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 3:27
富士見高原登山者駐車場から発。この後ストックを取りに車まで戻ったのはご愛嬌です。
満月でした。
2021年07月24日 03:27撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 3:27
満月でした。
一部通行止めで迂回(林道経由)
2021年07月24日 03:39撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 3:39
一部通行止めで迂回(林道経由)
西岳/編笠山への分岐を過ぎての水場。
一口頂きました。
2021年07月24日 03:51撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 3:51
西岳/編笠山への分岐を過ぎての水場。
一口頂きました。
花を見かけたら写真を撮るスタイル。
名前はそのうち。。。
2021年07月24日 04:57撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 4:57
花を見かけたら写真を撮るスタイル。
名前はそのうち。。。
朝露に濡れて。
2021年07月24日 05:01撮影 by  SC-03L, samsung
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朝露に濡れて。
山頂。
2021年07月24日 05:04撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 5:04
山頂。
雲海です。この前登った甲斐駒も見えました。
2021年07月24日 05:04撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 5:04
雲海です。この前登った甲斐駒も見えました。
青年小屋手前の水場。こちらもおいしかった。
2021年07月24日 05:33撮影 by  SC-03L, samsung
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青年小屋手前の水場。こちらもおいしかった。
青年小屋テン場。それなりに賑わっていました。
2021年07月24日 05:38撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 5:38
青年小屋テン場。それなりに賑わっていました。
権現岳途中の岩場
2021年07月24日 06:02撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 6:02
権現岳途中の岩場
振り返って編笠山・青年小屋を。
2021年07月24日 06:02撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 6:02
振り返って編笠山・青年小屋を。
2021年07月24日 06:13撮影 by  SC-03L, samsung
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2021年07月24日 06:14撮影 by  SC-03L, samsung
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権現小屋。2か月前の時は休業中と出ていましたが、その貼り紙は無くなっていました。
2021年07月24日 06:14撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 6:14
権現小屋。2か月前の時は休業中と出ていましたが、その貼り紙は無くなっていました。
権現岳。プレートって以前あったかな?
2021年07月24日 06:19撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 6:19
権現岳。プレートって以前あったかな?
進行方向の稜線。こういうの好きです。
先は長い。
2021年07月24日 06:25撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 6:25
進行方向の稜線。こういうの好きです。
先は長い。
名物?の梯子。
2021年07月24日 06:27撮影 by  SC-03L, samsung
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名物?の梯子。
キレット小屋は閉まっていました。
2021年07月24日 07:01撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 7:01
キレット小屋は閉まっていました。
赤岳へ向かう登り。結構ザレています。
2021年07月24日 07:20撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 7:20
赤岳へ向かう登り。結構ザレています。
赤岳到着。人が多かったです。
2021年07月24日 07:57撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 7:57
赤岳到着。人が多かったです。
頂上山荘方面
2021年07月24日 07:56撮影 by  SC-03L, samsung
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頂上山荘方面
頂上山荘はお休みでした。
2021年07月24日 08:00撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 8:00
頂上山荘はお休みでした。
天望荘は営業中。
2021年07月24日 08:14撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 8:14
天望荘は営業中。
阿弥陀岳方面と思われます。
2021年07月24日 08:15撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 8:15
阿弥陀岳方面と思われます。
横岳。
2021年07月24日 08:56撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 8:56
横岳。
2021年07月24日 08:58撮影 by  SC-03L, samsung
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裏銀座もそうでしたが、谷あいの景色がきれいです。
2021年07月24日 09:00撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 9:00
裏銀座もそうでしたが、谷あいの景色がきれいです。
ズーム。
2021年07月24日 09:00撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 9:00
ズーム。
山頂への稜線。
2021年07月24日 09:11撮影 by  SC-03L, samsung
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山頂への稜線。
2021年07月24日 09:12撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 9:12
コバケイソウ。他の方のレコで覚えました^^
2021年07月24日 09:15撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 9:15
コバケイソウ。他の方のレコで覚えました^^
2021年07月24日 09:18撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 9:18
硫黄岳=爆裂火口のイメージでぜひ見てみよう撮ってみようと思ってましたが・・・。後で調べてみると山頂付近で見られる東側の地形でした。写真は西側斜面です(泣)
2021年07月24日 09:19撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 9:19
硫黄岳=爆裂火口のイメージでぜひ見てみよう撮ってみようと思ってましたが・・・。後で調べてみると山頂付近で見られる東側の地形でした。写真は西側斜面です(泣)
硫黄岳山頂。撮ってもらいました。
2021年07月24日 09:28撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 9:28
硫黄岳山頂。撮ってもらいました。
根石岳への上り。10秒前位まではよく見えていたのですが。。
2021年07月24日 10:10撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 10:10
根石岳への上り。10秒前位まではよく見えていたのですが。。
東天狗岳山頂。
2021年07月24日 10:38撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 10:38
東天狗岳山頂。
2021年07月24日 12:34撮影 by  SC-03L, samsung
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麦草峠まで降りてきました。
2021年07月24日 13:02撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 13:02
麦草峠まで降りてきました。
麦草ヒュッテでカレーを頂きました。
登山で食べる食事のうまいことよ!
2021年07月24日 13:16撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 13:16
麦草ヒュッテでカレーを頂きました。
登山で食べる食事のうまいことよ!
北八ヶ岳の雰囲気も好きです。
石も多かったですが、縦走でなければ歩きも楽しめるかな。
2021年07月24日 13:41撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 13:41
北八ヶ岳の雰囲気も好きです。
石も多かったですが、縦走でなければ歩きも楽しめるかな。
北横岳南峰まで飛びます。北横岳ヒュッテで物資補充しようとしましたが16時過ぎですでに営業終了していました。
この辺は、スマホ充電中でザックに入れており写真撮る余裕なし。
2021年07月24日 16:25撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 16:25
北横岳南峰まで飛びます。北横岳ヒュッテで物資補充しようとしましたが16時過ぎですでに営業終了していました。
この辺は、スマホ充電中でザックに入れており写真撮る余裕なし。
北横岳北峰
2021年07月24日 16:28撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 16:28
北横岳北峰
亀甲池。
2021年07月24日 17:02撮影 by  SC-03L, samsung
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亀甲池。
分岐から見る蓼科山。時間・装備(食料・飲料)の関係で断念し下山。
2021年07月24日 17:21撮影 by  SC-03L, samsung
7/24 17:21
分岐から見る蓼科山。時間・装備(食料・飲料)の関係で断念し下山。
デポしておいたチャリンコで30kmほど漕いで富士見の駐車場まで。
2021年07月24日 20:53撮影 by  SC-03L, samsung
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7/24 20:53
デポしておいたチャリンコで30kmほど漕いで富士見の駐車場まで。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ヘルメット ザック 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス
備考 アミノバイタル×6,饅頭×2、スポーツドリンク2Lで食料、飲料足らず。準備or途中小屋での計画的な購入を

感想

連休の中日1日フリーにでき、天気もぼちぼちということで、あたためていた八ヶ岳南北縦走1dayチャレンジすることにしました。さらにチャリンコで周回というオマケつきです。
チャリの距離をなるべく短くするべく、下山口は女ノ神茶屋登山口、登山口は富士見高原登山口に設定。標高が前者1722m、後者1355mと下り基調で、そう考えるとなんだかできる気がしてきませんか。いや普通はしませんよね(笑)

・チャリは前日夕に下山口へデポ。行きは霧ヶ峰・白樺湖沿いを通りましたが県外ナンバーが多く連休の影響もありそうですが観光客も増えた印象でした。一旦自宅に帰ってそそくさと準備をして就寝。4時間半くらい寝て、2時起床。登山口まで夜は下道でも車で40分程度で、日帰り山行がしやすいという点では地元の利に感謝です。
ストックを車内に忘れ一旦取りに戻りましたが3時30分登山開始。長い一日の始まりです。
登山口からは西岳・編笠山いずれもアプローチでき、八ヶ岳主脈縦走では編笠山が選ばれるようですが、今回は未踏の西岳にしてみました。西岳ルートは山頂から南アルプスの眺望が楽しめると共に、2カ所おいしい水場がありなかなかどうしてお勧めできるルートでした。5時半頃青年小屋へ到着し主脈ルートに合流、小屋から出発する登山客の流れに加わって権現岳を目指しました。
権現岳登頂し本格的に縦走開始です。これから進む先々の夏山らしい青々した稜線に心を躍らせ、権現の長いハシゴを下り、森林限界に位置する緩やかな鞍部を抜け、赤岳の竜頭峰あたり(他のルートと合流部)までは数人としか会わず静かな山旅を満喫できました。一転、以降麦草峠あたりまでは老若男女問わず登山客・ハイカーで賑わっておりコロナ禍とはいえ八ヶ岳の人気を実感させられました。
南八ヶ岳は稜線歩きにおいて岩場や鎖も多少ありますが、概ね歩き易く、今の時期は花も随所に咲いており何度も来たくなるような所でした。今回は天候も晴れとはいえ雲も多かったので暑すぎず縦走日和でした。
夏沢峠を越えてからは北八ヶ岳となり(あとから知りました)植生も徐々に変わってきました。コケが多く癒やしの空間となっていましたが、濡れた石や木の根っこが多く、特に下りで気を遣いました。
高見石小屋あたりで小休憩とりましたが大分シャリバテとなっており以降ペースがあがらず麦草ヒュッテでお昼休憩しカレー・コーヒーを補給し大分回復しました。カレーと水(地下水だそうです)がこの上なくおいしく感じました。
気力・体力回復し気持ちの上では山旅も終盤に差し掛かったつもりでいました、この時点では・・・。
茶臼山、縞枯山もこなし、縞枯れ現象も確認できしたがスマホのバッテリーが心許なくなってきたので充電器につなぎザックに入れており、こまめにルートを確認することは控えていました。
北八ヶ岳はいくつかルートがあることは地図をみて知っていましたが、ヤマレコマップでルートを作成し、計画では雨池山(三ツ岳)ルートを選択しておりマップ上はコースタイムも他(坪庭コース)と大差なく、このまま行けば18時頃には蓼科山も下山できるだろうと皮算用しておりましたが、雨池山で登った後一旦下り、さらに三ツ岳(ヤマレコマップには危険箇所マークどころか山の名前すら載ってなかった!)への急登、からの岩飛びアドベンチャーゾーンが続き、何やらとんでもないところへ来てしまったと感じました。さらに惨事は重なるもので、登りの段階から通り雨を食らい足場が濡れてきており難易度ましましで、とにかく集中力を保ちながら進むことを心がけました。蓼科山への分岐到着時点で5時過ぎでほぼほぼあきらめていましたが、分岐からそびれる蓼科山を見つめ、登った際に想定される1時間の急登、暗闇での初見の下り、その後30km以上のチャリ(苦笑)に思いを馳せ、素直に下山することにしました。
チャリは下りは楽ちんで爽快でしたが、中盤以降は街灯もほぼない田舎の暗闇の道路をひたすらこぎ、登りは力尽きて大半歩きで、富士見の駐車場にたどり着いたのは21時前でした。途中、上がった花火がきれいだったのと、もみの湯(日帰り入浴施設)の駐車場の自販機で買ったコーラが最高でした。
それでも再チャレンジするかといわれれば、チャリ周回の形はしばらくは考えたくないです(苦笑)

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体力レベル
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