表銀座縦走(二泊三日)
- GPS
- 26:05
- 距離
- 53.0km
- 登り
- 4,200m
- 下り
- 4,137m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 4:54
- 合計
- 11:53
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 10:01
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:41
天候 | 1日目は曇り、2日目と3日目は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿から夜行バスで安曇野穂高へ。 穂高駅から中房温泉はタクシー利用。 穂高駅、4時45分に南安タクシーを予約。 5時前は料金2割増しとのことで、中房温泉までは9120円でした。 【復路】 上高地バスターミナルより高速バス。 平日でしたが、新宿へ向かうバスはどの便も9割がた埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありませんが、大天荘から槍ヶ岳までのルートは途中途中に梯子や鎖場、急な下りがあるので慎重に進むこと。 槍ヶ岳山頂へは、登りと下りが別ルートになるので、矢印に従って進む。 急傾斜の岩場や垂直の長い梯子あり。 登りより下りの方がスリルがありました。 |
その他周辺情報 | 温泉は上高地温泉ホテルを利用。 当初、小梨の湯を利用しようと思っていて、HPに外来入浴は12時〜14時と書いてあったので13時に行ったところ準備中で、入れるのは14時からとのこと。 日によって入れる時間が異なるようです。 |
写真
感想
<中房登山口〜燕山荘>
GW中、雪山に登ったときは合戦小屋からの直登がきつくて大変でしたが、夏道は直登ではないので、思ったほどきつくはなかったです。
ただし、登山口から燕山荘までは、それなりに急登多めなので楽ではないです。
<燕山荘〜大天荘>
前半は素晴らしい眺望となだらかな勾配の道で最高の稜線歩きができます。
後半はアップダウンがでてきて、特に大天荘へ向かう急登はかなりきつかったです。
疲れのせいか、ザックの重みで気持ち悪くなりそうになって、大天荘目前にして一休みしました。
大天荘の500m手前から100mごとに標識が立っているのですが、100mってこんなに長かったっけ、と、うんざりしながらやっとの思いで登りました。
<大天荘のテント場について>
稜線上にあるので、眺めは最高です。
清潔で快適なトイレもテン場の近くにあり、またトイレに、小さいですが手を洗う流し台と鏡がついているのもありがたかったです。
小屋も快適そうだったので、次回は小屋泊もしてみたいなあ、と思いました。
ちなみに稜線上のテン場だけに、風も強いです。
この日は、特に強風というわけではなかったのですが、そこそこ風があって、なかなかテントが張れず苦労していたら、近くの親切な人が手伝いにきてくれて無事に設営できました。
私は東側に張ったのですが、東側からは夕日と朝日の両方が見られます。
夕方は風が強くなり、外は寒すぎたので、テントに避難して、テントの中から夕焼けを眺めていました。
朝も、朝日を見ながら、ちょくちょく写真をとりつつテントの撤収作業ができて得した気分でした。
<大天荘〜殺生ヒュッテ>
大天荘から大天井ヒュッテまでは急な下りです。
そのあと、なだらかなトラバースを歩き西岳付近から殺生までの東鎌尾根は険しいアップダウンの繰り返しです。
<殺生ヒュッテのテント場について>
大天荘ほどではないですが、片側が開けているので、眺望はまあまあよいです。
トイレは普通の山小屋のトイレ、という感じですね。
あと、私が泊まった日の数日後に、槍ヶ岳付近を震源とする地震があり、殺生のテン場にも多数の落石が発生したようです。
槍ヶ岳山荘のテン場より風がなくて楽かな、と思い殺生を選んだのですが、落石のリスクは考えていませんでした。
テン場選びはなかなか難しいですね。
<槍ヶ岳>
槍ヶ岳山荘からひたすら岩場、鎖場、急な梯子を登っていきます。
上りと下りは別ルートで、ペンキマーク、鎖、梯子としっかり整備されているので、慎重に行けば問題ないですが、あの槍の山容を見ればわかるとおり、かなり傾斜が急なので、特に下りはスリルがあります。
登りは特に戸惑うようなところはなかったですが、下りはどこに足をおけばいいのか迷うところが何か所かあって、ちょっと手間取りました。
傾斜が急な、高度感のある岩場や鎖場が苦手な人にはお勧めできないルートです。
今回、二日目の午後と三日目の早朝の2回登りました。
二日目の時は、山頂にまあまあ人がいて、また雲も多少あったのでイマイチでしたが、三日目は最高でした!
私が登ったときに先客が3名いましたが、私より早く下山したため、ほんの十数分でしたが槍の絶景を独り占めという最高の贅沢をすることができました!
このときになって、やっと自分が槍の穂先に来たんだなあという感動をしみじみ味わいました。
<殺生ヒュッテ〜上高地>
ひたすら歩きやすい道が続きます。
安心して歩けますが、眺望もそれほどなく、景色が単調なので疲れるより先に飽きてきます(笑)
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