お花見！温泉！ステーキ！美濃戸口フルコース

2022年06月01日(水) ~ 2022年06月02日(木)

• GPS: 10:32
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,918m
• 下り: 1,896m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:55

距離 13.1km 登り 1,883m 下り 1,150m

6:06 美濃戸口
7:42 御小屋山
8:18 8:19 不動清水
9:38 9:39 西ノ肩
9:43 西の肩（岩場）
9:48 9:54 阿弥陀岳
10:15 10:16 中岳のコル
10:30 10:31 中岳
10:51 10:53 文三郎尾根分岐
11:06 11:08 キレット分岐
11:18 11:19 竜頭峰分岐
11:23 11:24 赤岳
11:28 11:43 赤岳頂上山荘
12:05 赤岳天望荘
12:08 地蔵の頭
12:16 12:22 二十三夜峰
12:30 12:37 日ノ岳
12:41 12:46 鉾岳
12:53 石尊峰
13:00 三叉峰
13:08 横岳（無名峰）
13:13 13:18 横岳
13:26 台座ノ頭
13:39 硫黄岳山荘
14:02 硫黄岳
14:15 14:16 赤岩の頭
14:55 ジョウゴ沢
14:59 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
15:01 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 1:31
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:32

距離 7.0km 登り 37m 下り 767m

6:44 赤岳鉱泉
7:18 堰堤広場
7:43 7:44 美濃戸山荘
7:48 やまのこ村
8:15 八ヶ岳山荘
8:16 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘駐車場（800円×2日分）

コース状況／危険箇所等

阿弥陀岳から中岳のコルまでの斜面は落石に注意。

写真

6/1 5:48

今年もお花見の季節がやってきました。今回はお花見・温泉・ステーキと盛りだくさんの贅沢山行です！

6/1 6:00

開花時間から横岳をお昼過ぎに通過して、宿には15時頃到着するのがベストです。

6/1 6:18

静かな美濃戸別荘地内を進みます。クマ鈴など物音を立てないように注意しましょう。

6/1 6:22

別荘地を抜けたつき当りが御小屋尾根登山口です。

6/1 6:31

はじめは穏やかな笹路。シジュウカラのさえずりが響きます。

6/1 7:34

苔が出てくるともうすぐ御小屋山です。

6/1 7:38

御小屋山を通過。

6/1 7:39

このあたりの至る所で登山道わきの苔が削られていました。あちこち本当にたくさんあります。しかも一つ一つが大きい。

6/1 7:50

犯人はだれ？考えられるのはシカ・カモシカ・イノシシ・クマ・人間くらいでしょうか。シカやカモシカは葉っぱしか食べないイメージだし、八ヶ岳でイノシシは見かけたことがありません。人間じゃない（と信じたい）ので、残るはクマさん？

6/1 8:14

水場入り口。

6/1 8:27

最後の激登り！

6/1 8:42

展望台に出ると阿弥陀岳本体が見えます。

6/1 9:06

茅野・諏訪も見渡せます。我が家は松林で隠れて見えません。

6/1 9:04

さあ、あとひと登り！

6/1 9:31

登りきると山頂をはっきり捉えることができます。

6/1 9:32

霞みながらも御嶽から槍穂高までなんとか見えています。

6/1 9:35

山頂前にちょっとしたクサリとハシゴがあります。

6/1 9:41

阿弥陀岳到着。

6/1 9:41

こちらもやや霞んでますね。

6/1 9:41

前回はあちらから眺めていました。

6/1 9:41

間ノ岳・北岳・甲斐駒・仙丈。

6/1 9:41

富士山。

6/1 9:42

これから向かう中岳・赤岳。

6/1 9:43

横岳。メインイベント会場は日ノ岳〜鉾岳の間です。

6/1 9:43

本日ラストの硫黄岳。

6/1 9:48

ここから落石が怖いのでヘルメットを装着しました。この先で対向者とのスライドのため少し横によけたら、いきなり土の中から人の頭ほどの石が出てきて、周りの土もろとも一気に斜面を転がり落ちていきました。慌てて「ラーク！ラーク！」と叫びましたが、幸いにも無人で助かりました。スライドで待ってもらってる方も一緒に叫んでいただきました。ありがとうございました。

6/1 10:06

ここまで来ればほっと一息。落石には気を付けていたつもりでしたが、大反省です。あんな大きな石（岩と言ってもいいくらい）が落ちてきたらヘルメットは役に立ちません。危うく人を殺めてしまうところでした。本当に背筋が凍る思いでした…。

6/1 10:09

中岳のコルを通過。

6/1 10:16

八ヶ岳キレット。ツルネの付近だけ木がありませんね。

6/1 10:23

中岳を通過。

6/1 10:23

行者小屋。まもなく待望の営業再開ですね。

6/1 10:24

がんばって登るぞー！

6/1 10:46

文三郎に合流。

6/1 10:46

ここを歩いてきました。

6/1 11:04

竜頭峰。

6/1 11:19

赤岳到着。

6/1 11:19

さらに曇ってしまいましたね。私的には涼しいので有難いです。

6/1 11:19

富士山にも雲がかかりますが、これはこれでいい感じですね。

6/1 11:20

赤岳北峰。

6/1 11:21

阿弥陀〜中岳。

6/1 11:23

赤岳頂上山荘（営業前）7/16から営業予定です。

6/1 11:34

山荘前でメシ食ってたらイワヒバリくんが遊びにきました。

6/1 11:35

なんかちょうだい？笑

6/1 11:36

腹ごしらえが終わったので、イベント会場へと向かいましょう。

6/1 11:57

赤岳天望荘（営業中）

6/1 12:03

地蔵の頭を通過。

6/1 12:03

ありがたいことに薄日が差してきました。撮影会にはもってこいの条件！

6/1 12:18

日ノ岳が迫る。

6/1 12:27

オヤマノエンドウ。

6/1 12:30

今年もたくさんツクモグサが咲いています。

6/1 12:32

薄曇りなので完全には開いていないですね。

6/1 12:37

でも中には開いてるのもあります。絶対にロープの中に立入らないよう注意して撮影しました。体が硬い私には体勢がメチャメチャきついですが笑、最低限のルールすら守れない恥ずかしい人にはなりたくないので。

6/1 12:38

日陰の部分にはつぼみのきょうだい。

6/1 12:39

小鳥のヒナたちのよう。

6/1 12:39

後ろにはつららがあります。夜は冷え込むのでしょうね。

6/1 12:49

鉾岳第2会場。断崖絶壁に咲くオヤマノエンドウ。

6/1 12:50

産毛がいっぱい。

6/1 12:51

そろそろ宿へ向かう時間です。三叉峰と奥の院。

6/1 13:07

奥の院到着。

6/1 13:08

御小屋尾根の全景と阿弥陀岳。

6/1 13:08

阿弥陀岳〜赤岳。

6/1 13:08

赤岳〜横岳。

6/1 13:09

それじゃ最後の硫黄岳へGO。

6/1 13:33

硫黄岳山荘（営業中）

6/1 13:33

こちらのお花畑はまだ空っぽですね。

6/1 13:34

ようやく見つけたウルップソウ。

6/1 13:39

ケルンを一つずつやっつけます。

6/1 13:56

硫黄岳を通過。

6/1 13:56

爆裂火口。

6/1 13:57

南八ヶ岳大展望台へ。

6/1 13:58

大同心。

6/1 13:58

赤岳〜阿弥陀岳。

6/1 14:05

赤岩の頭を通過。

6/1 14:21

結構残雪ありますね。でも「御守」のチェンスパを使うほどではありません。

6/1 14:48

沢沿いまで降りてきました。

6/1 14:49

新しい橋。

6/1 14:56

本日の宿到着。おお、予定の15時ぴったり！早過ぎず遅過ぎずちょうどいいチェックイン時間です。

6/1 15:06

すぐにいつもの大部屋に通していただきました。お風呂にも入れるそうです。

6/1 15:18

2番風呂をいただきました。ここの1番風呂は熱すぎるのでおすすめしません笑。でもボイラー沸かしっぱで時間が空くとすぐ熱くなるので、温度調節してから服を脱ぐようにした方がいいです。直接排水のため石鹸・シャンプー類は使用禁止です。

6/1 17:58

夕食はお待ちかねのステーキ！柔らかい県内産の赤身一枚肉です。ごはんと汁物はおかわりできます。

6/1 18:29

館内散策、ミレーコーナー。

6/1 18:30

個室が並びます。

6/1 18:31

夕日に映える横岳。消灯の21時でストーブや照明は消えますが、布団のブレスサーモは暑いくらいで掛け毛布がなくても全く寒くありませんでした（個人の感想です）。

6/2 6:06

安定の朝食。やはりごはんとみそ汁はお代わりできます。

6/2 6:36

お世話になりました。

6/2 6:37

テントがちらほら。

6/2 6:37

アイスキャンディの残骸。

6/2 6:37

赤岳と阿弥陀岳が顔を覗かせています。ゆっくりしたいけど仕事があるので帰りましょう。

6/2 6:43

さわやかな朝の沢沿いトレッキング。

6/2 6:44

水量豊富な北沢。

6/2 7:13

堰堤広場。

6/2 7:15

ジムニー最強。

6/2 7:17

シカさんおはよー。

6/2 7:23

しばしの森林浴。

6/2 7:24

こちらの苔は全然削られてないですね。

6/2 7:38

美濃戸山荘を通過。

6/2 7:41

平日ですがほぼ満車。

6/2 8:08

美濃戸口はハルゼミの大合唱。

6/2 8:09

一周しました。

6/2 8:09

こちらは閑散。2日分の駐車場代を精算しました。

6/2 8:09

J&Nは定休日。

6/2 8:09

帰ってシャワー浴びてまったりしたらちょうど9時頃、仕事に間に合いそうです。今回は時間管理だけ完璧です笑。

6/2 8:30

近所から。今日は暑くなりそう！

撮影機器：

iPhone X Apple

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション(2L) 予備PET水500ml 浄水器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ヘルメット 携帯トイレ COCOHELI子機 ベアーベル チェーンスパイク

感想

yamazazen

今年もお花見の季節がやってきました。今回は地元の山小屋応援を兼ねて赤岳鉱泉で1泊することにしました。（というか山ステーキ食べたくなっただけ笑）

お天気はやや曇りがちでしたが、ピーカンよりも落ち着いてお花見できるので、大汗かきの私にはむしろ良かったと思います。赤岳鉱泉も相変わらずのクオリティで大満足でした。

それにしても小屋泊だと疲労・体力の回復度がテント泊の比じゃないことを今回あらためて実感しました。広い部屋でのストレッチや入浴、栄養補給などでほぼ100%近くまで戻ったので、前日の逆ルートで帰ろうかと思ったほどです。（さすがに仕事に支障するので止めましたが笑）今シーズンはできるだけ他の山小屋にも泊まって応援したいと思います。

反省点はやはり痛恨の落石です。去年の真教寺尾根以来課題だったのに、自分の未熟さにヘコみました。今回は完全に私の不注意なのは言うまでもありませんが、最近の大雨の影響もあってか場所によっては斜面がますます崩れやすくなっているような気がします。この先大きな事故が起きないことを願うばかりです。