奥穂高岳・涸沢岳(↑重太郎新道↓涸沢)
- GPS
- 14:15
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,873m
- 下り
- 1,882m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 4:50
- 合計
- 11:43
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 6:45
天候 | 曇り時々晴または雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
行きは最終シャトルバス(15:30)後で路線バス最終(16:48)まで時間があったのでタクシー1台4600円 帰りはバス1人片道1300円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
さすがのドメジャーコースなので全道整備は良好。 ・上高地〜岳沢小屋 普通の登山道。特に問題なし。 ・岳沢小屋〜紀美子平 もっともキツイ重太郎新道。常に急登で長めのハシゴや鎖も所々あり滑落したら危険だが、難しい技術が必要なところはなく本当に恐怖を感じたところは事前の想像より少なかった。それなりの体力があれば恐れることはないと思う。但し雨天時や下り利用時は難易度がグッと上がると思う。岳沢小屋を出ると穂高岳山荘まで山小屋がなく、天気予報が冴えなかったのでそちらの心配の方が大きかった。ガス&午後の天気予報が不安だったため前穂高には寄らず。 ・紀美子平〜奥穂高岳 吊尾根。切れ落ちてはいるが道幅はそれなりにあり不安感は少ない。要所要所を気をつけていれば問題ない。途中で雷鳥遭遇。 ・奥穂高岳〜穂高岳山荘 雨が降ってきたこともあるが、ガレ場の下りと穂高岳山荘へ降りる最後のハシゴ近辺が今日一番危なく感じた。 ・涸沢岳 穂高岳山荘からガレ場を少々登ると着く。こちらでも雷鳥遭遇。 ・穂高岳山荘〜涸沢 ザイテングラート。序盤はガレ場の急坂だが浮石は少ない。徐々に勾配も緩くなり、雨も降っていたがあまり危なさを感じることもなく涸沢に到着。 ・涸沢〜横尾 歩きやすい道。特に特筆することなし ・横尾〜上高地 もはや観光地。飽きる道。 |
その他周辺情報 | さわんど温泉梓湖畔の湯。730円。 |
写真
感想
2年前に計画したものの悪天候により断念。今回も台風の影響で中止か…とあきらめかけたが、メンバー全員が1日余分に休みがあり、ずらして決行へ。
まず贅沢に西糸屋山荘で前泊。贅沢とはいえ上高地内ではかなり良心的な価格で食事もおいしく、建物や風呂もきれい。宿泊者が少なかったためか色々とサービスしてくれた。上高地らしい今風な宿を望む人には向かないかもしれないが、家庭的なこういう宿の方が自分は好きだ。
初日は午後荒れる予報だったため直前まで重太郎新道経由か涸沢経由か悩んだが、涸沢経由は長い&つまらなそうだったので、12時ごろまでに穂高岳山荘に着くことを目標に当初の予定通り重太郎新道でスタート。ハイシーズンなのに山中で出会った人は1人のみ…紀美子平でデポザックあり、その後奥穂山頂付近でようやく人に会うというぐらい静かな山行だった。
曇り時々晴といった天気で順調に歩けたが奥穂山頂はガスに包まれ展望に恵まれず、雨も降りだしたが、山荘到着後一休みしていたら予報ハズレの晴天となった。
2日目は雨が降ったりやんだりで黙々と上高地を目指した。
前穂によれなかったことと奥穂山頂がガスっていたことは心残りだが、念願のコースを歩くことができ達成感は得られた。
2年前に計画した奥穂高岳への山行は2019年9月の台風15号によって中止になった。
今回も台風8号の影響で中止になるかと思ってイライラしていたが、予定通りのルートでなんとか行くことができて良かった。
前穂高、北穂高はいつかリベンジしたい。
今回は穂高岳山荘で高山病になったのでメモ。
山荘到着後、大雨が降ってきたので部屋で休む。水分はほとんど取らなかった。約1時間半後、雨が上がり、外のテラスで景色を眺めていると頭痛と吐き気。酸素を取り込むためには少し体を動かした方が良いということなので、山小屋の前をフラフラしたり、ヘリポートまで行って写真を撮ったりした。それでも良くならず、悪化。天気が良くなり晴れてきたので涸沢岳へ行くことに。山荘到着後からここまでの約4時間でトイレは小1度だけ。フラフラとゾンビのように涸沢岳に登頂。往路復路ともに同じライチョウの親子を見るも高山病でそれどころではなかった。涸沢岳から下山し、山荘に着いて約1Lの水と少しのポカリを飲む。少し経つと体調は良くなり、無事に夕食を完食。翌朝は頭痛や吐き気はないものの、体のだるさと顔や手のむくみがみられた。高山病は本当に辛いので今回は途中で治って良かった。
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