山飯練習とレンゲショウマ目当てで御岳山。ついでに多摩百
- GPS
- 07:28
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 556m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 7:28
天候 | ▼この週末は遠出の山行予定もないためか、週初めから土曜日の天気を心配することはなかった。ただ、週半ばくらいに週末は天気は悪くなさそうとわかったので、道具を揃えたはいいけど中々実践する機会に恵まれなかった山飯の練習に行くことにした。場所は近場の日蔭で座れる場所があればどこでもいいと考えていた。 ▼前日の天気予報では、土曜日は少なくとも15時までは晴れ、18時以降は天気が崩れ、奥多摩当たりでは雨の可能性が指摘されていた。15時まで天気がもてば十分、15時くらいには山行が終われる様に計画を立てればいいだけと感じた。 ▼最初に今年こそは見てみたいと思っていたレンゲショウマの季節が終わりかけていることに気が付き、次に御岳のロックガーデンは涼し気で座れそうな場所があるなと思い出したことから、山飯の練習場所が御岳周辺とまず固まる。ついでに多摩百も捗らせようと未踏の二峰が踏めるサルギ尾根からのアプローチにすることにした。 ▼サルギ尾根は思っていたより急登だったせいか、どうもスピードも調子も出ない。先週のナデッ窪の疲れが残っているのかなと思ったが、調子の悪さ具合が谷川天神尾根で感じたものと似ていると思う。急勾配もさることながら、暑さに体力を消耗させられ体が重いと感じたということです。登っている最中は樹林帯だったことと、天気予報とは違い雲が多く、陽射しが強くなかったことも幸いし、ジリジリ焼けつくような暑さは一切感じなかったが、気が付くと下半身まで尋常ではない濡れ方をしていた。風はなく涼しさは一切感じなかったし、湿度も高かったからだと思う。 ▼午前中なのに上高岩山近くで雷鳴が響いた。ガスも出て少し薄暗さも感じた。幸い、そこから天候の悪化には歯止めがかかった。それ以降は、太陽は出たり隠れたりといった天気だったと思う。陽が射すと気温や体温の上昇を心配し、陽が陰ると夕立の心配をするといった具合に、天気で大きく揺れ動く自分の感情に、黒沢映画「七人の侍」の村の長老のセリフ「百姓は・・・雨が降っても、陽が照っても、風が吹いても、心配ばかしだで」を重ねている自分がいた。 ▼鍋割山山頂では、夏の終わりを告げる使者ツクツクホーシが大合唱をしていた。自分の季節感と比べると2週間くらい遅い気もするが、温暖化が進んでいる現代の気候に季節感を調整すれば、おかしくないのかもしれない。 ▼夏の花、レンゲショウマも明らかに盛りを過ぎていたと思う。今年の夏も過ぎ去ろうとしているのだなと再度実感、雷鳴がしたのにもかかわらず、雨が降らなかったのは、衰え始めた夏にはもう夕立をもたらす元気もないからではないかと考えると、毎年夏が去る時に感じる寂しさがより増幅した。 ▼下山後、山仲間にLINEで本日の山行の簡易報告をした。返答にあった暑かったのにご苦労様という労いの言葉から、下界も相当暑かったのだなと推測。そんな登山には向かない悪条件の中、ボロボロになりながらも熱中症にもならずに無事下山できた幸運(勿論、注意や対策もしているが)を素直に喜ぼうと思いながら帰路についたのであった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
電車:最寄駅 → 武蔵五日市駅 バス:武蔵五日市駅 → 上養沢BS(一つ前の大岳鍾乳洞入口BSで下車が正解) 【復路】 ケーブルカー:御岳山駅 → 滝本駅 バス:ケーブル下BS → 御嶽駅 電車:御嶽駅 → 最寄駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼今回のコースは、全般的に難易度の高い箇所は無かったと総括できるが、サルギ尾根と、写真64の分岐から天狗の腰掛杉(写真76)までのコース状況に絞って記載しておく。 【サルギ尾根全般】 ・傾斜はそこそこある。高岩山と上高岩山周辺ではアップダウンはあるが、それ以外は上り(下り)一本調子。上高岩山から芥場峠までは平たんな道、芥場峠から鍋割山分岐間は少し登る。眺望はほとんどない。 ・高岩山が近づくと尾根上に岩が露出してくるが、下手に岩を巻こうとせずに尾根を外さずに上るのが良いと思われる。(写真17・18参照) ・サルギ尾根は、交通量はあまり多くない様に見受けられる。偶々かもしれないが、今回の山行で出会ったのは、上高岩山展望台でスライドした人1人だけだった。只、交通量はそれほど多くないかもしれないが、登山道の整備状況は決して悪い部類ではなく、安心して歩くことができたと思う。 【写真64の分岐から奥の院峰経由で天狗の腰掛岩】 ・写真64の分岐から奥の院峰直下にある岩が露出した個所は、歩きやすくはないが、難易度が高いとは思わなかった。下りが苦手な私が、下りで使用したとしても、対応可能だと思われる。(写真65参照) ・奥の院峰山頂から天狗の腰掛杉までは、路面が濡れている箇所が多かった。日当たりが悪いせいか、雨が降った翌日くらいまでは乾かないのかもしれない。何箇所か滑りやすいところがあった。(写真73参照) ・鎖が設置されている区間の路面は、岩が露出している箇所があるが、濡れているとかなり滑りやすい。鎖を掴んでいたので怖さを感じなかったが、今回2回ほど軽く足が滑ったと思う。自信がある方以外は、鎖を使うことを推奨する。(写真74・75参照) |
その他周辺情報 | ▼御岳山山頂付近では、開業している店もそこそこあった様に見受けられた。 ▼ケーブル滝本駅では、take out であればビールの購入は可も様であった。 |
写真
感想
▼山飯の練習をずっとしたかったのですが、自宅のバルコニーでは女房が意地悪言って練習させてくれないので、天気の良い週末を待っていました。この土曜日は15時くらいまでは雨降らなそうなので、山飯練習山行を決定、行先はレンゲショウマが咲いている御岳山近辺に決定、あとは多摩百を捗らせるため、上高岩山と奥の院峰の2座を踏めるサルギ尾根コースからのアプローチとした。
▼いつものように、写真のキャプションが完了した時点で取り合えずアップしてしまう。そしてこれまたいつものように後日加筆のための備忘録を記しておく。
・転倒記録(済)
・野菜ジュースと焼き鳥缶詰を活用したカレーの感想等(済)
・今後マスターしたい山飯レパートリー(済)
・サルギ尾根、思ったよりきつい。暑さのせい?異常なまでの汗をかく(済)
・植物鑑賞について(済)
【後日記】
■まずは、今回の山行一番の目的であった山飯の練習について書いておこう。この頃のキャンプブームの影響を受けてか、登山という趣味の範囲を広げたいのか、今年K副隊長と雲取山に一泊のテント泊登山に行ってから山飯に興味を持つようになってきた。バーナーやクッカーも買いそろえた。安物だけどメスティンも2種類買ってしまった。この山行には間に合わなかったけど、山フライパンまで手を出した。
・檜洞丸と塩見岳では、山ラーメンの基本フォーマットが固まった。次のフォーマットが欲しい。色々ネットで調べていたところ、野菜ジュースを使ったカレーが、準備や手順が簡単そうで良いと感じたので、2番目の私の山飯定番は、野菜ジュースの無水カレー風と決まった。
・山カレーのフォーマットを作るつもりでも、実はメスティンを使っての炊飯も初めて。だからメスティン炊飯のフォーマットを固めることも実は隠れた重要なミッションだった。ガスバーナーを使った炊飯より、固形燃料を使った自動炊飯のほうが楽でいいかなと思った。ポケットストーブと固形燃料を100均で用意した。ポケットストーブの熱が、下のテーブル等にダメージを与えないようにポケットストーブの下に敷くステンレスのトレーも用意した。
・自動炊飯の一番のポイントは、炊飯前の30分の給水にあると思う。ここは手間を惜しまずに必ず実施する工程と思われる。米を炊くための水分量も大事な要素だ。今回炊飯に使ったメスティンには目盛りがついているので助かるが、目盛りがない場合は、炊くコメより若干多めの分量と覚えておけばいいかな。この2つを間違わなければ、固形燃料によるほったらかし炊飯でも失敗する可能性は大きくないと思われる。燃料が燃え尽きた後は、手ぬぐいに包んで10分程度蒸らす。蒸らす際、保温バックにメスティンを入れるべきだと考えていたが、思った以上にメスティンが熱く、保温バックにダメージを与えそうだったので入れずに蒸すことにした。結果は上々。まずは炊飯のフォーマットは確立したかな。今後ご飯を炊くときには、今回確立された固形燃料によるほったらかし炊飯を基本とすることとしたい。
・今回作ったカレーについては、手順や味に対する感想は写真58・60に書いてある通り。味に対する表現を付け加えるのなら、牛丼チェーンで有名な松屋が出していたトマトカレーに似ているともいえるかな。酸味が効いたカレーということです。決してまずくはないのだが、カレー感が足りない。感想欄では、なぜ今回のカレーが、カレー感が出なかったのかについて記載しておく。答えは簡単、私がカレー粉と市販のカレールーの違いを理解していなかったことに尽きる。カレー粉はただのスパイス。市販のカレーのルーは、カレースパイスに、深みやコクが出るように、だし成分や脂分、塩などが調合されている。深みやコクが足りなかった分だけ、カレーの味がせずに野菜ジュースの味が勝ってしまったということ。バターと塩だけでも持っていけば違ったかな?でも、バターはちょっと持っていくのが面倒くさい。オリーブオイルを少量とコンソメの素とかで代用できるのか?なにもカレー粉にこだわらずに、市販のカレールーを持っていけばいいだけでは?等々今後改善の余地ありという課題が残りました。とは言え、フォーマットの骨格はほぼ完了したので、多くてもあと数回の試行錯誤で完成に漕ぎつけることができるだろうと思っています。
・安物のメスティンだけど、長く使えれば愛着も湧いてくるだろう。少しでも綺麗に使うために、そして洗いものが少しでも少なくなる様に、クッキングシートをメスティン折にして中に敷き、米炊いたり、カレー温めたりした。結果焦付きはなかった。たた、後片付けを少しでも楽にするという観点からは、カレーを、米を炊いたメスティンにぶっかけるべきではなかったなと反省している。
・ポケットストーブを使っての失敗談を一つ。写真54のキャプションで書いた通り、ポケットストーブの熱がステンレストレー越しにビニールシートに伝わってしまった。よく考えるまでもなく、ステンレストレーでは断熱効果はないのは当たり前なんだよな。ボケていた。でも、山小屋なんかのテーブルで同じ失敗する前に今回失敗できてよかった。ただ、このビニールシートは、100均で買った安物だけど、ちょっと思い入れがあった物だけに穴が開いてしまったのはショックだった。2015年に旧甲州街道巡りをしていた頃に買って、その後山を始めて、それからほぼすべての山行に同行してくれていた。私は今まで山で幸いなことに大きな事故や怪我にあっていないが、それはこのビニールシートが一緒だったからかもしれないと思うと、次の山行からはいっしょに行けない寂しさと悪いことが起こるのではないかという不安が湧き上がってくる。全てのものとはいずれお別れが来るのは避けられないことは理解しているつもりでも、予兆なくそれが起こってしまうと、それが例え大したものでなかったとしても、人間少し動揺するものだなと感じた。もっと大事なものだったらどうなってしまうのだろう?でも心配しても、人間にできる範囲はせいぜいお別れの先延ばし程度だし、結局お別れは必ず訪れるしなあ。今を大事に生きていくしかないよな。(追記)ベランダで失敗しなくてよかった。もし失敗していたら何言われていたか、想像するだけで恐ろしい。
■山飯のレパートリーについて(備忘録)
・山ラーメン(完成) 棒ラーメンとフリーズドライの具をベースに、汁を少なく作る。日帰りであれば、ソーセージなどがあったほうがより美味しい。スーパーではチャーシューやメンマ、煮卵なんかの具材一式がパックになっているもの(但し要冷蔵)が売られていたりするので、それを活用するのもあり。発展形としてはTV番組博士ちゃんで紹介されていた塩ラーメン。スープが大量に出るのが難点か?
・炊飯(完成)メスティンと固形燃料(ポケットストーブ)による自動炊飯。炊飯前に30分(冬場は1時間)米を水に浸すプロセスは必須。固形燃料h25g、15分程度燃焼すればよい。水加減も重要。炊く米の容量より少しだけ多めと覚えておく。固形燃料が燃え尽きた後、10〜15分の蒸らし工程を忘れず実施。
・カレー(未完成)野菜ジュースと焼き鳥缶詰までは確定。カレー粉+調味料にするのか、市販カレールーを使用するのかを今後検討の上、決定する。まずはカレー粉+調味料の方向で頑張ってみたい。調味料候補はバター+塩+コンソメか、バターの代わりにサラダオイルを使用するか。サラダオイルのほうが持ち運びは無難だが、味はバターのほうが良さそうな気がする。発展形として鯖カレーにも挑戦してみたい。
・炒飯(未完成)冷凍食品をフライパンで温めるというのも候補の一つだが、生卵と一緒に佐藤のごはんをフライパンで炒めつつ、調味料と具材を投入して整えていくスタイルに挑戦してみたい。一時期話題となったカップヌードル炒飯にもチャレンジ予定。山フライパンは、なかなか入手困難だったユニックス品の深底タイプを入手済み。これまたずっと探していた卵ホルダー(2個分)も、運よく100均で入手できた。
・パスタ(未完成)事前に水につけたパスタを持参するのか?早ゆでタイプを現地で煮るのか?煮汁最少化が課題。味付けはまずは市販のパスタソースを使用するところから始めて、フライパンで調理した具材に挑戦できたらなお良い。
・親子丼(未完成)焼き鳥缶詰と?つゆをベースに簡単に仕上げらるのではないかと期待している。上述の通り卵ケースは入手済み。青物はフリーズドライの分葱で対応するのかなあ。美味しくできると確信出来たら、玉ねぎを事前に準備して持参するという発展型も検討する。
・じゃがバター(未完成)メスティンでジャガイモを茹でるだけ。バターをどう持参するのかがポイントかな。ジャガイモを茹でるときに必要なメスティンに敷く網も入手済み
・基本方針は、核となる手順が確立され、そこから徐々に発展していける可能性がある料理を選び、種類を増やしていくこと。核となる手順は、出来るだけ持ち運びが簡単なものを、そのまま温めて使用するよりかは、ひと手間必要なほうが面白いので後者を優先的に選択して確立していく。
■前回レコから始めた、転倒なき山行の振り返りについて。
・転倒回数:1回(目標未達)
・店頭理由:写真撮影に気を取られ、カメラを覗きながら後ずさりした際に、岩があることに気が付かず躓き、バランスを失ったから。写真を撮影するときに後ずさりする行動は、危険行為として認識して、絶対にやってはいけない行動として強く認識すべし。
・目標達成山行率(目標達成山行/全山行数 2021年8月21日以降の山行より集計開始): 0/2=0.0%
■サルギ尾根について。サルギ尾根の存在は知っていた。でもどこからか得た情報のせいで、険しい岩稜帯のある尾根というイメージがずっとあり登ることはないだろうと思っていた。だから上高岩山は芥場峠からアプローチすることになるだろうと思っていた。ふと、どこかで決して難易度が高い尾根ではないということを知り、山飯練習の場として御岳山を選ぶのであれば、今まで使ったことのない御岳山へのアプローチとして有りだなと考え、今回の運びとなった次第。
・天候欄や写真のキャプションにも書いたが、傾斜はそこそこある、展望のない樹林帯が続く尾根、岩が露出している箇所は、巻かずに素直に尾根を外さずに進むのが吉である尾根というのがサルギ総括です。樹林帯であるから、強い陽射しによる暑さには苦しめられなかったが、蒸し暑さには体力が削られスピードも調子も上がらなかったことも書いた。見晴らしがない=風通しが良くないという等式が成り立つのかもしれない。今回は汗のかき方は尋常ではなかったと思う。下半身まで濡れるのはあまり経験がない。パンツのポケットに入れていた軍手までが汗で濡れてしまったほどだった。それほど湿度が高く蒸した山行だったと思う。
・今回の山行に限っての話として、湿度が高かったと書いてきたが、キノコ類が多かったことに今気が付いた。ひょっとすると、何らかの理由でサルギ尾根は湿度が高い尾根なのかもしれない。
・登山口に熊注意の掲示(写真9参照)が出ていた。具大抵な根拠は示せないが、間違いなくいる雰囲気だったと思う。踏み跡はしっかりしていて、道標類も整備されているので道迷いリスクは高くないが、交通量は多くとは思はないので、熊との遭遇リスク低減のためには、熊鈴はあったほうがいいかな。私も今回は久しぶりに熊鈴を装着しました。
・これまた今、思いついたことだがサルギ尾根が難易度が高い尾根と勘違いしたのは、ロックガーデンで、ロックガーデンから上高岩山に至るコースの入り口に、危険、道が急峻で荒れている等々を記載した掲示を読んだからかもしれない。確かにこのコースは、大和高原の地図でも破線扱いになっている。サルギ尾根からロックガーデンに至る入り口(写真34参照)に記載がされている様なことが書かれていたのは想像に難くない。で、その掲示には上高岩山に至るという書かれ方ではなく、サルギ尾根に至るという書かれ方だったと思う。結果、ネガティブな情報がサルギ尾根に結び付いてしまったのではないかと考えている。
■私は他の人のレコを見るのが好きで、特に面白いなとか自分にはない視点を持っているなと思った人のレコは、定期的に巡回して拝読させていただいている。この頃は、多くの人が花や植物の写真をとても綺麗にアップしていて、よくこんなに植物の知識をお持ちだなと舌を巻くと同時に、頻出する植物は自然と覚えることが出来たりして、私も向上できるのでレコ巡回は益々有意義だと感じている。元々植物観察は嫌いではない。むしろ子供のころから好きなほうだ。これからはどんどん山に咲く花を写していこうと考えた時期もあったが、ちょっと私には実現が難しいと今回のレコを作成して改めて思った。
・理由1. 写真の腕がヘボであること。スマホのカメラでは、接写は難しいので素晴らしい写真が撮れないのは仕方ないとしても、ピンボケはないよなあと自分の才能のなさに落ち込んでいるから。
・理由2. 今後の山行は、自宅近郊のハイキングも楽しむ予定でが、自分に無理のない範囲で百名山等の名峰にもどんどん挑戦はしていきたいと思っている。するとどうしても時間的・体力的に余裕がない登山計画になってしまうケースも避けられないだろう。一方、植物の写真を撮影するには結構時間も体力も必要。気に入る写真が撮影できるまで何枚も撮影するだろうし、 植物撮影は、屈んで撮影したり等、窮屈な姿勢ですることも多く結構体力を消耗する。植物撮影もしたいが、やはり時間も体力も余裕がないのであれば、安全を優先して植物撮影を犠牲にするしかないかなと考えているから。安全を犠牲にしてでも撮影した写真の結果がピンボケ写真では割に合わなすぎる。
・理由3. そもそも時間的体力的余裕があまりない山行では、花が咲いていることに気が付けないから。
・理由4. 覚えたつもりの花もすぐ忘れてしまい、現物を見た時に名前が出てこないことが辛いから。若いころは記憶力に自信があったばっかりに、こういった加齢による自分に起きているネガティブな変化を受け入れるのは中々つらいことです。それなら、最初からネガティブな変化に気が付く機会が少ないほうがいいと考えるのは、自然なことですよね。
・結構高かった花調べアプリをスマホにダウンロードしているので、本当なら山行中に気が付いた植物も一つ一つ名前を確認しながら進んでいきたいのですが、どうも今の私には難しいみたいです。しばらく皆さんのレコにあげられる植物を見て、楽しむと同時に知識を蓄積さえていくことに専念しましょうかね。
■一応頭出しをしたアイテムは全部言及したかな。山行終えてから一週間後の完成と時間が掛かっているけど、こんなペースでレコを仕上げていくスタイルも悪くないかなと思っている。
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