白峰南陵（奈良田〜広河内岳〜笊ヶ岳〜青薙山〜山伏〜赤水）

2021年07月22日(木) ~ 2021年07月24日(土)

• GPS: 33:14
• 距離: 64.0km
• 登り: 6,566m
• 下り: 6,769m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:59
• 休憩: 0:29
• 合計: 10:28

7:58 大門沢ゲート
8:24 8:24 森山橋
8:43 8:44 早川水系発電所取水口
10:19 10:26 大門沢小屋
12:59 13:00 大門沢下降点
13:25 13:26 広河内岳
14:23 14:27 大籠岳
15:06 15:12 白河内岳
16:03 16:07 笹山北峰
16:17 16:18 笹山 南峰
17:01 17:02 ピーク横の小さなコル
17:22 17:25 白剥山
18:07 18:07 長崖山
18:26 広場

2日目

• 山行: 18:04
• 休憩: 1:10
• 合計: 19:14

3:21 広場
3:48 3:48 オシャリ山
4:42 4:44 伝付峠展望台
4:52 4:53 伝付峠
4:58 5:00 伝付峠水場
5:23 5:24 伝付峠
7:12 7:12 天上小屋山
7:59 8:02 生木割山
8:26 8:26 上倉沢水場分岐
8:53 8:54 椹島下降点
9:36 9:36 笊ヶ岳
10:29 10:31 布引山
11:08 11:08 所ノ沢山
11:32 11:55 所ノ沢越
12:56 12:57 稲又山
15:59 15:59 小笹平
16:21 16:22 イタドリ山
17:25 17:31 青笹山
17:55 17:56 青枯山
18:23 18:47 三ノ沢山
20:12 20:13 小河内山�景�
20:24 20:25 小河内山
21:49 21:49 大笹峠
22:17 22:17 山伏
22:27 22:27 西日影沢分岐
22:35 山伏小屋

3日目

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:28
• 合計: 3:29

5:40 山伏小屋
5:56 5:58 西日影沢分岐
6:40 6:41 蓬峠
7:03 7:04 大岩／ワサビ小屋
7:32 7:56 山伏 登山口
8:05 8:05 山伏登山者用駐車場
9:09 ゴール地点

天候

初日：晴れ後曇り、2日目：晴れ後雨、3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路
東京から終電で甲府駅着、甲府駅バス停で広河原行の始発バス待ちのビバーク
甲府駅BS → 広河原BS → 奈良田第一発電所BS
■復路
赤水BSから、しずてつジャストラインで静岡駅BSまで

コース状況／危険箇所等

全体的に迷いやすいので、地図読みを楽しむ余裕の時間がない場合はGPS必携
無駄な尾根に登らずに効率よく歩くには、しっかりと地図を見た方が良い
青笹ルート分岐〜イタドリ山の区間はロープ必携（特に下り）
水場が少ない、及び水場への往復はそれなりに時間が掛かる

写真

7/22 0:14

甲府駅の広河原行バスを待つ

7/22 4:21

事前に待ち人数がチェックされる、今日はバス4台

7/22 4:24

正面の像の下で寝ていたハイカーが起き出します

7/22 6:38

広河原BSに到着

7/22 6:38

ハイカー多い、ごった返し

7/22 7:44

奈良田第一発電所に到着

7/22 8:03

暫くロード歩き

7/22 8:28

振り返る

7/22 8:35

渡渉して片足が水没する、渡渉しなくて良かったのでは？

7/22 8:41

水門の横を抜ける

7/22 8:42

グラグラします

7/22 8:43

吊橋を振り返ります

7/22 9:59

尾根が見えました

7/22 10:11

ステップがあって親切

7/22 10:16

小屋番に声を掛けて、水を汲ませてもらいました

7/22 10:34

見えている尾根より高く登るような・・・

7/22 11:26

振り返る、夕立が来ないことを祈ります

7/22 11:46

日射が無くなり、涼しくなるような、蒸し暑くなるような

7/22 12:09

7/22 12:18

綺麗な緑のトレイル

7/22 12:33

広い所に出ます、落石には注意かも

7/22 12:42

急斜面を登って、振り返ります

7/22 12:58

大門沢下降点に到着、長かった

7/22 13:06

広河内岳付近から振り返る

7/22 13:24

広河内岳に到着、残念ながらガスガス

7/22 13:29

7/22 13:46

広河内岳を振り返る

7/22 13:55

7/22 14:18

大籠岳（おおこもりだけ）

7/22 14:25

ドーピングしまくっています

7/22 14:35

地図では「迷い」とあるが、踏み跡は明瞭

7/22 14:50

黒河内岳（笹山）かな？

7/22 14:54

7/22 14:56

ようやく晴れた

7/22 14:56

7/22 14:57

7/22 14:58

白河内岳

7/22 14:59

広河内岳を振り返る

7/22 15:21

テンション上がります

7/22 15:24

7/22 15:26

テント場適地、まぁ、ぶっちゃけ何処でも張れます

7/22 15:42

看板有り難いが、From〜Toの範囲が広すぎ

7/22 15:57

黒河内岳（北峰）、前衛の方だな

7/22 16:05

7/22 16:11

黒河内岳（南峰）はテント場適地

7/22 16:11

黒河内岳（南峰）、北峰の方が見晴らし良いな

7/22 16:15

南峰の直後、踏み跡が薄く、迷いやすい

7/22 16:28

7/22 17:23

白剥山

7/22 17:24

白剥山を後にします

7/22 17:44

奈良田越に到着、昔は村落でもあったのか？

7/22 17:44

7/22 17:49

昭文社の地図を見て舗装路かと思っていたが、林道
バックミラーもあるので、昔は舗装路だったのかも

7/22 18:12

ここ、乗越する必要はなかったように思う
乗越と林道から登山道になる

7/22 18:16

ガレを巻くようにして道は続く

7/22 18:25

林道に復帰

7/22 18:26

広場に到着

7/22 19:00

今日はここで幕営、雨さえ振らなければ、夏は暖かくて快適

7/23 2:47

白飯に投入する味噌汁を忘れる失態を犯す、おかずは都こんぶのみ・・・
今日の移動距離は長いので、早朝出発

7/23 3:32

開始は林道なので、あと1時間早く出発すればよかった
右側が急斜面のガレ場を登る

7/23 3:48

未だ夜間のためか、林道を外れる
無駄に登山道を歩いた後、ようやく林道に復帰

7/23 4:27

振り返って、ここから先は笹の登山道に踏み跡があったので

7/23 4:30

笹を進むが、踏み跡が無数で笹露で靴がびちょびちょになる

7/23 4:36

登山道ではなく、林道を歩けば良かった

7/23 4:48

伝付峠に到着

7/23 4:49

水を汲みにいきます

7/23 5:03

急斜面を下ります、水量はしっかりとあるが、登山道から離れている

7/23 5:18

デポザックを回収、往復30分は必要

7/23 5:28

山に来たからと尾根沿い（地図では緑線）を歩くが、道が不明瞭＆整備されていないので歩きにくい

7/23 5:42

下手なプライドを捨てて、林道＆整備された登山道に復帰
かなりの時間を無駄にした（林道を歩けば1時間は早いような）

7/23 6:03

7/23 6:31

トラバース登山道は長かったが、快適に距離を稼ぐ

7/23 6:49

荒川岳、明石岳あたりかな？

7/23 7:11

7/23 7:12

荒川、明石、聖？

7/23 7:59

生木割山に到着

7/23 7:59

7/23 8:08

この山域、かなりガレている

7/23 8:11

ガレ場を目にする機会が増える

7/23 8:13

振り返って

7/23 8:25

この水場は往復45分とのこと、遠すぎる

7/23 8:53

椹島下降点、今期のロッジは営業停止なのでエスケープはできない

7/23 8:53

時折、枝に引っ掛かり、ザックや衣類にダメージを受ける

7/23 8:54

7/23 9:02

7/23 9:07

急登が続きます

7/23 9:22

ようやく笊ヶ岳です

7/23 9:23

7/23 9:24

位置的には聖岳かな？

7/23 9:24

ガスっているけど、3000M級の稜線が対面に見えます

7/23 9:24

今山行で一番の景色かなぁ

7/23 9:32

7/23 9:32

7/23 9:35

7/23 9:36

花粉が飛びまくります

7/23 10:02

道標が現れる

7/23 10:18

布引山前のビバーク地

7/23 10:29

7/23 10:52

下りの左側は崩壊地斜面

7/23 10:53

ガレの右側に登山道が付いていまs

7/23 10:54

7/23 11:31

所ノ沢越に到着

7/23 11:39

水を汲みます

7/23 11:54

往復15分程、近いので有り難い

7/23 12:07

小屋跡の辺り、迷いやすい

7/23 12:21

7/23 12:31

道が悪い為、体力を消耗する

7/23 13:02

稲又山に到着

7/23 13:02

7/23 13:20

ガレはサイドにあります

7/23 13:37

7/23 13:58

青笹ルート分岐に到着

7/23 14:08

青薙山に到着、少し迷いやすい

7/23 14:09

7/23 14:16

分岐に戻ってきました、気合を入れていきます

7/23 14:27

左のガレに沿って、急斜面を下ります

7/23 14:37

核心のザレ場に到着、こんな所で雨が降ってきました

7/23 14:42

左に巻きます

7/23 14:55

先行パーティーがいました、下段はトラバースしていくのが難しいとのこと

7/23 14:57

先行パーティーから情報を得て、上段のナイフリッジに登ります
超ザレているので、足場が崩れて滑落する可能性があります

7/23 14:59

リッジに乗ってしまえば安心です
先行パーティーも自分も石を落としまくりです

7/23 15:02

木を掴みながら慎重に下っていきます

7/23 15:04

振り返ります

7/23 15:06

振り返って、無事に通過しただろうか

7/23 15:19

雨が強くなってきたので、先を急ぎます

7/23 15:48

途中ルートを外れて、誤って南の尾根を下ってしまう

7/23 15:58

踏み跡複数あり、多少歩きにくても尾根伝いに行くのが間違いない

7/23 15:59

この付近を下っていくと水場があるらしい

7/23 16:07

7/23 16:21

イタドリ山に到着

7/23 16:25

7/23 16:53

緑ルートで初の案内の看板

7/23 17:22

青笹山に到着

7/23 17:27

ピンクテープを見ると安心する

7/23 17:39

7/23 18:21

三沢山に到着

7/23 18:22

入る方向と出る方向が変わる為、迷いやすい

7/23 18:30

コンパスの東西を間違えて錯綜している間に没る

7/23 19:10

水無峠山ではないかな？

7/23 20:11

小河内山�景�、ここまで来れば一安心で以降の登山道は明瞭

7/23 20:20

月明かりから元気をもらう

7/23 20:23

小河内山に到着、赤テープのみ

7/23 21:44

大笹峠（山伏峠）に到着

7/23 21:46

7/23 21:48

ガレた九十九折の登山道を登る
峠から山伏小屋まで、お気楽モードだったが、ど急騰

7/23 22:02

サイドは急斜面、気を使う登山道でヘロヘロになる

7/23 22:16

山伏岳に到着

7/23 22:19

ハイキング的になる

7/23 22:21

docomoのガラケーが通じず

7/23 22:35

山伏避難小屋に到着、今日は長かった

7/24 4:48

ザックのサイドが破れて、幾つか物が無くなっていた
残念だが、ここで下山を決意する

7/24 5:31

沢は小屋から近く、水量豊富

7/24 5:32

7/24 5:33

入口は下りてきたところと逆側

7/24 5:33

小屋にトイレは無い

7/24 5:40

西日影沢ルートで下山します

7/24 5:52

7/24 6:21

7/24 6:35

7/24 6:39

この斜面も崩落しています

7/24 6:43

沢に合流します

7/24 6:45

沢の渡渉を何回か繰り返す

7/24 6:54

岩（ミネラル）が多いのか、美味しくない

7/24 6:59

ドラム缶の橋を渡ります

7/24 7:05

7/24 7:05

7/24 7:18

7/24 7:25

7/24 7:55

7/24 8:02

山伏岳登山口に到着

7/24 8:04

7/24 8:13

下山したのが勿体なく思えてきた

7/24 8:24

7/24 8:31

7/24 8:32

7/24 8:36

7/24 8:55

ワサビ田

7/24 8:55

7/24 8:56

崩落箇所、大過ぎ

7/24 9:00

泳いで、さっぱりしようかと頭をよぎる

7/24 9:07

7/24 9:09

赤水バス停に到着

7/24 9:15

疲れた

7/24 11:16

しずてつジャストラインで静岡駅に到着

7/24 11:33

駅ビルで、しゃぶしゃぶの食べ放題、体力を回復します

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

HUAWEI P30 lite SIMフリー HUAWEI

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 ツェルト ストック カメラ ポール ヘルメット

感想

iwanon

北沢峠〜畑薙第一ダムへの南アルプスの主稜線は数年前に縦走している。
残るは白峰南陵〜山伏へのマイナールート＆バリエーションルート。
今年は4連休ということで、山伏以南の八紘嶺、十枚山、青笹山、白鳥山も計画して行く予定であったが、色々とあって断念。
ルートは調べたので、機会があれば芝川駅〜山伏まで歩いてみようかな。
梅ヶ島温泉の立ち寄り湯、しずてつジャストラインがあるのでエスケープしやすい。
下山は早くなってしまったが、充実した3日間の山旅でした。

■ルートについて
水場の間隔が近かったり、遠かったり、多めに持つことになる。
登山道から沢の往復にも結構、時間が掛かる。
山小屋が管理している水場ではない為、それ程、美味しくはない（只の沢水）
大門沢小屋を過ぎると営業小屋が無い為、小屋のサポートは無い。
青笹山ルート分岐南部のザレ場の核心は2箇所、1箇所目に下る用のトラロープが張ってあったが、無ければ退却していた。先行パーティーがいた為、気が楽だったが、単独で滑落した場合、暫くは誰にも発見されない。
4連休だったが、他のハイカーと殆ど会わない（黒河内岳、笊ヶ岳には居る）
地図上の緑線ルートは踏み跡が錯綜していて道を外しやすい、尾根の分岐が在る場合、進んだ後にGPSで確認した方が良い（GPS必須でスマホは省電力モード）
アルプスの様々な縦走路を踏破しているが、本ルートの難易度は高い。

【笊ヶ岳】




【ザレ場】