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Yamareco

記録ID: 4407766
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

梅雨の晴れ間の関東百山日帰りハント(作場平〜笠取山〜水干探訪〜唐松尾山〜西御殿岩〜三ノ瀬周回)

2022年06月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:11
距離
17.7km
登り
1,279m
下り
1,287m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:22
休憩
2:12
合計
9:34
5:51
5:51
24
作場平登山口
6:15
6:22
9
6:31
6:32
61
一休坂十文字
7:33
7:42
10
7:52
7:52
3
7:55
8:03
8
8:11
8:11
23
8:34
8:45
5
8:50
8:51
11
9:02
9:04
5
9:09
9:13
6
9:19
9:25
28
9:53
9:54
4
9:58
10:08
25
10:33
10:34
38
11:12
11:44
12
11:56
11:57
21
尾根踏跡分岐
12:18
12:39
11
12:50
12:55
18
主脈縦走路合流点
13:13
13:14
8
13:22
13:22
2
七ッ石尾根下降点
13:24
13:24
38
14:02
14:03
17
14:20
14:20
2
14:22
14:26
27
14:53
14:58
21
15:19
15:20
2
15:22
作場平臨時第1駐車場
天候 高曇り(時々薄日差す;視界良好)
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・作場平駐車場(無料):バイオトイレ等工事中のためキャパ少(計10台強?)、土曜の朝5時過ぎで駐車車両多数 → 臨時第1〜第3駐車場あり(小生は登山口から約150mの第1P[実質キャパ10台弱…]に一番乗り;第3Pは登山口から約2km弱…遠い…)
・三ノ瀬の将監峠登山口:民宿みはらしにて駐車可(1日500円;キャパ数台程度、土曜早朝で満車状態…)
・国道411号、丹波〜奥多摩湖間の保之瀬地区で落石のため通行止め、通り抜け不可(「道の駅たばやま」までは進入可;丹波山温泉から東京方面への帰路は小菅経由で奥多摩湖・大月又は上野原ICへ)
コース状況/
危険箇所等
・作場平から笠取山頂の先までは案内道標等完備、ルートもよく整備されており特段の危険・不明瞭箇所等ナシ
・黒槐ノ頭のピーク(山名板あり)は主脈縦走路から数十m外れたところにあり、気付かずに通過してしまう可能性あり
・唐松尾山の手前、岩峰を巻き気味に下るポイントあり、急坂のためスリップ注意
・唐松尾山頂から将監峠方面の縦走路は元来た道を十数m戻り、案内標識(古いためやや読みにくい…)に沿って左へ急降下
・山の神土・将監峠方面への巻き道(主脈縦走路)と西御殿岩への踏跡の分岐(標識ナシ…)は少し分かりにくく、尾根通しにトレースは一応しっかり付いているものの、マーキング少なく、一部ヤブ漕ぎ区間もあり通行注意(奥秩父のスタンダードな破線ルートの印象)
・西御殿岩の手前、主脈縦走路からの登路が合流した先はルート明瞭なるも、岩場の急な登り区間(クサリ無し)あり、スリップ注意[西御殿岩頂上へ苦労して登り詰めると、唐松尾山頂含めそれまでの展望乏しい樹林帯の地味なルートから一変、360度遮るものなき大展望(奥秩父随一では…?)のご褒美がもらえます!]
・山の神土から三ノ瀬への下降路、将監小屋経由のルートは車も通れる林道状の広いコース。牛王院平から七ッ石尾根経由のルート(入口には案内道標ナシ…)は明るい樹林帯を緩やかに下る快適なコース[個人的にはこちらが断然オススメです]
その他周辺情報 ・作場平から林道〜国道411号を約18km、道の駅たばやま併設の丹波山温泉「のめこい湯」へ(午後7時まで営業〈最終入場18:00、食堂ラストオーダー18:30〉/大人900円、午後3時以降入場は600円に割引、平日のみJAF割引あり/露天風呂・サウナ・休憩室・食堂・土産品コーナーあり)
・のめこい湯フロントで「国道411号通行止めのお詫び」として、年末まで使える入浴料200円(午後3時以降は100円)引きクーポン券もらえます。
奥秩父でも人気の日帰りコース、笠取山の登山口・作場平はメインの無料駐車場が工事中…。一番近くの第1臨時駐車場に一番乗り、車中朝食済ませ、いざ出発!
2022年06月18日 05:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 5:43
奥秩父でも人気の日帰りコース、笠取山の登山口・作場平はメインの無料駐車場が工事中…。一番近くの第1臨時駐車場に一番乗り、車中朝食済ませ、いざ出発!
第2・第3Pは登山口からかなり遠いです…
2022年06月18日 05:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 5:46
第2・第3Pは登山口からかなり遠いです…
早速、奥秩父らしい渓谷の景観。
2022年06月18日 05:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/18 5:47
早速、奥秩父らしい渓谷の景観。
工事中も数台は駐車可。立派なトイレも作ってくれてるようです!
2022年06月18日 05:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/18 5:49
工事中も数台は駐車可。立派なトイレも作ってくれてるようです!
100m程歩いた、ここが作場平登山口。
2022年06月18日 05:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 5:50
100m程歩いた、ここが作場平登山口。
2週前の毛木平〜十文字ルートと同様、ステキな苔ロードです。
2022年06月18日 05:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 5:53
2週前の毛木平〜十文字ルートと同様、ステキな苔ロードです。
このコース、東京都設置の案内・解説板多数。行政区分はドップリ山梨県ですが、東京都の水源林ということもあってか、都が頑張って森林整備している様子…
2022年06月18日 06:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 6:04
このコース、東京都設置の案内・解説板多数。行政区分はドップリ山梨県ですが、東京都の水源林ということもあってか、都が頑張って森林整備している様子…
ステキな一休みスポット。休憩には少し早いですが…
2022年06月18日 06:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
6/18 6:07
ステキな一休みスポット。休憩には少し早いですが…
一休坂分岐着。オススメに従い一休みの後ここから急登、まずは笠取小屋を目指します。
2022年06月18日 06:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 6:15
一休坂分岐着。オススメに従い一休みの後ここから急登、まずは笠取小屋を目指します。
薄暗い植林帯を抜け、萌える新緑の尾根道へ。朝日も差してきて少しテンションアップ。
2022年06月18日 06:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 6:25
薄暗い植林帯を抜け、萌える新緑の尾根道へ。朝日も差してきて少しテンションアップ。
一休坂十文字通過。名前通りの十字路です。
2022年06月18日 06:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 6:31
一休坂十文字通過。名前通りの十字路です。
立派なミズナラの樹。都水道局の解説板でフィーチャーされてます!
2022年06月18日 06:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 6:36
立派なミズナラの樹。都水道局の解説板でフィーチャーされてます!
ふと見ると、足許にヘビイチゴの小群落。
2022年06月18日 06:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 6:59
ふと見ると、足許にヘビイチゴの小群落。
何故か、孤高のクリンソウ一株。
2022年06月18日 07:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:01
何故か、孤高のクリンソウ一株。
こちらは見事に9輪咲き揃ってます!
2022年06月18日 07:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:03
こちらは見事に9輪咲き揃ってます!
小沢渡渉点、この辺りクリンソウ群生地ですね。花盛りに当たりナイスでした!
2022年06月18日 07:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:04
小沢渡渉点、この辺りクリンソウ群生地ですね。花盛りに当たりナイスでした!
ステキな小沢の木橋。クリンソウが彩り添えてくれてます。
2022年06月18日 07:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:07
ステキな小沢の木橋。クリンソウが彩り添えてくれてます。
クリンソウとシロバナヘビイチゴの紅白競演!
2022年06月18日 07:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:09
クリンソウとシロバナヘビイチゴの紅白競演!
この辺り、クリンソウのパラダイス状態。登山道の真ん中まで進出してます…!
2022年06月18日 07:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:11
この辺り、クリンソウのパラダイス状態。登山道の真ん中まで進出してます…!
登山道からだいぶ離れたところに、クリンソウ大群生地!
2022年06月18日 07:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:14
登山道からだいぶ離れたところに、クリンソウ大群生地!
スマホ拡大撮影のため少々分かりにくいのですが、ここもクリンソウ大コロニー。本格的開花期はこれからです。
2022年06月18日 07:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:17
スマホ拡大撮影のため少々分かりにくいのですが、ここもクリンソウ大コロニー。本格的開花期はこれからです。
笠取小屋直下の水場。一口飲んでみると、この上なく上等な美味しい水、五臓六腑に沁み渡ります。流しそうめん!?が楽しめそうですね!
2022年06月18日 07:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:28
笠取小屋直下の水場。一口飲んでみると、この上なく上等な美味しい水、五臓六腑に沁み渡ります。流しそうめん!?が楽しめそうですね!
笠取小屋着。ジープが乗り入れてます。週末以外は無人、食事の提供もナシだそう…
2022年06月18日 07:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:32
笠取小屋着。ジープが乗り入れてます。週末以外は無人、食事の提供もナシだそう…
整備されたばかりのバイオトイレ。早速使ってみます。
2022年06月18日 07:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:34
整備されたばかりのバイオトイレ。早速使ってみます。
雁峠分岐までは、山麓の散歩道のようなルート…
2022年06月18日 07:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:43
雁峠分岐までは、山麓の散歩道のようなルート…
奥秩父主脈の山々がうっすら見えてきました。天候は今のところ高曇りながら、時折薄日が差してます。
2022年06月18日 07:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:47
奥秩父主脈の山々がうっすら見えてきました。天候は今のところ高曇りながら、時折薄日が差してます。
雁峠分岐着。気持ちの良い笹原の道が伸びてます。
2022年06月18日 07:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 7:52
雁峠分岐着。気持ちの良い笹原の道が伸びてます。
「小さな分水嶺」ピーク着。富士川、荒川、多摩川の3大河川を発するスゴいピークらしいです。目指す笠取山の名物・急登も眼前に…
2022年06月18日 07:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:55
「小さな分水嶺」ピーク着。富士川、荒川、多摩川の3大河川を発するスゴいピークらしいです。目指す笠取山の名物・急登も眼前に…
奥秩父主脈の山々も今のところスッキリ見えていてHappy!
2022年06月18日 07:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 7:57
奥秩父主脈の山々も今のところスッキリ見えていてHappy!
分水嶺を振り返って。足許のスギゴケがステキです!
2022年06月18日 08:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 8:04
分水嶺を振り返って。足許のスギゴケがステキです!
ウワアー、一直線に登ってます。こちらから見ると文字通りの笠取山!
2022年06月18日 08:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 8:09
ウワアー、一直線に登ってます。こちらから見ると文字通りの笠取山!
笠取山山頂手前の展望地。奥秩父主脈の山々の奥、先々週登った甲武信岳の頭が見えてます。その左下、艱難辛苦が懐かしい鶏冠尾根も登場…
2022年06月18日 08:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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笠取山山頂手前の展望地。奥秩父主脈の山々の奥、先々週登った甲武信岳の頭が見えてます。その左下、艱難辛苦が懐かしい鶏冠尾根も登場…
こちらは大菩薩嶺方面。奥の南ア方面が霞んで見えないので、一際立派な高峰に見えてます…
2022年06月18日 08:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 8:33
こちらは大菩薩嶺方面。奥の南ア方面が霞んで見えないので、一際立派な高峰に見えてます…
40年近く前の奥秩父縦走時、踏んだかどうか記憶が定かでない、笠取山の山梨百の標柱。ひょっとして、これでようやく真の山梨百名山完登!?〈汗…〉
2022年06月18日 08:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 8:34
40年近く前の奥秩父縦走時、踏んだかどうか記憶が定かでない、笠取山の山梨百の標柱。ひょっとして、これでようやく真の山梨百名山完登!?〈汗…〉
先々週も十文字小屋で楽しませてもらったシャクナゲ登場。険しい岩稜歩きの緊張を和らげてくれます…。
2022年06月18日 08:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 8:46
先々週も十文字小屋で楽しませてもらったシャクナゲ登場。険しい岩稜歩きの緊張を和らげてくれます…。
ここが本当の笠取山頂(最高標高点)のようです。展望は大菩薩方面が少し開けるのみ…
2022年06月18日 08:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 8:49
ここが本当の笠取山頂(最高標高点)のようです。展望は大菩薩方面が少し開けるのみ…
アカヤシオツツジゾーン通過。ピークはさすがに過ぎてます…
2022年06月18日 08:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 8:54
アカヤシオツツジゾーン通過。ピークはさすがに過ぎてます…
牛水分岐着。ザックをデポし、ちょっこり観光名所・水干を見物に行きます!
2022年06月18日 09:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 9:03
牛水分岐着。ザックをデポし、ちょっこり観光名所・水干を見物に行きます!
水干が近づき、一際新緑が濃くなってきました…
2022年06月18日 09:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 9:08
水干が近づき、一際新緑が濃くなってきました…
ついに到着、多摩川源流の水干。東京湾まで約140km、小生も一部だけ歩きましたが、遥かなる道のりです…
2022年06月18日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 9:10
ついに到着、多摩川源流の水干。東京湾まで約140km、小生も一部だけ歩きましたが、遥かなる道のりです…
水は流れてませんが、この岩のひとしずくが大河の最初の一滴かも…
2022年06月18日 09:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 9:12
水は流れてませんが、この岩のひとしずくが大河の最初の一滴かも…
この辺り、山火事跡でしょうか。樹皮が黒い木が多いですね…
2022年06月18日 09:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 9:32
この辺り、山火事跡でしょうか。樹皮が黒い木が多いですね…
黒槐の頭着。縦走路から少し外れたところに標高点&山名板あり。笹原の樹林帯、展望ゼロ…
2022年06月18日 09:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 9:58
黒槐の頭着。縦走路から少し外れたところに標高点&山名板あり。笹原の樹林帯、展望ゼロ…
黒槐ノ頭を越えると、笹原のなだらかで気持ちの良い尾根道が続きます。
2022年06月18日 10:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 10:15
黒槐ノ頭を越えると、笹原のなだらかで気持ちの良い尾根道が続きます。
岩混じりの少し険しい尾根をアップダウン、ようやく本日のメインターゲット・唐松尾山をロックオン。彼方には飛龍〜雲取方面も見えてきました…
2022年06月18日 10:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 10:31
岩混じりの少し険しい尾根をアップダウン、ようやく本日のメインターゲット・唐松尾山をロックオン。彼方には飛龍〜雲取方面も見えてきました…
ここはまだベッピンさんのシャクナゲが咲き残ってます…
2022年06月18日 10:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 10:34
ここはまだベッピンさんのシャクナゲが咲き残ってます…
シャクナゲのプチパラダイスゾーン通過中…
2022年06月18日 10:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 10:35
シャクナゲのプチパラダイスゾーン通過中…
振り返って。この岩峰の下り、滑りやすいので注意…
2022年06月18日 10:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 10:38
振り返って。この岩峰の下り、滑りやすいので注意…
山頂直下、珍しい「御料局三角点」あり。
2022年06月18日 10:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 10:58
山頂直下、珍しい「御料局三角点」あり。
山頂直下は岩場の急登、最後の胸突き八丁…〈ゼーゼー…〉
2022年06月18日 11:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 11:03
山頂直下は岩場の急登、最後の胸突き八丁…〈ゼーゼー…〉
唐松尾山頂到着!関東百山96座目、日本の山1000にも入ってます!樹林に囲まれた地味な山頂ですが、独り占め状態のここで昼食休憩とします。
2022年06月18日 11:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 11:13
唐松尾山頂到着!関東百山96座目、日本の山1000にも入ってます!樹林に囲まれた地味な山頂ですが、独り占め状態のここで昼食休憩とします。
山頂先の尾根は「危険!」連呼にロープも張られて力一杯通せんぼ…。尾根ルートで西御殿岩を目指したいのですが、一旦手前へ戻り、案内標識に従って左下の将監峠方面への主脈縦走路を下ります。
2022年06月18日 11:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/18 11:42
山頂先の尾根は「危険!」連呼にロープも張られて力一杯通せんぼ…。尾根ルートで西御殿岩を目指したいのですが、一旦手前へ戻り、案内標識に従って左下の将監峠方面への主脈縦走路を下ります。
スマホのカメラでは判然としませんが、大菩薩の右に霊峰富士がうっすら登場…
2022年06月18日 11:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 11:46
スマホのカメラでは判然としませんが、大菩薩の右に霊峰富士がうっすら登場…
巨岩のすぐ下を通過。尾根道は思ったより展望良好です。
2022年06月18日 11:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/18 11:51
巨岩のすぐ下を通過。尾根道は思ったより展望良好です。
ここから主脈縦走路は右の巻き道へ、左に西御殿岩方面への薄い踏跡が分岐。前方には赤テープもあるようなので、まずは左へ進んでみましょう。
2022年06月18日 11:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 11:55
ここから主脈縦走路は右の巻き道へ、左に西御殿岩方面への薄い踏跡が分岐。前方には赤テープもあるようなので、まずは左へ進んでみましょう。
この辺り、比較的明瞭でしっかりしたトレースあり。先達の足跡に感謝…。
2022年06月18日 11:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 11:58
この辺り、比較的明瞭でしっかりしたトレースあり。先達の足跡に感謝…。
振り返って。尾根通しのトレースは、この辺りが一番藪の濃い区間です。向かって左側に巻き道があったようにも見えましたが、どちらにしても難路区間です…。
2022年06月18日 12:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 12:07
振り返って。尾根通しのトレースは、この辺りが一番藪の濃い区間です。向かって左側に巻き道があったようにも見えましたが、どちらにしても難路区間です…。
振り返って撮影。ここでようやく巻き道(主脈縦走路)からの登路(左側)と合流。よく見ると右ルートには入口に通せんぼあり、左ルートはしっかり実線です!
2022年06月18日 12:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 12:12
振り返って撮影。ここでようやく巻き道(主脈縦走路)からの登路(左側)と合流。よく見ると右ルートには入口に通せんぼあり、左ルートはしっかり実線です!
苦難の末、西御殿岩登頂!思ったより立派な山名(岩峰名?)板あり。
2022年06月18日 12:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 12:18
苦難の末、西御殿岩登頂!思ったより立派な山名(岩峰名?)板あり。
遮るものなき大展望、筆頭はここへ来て「ご褒美」の霊峰富士ドーン!本日初めての絶景です…<ジーン…>
2022年06月18日 12:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 12:19
遮るものなき大展望、筆頭はここへ来て「ご褒美」の霊峰富士ドーン!本日初めての絶景です…<ジーン…>
北東方向に目をやると、流麗な山容の東・西仙波の左に、200名山・和名倉山の巨体がドーンと登場。
2022年06月18日 12:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 12:20
北東方向に目をやると、流麗な山容の東・西仙波の左に、200名山・和名倉山の巨体がドーンと登場。
その左には、両神山や白泰山など、武州の名だたる峰々も雲の上に頭を出してます。
2022年06月18日 12:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/18 12:22
その左には、両神山や白泰山など、武州の名だたる峰々も雲の上に頭を出してます。
あまりに気分の良い岩峰なので、フルーツ缶など食べノンビリ…。そうこうするうち、北方の空にワイルドなつるし雲登場。天気下り坂、雨が降り出す前にサッサと下山せねば…〈汗…〉
2022年06月18日 12:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 12:35
あまりに気分の良い岩峰なので、フルーツ缶など食べノンビリ…。そうこうするうち、北方の空にワイルドなつるし雲登場。天気下り坂、雨が降り出す前にサッサと下山せねば…〈汗…〉
岩場は下りの方がオッカナイです。遠くに奥秩父の西端に近い国師岳方面も見えてますが、展望をゆっくり味わう余裕なし…。
2022年06月18日 12:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 12:39
岩場は下りの方がオッカナイです。遠くに奥秩父の西端に近い国師岳方面も見えてますが、展望をゆっくり味わう余裕なし…。
左の急な岩場を慎重に下りきり、振り返って撮影。鮮やかなツツジ(アカヤシオ?)のご褒美!
2022年06月18日 12:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 12:42
左の急な岩場を慎重に下りきり、振り返って撮影。鮮やかなツツジ(アカヤシオ?)のご褒美!
下山路分岐から先は急な山腹斜面をヘズリ気味に下り、主脈縦走路の西御殿岩分岐に無事合流(振り返って撮影)。下りで急いでいると思わずスルーしてしまいそうなチョー地味な案内標識ですが、ここから将監小屋方面へ。
2022年06月18日 12:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 12:50
下山路分岐から先は急な山腹斜面をヘズリ気味に下り、主脈縦走路の西御殿岩分岐に無事合流(振り返って撮影)。下りで急いでいると思わずスルーしてしまいそうなチョー地味な案内標識ですが、ここから将監小屋方面へ。
山ノ神土通過。ここは200名山巡り・和名倉山ツアーで何度も通過した懐かしのポイント、いわば山の「交差点」です。ちょうど和名倉山ピストンから戻ったすぐ後ろのパーティが「ヤッター、無事帰ってきたー!」と快哉を叫んでました。その気持ち、よーく分かります!
2022年06月18日 13:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 13:13
山ノ神土通過。ここは200名山巡り・和名倉山ツアーで何度も通過した懐かしのポイント、いわば山の「交差点」です。ちょうど和名倉山ピストンから戻ったすぐ後ろのパーティが「ヤッター、無事帰ってきたー!」と快哉を叫んでました。その気持ち、よーく分かります!
唐松尾〜西御殿岩周辺の、マイナー色溢れる歩きにくいルートから一変、ハイウェイのような歩きやすい道です!
2022年06月18日 13:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 13:17
唐松尾〜西御殿岩周辺の、マイナー色溢れる歩きにくいルートから一変、ハイウェイのような歩きやすい道です!
案内道標はありませんが、将監峠をショートカットしてここを右へ、牛王院下への七ッ石尾根ルートを下ります。
2022年06月18日 13:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 13:22
案内道標はありませんが、将監峠をショートカットしてここを右へ、牛王院下への七ッ石尾根ルートを下ります。
牛王院下への尾根道、気持ちの良い下山路です。遅咲きのヤマツツジが彩りを添えてくれています。
2022年06月18日 13:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 13:42
牛王院下への尾根道、気持ちの良い下山路です。遅咲きのヤマツツジが彩りを添えてくれています。
再び花盛りのヤマツツジゾーン通過。
2022年06月18日 13:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 13:44
再び花盛りのヤマツツジゾーン通過。
見事な整然たる植林。奥の天然林の新緑も鮮やかです。
2022年06月18日 13:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 13:46
見事な整然たる植林。奥の天然林の新緑も鮮やかです。
右側は一面の明るい新緑一杯の天然林。
2022年06月18日 13:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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右側は一面の明るい新緑一杯の天然林。
ここへ来て倒木ハードル3連チャン!乗り越えたり、潜ったり大忙し…〈苦笑…〉
2022年06月18日 13:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 13:55
ここへ来て倒木ハードル3連チャン!乗り越えたり、潜ったり大忙し…〈苦笑…〉
快調なペースで牛王院下着。ここからは少々退屈な林道歩きです…〈汗…〉
2022年06月18日 14:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 14:02
快調なペースで牛王院下着。ここからは少々退屈な林道歩きです…〈汗…〉
林道ゲート通過。将監小屋関係者以外の一般車は通行止めですね。
2022年06月18日 14:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 14:15
林道ゲート通過。将監小屋関係者以外の一般車は通行止めですね。
無事、三ノ瀬の登山口帰着。先年の和名倉山ツアーの際、民宿みはらしの駐車場をお借りしたことを懐かしく思い出します。この先は更にシンドイ車道歩き〈涙…〉、みはらしでペットボトルのジュース(200円也)調達。
2022年06月18日 14:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 14:20
無事、三ノ瀬の登山口帰着。先年の和名倉山ツアーの際、民宿みはらしの駐車場をお借りしたことを懐かしく思い出します。この先は更にシンドイ車道歩き〈涙…〉、みはらしでペットボトルのジュース(200円也)調達。
車道歩きに退屈する孤独なハイカー1人…〈笑〉
2022年06月18日 14:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 14:47
車道歩きに退屈する孤独なハイカー1人…〈笑〉
中島川橋の手前、ここが作場平の代替臨時第3P。作場平まではまだ2匐瓩あります…〈遠い…〉
2022年06月18日 14:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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中島川橋の手前、ここが作場平の代替臨時第3P。作場平まではまだ2匐瓩あります…〈遠い…〉
中島川橋通過。付近には黒槐ノ頭からの下山路あり、一ノ瀬集落への下降路もあります。作場平まで残りまだ1.8km…〈ゼーゼー…〉
2022年06月18日 14:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 14:50
中島川橋通過。付近には黒槐ノ頭からの下山路あり、一ノ瀬集落への下降路もあります。作場平まで残りまだ1.8km…〈ゼーゼー…〉
ここが黒槐尾根への登山口。午前中通った牛水を経て、水干へ至るルート。舗装道歩きが続きますが、クマ鈴はまだ外せないようです…〈冷汗…〉
2022年06月18日 14:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 14:53
ここが黒槐尾根への登山口。午前中通った牛水を経て、水干へ至るルート。舗装道歩きが続きますが、クマ鈴はまだ外せないようです…〈冷汗…〉
臨時第2駐車場通過。1台利用中…
2022年06月18日 15:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 15:02
臨時第2駐車場通過。1台利用中…
路肩駐車もチラホラ出現。作場平がグッと近づきました…!
2022年06月18日 15:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 15:14
路肩駐車もチラホラ出現。作場平がグッと近づきました…!
作場平口に無事帰着。1丁目1番地の駐車車両3台は朝の出発時そのまま、お泊まり山行でしょうか…
2022年06月18日 15:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 15:19
作場平口に無事帰着。1丁目1番地の駐車車両3台は朝の出発時そのまま、お泊まり山行でしょうか…
100mほど余計に歩き、臨時第1駐車場に無事帰還。三ノ瀬登山口からの4匱紊1時間でクリアしました〈ゼーゼー…〉。朝より車が増えてますが、日帰りの方も多いようです。雨にも降られず、展望も楽しめて何より!
2022年06月18日 15:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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100mほど余計に歩き、臨時第1駐車場に無事帰還。三ノ瀬登山口からの4匱紊1時間でクリアしました〈ゼーゼー…〉。朝より車が増えてますが、日帰りの方も多いようです。雨にも降られず、展望も楽しめて何より!
国道411号を丹波まで走ると、奥多摩湖方面は落石通行止めで通り抜け不可…〈涙〉。東京方面へは小菅経由で大月か上野原へ山道を迂回せねばなりません(小菅から奥多摩湖方面には抜けられる由)。道の駅たばやままでは車で入れます。ここで営業終了前に土産品調達。
2022年06月18日 16:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 16:31
国道411号を丹波まで走ると、奥多摩湖方面は落石通行止めで通り抜け不可…〈涙〉。東京方面へは小菅経由で大月か上野原へ山道を迂回せねばなりません(小菅から奥多摩湖方面には抜けられる由)。道の駅たばやままでは車で入れます。ここで営業終了前に土産品調達。
温泉のすぐ裏手にも狭いながら駐車場あり、そちらからだと階段の上り下り不要ですが、この日は満車で停められず…。已むなく、道の駅から疲れた両脚を引きずり、吊橋渡って馴染みの「のめこい湯」へ。階段がキツい…〈涙〉
2022年06月18日 16:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
6/18 16:31
温泉のすぐ裏手にも狭いながら駐車場あり、そちらからだと階段の上り下り不要ですが、この日は満車で停められず…。已むなく、道の駅から疲れた両脚を引きずり、吊橋渡って馴染みの「のめこい湯」へ。階段がキツい…〈涙〉
やっとの思いで温泉到着。午後3時以降は1人900円の入浴料金が600円に割引きとなり、国道通行止めお詫びのクーポン券も貰えて、ちょっぴり得した気分…
2022年06月18日 16:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/18 16:33
やっとの思いで温泉到着。午後3時以降は1人900円の入浴料金が600円に割引きとなり、国道通行止めお詫びのクーポン券も貰えて、ちょっぴり得した気分…
入浴・着替え後、中央道小仏渋滞の緩和待ちのため、のめこい湯館内の食堂でガッツリ夕食。折角体重が程良く減ったところですが、消費カロリーや筋肉の消耗も大きく、これくらい食べてもバチは当たらないはず…〈苦笑…〉
2022年06月18日 17:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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入浴・着替え後、中央道小仏渋滞の緩和待ちのため、のめこい湯館内の食堂でガッツリ夕食。折角体重が程良く減ったところですが、消費カロリーや筋肉の消耗も大きく、これくらい食べてもバチは当たらないはず…〈苦笑…〉
撮影機器:

装備

備考 (消費水分量)PETボトル500ml(氷結午後ティー)×1、ポリタン水700ml(うち400mlは昼食湯沸かし用)、ガッツギア×1

感想

 この週末は、土曜のみ貴重な梅雨の晴れ間の好天予報(※結果的には土曜は高曇り、日曜になって晴れたのですが…)。前週、約一ヶ月ぶりに山歩きをお休みしストレスが溜まってきたところ、金曜午後から前回ツアー(十文字山〜甲武信岳日帰り周回)に続いての奥秩父「忘れられた名山」ツアーに急遽出撃決定。今回のターゲットは、学生時代の山歩きサークル秋合宿で、天候不良のため巻き道でスルーしてしまった関東百山の1座・唐松尾山、それに同ツアーで山頂を実際にちゃんと踏んだかどうかの確証が持てないでいた山梨百名山の1座・笠取山を周回するコース取りです。前回、甲武信岳登山口の毛木平駐車場が土曜早朝の到着時にほぼ満員御礼状態だった教訓を踏まえ、今回はアクセスしやすい塩山市街からの国道411号を経由し、出発地の作場平駐車場に朝5時過ぎ到着するプランとしました。ところが、柳沢峠の手前で「保之瀬で落石のため通行止め」の暗雲垂れ込める予告表示…。「保之瀬って一体どこ?登山口まで無事辿り着けるのか…」と不安が高まるも、幸い国道から進入した林道一ノ瀬線は「無傷」で予定通り登山口の作場平に到着。ところが今度は正規の駐車場とトイレが生憎工事中で駐車スペースが狭く、登山口から離れた臨時駐車場への誘導案内板が…。北ア山行時、新穂高温泉の駐車場が満杯で遠く離れた鍋倉Pへたらい回しされる悪夢が一瞬頭をよぎりますが、捨てる神あらば拾う神あり、到着が早かったことも奏功し、登山口から約100mと近距離の臨時第1駐車場に一番乗りできました。下山後の東京への帰路、予定していた丹波山温泉から奥多摩へ抜けるルートがたぶん使えないのは困るな…と思案に暮れながらも、まずはほぼ予定通りの時刻に登山口を出発できることに感謝です。
 以降、作場平からのコース詳細は本文・写真キャプション記載の通りです。天候は予報に反して高曇り状態ながら、涼しい上に時折薄日も差す格好のハイキング日和。小屋の管理人の方他関係者の多大なるご尽力によりコース整備や案内表示が行き届き、笠取山直下まで歩きやすい快適なルートが続いてます。笠取山(山梨百の標柱ピーク)では奥秩父や大菩薩の重畳たる山並みを一望できた上、楽しみにしていた多摩川源流の「水干」にて、前回の千曲川源流探訪に続き大河の「最初の一しずく」を確認できたことは感慨ひとしおでした(帰宅後、家族からは「大河の源流巡りを新しい目標にしたの?」と揶揄されましたが…)。何よりこの日のハイライトは、ヤブ漕ぎと岩稜歩きの末に苦労してよじ登った西御殿岩で、四周ぐるりの比類なき大展望に加え、「ご褒美」的に霊峰富士が全景を現わしてくれ、思わず感動の快哉を叫びたい気分に…。同ピークは、小生の知る限り奥秩父の長大な尾根上でも随一の展望台、主脈縦走路からはかなり外れておりトレースも薄いものの、ヤマラーの皆様にも是非訪れることをお勧めしたく感じました(本来はこの日のメインターゲットであった唐松尾山周辺が、ある程度覚悟の上とはいえ、ほぼ展望ゼロであったことを考えれば尚更です…)。
 天候下り坂の中、気持ちの良い七ッ石尾根を快調に駆け下って三ノ瀬へ下山、先年の和名倉山ツアーでお世話になった思い出深い「民宿みはらし」にて女将さんからジュースを仕入れ、焼けたノドを潤しつつ、長い林道歩きの末に無事作場平へ帰還します。山中では最後まで雨に降られることもなかった上、奥多摩湖手前で国道通行止めながら、お楽しみの丹波山温泉「のめこい湯」までは支障なく車でアクセスでき、閉店間際の道の駅で、地元産品の手土産も首尾よく手に入れることができました。のめこい湯には夕刻到着のため入浴料も割引となり、通行止めの影響か、週末にしてはかなり空いていてゆっくり寛げた上、入浴・夕食後に降り出した雨も温泉で貸し出してくれた傘で凌げ、小菅経由で長い山越えをして上野原ICに辿り着く時分には、小仏渋滞もさして気にならぬ程度に緩和…。出だしから国道通行止め、登山口駐車場工事など想定外のハプニングに見舞われた割には、「塞翁が馬」で数々の幸運に恵まれ、充実の日帰りツアーとなりました。
 とはいえ、Web情報によれば、今回の国道411号通行止めはどうやら4日前ぐらいからの出来事らしく、ツアー直前に往復のアクセス路を含めて下調べ・確認をしておくことの大事さを改めて実感した次第です。今年の梅雨期間も山間地は豪雨災害などで落石や土砂崩れ、通行止めの発生も十分予想されるところ、夏山ツアーにマイカーで出かける折には、事前の確認・下調べを怠らぬようにしようと思います。ヤマレコユーザーの皆様も、どうぞ無理なくご安全に、これからの夏山ハイクをお楽しみ下さいますように。
[※2022年6月19日記す]

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [2日]
笠取山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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