紅葉🍂の万太郎山→谷川岳→茂倉岳 周回


- GPS
- 10:46
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,186m
- 下り
- 2,178m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 10:45
茂倉新道を下る周回コースです。
標準タイムが12時間を超えるハードコース。エスケープルートとしてロープウェイで土合に下ることや、途中の避難小屋を利用するなど計画は慎重に。
天候 | 晴れ🌞 無風・快晴 おかげで、この時期にも関わらず、日差しが熱く感じられた 万太郎山からは富士山を遠望できるほど、視界良好 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポストあり、トイレなし 隣の工事現場に「トイレあります」の表示があった 駐車場の道路向かいに2か所水場があり、汚れた靴を洗うこともできる 電車に乗られる方にはお勧めポイント |
コース状況/ 危険箇所等 |
吾策新道は整備されています。しかし、稜線近くになると、片側が切れ落ちた滑りやすい登山道になるので、注意が必要。万太郎山山頂直下には岩場+鎖場あり。 主稜線縦走路はほとんど危険個所なし。鎖場も1か所のみ。 水場は茂倉岳避難小屋の先に清水が湧き出ている 大障子避難小屋の水場は未確認 |
写真
感想
好天に恵まれて、長大なコースを楽しんできました。
本当なら、テント背負って数日間、群馬県へ周回したいところだが、今年は自粛。
主稜線の一部を日帰りで周回。周囲の山々はぐる〜りと見渡せることができた。
おまけに富士山🗻までも見れて大満足。
このルートは長いので、早朝出発。暗くなる前に戻ることを目標に行動した。
吾策新道は初めてのルート。事前に調べてみると、安全登山の広場にある高波吾策の偉業が素晴らしかった。
吾策新道はその名の通り、高波氏が開拓。谷川連峰と新潟県の間に登山道が少ないことから、5本もの登山道を私費で開拓。登山者の遭難防止に多大なる貢献をされた。
吾策新道の命名は、日本山岳会の会長であった槇 有恒(まき ゆうこう スイスのアイガー北壁でも有名な、アイガー東山稜(ミッテルレギ)を初登攀した日本近代アルピニズムの開拓者として有名な方)が、「大変良いことをやってくれた。北アルプスには喜作新道(大天井岳と燕岳を結ぶルートで、ルートには喜作さんのレリーフが岩に埋め込まれ飾られている)というのがあるので、吾策と喜作でゴロがいいから、吾策新道と名付けたらいいだろう」ということで、日本山岳会公認ルートになった。
その後も多くの登山道、道標、山小屋の建設を促した谷川連峰越後側の開拓者でもあります。この胸像前の水場が「吾策清水」と呼ばれているそうです。
今回歩いた道は、高波氏が開拓されたルートそのものであり、如何に谷川連峰が困難な山域であることを考えさせられる山旅でもありました。
確かに、稜線上はいくつもの避難小屋があることから、天候悪化時の過酷さが想像できます。稜線上で雷なら、逃げ場もないし。
そんなことを思いながらも、無事に下山できましたが、久しぶりのハードワークで体を動かすとバキバキの状態。
疲れたけど、満足の周回ルートでした。
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