白根三山縦走

2021年07月18日(日) ~ 2021年07月20日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,456m
• 下り: 3,158m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:15
• 休憩: 1:10
• 合計: 3:25

6:30 広河原インフォメーションセンター
6:40 広河原山荘
8:45 9:55 白根御池小屋
9:55 小太郎尾根分岐
9:55 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:05

5:20 北岳肩ノ小屋
6:00 6:20 北岳
7:05 7:10 北岳山荘
7:50 中白根山
9:00 9:10 間ノ岳
10:05 10:45 農鳥小屋
11:45 西農鳥岳
12:40 12:45 農鳥岳
13:40 大門沢下降点
16:25 大門沢小屋
16:25 宿泊地

3日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:55

5:35 宿泊地
8:00 奈良田第一発電所
8:30 奈良田バス停

早川水系発電所と大門沢登山道入り口の間の地図にある仮設橋は、現在はないため河原は渡れない。ダム工事用の立派な橋を渡るのが正解。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安駐車場に駐車。芦安〜広河原、奈良田〜広河原、広河原〜芦安はバスを利用。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はなし

その他周辺情報

白峰会館・南アルプス温泉（\700）

写真

7/18 4:55

芦安の駐車場に車を停めて、いざ出発

7/18 4:57

この日の朝一番のバスは、4台にて出発

7/18 4:57

7/18 6:28

約1時間で、広河原に到着

7/18 6:30

いざ、登山開始！

7/18 6:31

いきなり、北岳がお出まし

7/18 6:32

野呂川の吊り橋を渡ると、広河原山荘

7/18 6:34

山荘のまえに、飲み物の自動販売機があり、ここでは\400のビールが、肩の小屋では\700だった。

7/18 8:48

2時間ほど登ると、白根御池小屋に到着

7/18 8:48

ここからも、見事な北岳の雄姿が眺められる

7/18 9:36

白根御池は、水が枯れることがないそうな

7/18 9:56

ゆっくりと休憩を取ったのち、草スベリこーすから登山再開

7/18 11:29

草スベリの上部の高山植物は、鹿による食害がひどいということで、囲いの柵が出来ていた

7/18 11:43

向かいには、鳳凰三山がきれいに見える

7/18 11:54

途中の小太郎尾根とその先の小太郎山

7/18 11:54

こちらは、仙丈ケ岳

7/18 12:00

北岳山頂も間近

7/18 12:13

肩ノ小屋手前の急登

7/18 12:32

とうとう、肩ノ小屋のテン場に到着

7/18 12:34

登山道下部のテン場

7/18 12:38

ようやく肩ノ小屋に到着

7/18 12:42

まずは、ビールで乾杯！最高の味でした。

7/18 12:53

一息ついたら、肩ノ小屋にチェックイン

7/18 13:21

肩ノ小屋の内部。ちゃんと隣との間に仕切り板がありました。

7/18 14:03

これが、世界でここだけにしかないというキタダケソウ

7/18 17:01

夕食

7/18 17:13

夕食は、2回に分けて

7/18 17:16

夕暮れ時、雲が見事でした。

7/18 17:17

この日の小屋直下のテン場は、5割程度の混み様

7/18 18:04

ブロッケン現象が見えます

7/18 18:04

ブロッケンになった私

7/18 18:43

とても夏らしい、夕暮れの雲

7/18 18:43

西の空には、天使の梯子

7/18 18:55

反対の東の空には、富士山と「反薄明光線」。きれいでした。

7/18 18:56

反薄明光線と富士山

7/18 19:00

仙丈ケ岳の奥に暮れ行く夕日

7/18 19:10

暮れ行く北岳と上弦の月

7/19 4:13

明け始める東の空のマジックアワー（ブルーアワー）

7/19 4:13

薄明の中の北岳

7/19 4:13

明けつつあるテン場

7/19 4:20

雲海に浮かび上がる富士山

7/19 4:40

いよいよご来光

7/19 4:42

上りました

7/19 4:59

朝食

7/19 5:22

いざ、出発！

7/19 5:22

7/19 5:23

富士山がきれい

7/19 5:23

7/19 5:24

肩ノ小屋は、改築工事中？

7/19 5:31

登山道途中から見下ろした肩ノ小屋。とても快適で良い宿でした。

7/19 5:37

両俣尾根からのコースの合流点

7/19 6:01

無事、登頂しました。

7/19 6:01

別の角度から

7/19 6:02

立派な三等三角点の石。割と最近交換されたそうな。

7/19 6:02

山頂からの風景。まずは、北に仙丈ケ岳

7/19 6:02

甲斐駒と奥に八ヶ岳

7/19 6:02

鳳凰三山と、奥に金峰・秩父・丹沢の山々

7/19 6:02

南東には雲海に浮かぶ富士山

7/19 6:02

南側

7/19 6:02

南西には伊那谷と中央アルプス

7/19 6:03

中央アルプス中部

7/19 6:07

こちらは、これから縦走予定の間ノ岳〜農鳥岳への稜線

7/19 6:11

富士山をバックに

7/19 6:19

農鳥岳への稜線。鞍部に、北岳山荘が小さく見える

7/19 6:29

八本歯のコルからのコースの合流点

7/19 6:55

間ノ岳の雄姿

7/19 7:01

北岳山荘

7/19 7:50

中白根山山頂

7/19 8:48

間ノ岳への最後の上り

7/19 9:06

間ノ岳山頂

7/19 9:12

農鳥岳へのルート。鞍部に小さく、農鳥小屋が

7/19 9:12

右奥に小さく見えているのが、塩見岳

7/19 9:16

可愛いルートマーク

7/19 10:06

農鳥小屋に到着。ここで昼食

7/19 10:36

小屋の主は、とてもユニークな方でした。しばし歓談しました。

7/19 10:40

犬を2匹、小屋で飼っていました。

7/19 11:45

西農鳥岳山頂。こちらのほうが、農鳥岳より標高は高かった

7/19 11:47

振り返って、この角度から見ると、間ノ岳の右肩に、とがったピラミッド型の北岳が綺麗に見えていました。

7/19 11:51

農鳥岳は、少し先にあるこんもりとした山です。

7/19 11:59

西農鳥岳付近の岩場

7/19 12:40

農鳥岳山頂にて

7/19 12:43

農鳥岳山頂の二等三角点

7/19 13:16

下降点に向かって、なだらかな下り。奥には、南アルプス南部の主峰たち

7/19 13:39

大門沢下降点

7/19 13:40

これが、これから下る大門沢

7/19 15:25

長い坂を下り、ようやく沢の流れが見える

7/19 16:24

本日の宿、大門沢小屋に到着

7/19 16:30

小屋の入口

7/19 16:30

こちらが、私が泊まった別館

7/19 18:04

布団は、スペースゆったり。足元まで土間で、とても快適

7/19 17:01

立派な夕食

7/20 5:16

ダイニングスペース

7/20 4:56

朝焼けに浮かぶ富士山

7/20 5:02

朝食

7/20 5:39

下りはじめは、丸太橋の渡渉多し

7/20 6:02

丸太橋を1本見逃してしまい、岩を伝って沢を渡渉

7/20 7:05

危うい橋も多し

7/20 7:25

この吊り橋は揺れと高度感のため、かなり恐ろしかった

7/20 7:29

発電所の取水口

7/20 7:32

取水口の下には、工事用の立派な橋が架かっており、隙間から通れるようになっている。

7/20 7:33

地図のルートでは、図の河原におりて仮設橋を渡るということになっているが、仮設橋は現在はなく、渡渉不可能

7/20 7:37

大きな堰堤

7/20 7:38

堰堤下の立派な吊り橋

7/20 8:02

あとは、工事用の林道を30分ほど進むと、ゲート

7/20 8:03

第一発電所バス停

7/20 8:04

ここからも広河原行きのバスに乗ることも出来るが、時間があったので、奈良田温泉までそのまま徒歩で下山

7/20 8:15

早川本流

7/20 8:26

奈良田駐車場は、河原の広い駐車場が工事中で使えず、路肩に多くの車両が駐車していた

7/20 8:29

奈良田バス停。ここからバスで広河原へ

7/20 9:48

広河原バス停に展示してあった南アルプスの石（石灰岩）

7/20 9:48

海洋玄武岩の枕状溶岩

7/20 9:48

北岳の岩石の由来

7/20 9:48

チャート

7/20 9:48

赤色チャート。「赤石山脈」の由来の石

7/20 9:55

広河原バス停

7/20 10:29

バス道途中から見上げた間ノ岳と北岳

7/20 11:56

芦安山岳館で開催中の、「星空見上げて誰思う」特別展示。大学時代の教え子が主催

7/20 11:56

立派な芦安山岳館。南アルプスに関する展示が充実していました。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

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梅雨明け直後の週末からの3日間、北岳〜間ノ岳〜農鳥岳の縦走に行ってきました。下界では30℃以上の猛暑でも、稜線上は15℃程度の気温で、快適でした。小屋も完全予約制で、コロナ対策のため、寝る空間や食事スペースも余裕をもって運営されており、安心感がありました。朝は雲も少なく、北岳山頂からは360度の大パノラマを楽しむことができました。天気にも恵まれ、素晴らしい山行となりました。