晩秋の上高地・初冬の蝶ヶ岳:長塀尾根を行く
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- GPS
- 28:27
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 1,572m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:10
天候 | 1日目:快晴 2日目:朝からガスガス→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
1日目:松本5:30→上高地7:05 (直通バス・要予約) 2日目:上高地→新島々→松本 (新島々でバスから電車に乗換) ※夏の大雨の影響で渚→松本間の電車は走行できず、代替え輸送でバスに乗り換える。乗車時間5分程度で、渋滞もなかった。 https://www.alpico.co.jp/traffic/news/474/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地〜徳沢:人が少なく歩き易かった。 ・長塀尾根:2300m辺りから雪出現。長塀山〜蝶ヶ岳の下りはチェーンがあった方が良いだろうと思ったが、それ以外は無くても歩ける程度の積雪状況だった。 ただ今後降雪量は増える一方だと思うので、アイゼンの用意は必須になると思う。 ・蝶ヶ岳周辺:稜線上は風が強いからか、思った程に雪はなかった。ただチェーンスパイク・軽アイゼンがあった方が歩き易い。 ・三股登山口からいらした方と話をしたが、まめうち平から先の急坂はスケートリンクのようになっていた模様。軽アイゼンで怖かったと仰っていた。 |
その他周辺情報 | ・上高地食堂 https://www.m-kamikouchi.jp/shokudo/info/#cuisine 何気にお気に入りの食堂。夜行バスで到着した際には「朝定食」をいただく。これオススメ〜 ・小梨の湯 http://www.nihonalpskankou.com/facility/bathhouse.php 毎回ここを利用。公共交通機関利用者にとっては、非常に便利な場所にあると思う。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今シーズン最後の北アルプス登山を決行したい。燕岳か蝶ヶ岳か。どっちにしようか…と悩む以前に、週末空きがあるのが蝶ヶ岳ヒュッテだった。
秋の連休以来登山から遠ざかっていた夫も「行きたい」とのこと。降雪が少ないのなら常念岳まで縦走し、一ノ沢登山口から下山しよう〜何て計画をしていたが。10月20日頃にどっさりと雪が降った。
計画は、三股登山口から入山。徳沢・上高地下山に変更。松本駅近くで前泊し、始発に乗って豊科駅。そこで乗るタクシーも手配と準備万端!
しかし松本へ向かう特急の中で、蝶ヶ岳ヒュッテのブログ「デンジャラス登山道」を目にする。https://chougatake.com/news/2021/10/post-1416/
ピッケルは持っていなかったが、アイゼンは用意していた。冬靴も履いていた。が、何となく不安な気持ちが過り…三股から登ることを止めて、上高地から入山することにした。
今夏、大天井岳トラバース道でコケて滑落しかけた件で慎重になりすぎか?とも思ったが、一瞬でも感じた迷いを完全に打ち消すことができなかったので仕方がない。
上高地〜徳澤まで行くのが面倒だなぁ…と思っていたが。上高地が絶賛紅葉中で、非常に美しかった。何時もはセカセカ徳澤まで向かっていたが、写真を撮りながら楽しく向かうことができた。
そして展望少ない長塀尾根を励まし合って登り、稜線へ。
圧倒的な穂高、どこからでも存在感バッチリの槍ヶ岳、秀麗な常念岳…と素晴らしい山々を堪能することができた。もう大満足!
ただ2日目は、真っ白。目の前に白い壁でも建っているんじゃないかと思うくらい、なぁーーーんにも見えなかった(;´Д`)
まぁ昨日の景色が最高だったから、仕方がないよねーと慰めあいながら下山。
徳澤に下りると、山頂よりは天気が良かった。そしてたった1日しか経っていないのに紅葉…カラマツの黄金色がより深くなっていたように感じた。
2日間共に好天…とはいかなかったが、雨に降られなかったし、上高地の紅葉は素晴らしかったので「恵まれた山行」だったと思う。
また来年、早ければGWにもまた蝶ヶ岳に登りたいものである♪
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