とうとう白馬三山〜不帰キレット

2021年09月12日(日) ~ 2021年09月15日(水)

• GPS: 18:53
• 距離: 28.3km
• 登り: 2,346m
• 下り: 2,408m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:08

9:36 栂池ヒュッテ
10:51 11:24 天狗原/白馬岳神社
11:33 11:33 風吹大池方面分岐
12:39 13:01 乗鞍岳
13:44 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:02

6:53 白馬大池山荘
7:48 8:02 船越ノ頭
9:20 9:22 小蓮華山
10:11 10:28 三国境
11:15 11:35 白馬岳
11:55 白馬山荘

3日目

• 山行: 4:17
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:30

6:55 白馬山荘
7:19 7:21 丸山
8:42 8:43 杓子岳
10:07 10:16 鑓ヶ岳
10:50 10:51 鑓温泉分岐
11:25 天狗山荘

4日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 2:39
• 合計: 9:37

5:09 天狗山荘
6:26 6:37 天狗ノ大下り
7:21 7:37 不帰キレット
7:57 8:13 不帰嶮（不帰一峰）
8:56 9:26 不帰嶮（不帰二峰北峰）
9:48 9:52 不帰嶮（不帰二峰南峰）
10:40 10:47 唐松岳
11:01 11:42 唐松岳頂上山荘
12:26 12:36 丸山
12:47 12:53 扇雪渓
13:45 14:01 八方池
14:01 14:01 第三ケルン
14:12 14:12 八方ケルン
14:19 14:21 第2ケルン
14:46 14:46 八方池山荘
14:46 ゴール地点

天候

晴れ、曇り、風の日も

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行きの栂池、下山の八方ロープウエイへの送迎は、前泊ペンションオーナーのご厚意です。

その他周辺情報

・下山の八方ロープウエイは、この時期午後4：30が最終
・唐松山荘は今季お休み(売店、トイレはOK）

写真

9/12 9:35

9/12(日）
栂池出発です

9/12 10:45

明後日歩く白馬三山では？

9/12 10:50

木道の始まりです（お風呂のすのこ調、幅広で豪華）

9/12 11:28

ここ、天狗原はナナカマドが、随分色づいています

9/12 11:31

また、イワイチョウが黄色く色づいて、池塘景色がとってもいい感じです

9/12 12:11

岩ゴロ終了近くです！
雨の日の逆の下りだったら、大変だなぁと思いました

9/12 13:00

9/12 13:07

白馬大池山荘が見えてきました。
が、意外にもここから遠かった！
湖畔の岩ゴロ道をぐるっと回ります

9/12 13:32

花の白馬エリアとは言え、今は数少ないお花、イワツメグサです

9/12 13:33

こんな感じの湖畔の際歩きが続きます

9/13 6:15

9/13（月）
朝、玄関に「お水、お湯ご自由にどうぞ」と。
ありがたい白馬大池山荘のご親切です！

9/13 6:43

小屋前すぐのテン場、いいですねー
雷鳥坂もグリーンと黄色のグラデーションが清々しいです

9/13 7:50

今日もゆるゆる登山です〜

9/13 7:55

右手に見えるのは、昨日昼食休憩した天狗原
左手奥は、コースの登山口だった栂池ヒュッテ、山荘です

9/13 8:01

雷鳥坂も楽々で、更に小蓮華山まで、お天気よし！展望よし！雲海よし！最高のまったり登山です

9/13 8:23

後ろ振り返って、雲海の向こうに左から
焼山、火打、妙高、高妻、戸隠だそうです。（いろんな方に何度も教わるが今いち不安気で怪しい山座同定、間違っているかも）

9/13 8:27

ひときわ　鮮やかタカネナデシコ発見

9/13 8:31

行く手左（東）には八ヶ岳！
更に奥には、富士山も！！

9/13 8:35

明日登る杓子、白馬鑓が岳

9/13 9:12

登ってきました！
左下には今日スタートの白馬大池が見えています。バックは、このルートずっと絵になる雲海の妙高、火打、高妻、戸隠

9/13 9:22

9/13 9:44

雪倉へ向かう稜線の先には、スゴイ、日本海です！

9/13 10:12

9/13 10:48

白馬は、北アルプスの中でも最も北部、日本海に近いことが、地図で見ていた以上に感じられます。
大きな白い馬の背中を歩いているような？　たおやかな稜線です！

9/13 11:15

9/13 11:20

白馬岳頂上からの立山、劔岳です

9/13 11:29

白馬岳が非対称稜線であることがよーくわかる1枚です
信州側はズバッーと切れ落ちています

9/13 11:34

三国境で、ご一緒に休憩を取ったsshibachanさんご一行とみんなで登頂記念ショット！

9/14 6:27

9/14（火）
今日もいい天気！ですが、風が・・・・・（結構吹いている）
朝の白馬山荘からの一枚。
昨日からずっと、一緒にいてくれていた立山、劔が、随分近くになりました。下のほうに頂上宿舎が見えています

9/14 7:40

目指す杓子が岳、白馬鑓が岳です

9/14 8:43

三山2つ目杓子岳到着。
振り返ると、白馬岳が黒く見えます。この角度からも右手、信州側は鋭く切れ落ち、左手黒部側は穏やかなのが見て取れます

9/14 10:06

白馬岳は黒くて、杓子岳は赤く、3つ目の白い白馬鑓ヶ岳に着きました。稜線は風がとても強くなっています。明日のキレットが心配になってきました😟

稜線上は、ほとんど縦走者のいない中、バッタリ！ビックリ！！　1ヶ月前鷲羽山頂で出会ったHさんと嬉しい再会！
この日、冷池から扇沢だとか？　もう、腰抜かしそうなスゴイペースです！！

9/14 11:25

天狗山荘到着です。この写真ではトウヤクリンドウしか写っていませんが、なんと、ウルップソウ群落だったんですね。時期遅し！ウルップソウは見たことないので、見たかったなぁ。残念です。

9/14 12:14

天狗山荘の内部です。
雪崩で潰された部分が新しい木の香りがすごーくいい、手作り感心地よいスペースです。

9/14 17:04

天狗鍋は聞いていましたが、すっごく美味っ！　おかずもとっても豪華でした。ご馳走さまでした。
付け加えると、充電フリーなど思いやりの山小屋でした。

9/15 5:07

9/15（水）最終日です
天狗山荘前です。今年は唐松山荘宿泊不可で、八方リフトも今は4：30終了の為、一気下ります。長丁場、早朝出発となります。

9/15 5:22

心配していた風は強くなく、これで、風でバランスを悪くして滑落とかの心配はなくなりました。

9/15 5:34

9/15 6:26

大下りの始まりー

9/15 6:52

斜度は思ったほどではありません

9/15 7:45

最低鞍部を過ぎ、ずっと会いたかった不帰二峰北峰が、見えてきました。（左から順に半分切れのI峰、尖って見える�曲�北峰、�曲�南峰、�景�）

9/15 7:58

これから登る壁のような2峰北峰です

9/15 8:22

アップです
左上部、人が見えます！空中はしごの下部みたいです。
今からあそこへ。ワクワクです！

右手ずっと下のほうに後続の方が小さく見えます

9/15 8:51

急な登りは終わったのかと思っていたら、またひと岩がありました

9/15 9:14

待ちに待った2峰北峰に到着しました！
ずっと撮りたかった看板ですが、逆光でしかもちょん切れてしまっています（残念なことに看板が低すぎて記念のショットうまく撮れません）

9/15 9:42

代わりに堂々の2峰南峰看板が青空に際立つ！　笑笑

9/15 9:43

歩いてきた峰々たち
右手前、二峰北峰、
左、一峰
奥左切れかけているのが、天狗の大下り
最奥白いのが、白馬鑓ヶ岳

9/15 9:44

角度をちょっと変えて

難所終わって、二人、声掛けあったんだっけ？
「Tさんどうもありがとうございました！」ですね?

9/15 10:40

唐松岳到着予定時間目標クリアできたみたいで、やれやれです
てか、エライ、早い登頂ちゃうん？

9/15 10:48

唐松沢雪渓です。ガスが掛かって分かりにくいですが、7番目の氷河認定だそうです。

9/15 11:23

唐松山荘前で、白馬三山から安心のサポートしてくださった横山ガイドと唐松山荘支配人中川さんと記念ショット
次回は、唐松山荘にぜひ宿泊させていただきます♪

9/15 11:47

唐松山荘から八方池山荘へ向かいます。
左手、てっぺんに人がいるのが唐松岳。そしてその右不帰3峰、雲に2峰
だと思います。（ガイドさんに何度も教わるも覚えが悪く自信がない・・・・・）
ずっと歩いてきたと思うと感慨深いです

9/15 13:05

八方へ入り、初秋トリカブトお花畑が現れました
幻想的で渋〜〜い印象に残るお花畑でした

撮影機器：

Xperia 10 II SOV43 au SONY

感想

erinka

何度計画するも　メンバー都合、お天気、山小屋予約など、条件が整わず、なかなか実現できなかった不帰のキレットでした。
コレはもう、たぶん縁がないなぁと諦めていたところ、思いがけず、申し出てくださった同行者のお陰で、この上ないいい山旅ができました。

三山縦走のときは、経験不足の私にはこんな風が強くて大丈夫かと心配したキレット越えでしたが、翌日はお天気よし、ガイドよし、メンバーよしのすばらしい縦走となりました。
　
欠けていた鑓温泉分岐から唐松岳までが埋まり、これで、蓮華温泉から扇沢まで後ろ立山が繋がりました。
数週間たった今、ラッキーにも今回ベストな状況で登山でき本当によかったなぁと、編集進めるごとに感じ入っています。

コメント

sshibachan

erinkaさんへ
大池から白馬でお会いした後期高齢者のsshibachanです。
不帰キレット、がんばりましたね。おめでとう。
20年ほど前に通過したことは確かですが写真拝見しても記憶がほぼ抜けてあり、こんなとこだったかなぁとの感じ。
若いっていいなと感慨に耽ってます。

ますます、精力的に山登り楽しんでください。
我々もまだがんばりますよ。また。いつかどこかでお会いすること期待しましょう。

erinka

sshibachanさん、
嬉しいコメントありがとうございました。
京都や滋賀方面の山はあまり知らなくて・・・・・おススメ紹介してくださいね♬
レコも山歩き同様、ボチボチペースしか書けないですが、また、ぜひ、ご覧くださいませ〜〜