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Yamareco

記録ID: 3814453
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳〜将棊頭山(桂小場から)◆白銀の稜線歩き◆

2021年12月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:40
距離
23.4km
登り
2,097m
下り
2,094m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:28
休憩
1:13
合計
9:41
5:23
19
スタート地点
5:42
5:42
45
6:27
6:27
11
6:38
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16
6:54
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12
7:07
7:09
6
7:39
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18
7:57
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42
8:39
8:40
3
8:43
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14
9:12
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2
9:14
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57
10:13
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11
10:24
10:51
7
10:58
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36
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8
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6
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14:00
8
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34
14:45
14:46
18
15:04
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桂小場冬季ゲート手前の駐車スペース(約10台/無料/トイレなし)
朝5時過ぎの到着時で残り3台くらい。下山時は路肩駐車などもありました。
コース状況/
危険箇所等
下記はあくまでも本日(12/5)現在の状況です。
今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。

【桂小場〜野田場】
全般的に積雪なく、歩きやすい一般登山道です。。

【野田場〜大樽避難小屋】
野田場を過ぎるとところどころで雪が出てきます。量は多くありませんが朝は凍結しているので、谷側へのスリップ注意。馬返しを過ぎると残雪が増えます。

【大樽避難小屋〜将棊頭山】
林の積雪は20cm程度、胸突八丁は往路ははチェーンスパイクで登れました(復路は小屋までアイゼンを履きました)。稜線に出ると雪面はクラスト状ですが、まだしっかり締まっていないので頻繁に踏み抜きます。

【将棊頭山〜木曽駒ヶ岳】
雪面はクラスト状ですが、緩んだ箇所では踏み抜きます(雪に乗れる部分と踏み抜きやすい箇所は6:4くらい)。馬の背の急斜面は、登り・下りとも確実なアイゼンワークが必要です。
5:30にヘッデンスタート、馬返しを過ぎたあたりで南アルプスから朝陽が昇ってきました。
2021年12月05日 06:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 6:56
5:30にヘッデンスタート、馬返しを過ぎたあたりで南アルプスから朝陽が昇ってきました。
馬返しを過ぎて積雪はこのくらい。量は多くないですが朝は凍結して滑りやすいのでチェンスパを履きました。
2021年12月05日 07:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 7:01
馬返しを過ぎて積雪はこのくらい。量は多くないですが朝は凍結して滑りやすいのでチェンスパを履きました。
大樽小屋
2021年12月05日 07:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 7:10
大樽小屋
胸突八丁の雪はよく締まっています。上りはチェンスパでいけました。
2021年12月05日 07:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 7:23
胸突八丁の雪はよく締まっています。上りはチェンスパでいけました。
稜線に出る手前は(最近降ったのでしょうか)新雪が乗っていました。
2021年12月05日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 7:39
稜線に出る手前は(最近降ったのでしょうか)新雪が乗っていました。
林を抜けるとこの風景&青空!
2021年12月05日 08:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:00
林を抜けるとこの風景&青空!
テンション上がります!
2021年12月05日 08:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:01
テンション上がります!
稜線に乗ると、正面に御嶽山が迎えてくれます。
2021年12月05日 08:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:17
稜線に乗ると、正面に御嶽山が迎えてくれます。
右脇は茶臼山。
2021年12月05日 08:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:17
右脇は茶臼山。
まだ夏道が開いていたので往路は夏道で西駒山荘へ。
2021年12月05日 08:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:23
まだ夏道が開いていたので往路は夏道で西駒山荘へ。
一部はかなり深い踏み抜きトラバースになっています。
2021年12月05日 08:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:31
一部はかなり深い踏み抜きトラバースになっています。
西駒山荘
2021年12月05日 08:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:43
西駒山荘
山荘から稜線へと標高を上げていくと、南アルプスが端から端まで見えます。
2021年12月05日 08:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:48
山荘から稜線へと標高を上げていくと、南アルプスが端から端まで見えます。
さあ、この稜線を木曽駒まで行きましょう。
2021年12月05日 08:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:49
さあ、この稜線を木曽駒まで行きましょう。
足元はこんなカンジ。締まっているところはクラストの上に乗れますが、緩いところは踏み抜きます。
2021年12月05日 08:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 8:51
足元はこんなカンジ。締まっているところはクラストの上に乗れますが、緩いところは踏み抜きます。
白銀の稜線を進みます。
2021年12月05日 09:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 9:04
白銀の稜線を進みます。
北に目をやると、北アルプスの峰々。
2021年12月05日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 9:19
北に目をやると、北アルプスの峰々。
乗鞍岳
2021年12月05日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 9:19
乗鞍岳
焼岳〜穂高岳
2021年12月05日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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焼岳〜穂高岳
穂高連峰、右の手前はおそらく常念山脈
2021年12月05日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 9:19
穂高連峰、右の手前はおそらく常念山脈
後立山あたり
2021年12月05日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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後立山あたり
馬の背に取り付きます。
2021年12月05日 09:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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馬の背に取り付きます。
この斜面が核心です。今年3月はピッケルを持たずに来てしまい、かなり怖い思いをしました。
2021年12月05日 09:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 9:39
この斜面が核心です。今年3月はピッケルを持たずに来てしまい、かなり怖い思いをしました。
馬の背上部は岩が多いです。
2021年12月05日 10:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:04
馬の背上部は岩が多いです。
木曽駒山頂までの稜線
2021年12月05日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:06
木曽駒山頂までの稜線
宝剣山荘と宝剣岳
2021年12月05日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:11
宝剣山荘と宝剣岳
御嶽山が近いです。
2021年12月05日 10:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:14
御嶽山が近いです。
エビの尻尾でガチガチの山頂神社
2021年12月05日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:27
エビの尻尾でガチガチの山頂神社
(読めないけど)山頂標識。シャッターありがとうございました。
2021年12月05日 10:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:29
(読めないけど)山頂標識。シャッターありがとうございました。
改めて南アルプスを一望
2021年12月05日 10:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:46
改めて南アルプスを一望
鋸岳〜甲斐駒ヶ岳
2021年12月05日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:47
鋸岳〜甲斐駒ヶ岳
仙丈ヶ岳〜北岳〜間ノ岳
2021年12月05日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:47
仙丈ヶ岳〜北岳〜間ノ岳
農鳥岳と塩見岳の間に富士山
2021年12月05日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:47
農鳥岳と塩見岳の間に富士山
悪沢岳〜赤石岳〜聖岳
2021年12月05日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:47
悪沢岳〜赤石岳〜聖岳
中央アルプスって、こんなに険しく、かっこいいんですね!空木〜宝剣、来年は必ず縦走します。
2021年12月05日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:48
中央アルプスって、こんなに険しく、かっこいいんですね!空木〜宝剣、来年は必ず縦走します。
この稜線を戻ります。
2021年12月05日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 10:56
この稜線を戻ります。
馬の背核心の下り。アイゼンワークを間違えると滑落事故になります。
2021年12月05日 11:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 11:07
馬の背核心の下り。アイゼンワークを間違えると滑落事故になります。
木曽駒を下り切ると、将棊頭山に向かってなだらかに登っていきます。
2021年12月05日 11:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 11:37
木曽駒を下り切ると、将棊頭山に向かってなだらかに登っていきます。
将棊頭山登頂。山頂標識のカバーが凍り付いて外せませんでした。
2021年12月05日 12:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 12:17
将棊頭山登頂。山頂標識のカバーが凍り付いて外せませんでした。
改めて、ピストンしてきた稜線。
2021年12月05日 12:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 12:43
改めて、ピストンしてきた稜線。
桂小場のゲート(冬期通行止めゲート)に戻ってきました。
2021年12月05日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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12/5 15:04
桂小場のゲート(冬期通行止めゲート)に戻ってきました。

感想

今年3月の残雪期に登って、白い稜線歩きに感激したコース。
中央アルプスからも雪だよりが届き始め、再び桂小場へ向かいました。

朝5時過ぎに冬期閉鎖ゲート前に着くと、駐車スペースは残り2〜3台。半分は昨日からの泊り組だったようです。ヘッデンスタートして1時間ほど歩くと、あたりが明るくなり、林のむこうの南アルプスから朝陽が昇ってきました。
馬返しを過ぎたあたりで雪が増え(とはいえ5cm程度)チェンスパに。胸突八丁の雪も締まっていたので、そのままいいペースで登れました。稜線では夏道・冬道とも開いた状態だったので往路は夏道で西駒山荘へ、そこから稜線に乗ります。
真っ白な雪原と木曽駒まで連なる稜線。9か月前の感激が蘇ります。雪面はまだしっかり締まってはおらず、ところどころで踏み抜きながら、それでも「ラッセル」というようなことはなく気持ちよく歩けました。
馬の背の核心部は北東向きの斜面です。雪面のコンディションを読んだ上で、確実なピッケル・アイゼンワークが必要になります。緊張している時間は長くはありませんが、この区間が縦走の密度を高めていると感じます。
木曽駒山頂に着くと、おそらくロープウエイで来られたと思われる方々で賑わっていました。天気予報ではもう少し風に吹かれるかとも思っていましたが、ほとんど穏やかで、いい時間を過ごせました。
再び稜線を辿って将棊頭山へ。山形と新潟から来られた男女ペアさんや京都から来られた女性ペアさんたちと写真を撮ったり楽しく話をしたのち、桂小場へと下りました。

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