八ヶ岳南北縦走(西岳〜北横岳)+チャリ周回
- GPS
- 17:25
- 距離
- 72.4km
- 登り
- 4,293m
- 下り
- 4,307m
コースタイム
- 山行
- 15:36
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 17:23
天候 | 晴れ6割、曇り3割、通り雨1割 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士見高原登山者駐車場(無料)に自家用車駐車 ・第2も合わせると100台くらいは収容できるようです。3時過ぎ時点で数台でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北八ヶ岳全般:石が多くて濡れていたり苔が生えていることも多くで特に下りで難儀しました。 三ツ岳:岩の上を飛び移って進みます。通り雨で足場が濡れていて大変でした。縦走の際は、坪庭を経由することで三ツ岳を避けるのが一般的のようです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ヘルメット
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
|
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備考 | アミノバイタル×6,饅頭×2、スポーツドリンク2Lで食料、飲料足らず。準備or途中小屋での計画的な購入を |
感想
連休の中日1日フリーにでき、天気もぼちぼちということで、あたためていた八ヶ岳南北縦走1dayチャレンジすることにしました。さらにチャリンコで周回というオマケつきです。
チャリの距離をなるべく短くするべく、下山口は女ノ神茶屋登山口、登山口は富士見高原登山口に設定。標高が前者1722m、後者1355mと下り基調で、そう考えるとなんだかできる気がしてきませんか。いや普通はしませんよね(笑)
・チャリは前日夕に下山口へデポ。行きは霧ヶ峰・白樺湖沿いを通りましたが県外ナンバーが多く連休の影響もありそうですが観光客も増えた印象でした。一旦自宅に帰ってそそくさと準備をして就寝。4時間半くらい寝て、2時起床。登山口まで夜は下道でも車で40分程度で、日帰り山行がしやすいという点では地元の利に感謝です。
ストックを車内に忘れ一旦取りに戻りましたが3時30分登山開始。長い一日の始まりです。
登山口からは西岳・編笠山いずれもアプローチでき、八ヶ岳主脈縦走では編笠山が選ばれるようですが、今回は未踏の西岳にしてみました。西岳ルートは山頂から南アルプスの眺望が楽しめると共に、2カ所おいしい水場がありなかなかどうしてお勧めできるルートでした。5時半頃青年小屋へ到着し主脈ルートに合流、小屋から出発する登山客の流れに加わって権現岳を目指しました。
権現岳登頂し本格的に縦走開始です。これから進む先々の夏山らしい青々した稜線に心を躍らせ、権現の長いハシゴを下り、森林限界に位置する緩やかな鞍部を抜け、赤岳の竜頭峰あたり(他のルートと合流部)までは数人としか会わず静かな山旅を満喫できました。一転、以降麦草峠あたりまでは老若男女問わず登山客・ハイカーで賑わっておりコロナ禍とはいえ八ヶ岳の人気を実感させられました。
南八ヶ岳は稜線歩きにおいて岩場や鎖も多少ありますが、概ね歩き易く、今の時期は花も随所に咲いており何度も来たくなるような所でした。今回は天候も晴れとはいえ雲も多かったので暑すぎず縦走日和でした。
夏沢峠を越えてからは北八ヶ岳となり(あとから知りました)植生も徐々に変わってきました。コケが多く癒やしの空間となっていましたが、濡れた石や木の根っこが多く、特に下りで気を遣いました。
高見石小屋あたりで小休憩とりましたが大分シャリバテとなっており以降ペースがあがらず麦草ヒュッテでお昼休憩しカレー・コーヒーを補給し大分回復しました。カレーと水(地下水だそうです)がこの上なくおいしく感じました。
気力・体力回復し気持ちの上では山旅も終盤に差し掛かったつもりでいました、この時点では・・・。
茶臼山、縞枯山もこなし、縞枯れ現象も確認できしたがスマホのバッテリーが心許なくなってきたので充電器につなぎザックに入れており、こまめにルートを確認することは控えていました。
北八ヶ岳はいくつかルートがあることは地図をみて知っていましたが、ヤマレコマップでルートを作成し、計画では雨池山(三ツ岳)ルートを選択しておりマップ上はコースタイムも他(坪庭コース)と大差なく、このまま行けば18時頃には蓼科山も下山できるだろうと皮算用しておりましたが、雨池山で登った後一旦下り、さらに三ツ岳(ヤマレコマップには危険箇所マークどころか山の名前すら載ってなかった!)への急登、からの岩飛びアドベンチャーゾーンが続き、何やらとんでもないところへ来てしまったと感じました。さらに惨事は重なるもので、登りの段階から通り雨を食らい足場が濡れてきており難易度ましましで、とにかく集中力を保ちながら進むことを心がけました。蓼科山への分岐到着時点で5時過ぎでほぼほぼあきらめていましたが、分岐からそびれる蓼科山を見つめ、登った際に想定される1時間の急登、暗闇での初見の下り、その後30km以上のチャリ(苦笑)に思いを馳せ、素直に下山することにしました。
チャリは下りは楽ちんで爽快でしたが、中盤以降は街灯もほぼない田舎の暗闇の道路をひたすらこぎ、登りは力尽きて大半歩きで、富士見の駐車場にたどり着いたのは21時前でした。途中、上がった花火がきれいだったのと、もみの湯(日帰り入浴施設)の駐車場の自販機で買ったコーラが最高でした。
それでも再チャレンジするかといわれれば、チャリ周回の形はしばらくは考えたくないです(苦笑)
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