宮之浦岳
- GPS
- 17:39
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,203m
- 下り
- 1,582m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:24
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 10:00
天候 | 1日目小雨/2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
JAL 羽田→鹿児島→屋久島 1日目 バス 宮之浦→白谷雲水峡 2日目 バス 紀元杉→合庁→空港 JAL 屋久島→鹿児島→羽田 屋久島観光バス時間 http://yakukan.jp/doc/pdf/20210306_timetable_jp.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はありませんでした 注意点と言えば ・前日までの雨のせいか登山道=川みたいな感じであちこち水が流れていました。 ・木道は苔生していて滑りやすく実際何度かこけました。 |
その他周辺情報 | ・ガスOD缶は宮之浦であればナカガワスポーツさん、屋久島観光センターで販売していました。 ・屋久島グリーンホテルが日帰り入浴できず、空港近くのまんてんで入浴、一人1600円お高い、、 |
写真
感想
「百の頂に百の喜びあり」
14年かけた百名山のラストは宮之浦岳でした。
計画は6月に立ててこの9月のシルバーウィークを当て込みました。
直前に東シナ海に停滞する台風の進路にハラハラしましたがなんとか羽田を発って乗り継ぎして屋久島空港に着陸しましたが、乗り継ぎの鹿児島空港で離陸するのが15分遅くなってしまい予定していたバスには乗れずとりあえず観光案内で入山協力金を支払って前泊先まで仕方なしでタクシーで移動します。
宿にチェックインしたあと宿のおかみさんのおすすめで四季亭でお昼をいただき、益救(やく)神社で安全祈願、観光センターでお土産物色、スーパーで買い出しをし、夕方に前夜祭というこじ付けで、近くの居酒屋潮騒さんでとび魚の刺身、干物、つけ揚げを頂きゆっくり宮之浦を堪能しました。
登山と当日、まずは白谷雲水峡に移動します。交通機関はバスを利用しました。バス停に移動、路線バスで宮之浦のバス停から白谷雲水峡へ向かいます。
路線バスはいくつかのバス停を経由して山道を縫うように標高を上げながら進み白谷雲水峡に到着します。登り始めは小雨、カッパを着るぐらいでしたがあまりにも蒸し暑くて傘を差して歩き始めます。途中少し弥生杉に寄り道して、もののけ姫の世界を堪能しながら、さつき吊橋、くぐり杉、白谷山荘、辻峠を通り荒川登山口から続くトロッコ道に到着。途中大きな杉の木横目に見ながらただただ平坦な道を永遠と歩き終着に着くと、大株歩道の入口に到着します。
ここから本格的な登山道に入ります。入口から30分程度で第一の目玉であるウィルソン株に到着、たくさんの人がいて中に入るのに渋滞していました。少し並んで中に入り見上げると写真でよく見るハート型が、中には小さな祠があって清らかな小川が流れていてまさに別世界でした。進む道の途中には大王杉、夫婦杉など今まで見たことが無いような巨木が立ち、山裾からは清流が流れていて本州では味わえない景色が広がっていました。
縄文杉の少し手前の水場でこの日の夜の水を補給し荷物を2kg増やして歩くとすぐに広いデッキ上の構造物が見えその奥には一際デカい縄文杉が鎮座していました。自分らがついた時間が15時頃だったのでほぼ独占状態でしばらく圧倒的な存在感にただただ見惚れるばかりでした。
この日の宿泊予定は新高塚小屋、あまり遅くなるのも嫌だったので後ろ髪を引かれながら先に進みました。少し登ると高塚小屋があり宿泊者は一名で既に疲れていた事もあり一瞬ここで1泊しようかと悩みましたが予定通りさらに1時間歩く事にし登りました。エンビパイプの水場が見え始めると程なく新高塚小屋。この日の宿泊者は先に入っていた4人家族のパーティーと、後からきた2人のカップルだけでのんびり泊まる事ができました。
翌朝は4時行動開始します。最初は樹林帯の中を歩きましたが急に植生が変わったあたりで空を見上げると満天の星空で雲一つない空が東の方から白んできていました。平石のあたりで陽が上り始め永田岳、宮之浦岳を赤く染めて行きついにご来光。久々のご来光にしばらく見とれていました。平石からはまた世界観が変わって笹が覆い茂る道を夜露に濡れながら上り詰めるとそこは山頂。
時間的に予定より早くかなり余裕があったので山頂をしばらく堪能しました。
自分たちの下山コースから山頂に登ってこられた女性の方とお話させていただきコースタイムを聞くと3時間で登ってこられたと聞いてびっくり!暫く談笑させていただき楽しい時間を過ごしました。1時間程山頂を堪能していましたが、流石に淀川口方面から登ってくる方々が増え始めたので下山を始めます。
淀川口へのコースも変化に富んでとてもいいコースでした。途中、屋久サルの集団や、親子の屋久鹿に見送られて投石平で休憩します。投石平から見える黒味岳は山頂には結構な人が登頂していました。特徴のある山頂でしたがすでに疲れていたこともあり自分らはパスして先に進みました。
最南端の高層湿原の花之江河も不思議な雰囲気。高盤岳のスライスされた山頂の巨石に圧倒され、清流の淀川まで急降下し淀川小屋で一休み。最後の水を補給して下山しました。
これで100座目が終わったわけですが、新たな目標に向けて進みたいと思います。
百名山制覇おめでとうございます!!!
花之江河から淀川登山口真っ暗だったので写真参考にさせていただきました!
淀川登山口から紀元杉まで徒歩で何分でしたか?
ヤマップの方で拝見しました。無事に旦那さんと合流できたんですね!(違ってたらごめんなさい)
途中、朝一緒にタクシーに乗った女性の方ともお話できましたよ。
淀川登山口から紀元杉までは約30分くらいでしたよ。
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