【過去レコ】ジャンダルム 〜水平距離にして2.5km〜

2009年08月03日(月) ~ 2009年08月04日(火)

• GPS: 30:45
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,128m
• 下り: 1,490m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:18
• 休憩: 1:57
• 合計: 8:15

7:10 上高地バスターミナル
7:57 明神館
8:40 8:50 徳沢公衆トイレ
9:37 10:15 横尾
10:15 横尾岩小屋跡
11:06 11:15 本谷橋
12:45 13:30 涸沢小屋
14:15 14:30 ザイテングラート
15:25 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 1:21
• 合計: 9:44

4:10 穂高岳山荘
4:45 5:10 奥穂高岳
6:24 6:32 ジャンダルム
8:00 8:11 天狗のコル
8:36 天狗岩
8:55 逆層スラブ
9:28 9:32 間ノ岳
10:50 P１
11:00 11:20 西穂高岳
12:05 ピラミッドピーク
12:23 12:25 西穂独標
13:02 13:13 西穂山荘
13:54 西穂高口

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路
高速バス(さわやか信州号(新宿→上高地))

■復路
高速バス(新穂高→平湯温泉→新宿)

コース状況／危険箇所等

危険箇所等 ※ヤマレコ公開日：2021年12月
※記録内容：2009年8月

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(10年以上前の記憶ですが)

私にとっての最難所は、馬の背。足場を探りながらの下りにはヒヤヒヤさせられました。逆ルートの方が無難かも？

全体的には鎖場のアップダウンが多かったですが、進むべき道は明瞭で、無事に歩ききれました！

その他周辺情報

■穂高岳山荘
https://www.hotakadakesanso.com/

■奥飛騨温泉郷　ひらゆの森
http://www.hirayunomori.co.jp/

ファイル

2009.8 涸沢奥穂西穂　山行記録.pdf

（更新時刻：2021/12/24 23:21）

写真

8/3 7:13

【2021.8.3】
実は、こんなポストカードのように晴れた上高地は初めて！　今回はあの山稜に立ちます！

7:10　上高地スタート

8/3 7:16

河童橋にて。今回は心強い戦友Rと！

8/3 7:20

歩き始め。こんな道も愛おしい

8/3 7:44

梓川。キラキラ光る。

8/3 7:51

たなびく雲も、イイ感じ。あれは前穂かな。

8/3 8:25

Rとこの道を歩くのは、学生以来？　

8/3 10:15

9:37-10:15　横尾

なぜか無駄に40分休憩。二人で反省(笑)。

8/3 10:55

夏空！

8/3 11:04

11:06-11:15　本谷橋

8/3 11:06

Rは余裕！

8/3 12:24

小休止も交えながら、ちょこっと雪渓も登り、

8/3 12:41

ニッコウキスゲ

8/3 12:43

12:45-13:30　涸沢〜。

昼休憩♪

8/3 12:44

Rも写真好き！

8/3 13:05

奥穂だっ！

8/3 13:05

あちらは北穂かな!?

8/3 13:29

涸沢カール♪

ただ、実はこの日、ヘリコプターが旋回。前穂付近で行方不明者が出た模様。明日は我が身か!?　気を引き締めねば！

8/3 13:30

そうそう、Rは標高2300mのソフトクリームを購入。一口もらう♪

8/3 13:45

後半戦突入！

8/3 14:06

振り返れば、涸沢も遠くに。いつかはあそこにテントを張ってみたいな。

8/3 14:19

8/3 14:21

こちらが登ってきたとこで、

8/3 14:46

まだまだ登る

8/3 14:53

ゴロゴロ

8/3 14:54

Rもがんばる

8/3 15:14

もうちょい？

8/3 15:20

行くぞー！

8/3 15:21

見えたっ！　穂高岳山荘！(15:25)

ちなみにこの日はほぼ韓国だった…。国際色豊かな北アルプス。

8/3 17:20

明日はあちらだ！　がんばりまっせ！

8/3 17:59

夕食のハムサラダ＆麻婆茄子。これにご飯を炊いたかな。

そういえば、自炊時に新聞紙を敷いていたのが懐かしい。

8/3 18:50

夕暮れ。

8/3 19:15

東の空には満月。奥穂も月明かりに照らされる。

8/3 19:16

日没後の西の空。夕陽は見られなかったけど、一日の終わりを感じながらRとの語りは続く。この何気ない時間も、山の醍醐味。

8/4 4:21

【2009.8.4】
未明。テントから首を出せば、星空☆

そして、本日は長丁場！　夜明け前に出発！(4:10)

8/4 4:32

明ける！

8/4 4:47

4:45-5:10　奥穂高岳！

晴れてる、晴れてる！　3度目の正直〜！！(泣)

しかも、首からぶら下げているのは、ナショナルの豆電球ヘッドライト！(笑)

8/4 4:51

上高地を見下ろせる。昨日はあそこからここを眺めていたんだね。

8/4 4:52

雲海はいつ見ても感動…。

8/4 4:56

陽はまた昇る。右側の山は前穂！

8/4 4:57

2週間前に歩いた、槍穂！

8/4 5:12

さて、いよいよ始まる！

8/4 5:14

本日歩く縦走ルート。アップダウンの岩稜帯!?　遠方(左奥)には焼岳が浮かぶ！

8/4 5:24

馬の背。下り中。超ヒヤヒヤ…。

8/4 5:28

ナイフリッジ。後ろ向きで、足の乗せ場を探しながら降りるしかない…。

8/4 5:28

右も左も谷底で、足がすくむ…。

歩き始める前は、腕力温存！と思っていたけど、いきなり両腕をフル活用。

8/4 5:31

馬の背を下りきって見上げれば！

左がロバの耳、右のドーム状の岩がジャンダルム！

8/4 5:35

てくてく歩くしかないが、朝からなかなか寒く、おなかが冷えた記憶が…。

8/4 5:44

ロバの耳は、山頂には登らず、飛騨側を巻く。

8/4 5:45

下り切った私と、まさに下っているR。

8/4 5:52

そうそう、ほぼ同じペースで歩く2人組パーティー(そのうち一人は数年前に踏破済み)がいたのも心強かったなぁ。今でも元気かな？

お互いに写真を撮りあう。

8/4 6:11

ここを歩いたからには、何かを成し遂げねば！　というわけで、小道具を出して「翼をください」♪♪♪

8/4 6:24

6:24-6:32　ジャンダルム！

学生時代の山の会Tシャツで喜びを分かち合う。

8/4 6:52

しかし喜ぶのはまだ早い。ここで今日のルートの4分の1が過ぎたばかり。まだまだ続き、西穂へ！

8/4 7:30

ここからは、もったいないほど下って、下って…。(7:40)

この後、天狗のコルで小休止(8:00-8:11)

8/4 8:27

そしてまた登る。

ここは天狗のコル〜天狗岳の間くらいで、比較的穏やか。

8/4 8:27

登る先に見えるのが、天狗岳かな。

8/4 8:27

振り返ってのジャンダルム、かな？

8/4 8:30

上高地も。左側は霞沢岳、中央奥は乗鞍だ！

8/4 8:34

Rはいつも元気！

8/4 8:36

天狗岳！

8/4 8:55

続いて、「逆層スラブ」を見下ろす。長い長い鎖場は慎重に！

8/4 8:58

逆層スラブを下から見上げる。ここを降りてくるR。下りよりは登りの方が楽ちんだったかも!?

8/4 9:00

こうして見れば、そこまで急斜面でもないけど、下りている最中は超急傾斜だと思ってた(笑)

8/4 9:06

キンポウゲ＆。。。

8/4 9:08

こちらは、間天のコル〜間ノ岳あたり。

8/4 9:18

その後も登ったり降りたり。

8/4 9:19

これも撮っていただいたものだ！

8/4 9:28

9:28-9:32　間ノ岳。

バックはもちろん、ジャンダルム！

8/4 9:28

ウィーッシュしてる！　懐かしい(笑)

8/4 9:33

はい、まだまだ続く！

8/4 9:46

だんだん余裕が出てきた頃!?

8/4 10:14

赤岩岳、かな？

8/4 10:18

そして、その先に西穂！

8/4 10:34

こんな場所も！

8/4 10:34

終盤の鎖場。ここを越えれば…！　と思った先は、偽ピークだった(泣)

8/4 10:37

あの2人組も快調！

8/4 11:05

11:00-11:20　西穂！

やったね！

8/4 11:05

背中で語る！

8/4 11:07

振り返って、本日歩いたルート!　感慨深い。。。

8/4 11:32

さて、下山！　ここから先もガレ場で足元が崩れやすい所もあり、気は緩められない。

写真は少し下ってから見上げた、西穂かな。

8/4 11:55

8/4 12:05

ピラミッドピーク、通過！

8/4 12:24

8/4 12:24

12:23-12:25　独標！

ここまでくれば…、と思いつつ、予約したバスの時間もあるので、まだまだ集中しての下山！　

13:02-13:13　西穂山荘
13:54　西穂高口

その後、無事に温泉にも入れ、バスも間に合う。Rよ、夢の縦走路を踏破でき、ありがとう！

撮影機器：

u725SW,S725SW OLYMPUS IMAGING CORP.

u790SW,S790SW OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

wildwind

※ヤマレコ公開日：2021年12月
※記録内容：2009年8月


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◆2009年8月の山行記録

⇒上記添付ファイル(PDF)を参照

※原文(添付ファイルと同一)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1252481482&owner_id=6743162


◆2021年12月に想うこと

ジャンダルム。その昔、この名前を聞いた時は、ジャンヌダルク？　ジャングルジム？　そんなボケしかかませなかった自分だが…。

破線ルートは今でも緊張するが、当時本当に心強かったのは、友人Rが同行してくれたこと。彼は体力＆筋力＆持久力＆忍耐力はもちろんのこと、晴れ男であり、悪運も強そうなタイプ。さらには休日が限られているからこそ計画も思いっきり詰め込んでくるのだが…、そこは自身の体力でフォローしてもらう(＝いつもテントは持ってくれる(笑))。そして、いざ山行となれば、ふとした瞬間に学生時代の思い出話で空気は和むし、こうして一緒に歩くことで、また新たな思い出を共有できるのが嬉しい。ありがたいことだ。

またいつか、今度は逆ルートで、と思っていたままだったな、ここ。Oさんもリベンジしたがっていたはずだし、行きましょう！

wildwind

コメント

ポピー🦉popie

掴んだ岩が剥がれたとか、ドキドキしながら読みました！
気持ちが素直に書かれていて、wildwindさん恐いって思う時があるんだ〜と思ったけど、Oさんも緊張で終了後に吐いたんですもんね
お2人とも2回目は余裕を持って歩けるのかしら？リベンジ頑張って下さい

wildwind

popieさん♪

岩壁事件は忘れられませんね…。時として、力づくだけではなく、しなやかな身体の運び方ができることも重要だなと体感しました。(でも身体は硬い…💦)

Oさんの吐き気は、食料事情によるものかと思いますが…(笑)　今なら落ち着いてリベンジできると思います！