槍ヶ岳から南岳、天狗原〜高齢夫婦が登る日本百名山

2021年09月10日(金) ~ 2021年09月12日(日)

• GPS: 23:35
• 距離: 40.7km
• 登り: 2,117m
• 下り: 2,076m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:35

5:35 無料トイレ
5:44 5:45 小梨平
6:21 6:31 明神館
6:36 6:36 徳本口
7:21 7:22 徳沢公衆トイレ
7:24 7:33 徳澤園
7:47 7:47 新村橋
8:42 8:47 横尾
9:29 9:29 槍見河原
9:41 9:52 一ノ俣
9:59 9:59 二ノ俣
11:02 11:09 槍沢ロッヂ
11:45 11:45 赤沢岩小屋
12:27 12:27 槍沢大曲り
13:11 13:25 槍沢・天狗原分岐
14:31 14:36 坊主岩屋下
15:13 ヒュッテ大槍

2日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:20

15:13 ヒュッテ大槍
7:25 7:39 槍ヶ岳山荘
8:03 8:21 槍ヶ岳
8:47 8:47 槍ヶ岳山荘
8:56 8:56 飛騨乗越
9:18 9:21 大喰岳
10:07 10:08 中岳
10:59 11:21 天狗原分岐
11:33 11:36 南岳
11:47 11:55 天狗原分岐
13:36 13:48 天狗池
14:22 14:22 槍沢・天狗原分岐
14:52 15:01 槍沢大曲り
15:24 15:24 赤沢岩小屋
15:51 槍沢ロッヂ

3日目

• 山行: 4:28
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:32

15:51 槍沢ロッヂ
6:41 6:41 二ノ俣
6:48 6:59 一ノ俣
7:09 7:10 槍見河原
7:48 8:01 横尾
8:43 8:44 新村橋
8:56 8:56 徳澤園
10:03 10:03 明神橋
10:08 10:11 嘉門次小屋
10:14 10:15 山のひだや
10:23 10:59 明神館
11:34 11:34 小梨平
11:48 ゴール地点

天候

9月10日　快晴
9月11日 雨後曇り
9月12日　晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡第3駐車場に駐車。1日700円。そこから上高地まで、他の登山者3人とタクシー乗り合わせ。4,600円定額を5人で割って、一人920円とバス代1,300円より割安。

コース状況／危険箇所等

北アルプスの超人気の山だけに万全の整備がされている。勿論、槍ヶ岳の穂先までの登り下りは、細心の注意が必要だし(雨天でもあったため余計に)、天狗原稜線分岐からの天狗原への下りも、鎖、梯子があって、スリップしないように緊張感を持って下る必要がある。

写真

9/10 5:32

タクシーを相乗りして早く上高地に着いたため、5時30分には出発することができた。これから長いロード歩き。

9/10 5:35

河童橋も朝早いため人はまばら。バックは、穂高岳と吊り尾根。

9/10 6:15

猿が沢山いる。全く逃げようとしない。怖いので目を合わせないようにした。

9/10 6:22

明神に到着。明神岳を見上げる。

9/10 6:35

白沢出合付近からの明神岳。

9/10 7:11

徳沢手前から、下又白谷と明神岳。右は、前穂高岳。

9/10 7:12

徳沢手前から、遠く大天井岳？

9/10 8:43

横尾着。屏風ノ頭を見上げる。快晴で空が真っ青。

9/10 9:16

ツリフネソウ。

9/10 9:50

一ノ俣。水量が多い。

9/10 10:32

槍沢ロッジ。ここで昼食とする。

奥が新館。

9/10 12:03

前方に、東鎌尾根。

ヤチトリカブト。

9/10 12:18

槍沢大曲り。水俣乗越分岐。

9/10 12:26

こんな大岩が。上から流れてきたのか？

9/10 12:34

前方に、中岳が見えてきた。

9/10 12:43

天狗原分岐への登りから、西岳を見る。

天狗原分岐への登り途中で、赤沢山を振り返る。

9/10 13:18

天狗原分岐。次第に傾斜がキツくなる。

9/10 13:32

ナナカマドの実。

9/10 13:55

西岳と右に赤沢山。

グリーンバンド付近から、常念岳。

9/10 14:22

標高2,600mを超えて、やっと槍ヶ岳が見えてきた。

9/10 14:33

イワギキョウ。

9/10 15:16

ヒュッテ大槍からの圧巻の槍ヶ岳。実に格好良い。手前の道は、殺生ヒュッテへのトラバース道。

9/10 15:23

槍ヶ岳と北鎌尾根。

9/10 15:23

ヒュッテ大槍から北側を見る。右には燕岳、唐沢岳。遠く、針ノ木岳や鹿島槍ヶ岳、白馬岳も見える。

9/10 15:23

大天井岳。

9/10 15:23

手前西岳、右奥に常念岳。

9/10 15:24

奥に、蝶ヶ岳。

9/10 15:25

後方に、山頂が雲に隠れた前穂高岳と北穂高岳。

9/10 16:13

黒生ビールを飲みながら、槍ヶ岳を眺める。何という贅沢。風もなく寒くもなく、槍の穂先の人も見える最高のロケーション。

9/11 8:06

ヒュッテ大槍宿泊後の翌日は、起床時は、穂先が見えていたものの、すぐに雨が振り出し、何も見えなくなった。モチベーションが下がり、小屋内で様子見していたが、6時30分に意を決して出発。写真は槍ヶ岳山頂でのツーショット。私達だけで誰もいない独占の山頂。その代わり、視界10mぐらいで何も見えず。

9/11 8:07

祠と山頂標識。

9/11 8:11

山頂部からの最初の梯子。左右2つあるが、左は登り専用のようだ。この写真は、右の梯子。かなりの高度感。

9/11 8:12

左側の梯子。

9/11 8:46

無事登頂して、槍ヶ岳山荘前で。登山者は少ない。

9/11 9:19

大喰岳山頂標識。

9/11 10:03

中岳山頂直下にある2連の梯子。

9/11 10:06

中岳山頂。雨は止んだが、西風が強い。

9/11 10:54

時々ガスが取れるようになる。南岳に続く稜線。

9/11 11:34

南岳山頂。大キレット方面を見たかったが、全くダメ。

9/11 11:39

南岳新道。槍平小屋も見える。

9/11 11:44

南岳から戻る途中。中岳〜南岳の稜線。

天狗原稜線分岐から南岳への稜線を見る。

9/11 12:08

天狗原稜線の下山途中の梯子。

9/11 12:19

天狗原を見下ろす。稜線部だけガスがかかっている。

9/11 12:19

横尾尾根と横尾本谷右俣。

9/11 12:23

燕岳が右奥に見えてきた。

9/11 12:32

草紅葉。この辺は、あと1週間で見頃となるだろう。

天狗池への下り。

9/11 13:29

天狗池。左右に2つあった。槍ヶ岳は見えず。

9/11 13:29

拡大。殺生ヒュッテまでは見えているのだが・・。残雪も。

9/11 13:47

少し登ってから、天狗池を見下ろす。

9/11 14:14

ミヤマアキノキリンソウの群落。

9/11 14:18

天狗原からのルートを振り返る。

9/11 18:40

槍沢ロッジ。コロナ対策で、新館10人部屋に我々夫婦だけ。

ノコンギク。

9/12 10:01

明神橋と明神岳。

9/12 11:41

岳沢と奥穂高岳、吊り尾根。

9/12 11:43

焼岳。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

rin

40数年ぶりに槍ヶ岳に行ってきた。2泊3日の行程で、槍ヶ岳から縦走し、3,000m峰の大喰岳、中岳、南岳に登り、天狗原に降りる計画とした。初日は、最高の天気だったが、肝心の縦走日が雨、ガスで全く視界が無く、実に残念だった。
まあ、その分、槍の穂先に登る人も少なく、暫くの時間、槍の頂上を我々夫婦が独占できた。
槍ヶ岳から南岳への稜線は、登山者はぐっと少なく、静かな縦走を楽しむことができた。
コロナ禍の中、山小屋もぐっと定員を絞り、その分、我々登山者は、混雑がなく快適に過ごすことができた。山小屋関係者の方々は、大変だろうが頑張って下さい。