尾瀬・至仏山(見晴テント泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
天候 | 1日目:曇りのち雷雨 2日目:曇りときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
大清水までタクシー利用:3500円程度 大清水〜一ノ瀬バス利用:1人700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山の鼻→至仏山のルートはもう何年も整備されていないといった様相で木の階段・梯子の老朽化がひどい。この木道が濡れていると当然滑る。 至仏山は蛇紋岩でできているというがこの岩もまためちゃくちゃ滑る、、、気をつけてても滑る。転倒しないように注意。 |
その他周辺情報 | 幕営:見晴キャンプ場 1人800円予約不要 望郷の湯 2時間580円 http://www.boukyou.com/ 入場制限実施中 |
写真
感想
気が付けば1カ月山に行ってない。
ワクチン接種だ台風だなんだですっかりご無沙汰。
リハビリがてらちょうどよいプランはないかなと考えていたさなかに
ゆるゆる尾瀬テント泊のお誘いをいただき、渡りに船と飛びつきました。
尾瀬は、山を始めたてのころに燧ヶ岳に上ったのが初めて。
あとはBCで至仏山滑ったり、尾瀬沼散策したり。
夏の尾瀬でテント泊というのが初体験でワクワク。
土曜朝、リハビリ山行だしゆるキャン気分なので、金にモノを言わせてタクシー&バス利用で一ノ瀬までワープ。
マイナスイオンを浴びながらまったりと歩き、尾瀬沼を眺め、
長蔵小屋の売店ではテンション高くかわいい小物を買い、コーヒーで一息。
天国か.........?
ここは山ではない、リゾートだ。と感動しきり。
早々に見晴キャンプ場に到着し、テントを設営。
今回はmacorinがおnewのソロテンを試したいということで、それぞれソロテンを持参した。
設営したら生ビール飲みに行こう!と小屋へ。
そうしたら尾瀬小屋で出会ってしまいました。「ステーキ」の文字に。
「一頭の牛から僅か3kgしかとれない希少な部位【カイノミ】を使用した絶品レアステーキ。」とのこと。。これはもう頼むしかない!!!
ステーキ丼と生ビールを注文し、テラスのリクライニングチェア席へ。
パラソルもあるし、ここはどこの高原リゾートなの?という感じでした…
テンションあがりっぱなし。
ここは山ではな...いや山だけどリゾートだ。最高か。
ステーキ「丼」と言いながら、オシャレに盛り付けられたそれはステーキ「プレート」という感じ。都心のカフェで饗されてもおかしくないクオリティです!
(酔っぱらいながら書いてるからテンション高めです)
この時点ですでに満足度80%超えており、もう帰ってもいいかなというくらい。
その後もお酒を飲み続けひたすら「サイコー」「パラダイス」と言い続け、そろそろテントに戻ろうかな、という時分に雨が降り始めた。
これは散策もなしだな〜と、バリバリの雷雨の中でがっつり昼寝。
端っこにテント設営していたら水が溜まりやすい場所だったらしく、
起きたら地面がちょっと水たまりになっていたので、テントを少々移動。
しかし6月にクロスオーバードームでの浸水を経験しているので
フロアから雨が入ってこない・中の荷物が濡れないってだけで天国のように感じた。
やはりダブルウォール快適!
ソロテン2つだと雨の中で一緒に飲むのは厳しいので
屋根のある休憩所まで行って夕飯の準備をしながら飲み、早めに就寝。
2日目、天気は曇り。
びちょびちょのテントを撤収し5時に出発。
山の鼻に到着すると雨が降り始め、至仏山ピークハントをしばし悩む。
2人とも登ったことあるし特にPHに思い入れはないので……。
しかしトレーニングがてら登っておくか、とゆるゆる出発。
山の鼻→至仏山への道の状態は悪かった。
木の階段は崩壊してたり浮いてたり斜めってたりで、これは慣れてない初心者は連れてきたくないなぁ、というカンジ。
蛇紋岩が見事なほど滑るし、まったく気が抜けない。
ちなみに尾瀬はこの蛇紋岩でできていて植物が育ちにくい特性があるそうで、森林限界が低めの1700mほどだそう。初めて知りました。勉強になった。
小雨が降ったりやんだりしたが、次第に天気は回復傾向へ。
ときたま青空が見えることもあり、尾瀬の湿原が見渡せてなかなかの景色。
そして山頂到着時は残念ながらガスってた……。
下山はやたらと長く感じてつらかったけども、
鳩待峠についてから昼ごはん&かき氷を食べて元気回復。
尾瀬はよいところでしたー!!
また来たい。まったりと過ごしたいです。
しかし尾瀬ガイド協会(の中の人)がTwitterでセクハラや差別的発言を繰り返してたのは残念だけど
尾瀬保護財団がそれにしっかり抗議してたのがとても好感持てました。
そういう姿勢、とても大切。(と思うので)
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/112789/
やはりまた尾瀬行きます!
この夏、ソロテントを購入した。 両親から譲り受けたゴアライト2は古くて重くてもうとても背負って歩ける気がしない。軽量のソロテントがあれば山の楽しみ方の幅が広がるだろうと思い購入を決めた。
どこで試そうかな〜と思いを巡らせ、やっぱり尾瀬がいいな、と思った。
初めての山小屋泊、初めて自分で計画した山行、初めての沢登り、尾瀬は私の山の経験でいろいろな初めてを試した思い出多き山域。一人でのテント泊は初めてではないけれど、水も豊富だし、慣れているし、適度な運動量も確保できる。8月前半の山行が天候不良ですべて中止になってしまい、山にいくのは三週間ぶり、ちょうどよいリハビリ山行になると思った。なにより、自然に飢えていたので、多少雨でも大丈夫な山に行きたかった。
コロナのワクチン二回目接種を終えて4日目、よし、山行くぞ!と思ったところにタイミングよくhtkさんから連絡があったので、いっしょにいかないかとお誘いしてみた。速攻でOKのお返事。おかげさまできままで楽しい二人旅となった。
この時期の尾瀬は、水芭蕉やらニッコウキスゲやら紅葉やらといった派手な見どころはないけれど、静かでとても穏やかだ。夏の終わりを彩る花をたのしみ、のんびりするにはうってつけだった。うれしいことに見晴らしの尾瀬小屋では豪華なお食事とお酒を楽しむことができた。
夕方から雷雨となり一晩中雨だったが、テントの具合は良好。快適な夜をすごすことができた。
水にぬれたテントの重さを体感しつつ至仏山にのぼり運動量もしっかり確保。充実の山行となった。
何度来てもやはり尾瀬はよいところだなあ、と改めて実感。パラダイス尾瀬、また行きます!
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