双六岳（新穂高温泉から）

2021年10月08日(金) ~ 2021年10月09日(土)

• GPS: 30:45
• 距離: 33.9km
• 登り: 2,231m
• 下り: 2,215m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 2:07
• 合計: 9:21

4:52 新穂高温泉無料駐車場
5:01 5:09 新穂高温泉バス停
5:11 5:11 中崎山荘 奥飛騨の湯
5:19 5:23 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:41 5:41 お助け風穴
5:55 5:55 中崎橋
6:05 6:05 笠新道登山口
6:17 6:20 わさび平小屋
6:39 6:39 小池新道入口
7:28 7:29 秩父沢出合
7:42 7:42 チボ岩
7:59 8:06 イタドリが原
8:32 8:44 シシウドヶ原
9:29 9:36 鏡池
9:39 10:05 鏡平山荘
10:52 11:06 弓折乗越
11:21 11:21 花見平
11:34 11:34 くろゆりベンチ
11:59 11:59 双六池
12:04 12:30 双六小屋
12:43 12:43 双六岳巻道分岐
12:46 12:50 双六岳中道分岐
13:17 13:32 双六岳
13:59 13:59 双六岳中道分岐
14:01 14:01 双六岳巻道分岐
14:13 双六小屋

2日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:52

5:44 双六小屋
5:48 5:48 双六池
6:15 6:15 くろゆりベンチ
6:26 6:26 花見平
6:37 6:44 弓折乗越
6:49 6:50 弓折岳
6:54 6:54 弓折岳(分岐)
6:57 6:57 弓折岳
7:01 7:03 弓折乗越
7:38 7:42 鏡平山荘
7:44 7:47 鏡池
8:21 8:29 シシウドヶ原
8:51 8:51 イタドリが原
9:06 9:06 チボ岩
9:20 9:20 秩父沢出合
10:01 10:01 小池新道入口
10:15 10:32 わさび平小屋
10:41 10:41 笠新道登山口
10:49 10:49 中崎橋
10:59 11:00 お助け風穴
11:11 11:14 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:22 11:29 新穂高温泉バス停
11:36 11:36 新穂高温泉無料駐車場
11:36 ゴール地点

天候

10/8　晴れ時々曇り（西寄りの風やや強め）
10/9　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

市営新穂高第3駐車場利用
　朝4:30時点で7〜8割の駐車率

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
非常に良く整備されており歩きやすい登山道。
石段の段差も低めになっており登山者に優しい。
道幅が狭い場所はあるが慎重に歩けば大丈夫。

【トイレ】
新穂高温泉登山指導センター、各山小屋にあり。

【登山ポスト】
新穂高温泉登山指導センターにあり。

写真

10/8 5:45

新穂高温泉から林道歩きでスタート。

10/8 6:10

約1時間で笠新道の分岐に到着。

10/8 6:10

いつかはここを登りたいと思う。。。（思うだけ？）

10/8 6:21

わさび平小屋に到着

10/8 6:22

綺麗な流水で野菜や果物が冷やされている。でも今はパス。

10/8 6:27

この辺りはブナの森。もう少し季節が進むと色付いてくるのかな？

10/8 6:40

朝日が差してきた

10/8 6:44

わさび平小屋から20分程で小池新道登山口入口

10/8 6:47

岩の上にペイントされた案内が各所で見られる。

10/8 6:59

階段状の道もステップ高さが低くて歩きやすい。

10/8 7:00

振り返ると西穂のシルエットが見えてきた。

10/8 7:12

ナナカマドの色付きは今一歩

10/8 7:17

何気に顔を上げると槍が見える出ないか！

10/8 7:17

槍アップ。
槍ヶ岳山荘が朝日に照らされて光っている。

10/8 7:23

徐々に高度をあげてゆく。空も次第に青空が濃くなってきた。

10/8 7:31

秩父沢。
水の音が凄い。結構な水量だ。

10/8 7:45

チボ岩。
この岩を指しているのか、この辺り一帯の岩石群を指しているのか分からないが、山と高原地図にも載っている。

10/8 8:03

イタドリヶ原。
鏡平までは1時間45分だそうな。

10/8 8:10

青空と抜戸岳。
（最初は笠ケ岳と勘違いしていた）

10/8 8:18

上涸れ沢。
少しずつ紅葉の色づきが良くなって来ているように思えるのは気のせいか？

10/8 8:39

シシウドヶ原。標高2067m。
小池新道登山口から約2時間。

10/8 9:12

登山道の両脇を紅葉が囲む

10/8 9:16

鏡平まで500m。
そうかもしれないが、登山道での「あと〇〇m」というのはピンと来ない。

10/8 9:26

これなら分かる！

10/8 9:26

紅葉が綺麗になってきた。

10/8 9:34

鏡池に到着。標高2282m

10/8 9:38

槍穂の絶景。
水面が波立っているので逆さ槍は不発。

10/8 9:38

槍ヶ岳と飛騨沢。
山肌がエグイ。

10/8 9:42

鏡平山荘到着。

10/8 9:43

正面に槍ヶ岳がドーン。

10/8 9:44

手作りの案内図が心温まる。

10/8 9:48

ちょっと時間が早いが、お目当てのカレーライス。
「槍見カレー」と名付けよう。

10/8 10:10

槍見カレーを満喫したので出発。
正面は大ノマ岳〜弓折岳。
暫く急登が続く。

10/8 10:12

槍に繋がる西鎌尾根と中崎尾根の迫力が凄い。

10/8 10:27

パノラマが撮れる高さまで来た。
贅沢な風景。右下に鏡平山荘と鏡池が見える。

10/8 10:30

鏡池の周りが色付いていて綺麗だ。

10/8 10:34

弓折乗越へ向かうトレイルの雰囲気が最高。

10/8 11:00

弓折乗越到着。槍穂の絶景を見ながら暫しの休息。最高の気分。

10/8 11:12

弓折乗越から少し登ると双六岳の大きな山塊が見えた。

10/8 11:16

おっと、その向こうには鷲羽岳が。好きなんだこの山。

10/8 11:22

ここは花見平。何とも言えない解放感。

10/8 11:26

槍の端正な姿。気がつくとこんな写真ばかり撮ってた。

10/8 11:35

ナナカマドと双六。もう少し赤いと最高なんだが。

10/8 11:39

くろゆり平。双六小屋まであと30分。

10/8 11:42

おお！双六小屋が見えるでないか！

10/8 12:04

「あと30分」を見てから、ここまで来るのが意外と長く感じたのは気のせいか？

10/8 12:04

テン場はまだ余裕綽綽。ここは60張との情報だがそれ以上は張れるなぁ。

10/8 12:07

新穂高温泉を出発してから約7時間、双六小屋に到着。

10/8 12:18

早速受付を済ませ、今宵の寝床。部屋の名前は「ホシガラス」

10/8 12:18

部屋の窓から鷲羽岳が見える。なんて贅沢な部屋だ！

10/8 12:48

部屋で身支度を済ませ、双六山頂へ向かう。ここは巻道分岐。

10/8 12:50

中道分岐。迷わず直登コース（稜線コース）へ

10/8 13:03

振り返っての槍様。北鎌尾根がゴツイ！

10/8 13:04

鷲羽岳を中心に、三俣蓮華岳・水晶岳・野口五郎岳。贅沢過ぎる眺め。

10/8 13:08

笠ヶ岳はちょっと霞み気味だが、端正な姿を見せてくれている。

10/8 13:11

双六台地からの槍。これよ！これが見たかったんだよ。

10/8 13:11

いいタイミングで登山者が通過。絵になるわ〜。

10/8 13:19

いやぁ〜、何度見てもこの景色は最高だ。

10/8 13:22

と、なんだかんだで小屋から1時間弱で双六岳山頂。西風が強くて冷たい〜。

10/8 13:22

山頂からは360°のパノラマ。

10/8 13:23

絶景をパノラマで。

10/8 13:23

パノラマから少し外れてしまった黒部五郎岳様。ごめんね。君もいい味出してるよ。

10/8 13:34

双六南峰越しの笠ヶ岳。抜戸岳からの稜線も美しい。

10/8 13:34

鷲羽岳のアップ。槍とは違う魅力がプンプン。いつか必ず行くからな〜。

10/8 13:44

再び双六台地と槍様。3人組の登山者が絵になる〜。

10/8 13:46

振り返って双六山頂。写真ではわからないが風が冷たくて寒い！

10/8 13:59

ひたすら下る。頭の中は「小屋でビール」。

10/8 14:03

本日の槍様見納めの絵。

10/8 14:35

いきなり談話室と缶ビールの図。生ビールは売り切れてしまって残念。それでも充実感に浸りながら至福の味を楽しんだ。

10/8 16:59

17時から夕食。天ぷらが美味しい。抹茶塩を振って食すと更に美味しかった。

10/9 4:57

2日目の朝食。5時から食べることが出来た。シンプルではあるがしっかり食べさせて頂いた。

10/9 5:49

居心地のよかった小屋を出発。ちょうど日の出の時刻だ。

10/9 5:51

テン泊の人たちも次なる目的地に向けて撤収開始。

10/9 6:08

北鎌尾根上空から日の光。槍のシルエットが良いね。

10/9 6:13

双六にも朝日が届く。良い色だ。

10/9 6:24

朝日と朝露に濡れるチングルマの綿毛。

10/9 6:26

穂高と西穂のシルエット。この時間帯は逆光でシルエットしか写せないなぁ。

10/9 6:26

順光で美しい抜戸岳。

10/9 6:32

花見平。この一帯はどこか雰囲気が違う。花が咲いている季節にまた来たいものだ。

10/9 6:43

小屋から約1時間。弓折乗越に到着。

10/9 6:45

槍と太陽。（5枚くらい撮って使えたのはコレ）
意外と気に入ってる。

10/9 6:56

弓折乗越から弓折岳へ向かう。

10/9 6:58

あっという間に着いてしまった。標高2589m。

10/9 7:11

再び弓折乗越。
鏡平が神秘的。

10/9 7:39

黄葉が青空に映える。

10/9 7:41

鏡平山荘まで下りてきた。コーヒーを飲みたかったが売り切れのようで諦めた。

10/9 7:49

鏡池。少し粘ったが綺麗な逆さ槍は撮れなかった。ウデなのか？粘りが足りないのか？（両方かもしれない）

10/9 8:25

シシウドヶ原。ベンチがあるので暫く休憩。

10/9 9:25

秩父沢。気のせいか往きより紅葉の色づきが良く見えた。

10/9 9:29

槍様とお別れ。

10/9 10:19

わさび平小屋到着。

10/9 10:28

お目当てのカレーライス。皿には双六小屋の文字。鏡平の槍見カレーと比べてどうかって？それは秘密。

10/9 10:47

わさび平小屋から新穂高温泉へ向かう道中。ヘリ荷の積み下ろし場があった。（往きには気づかなかったなぁ）

10/9 11:27

新穂高温泉に無事到着。長い道のりだったが充実した山旅だった。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR3100 カシオ

Galaxy Feel SC-04J docomo サムスン

感想

offroader

今年の夏に表銀座側からの槍穂の絶景を眺めることが出来た。
どうせなら裏銀座から槍穂の絶景を拝みたいと考え、双六岳を選んだ。
双六岳は双六台地から槍ヶ岳に向かう滑走路のような登山道も拝めるので申し分が無い。
テン泊案も頭を横切ったが、新穂高から往復28kmの道のりをこなす自信がなかったので双六小屋のお世話になることにした。

2日間とも好天に恵まれ、道中はほぼ常時槍穂が拝め、特に槍ケ岳においては、見る角度がどんどん変わり「槍コレクション」。
同じような槍ケ岳の写真ばかり取って帰宅後写真の整理に苦労した。
弓折乗越を超えると鷲羽岳をはじめとする黒部の名山が雄大な姿を見せてくれ、この上ない贅沢な山旅だった。

双六小屋は清潔感タップリ。スタッフも明るく居心地が非常に良かった。

槍穂の絶景を裏から拝む山旅は大成功。
残念だったのは小屋閉めに近い時期だったので「生ビール」が売り切れていたこと。
目標全制覇は出来過ぎなので、これはまた改めて訪れて味わうことにしよう。
その時は鏡平山荘の「かき氷」もね。