終電で日帰り 渋沢駅〜大倉〜西野々〜三ヶ木バス停 初めての丹沢 丹沢主脈縦走
- GPS
- 14:21
- 距離
- 40.4km
- 登り
- 2,440m
- 下り
- 2,401m
コースタイム
- 山行
- 11:53
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 14:15
01:00 食堂(牛丼チェーン・すき屋) ●40分休憩
03:00 大倉
03:48 大倉高原山の家 ●30分休憩
04:35 見晴茶屋
05:15 駒止茶屋
06:20 花立山荘 ●12分休憩
07:00 塔ノ岳 12分休憩
07:41 日高
08:20 丹沢山 ●10分休憩
09:52 蛭ヶ岳 ●10分休憩
10:35 地蔵平
10:45 原小屋平付近 ●40分休憩
11:42 姫次
12:14 大平分岐
12:20 黍殻山付近
12:45 焼山
13:38 西野々バス停 ●10分休憩
15:15 三ヶ木バスターミナル
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●行動時間=約11時間50分
●休憩時間=約02時間30分
◎合計時間=約14時間20分
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天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■往路■ 鉄道: 新宿(23:35)---渋沢(00:47) 小田急線 650円 ■帰路■ バス: 三ヶ木(15:24)---橋本駅北口(16:07) 神奈川中央交通 420円 鉄道: 橋本---八王子---国分寺 JR横浜線、JR中央線 380円 ------------------------------------------------------------------------------------ ■神奈川中央交通 時刻表・運賃案内 http://www.kanachu.co.jp/dia/index.html ------------------------------------------------------------------------------------ |
写真
感想
初めて丹沢を訪れた。
これまでは、行くまでの交通が面倒だからと敬遠していた。
1週間ほど前のヤマレコに丹沢周辺で霧氷が見られたとの報告があり、見てみたいと思った。
ほぼ満月の夜、しかも晴れて冷え込むとの天気予報であったため、霧氷を期待して出発した。
実際に行ってみると、自宅からの公共交通での移動はやはり面倒だった。
そして、期待していた霧氷も残念ながら見られなかった。
それでも、丹沢は訪れる甲斐のある素敵な場所だった。
笹尾根、立ち枯れの樹木、間近に見える富士山や海や街の明かり、景色が変化に富んでいた。
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霧氷を期待するのならば早朝に山の中にいる必要がある、と思った。
自宅を始発で出発すると大倉に到着するのは8時、これでは駄目だ。
なので、終電で渋沢駅に行き夜中から登り始める、という方法にした。
寒さと凍結した路面に備えた荷造りをした、しかしそれは全くの過剰装備だった。
ストック2本 + 軽アイゼン、全く使わなかった。
厚手のフリース + 厚手のゴアテックスのジャケット、これらも一度も着なかった。
水は2リットル所持したが、飲んだのは1リットルくらいだけだった。
(カップラーメンを作れなかったこともあるが)
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●自宅から大倉まで
21時過ぎに帰宅し風呂に入る。
22時に出発。
23:35 新宿発・小田原行に乗る。
乗車時間は1時間10分程あるが乗り越すとシャレにならないので眠れない。
一人旅、本もないしスマホは元々持ってないし、とにかく暇なのがつらかった。
00:43 渋沢に到着
渋沢駅から大倉まで約5km、途中「すき屋」で食事したりコンビニで買い出しをしたり、のんびり歩く。
満月のため 周囲の景色がよく見える。
03:00 大倉に到着 (のんびりし過ぎて、予定より遅れている)
●大倉から塔ノ岳まで
登山道はよく整備されていて手を使って登るような所は無い。
ただし、階段は一段一段の高さがあるため真っ直ぐに歩くとペースを崩されて疲れる。
自分は蛇行しながら登った。
また、思ったより暖かく、厚手の下着と綿のトレーナーしか着ていないのにペースを
上げようとすると汗をかく。そのためペースを上げられない。
大倉バス停から50分程経過して大倉高原山の家に到着
眼下拡がる街の夜景や月明かりに照らされる雑木林などに見入ってしまい30分も休んでしまった。
(買ったばかりのカメラで長時間露光撮影を試していたことも原因か)
まさか夜中に人に会うとは思っていなかったが、途中、後から来た3人組に追い越される。
横浜から自動車で来ており、塔ノ岳を往復するそうだ。
5時半 駒止茶屋を過ぎた辺りから徐々に空の一部が明るくなってきた。
山頂で日の出を迎えたいという期待があるため少し気持ちに焦りが出るが、
やはりペースは上げられない。
06:20 花立山荘で日の出を迎える。山頂ではないものの展望はとても良好、
富士山・海・街並みが見渡せた。日の出を見ながら栄養ゼリーと水分を補給する。
07:00 花立山荘を出てから約30分で塔ノ岳に到着した。
どうも期待していた霧氷は今回は見られないようだ。次回に期待しよう。
●塔ノ岳から蛭ヶ岳まで
稜線上を進む笹原の見通しのよい道が続く。平なところは散歩道のようだ。
08:20 丹沢山に到着 ここでまたおにぎり休憩
日の当たる場所では霜が融け始め、坂道は滑りやすくなってきた。
丹沢山からは棚沢ノ頭、鬼ヶ岩ノ頭とアップダウンを繰り返す。
山小屋を出発したと思われる下山する方々と擦れ違うようになる。
09:52 蛭ヶ岳に到着。本日の最高峰、風が強い。
これまでの道のりで景色は十分に堪能していたのであまり長くは休憩せずに
焼山方面に向けて出発。
●蛭ヶ岳から西野々バス停まで
これまでの道とは雰囲気が一変する。
まずは地蔵平まで、標高差およそ350mを一気に下る。段差の低い階段がずっと
続いておりとても楽に下りられた。
樹林の風景に変わっていく。落ち葉の道が気持ち良いが、時折落ち葉の下に階段や
岩が隠れているので油断は禁物。
10:45 空腹感が出てきたため風の弱い鞍部で食事休憩。
林の中なので展望は全くないが、日差しが柔らかく居心地は良い。
何年振りか、火器(EPIガスコンロ)とカップラーメンを用意してきた。
お湯を沸かし、さぁ と思ったら箸がない。
そういえばコンビニのレジで「箸もください」って言わなかったな。
やっぱり久しぶりだとミスが出る。
カップの蓋を開ける前に気が付いのは不幸中の幸いか・・・
まだ、おにぎりとインスタントの味噌汁があるので救われた。
シジミの味噌汁は疲れた体に元気をくれる。2杯飲んで大満足。
休憩中、少し離れた所を数頭の鹿が通り過ぎて行った。
鞍部での休憩を終えて再出発、姫次までの標高差約100mは楽に登れた。
11:42 姫次に到着、消防隊員と思われる大集団が思い思いの場所でお弁当を食べていた。
「ごくろうさま」と「うらやましいな」の二つの気持ちが交錯する。
姫次は広々としていて富士山もよく見える、荷物を置いて周辺を散歩したくなるような
気持ちの良い場所だった。
ここで一つ問題が浮上、バスの時刻。
焼山登山口バス停の三ヶ木行発車時間は 13:18、16:23、17:53
今のペースを持続すると14:30頃に到着する雰囲気なのだが、16:23まで待つのは辛い。
なので、かなり無理な感じはするものの、13:18に間に合うべく出来る
範囲で急いでみることにした。
道の状態は概ね良好。
急いでいたからか判らないが途中で道を誤り黍殻山に登らない巻き道に進んでしまった。
山頂は全て踏んでおこうと思っていたので少し残念。
12:45 焼山に到着
立派な展望台があるので登る、宮ケ瀬湖と都心の風景がよく見える。
バス停までは残り約4km、バスの発車まで残り約30分、ここまで頑張っては
みたけれど到底無理だ。
ペースを落として下山。危険と思われる場所はなし、石畳のような道がしばらく続く。
林道に出て、さらに集落を抜けてやがて国道に出る。
●西野々バス停から三ヶ木まで
13:38 西野々バス停に到着
さぁ、終わった!と思いたかったのだが、次のバスは16:23。
約3時間あり、ここで待ってたら風邪をひいてしまいそうだ。
疲れてはいるが、三ヶ木まで約8km歩くことにする。
流しのタクシーでもいないかな?と期待したが、そんな都合の良い事があるはずもなく、
結局国道沿いを歩き切った。
15:15 三ヶ木バスターミナルに到着
職員さんに尋ねると、次の相模湖駅行きは約50分後の15:06発、しかしJR橋本駅行きなら
12分間隔で発車しているとのこと。
相模湖駅に戻ることだけを予定していたので、「橋本駅」がJR何線の駅なのか、
橋本がどのあたりの場所なのか
実は全く知らなかった。
しかし、バスに乗ればその間は何も考えずに暖かく座って休めるわけで、とにかく疲れていたので
15:24発のJR橋本駅行に乗った。座っている間に少しうたた寝できた。
16:07 バスはダイヤより8分ほど遅れてJR橋本駅に到着。
駅の路線案内図を見てJR橋本駅は横浜線の駅で八王子につながっている事などがわかった。
なるほどね、それほど遠回りでもなくて良かった。
駅のうどん屋で天ぷらうどんを頂く、つゆも全部飲み干した。
あぁ、これで終わった、という気がした。
今回も無事で何より。
近い内にまた来たいと思う。
帰宅してからGPSのログを見たら計測距離は40kmを超えていた。
はじめての訪問です♪
わたしの丹沢主脈縦走のレコ見ていただきありがとうございました☆
2回目は是非焼山登山口からをオススメします。大倉からの渋沢に戻るアクセスがよいので便利ですよ♪
それにしても、未明スタートの方もいるんですね!ビックリしました!
さすがに女子には出来ないです(゚o゚;;
コメントを頂いたのは初めてです、アドバイスありがとうございました。
確かに、焼山登山口から入っていれば、延々と国道を歩く必要も無かったですね。
蛭ヶ岳へ登る長い階段も楽しそう?です。
未明スタートは・・・・
自分としても、出来れば一泊二日にする方が良いとは思うのですが、それが出来ず
でも山で朝をむかえたい、という要望の時にそうなってしまっています。
ヤマレコでは「終電で日帰り」の件名にしています。
それにしても、同様のコースを二人組で11時間とは、早いですね。
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