折立-薬師-雲ノ平-水晶-鷲羽-三俣-双六-笠-新穂高(急ぐだけが登山じゃない!寄り道しまくり夢のような5日間)
- GPS
- 99:35
- 距離
- 63.7km
- 登り
- 5,062m
- 下り
- 5,309m
コースタイム
折立8:45-10:05三角点10:15-11:55太郎平(食事)12:15-13:40薬師小屋14:00-14:35薬師岳15:15-15:45小屋
26日
6:40出-7:30テント場7:45-8:00太郎平8:10-9:40薬師沢小屋10:00-12:00アラスカ庭園(食事)12:20-13:00アルプス庭園13:40-13:55雲ノ平山荘15:00-テント場(水補給)15:15-15:30小屋
27日
6:10出-6:25アルプス庭園6:50-7:10小屋7:20-7:35テント場(水補給)7:50-8:15スイス庭園8:20-9:30祖父岳9:40-ワリモ分岐10:30-11:00水晶小屋(食事)11:45-12:10水晶岳12:25-13:30ワリモ岳13:35-14:05鷲羽岳14:20-15:05三俣小屋
28日
6:00出-7:10三俣蓮華岳7:30-8:30双六岳8:55-9:35双六小屋(食事)10:10-10:55弓折乗越11:00-大ノマ乗越11:25-12:05大ノマ岳12:10-13:50抜戸岳13:55-15:00笠ヶ岳小屋16:40-16:50笠ヶ岳17:20-17:25小屋
29日
6:40出-6:50笠ヶ岳7:20-7:25小屋7:40-8:45抜戸岳8:50-杓子平9:40-林道合流11:40-12:20新穂高温泉
天候 | 25日 曇り時々雨PM晴れ(折立12℃) 26日 晴れ(薬師小屋7℃) 27日 晴れ夕方曇り 28日 ガスのち晴れ時々曇り。笠周辺うっすらガス(双六小屋11℃) 29日 晴れ時々曇り(笠小屋7℃) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富山前日入り 東京20:12-23:36富山(上越新幹線-はくたか乗り継ぎ) 富山駅6:20-8:18折立(バス予約制) 帰り 新穂高13:46-14:30平湯温泉16:00-19:55日野BS(すべてバス) 富山発のバスは予約制で増発出さないらしく1台のみ。予約してなかったが補助席に何とか座らえてもらう。 バスに乗れない場合地鉄で有峰口まで行きタクシー(今年から常駐してないため電話で呼ぶかんじ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
折立〜太郎平 前半は樹林帯。整備されてるので問題ない 太郎平〜薬師岳 途中渡川場所あり増水時注意。 太郎平〜雲ノ平 薬師沢のアップダウンはかなりなもの。雲ノ平側は滑りやすく注意! 祖父岳周辺 ガス時道が分かりずらいかも? 水晶〜三俣山荘 ガレ場の稜線。足場悪い場所いくつかあり。 三俣山荘〜双六小屋 双六からのくだりにちょいガレ場がある以外は特に問題なし! 双六小屋〜笠ヶ岳 短い梯子がある程度でそんな危険はないがアップダウンは激しい。 笠新道 上部は岩場で段差が大きい。下部の樹林帯で短い梯子などあるが特に危険個所なし! 新穂高日帰り入浴「穂高ホテル」は13時からなので「中崎山荘」に行きました。 |
写真
感想
夏の集大成に念願の雲ノ平行きを計画しました。5連休取れたのでルートはいろいろ取れそうで折立→新穂高の道中に薬師、雲ノ平、水晶、鷲羽、三俣蓮華、黒部五郎、双六、笠のうち寄れるだけとなんとなく計画。あとは行ってから考えることにします。
25日
前日に仕事終わって即新幹線に飛び乗り富山泊(ホテルの予約を1日間違え右往左往…)朝一のバスに何とか乗り込み(予約なし)折立到着。
小雨降る中樹林帯を上っていきます。三角点を過ぎる頃から視界が開け弥陀ヶ原も見えます!
太郎平につく頃には降ったり止んだりしていた雨も完全に上がりました(^O^)/
ここまで順調なので寄り道第1弾!この日の目的を薬師岳にします!
テント場を過ぎ沢沿いを登って行くと薬師岳とカールが広がり足元は数々の花々と見所多い尾根道です♪
3年前に立て替えたばかりのきれいな小屋で受付済まし、軽装で山頂を目指します!
さっきまでは晴れていたのにいきなりガスが…山頂も視界悪いので20分ほど待つとガスが晴れて絶景が!久々(3ヶ月ぶり)の山頂ガスなしに感動です!
山頂で一緒だったテン泊のお兄さんと情報交換しながら小屋まで一緒に下ります。なんと9日間の縦走の予定だそうです!その方から笠が岳を熱く進められて最終目的地がこれで決まります♪
夜は小屋で飲みながら次の日の行程を考えます(これも楽しい!)高天原も考えましたがそれだけで1日使うので次回に取っておきます(^.^;)
26日
起きると相当な好天!ほとんどの方が山頂にご来光を見に行きますが前日登頂してるしあと4日あればいつか見れるだろうと思い回避(後々後悔…)
朝食後用意し出発!この日は行ける所までと思い一応水晶目指し出発!
テント場で水を補給し太郎平から薬師沢へ下ります。
厳しい下りを抜けて薬師沢小屋でしばしの休憩。当然の事ながらここから同じだけ急坂を登ります…
滑る岩場の樹林帯を上る事2時間!アラスカ庭園にヘロヘロで到着すると見事な絶景が!!
これは雲ノ平に泊まらないと!と思いこの日は雲ノ平山荘泊に決めアルプス庭園(祖母岳)へ。
アルプス庭園はここは極楽ですか?と言いたくなる絶景で40分くらいぼーっとする。さすが最後の秘境と呼ばれるだけありますね(^-^)v
雲ノ平山荘は前日の薬師小屋と同じく築3年の清潔な小屋で空いていたし(20人弱)非常に居こごちのいい所でした♪
夜は次の日の目的地が同じNさんと共に飲み明かし最高の1日のいい締めくくりになりました!
27日
この日は水晶寄って鷲羽経由で三俣山荘まで。
夜雨が降ったらしく朝はガスに包まれてましたが朝飯終了時には徐々に晴れてきたのでまずは再びアルプス庭園に寄り道。
前日よりも視界が良く遠くの槍、剣、笠含め全て見えNさんと共に感動を分かち合います(^O^)
スイス庭園で高天原〜黒部方面の高度間のある絶景を見て祖父岳に向かいます。
なかなかの急坂を登った祖父岳は地味だけど眺望は抜群!
ワリモ分岐から左に進み水晶へ向かいます!水晶小屋前で飯を食いますが想像以上に小さい小屋で前日もこの日も満員で2人で1つの布団との事。いやー昨日雲ノ平泊で良かった(笑)
そこから水晶岳までは狭い岩場もありますがあっという間!
山頂は狭いけど北アの中心だけあって様々な山々が一望(^-^)今回最高峰を堪能です♪
ワリモ岳を経由し鷲羽に着くと水晶で見えなかった立山、剣や常念も見え槍穂もだいぶ近付いてきました。ここでNさんと合流。三俣山荘までの急坂を一気に降りる頃にはガスがかかり周囲の山々もガスの中へ…タイミング良かったか?
三俣山荘はちょうど受付ラッシュ!到着後20分位でほぼ満室になったようでなんとか布団は1人1つあったが談話室などはあっという間に埋まります。
食事も2回戦の1回目なので慌ただしいので飲むのも後にします。
談話室をキープし前日に引き続きNさんと山談義に花が咲き夜は更けていきます。
28日
起きると見事なガスって視界悪し!目的の笠ヶ岳までのタイム的にそんな慌てて出なくても平気だが回復の見込みがないのでまずは三俣蓮華めざし出発。
途中晴れそうな気配もあったが山頂は視界ゼロ状態…
Nさんと記念撮影をしてここでお別れ(ToT)
双六までの稜線は気持ち良く若干晴れ間も出てきますが双六山頂はまたガスで何も見えず。
20分ほどの晴れ待ち後諦め双六まで一気に下ります。途中からガスも晴れ双六小屋で鷲羽眺めながら牛丼を食す。
ここからは笠までの縦走路アップダウンの連続。弓折乗越で上高地方面と別れると人が一気に少なくなります。
秩父平あたりから再びガスがかかってきて視界は良くなったり悪くなったり。急坂も増え最後の笠が岳山荘直前の急坂では足が重い!
予定の30分オーバーで小屋に到着。ド平日だし今日は空いてるだろ!と思って受付すると24人のツアー団体客がいてなかなかの混みようみたいだ…
小屋着後は深いガスに包まれていたが軽く飲んでると一瞬ガスが薄くなったので山頂へ!ほぼガスってましたが…
食事後は4日目にして初めてサンセットも見れました♪
29日
早起きして星とご来光を堪能し朝飯を食べまずは再び山頂へ(^-^)/
この日は朝から快晴で山頂から360度の展望を満喫する。
あとは下りるだけ!抜戸で5日間見えていた数々の山に別れを告げ笠新道をノンストップ!
噂に聞く笠新道はさすがの急坂ですれ違う方はみなしんどそう!日帰りピストンの人は凄いなぁ…
小屋から4時間で林道に合流。昼には新穂高に到着し5日間のゴールを温泉で癒しました♪
疲労度 ★×5(65キロ!?)
難易度 ★×4(薬師沢周辺と水晶手前以外はそんな危険箇所はない)
眺望 ★×5(今年これまでの悪天候を一気に取り返した)
5日も行ってると楽しいですね〜毎年やりたいです!
気づいた事は混んでる小屋は落ち着かなくてあまり話しかけられない自分がいた事です(汗)
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