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Yamareco

記録ID: 4460808
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

ドンドコ沢から周回した花と虹の中の鳳凰三山(キバナノアツモリソウ、タカネビランジ、キバナコマノツメ、クモマナズナ…)

2022年07月02日(土) ~ 2022年07月03日(日)
 - 拍手
e351spAz その他3人
GPS
28:10
距離
17.0km
登り
2,140m
下り
2,141m

コースタイム

1日目
山行
4:35
休憩
1:00
合計
5:35
8:55
85
スタート地点
10:20
10:35
40
11:15
11:45
50
12:35
12:40
45
13:25
13:35
55
14:30
2日目
山行
5:30
休憩
1:55
合計
7:25
5:00
45
5:45
6:10
20
7:00
45
7:45
8:50
30
9:20
9:40
40
10:20
10:25
120
12:25
ゴール地点
天候 1日目:曇ときどき晴 2日目:曇ときどき雨のち雨
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉駐車場利用 ¥800/1日
青木鉱泉出発。一応青空が見えている。
2022年07月02日 08:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/2 8:49
青木鉱泉出発。一応青空が見えている。
砂防ダムまで来ると、鳳凰三山方面に暗雲が…。
2022年07月02日 09:00撮影
1
7/2 9:00
砂防ダムまで来ると、鳳凰三山方面に暗雲が…。
けっこうな傾斜を一気に登ってきた。
2022年07月02日 09:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 9:32
けっこうな傾斜を一気に登ってきた。
土砂供給量が多いためかところどころに広い川原。
2022年07月02日 10:00撮影
1
7/2 10:00
土砂供給量が多いためかところどころに広い川原。
振り返ると楽しそうな友人たち。なんだか「夏休み」的な雰囲気だな、と。
2022年07月02日 10:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 10:03
振り返ると楽しそうな友人たち。なんだか「夏休み」的な雰囲気だな、と。
ところどころ岩々。
2022年07月02日 10:16撮影
7/2 10:16
ところどころ岩々。
沢を乗り越えていく。
2022年07月02日 10:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/2 10:17
沢を乗り越えていく。
南精進ヶ滝。北はあるのだろうか?
2022年07月02日 10:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 10:34
南精進ヶ滝。北はあるのだろうか?
鳳凰滝展望地点より。滝はけっこう遠い。
2022年07月02日 11:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 11:16
鳳凰滝展望地点より。滝はけっこう遠い。
ちょうど雨が降ってきたので雨宿りができて良かった。
2022年07月02日 11:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/2 11:42
ちょうど雨が降ってきたので雨宿りができて良かった。
3年前の台風19号で荒れていると聞いていたが、荒れてるかなと思ったのはこの地点くらいだった。
2022年07月02日 11:50撮影
7/2 11:50
3年前の台風19号で荒れていると聞いていたが、荒れてるかなと思ったのはこの地点くらいだった。
苔から湧き水。
2022年07月02日 12:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 12:03
苔から湧き水。
きれいな沢。
2022年07月02日 12:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 12:03
きれいな沢。
白糸の滝
2022年07月02日 12:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 12:35
白糸の滝
南アルプスの天然水。友人のひとりはがぶがぶ飲んでいたけれど、大丈夫なのかな。
2022年07月02日 13:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/2 13:09
南アルプスの天然水。友人のひとりはがぶがぶ飲んでいたけれど、大丈夫なのかな。
なんと、オサバグサが咲いているではないか。
2022年07月02日 13:13撮影
7/2 13:13
なんと、オサバグサが咲いているではないか。
五色の滝。3つの滝の中で一番立派な滝。
2022年07月02日 13:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 13:27
五色の滝。3つの滝の中で一番立派な滝。
2022年07月02日 13:30撮影
7/2 13:30
滝の真下まで行けるのもポイント。
2022年07月02日 13:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 13:34
滝の真下まで行けるのもポイント。
地蔵岳のオベリスクが見えてきた。
2022年07月02日 14:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 14:07
地蔵岳のオベリスクが見えてきた。
こんな上流まで来ても広い川原。
2022年07月02日 14:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/2 14:11
こんな上流まで来ても広い川原。
いい雰囲気の鳳凰小屋。
2022年07月02日 14:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 14:32
いい雰囲気の鳳凰小屋。
キバナノアツモリソウが咲いている!
2022年07月02日 16:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/2 16:14
キバナノアツモリソウが咲いている!
たくさん咲いているので植えたものなのかなと思い山小屋の方に尋ねたら、オーナーが保護、繁殖させたものだとのこと。
2022年07月02日 16:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
7/2 16:15
たくさん咲いているので植えたものなのかなと思い山小屋の方に尋ねたら、オーナーが保護、繁殖させたものだとのこと。
あとでちょっとした騒動を起こすことになるコロちゃん。
2022年07月02日 16:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 16:31
あとでちょっとした騒動を起こすことになるコロちゃん。
小屋の方から教えてもらった富士見岩で日没まで富士山を眺める。
2022年07月02日 18:20撮影
1
7/2 18:20
小屋の方から教えてもらった富士見岩で日没まで富士山を眺める。
明日も見えるといいな。
2022年07月02日 18:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
7/2 18:41
明日も見えるといいな。
失踪騒動で疲れたのか、談話室で眠るコロちゃん。
2022年07月02日 19:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 19:15
失踪騒動で疲れたのか、談話室で眠るコロちゃん。
いい雰囲気の談話室。
2022年07月02日 19:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/2 19:16
いい雰囲気の談話室。
広々と使えた相部屋。
2022年07月02日 19:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 19:55
広々と使えた相部屋。
夕立ちもなく、いい天気。
2022年07月02日 19:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/2 19:58
夕立ちもなく、いい天気。
翌朝、虹が出た。
2022年07月03日 04:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
7/3 4:35
翌朝、虹が出た。
きれいだけど、西から雲が来ているのか…。
2022年07月03日 04:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/3 4:36
きれいだけど、西から雲が来ているのか…。
鳳凰小屋出発。食器がきれいに洗われている。
2022年07月03日 05:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 5:02
鳳凰小屋出発。食器がきれいに洗われている。
花崗岩の風化した砂の上をずるずると登っていく。
2022年07月03日 05:25撮影
7/3 5:25
花崗岩の風化した砂の上をずるずると登っていく。
振り返ると浅間山。でも、雲が多いなあ。
2022年07月03日 05:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 5:32
振り返ると浅間山。でも、雲が多いなあ。
背後には観音岳。
2022年07月03日 05:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 5:42
背後には観音岳。
地蔵岳はもうすぐ。
2022年07月03日 05:43撮影
1
7/3 5:43
地蔵岳はもうすぐ。
オベリスクに近づく。
2022年07月03日 05:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/3 5:47
オベリスクに近づく。
このアングルで見ることが多い地蔵岳。ちょっとチューリップっぽいなと思う。
2022年07月03日 06:10撮影
2
7/3 6:10
このアングルで見ることが多い地蔵岳。ちょっとチューリップっぽいなと思う。
賽の河原より。あのオベリスクをくちばしに見立てて、古来は「大鳥ヶ岳=鳳」と呼ばれたそうだ。
2022年07月03日 06:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 6:11
賽の河原より。あのオベリスクをくちばしに見立てて、古来は「大鳥ヶ岳=鳳」と呼ばれたそうだ。
ちょっと離れて見た方がオベリスクが立派。手前にはナナカマドが咲いている。秋には紅葉がきれいそう。
2022年07月03日 06:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/3 6:19
ちょっと離れて見た方がオベリスクが立派。手前にはナナカマドが咲いている。秋には紅葉がきれいそう。
地蔵岳の向こうには八ヶ岳。
2022年07月03日 06:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 6:20
地蔵岳の向こうには八ヶ岳。
白峰三山も見えた。意外と天気がもっていて嬉しい。
2022年07月03日 06:25撮影
2
7/3 6:25
白峰三山も見えた。意外と天気がもっていて嬉しい。
ダケカンバやカラマツの新緑がきれい。
2022年07月03日 06:27撮影
7/3 6:27
ダケカンバやカラマツの新緑がきれい。
「天使の梯子」が見える。なのでこういう天気もなかなかに楽しい。
2022年07月03日 06:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 6:28
「天使の梯子」が見える。なのでこういう天気もなかなかに楽しい。
南東方面から雲がやってくる。
2022年07月03日 06:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 6:31
南東方面から雲がやってくる。
部分的には陽が当たっているところも。
2022年07月03日 06:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 6:40
部分的には陽が当たっているところも。
目の前に堂々と鳳凰三山最高峰の観音岳。
2022年07月03日 06:45撮影
2
7/3 6:45
目の前に堂々と鳳凰三山最高峰の観音岳。
こっちから見ると北岳の大樺沢の雪渓の傾斜がすごい。
2022年07月03日 06:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/3 6:51
こっちから見ると北岳の大樺沢の雪渓の傾斜がすごい。
気持ちのいい砂の稜線歩き。
2022年07月03日 06:55撮影
1
7/3 6:55
気持ちのいい砂の稜線歩き。
昨日ドンドコ沢にもあったキバナコマノツメが稜線にもたくさん。
2022年07月03日 07:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 7:02
昨日ドンドコ沢にもあったキバナコマノツメが稜線にもたくさん。
キバナコマノツメがこんなに群生しているのは初めて見た。シーズンもあるのかもしれない。
2022年07月03日 07:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 7:04
キバナコマノツメがこんなに群生しているのは初めて見た。シーズンもあるのかもしれない。
アカヌケ沢の頭と地蔵岳。
2022年07月03日 07:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 7:27
アカヌケ沢の頭と地蔵岳。
岩陰にもキバナコマノツメ。
2022年07月03日 07:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 7:30
岩陰にもキバナコマノツメ。
アカヌケ沢の頭と地蔵岳の稜線の向こうに甲斐駒ヶ岳。
2022年07月03日 07:30撮影
2
7/3 7:30
アカヌケ沢の頭と地蔵岳の稜線の向こうに甲斐駒ヶ岳。
クモマナズナと北岳。
2022年07月03日 07:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 7:31
クモマナズナと北岳。
観音岳山頂はもうすぐ。
2022年07月03日 07:35撮影
1
7/3 7:35
観音岳山頂はもうすぐ。
目の前に観音岳山頂。
2022年07月03日 07:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 7:42
目の前に観音岳山頂。
富士山が見えた!
2022年07月03日 07:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 7:47
富士山が見えた!
朝は見えていなかった富士山がタイミングよく見えて大喜び。
2022年07月03日 07:50撮影
7/3 7:50
朝は見えていなかった富士山がタイミングよく見えて大喜び。
観音岳山頂からの富士山は、記憶以上に素晴らしかった。
2022年07月03日 08:20撮影
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7/3 8:20
観音岳山頂からの富士山は、記憶以上に素晴らしかった。
12年前に観音岳から見たこのアングルの富士山は未だにPCのデスクトップで使っているが、また見られるとは。
2022年07月03日 08:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 8:22
12年前に観音岳から見たこのアングルの富士山は未だにPCのデスクトップで使っているが、また見られるとは。
みんなでずっと眺めている。
2022年07月03日 08:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 8:27
みんなでずっと眺めている。
振り返って、地蔵岳、甲斐駒ヶ岳方面。
2022年07月03日 08:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 8:37
振り返って、地蔵岳、甲斐駒ヶ岳方面。
甲斐駒ヶ岳の向こうには北アルプスも見えている。
2022年07月03日 08:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 8:37
甲斐駒ヶ岳の向こうには北アルプスも見えている。
雲が流れて、富士山がくっきりとしてきた。
2022年07月03日 08:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
7/3 8:39
雲が流れて、富士山がくっきりとしてきた。
ずっと見ていても見飽きない。
2022年07月03日 08:40撮影
2
7/3 8:40
ずっと見ていても見飽きない。
くっきりと富士山。右側は天子山塊か。
2022年07月03日 08:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
7/3 8:44
くっきりと富士山。右側は天子山塊か。
奥秩父方面も今日は何とか雲の上に出ている。
2022年07月03日 08:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 8:50
奥秩父方面も今日は何とか雲の上に出ている。
富士山を見ながらの稜線歩き。
2022年07月03日 08:56撮影
2
7/3 8:56
富士山を見ながらの稜線歩き。
友人がずっと見たがっていたタカネビランジを発見!
2022年07月03日 09:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 9:10
友人がずっと見たがっていたタカネビランジを発見!
タカネビランジと北岳、間ノ岳。
2022年07月03日 09:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 9:10
タカネビランジと北岳、間ノ岳。
ちょっと雲が増えてきた感じがする。
2022年07月03日 09:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:17
ちょっと雲が増えてきた感じがする。
もうすぐ薬師岳。
2022年07月03日 09:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:20
もうすぐ薬師岳。
富士山がひょっこり。
2022年07月03日 09:20撮影
7/3 9:20
富士山がひょっこり。
イワカガミの中にツマトリソウ。
2022年07月03日 09:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 9:22
イワカガミの中にツマトリソウ。
いよいよ本格的に振り出しそう。南側の白峰三山が暗くなってきた。
2022年07月03日 09:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:24
いよいよ本格的に振り出しそう。南側の白峰三山が暗くなってきた。
薬師岳から観音岳を振り返って。
2022年07月03日 09:30撮影
7/3 9:30
薬師岳から観音岳を振り返って。
花崗岩は面白い割れ方をする。
2022年07月03日 09:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:35
花崗岩は面白い割れ方をする。
そろそろ富士山も隠れそう。
2022年07月03日 09:35撮影
7/3 9:35
そろそろ富士山も隠れそう。
2022年07月03日 09:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:36
「青木鉱泉→」ではなく「青木→」
2022年07月03日 09:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:38
「青木鉱泉→」ではなく「青木→」
ミヤマハンショウヅル
2022年07月03日 09:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 9:39
ミヤマハンショウヅル
下ろうとするところでとうとう富士山も雲の中に。
2022年07月03日 09:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:40
下ろうとするところでとうとう富士山も雲の中に。
中道コースもなかなかの傾斜。
2022年07月03日 09:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 9:46
中道コースもなかなかの傾斜。
御座石で雨宿り休憩。御座石鉱泉の名前はここからなのだろうが、かなり離れている。
2022年07月03日 10:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 10:22
御座石で雨宿り休憩。御座石鉱泉の名前はここからなのだろうが、かなり離れている。
ところどころ傾斜が緩やかになるのが救い。
2022年07月03日 11:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 11:05
ところどころ傾斜が緩やかになるのが救い。
きれいなカラマツ林。
2022年07月03日 11:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 11:19
きれいなカラマツ林。
ギンリョウソウ
2022年07月03日 12:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
7/3 12:18
ギンリョウソウ
廃屋の所までくれば後は林道歩き。
2022年07月03日 12:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7/3 12:24
廃屋の所までくれば後は林道歩き。
青木鉱泉に着くころには本降りになった。
2022年07月03日 13:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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7/3 13:02
青木鉱泉に着くころには本降りになった。

感想

先週末から張り出してきた太平洋高気圧が引っ込んでしまい、季節外れの夏空もこの週末までなんとか持つか持たないかという状況の中、友人3人と鳳凰三山へ。
鳳凰三山はこれまで夜叉神峠から2回登ったことがあるが、1度目は夜叉神峠から御座石鉱泉へ抜け、2度目は夜叉神峠からピストンだったので、今回は青木鉱泉からドンドコ沢を登ることにした。
今の時期はまだ韮崎駅から青木鉱泉のバスがないため今回は友人のひとりが車を出してくれるとのこと。
高尾山を登るにしては不釣り合いな大きなザックを担いで、乗せてもらう友人2人と共に高尾山口駅で待ち合わせ。
高尾山口駅は高尾山ICから近いので待ち合わせにも便利なのである。

青木鉱泉は21年前、大学の先輩が河畔に発達するアカマツ林の卒論を書いている時に見学に来たことがある。
本来は尾根筋に分布するアカマツが土砂供給量の多い川や酸性河川にも分布するということだったかと思う。
青木鉱泉の佇まいはその当時と変わっていないようだった。
土曜日はなんとか夏空が持つかなと思っていたのだが、ドンドコ沢の上には早くも暗雲が垂れ込めている。

ドンドコ沢はどんどん高度を稼ぐコースだが、かなり上流まで行っても広い川原があり、土砂供給量が多いことが分かる。
そもそもドンドコ沢という名称自体大きな岩がゴロゴロと流れ下る土石流を彷彿とさせる怖い名称だ。
その広い川原を花崗岩に磨かれたきれいな沢がきらきらと流れている。
振り返ると友人3人がその水辺で談笑していて、いかにも「夏休み」といった光景だった。
大人になってもこういう夏休み的な雰囲気は自分次第で何度でも味わえるものなのだなと思った。
途中、南精進ヶ滝、鳳凰滝、五色の滝があるので、そこで長めに休憩を取っていく。
ちょうど鳳凰滝展望地点にいる時に雷鳴が聞こえかなり激しい雨が降ってきたが、うまい具合に雨が防げ休憩しているうちに雨は止んだ。
ただ今日からもう不安定な天気のようだ。

このコースで一番目に付いたのがシロバナノヘビイチゴとキバナコマノツメの花だ。
このスミレという名の付かない黄色いスミレであるキバナコマノツメは今がピークなのかあちこちで群生して咲いていた。
そして水辺には特徴的な葉を持つオサバグサ。
オサバグサの花は久し振りに見た。
鳳凰小屋の敷地内にはキバナノアツモリソウの花が見頃だった。
源平合戦に由来する名称の付いたクマガイソウやアツモリソウなどシプリペジウム属のランはラン科の中でもリップ部分が発達しているので食虫植物に間違える人も多いようだ。
このキバナノアツモリソウは日本に自生するシプリペジウム属の中でも肉厚で、パフィオペディラムに近い気がする。
敷地内にあまりにも数が多いので植えたものなのか山小屋の人に尋ねたところ、小屋のオーナーが大切に保護、繁殖させたものとのこと。
シカの食害もあるが未だに盗掘被害が一番多いとのことで、酷い話だ。

夕食後は小屋の人に教えてもらった富士見岩まで富士山を見に行く。
薄っすらと見えていた富士山が夕暮れと共にだんだんとくっきりとしてくる。
夕暮れ時まで1時間ほどその場で友人たちとそこで待機していると、下に見えるドンドコ沢を小屋の人が下りていく。
まだ到着しない人がいるから捜索に出たのかと思ったが、犬の名を呼んでいる声が聞こえてきたので、どうやら敷地内にいた犬が行方不明のようだ。
もうすぐ日も暮れるし心配したが、小屋に戻ったタイミングくらいで無事に発見されていた。
なんでもテント泊の人のテントの中にいたそうだ。
犬は叱られていたが、叱られるべきは小屋の人に黙って犬をテントに連れ込んだテント泊の人ではないだろうか。

翌朝の朝食は5:30とのことだが、天気が早く崩れそうなので、小屋の人の勧めもあり朝食は弁当にして5時には出発することにした。
出発する前に富士見岩まで富士山を見に行ったが雲の中。
そして小屋まで戻ると、地蔵岳方面にきれいな虹が架かっていた。
朝日に照らされてくっきりと七色の虹だったが、ということは西に雲があるということなので、天気が心配だ。
案の定、出発準備をしていると早くも雨がぱらついてきた。
花崗岩の風化したマサ土の道をずるずると地蔵岳まで登る。
地蔵岳のオベリスクは近づくほどに小さく見えるのが不思議だ。
地蔵岳で展望が開けると、思いの外、甲斐駒ヶ岳から北アルプス、八ヶ岳などがしっかりと見えている。
今日は南側から雲が進んできているようなので、北側の展望がいいのだろう。
次にアカヌケ沢の頭まで行くと、目の前に南側の白峰三山が山頂までしっかりと見えていた。
いや、これは今日は思いの外展望がいいではないか。
これは富士山も期待できるかもしれない。

今回の鳳凰三山は友人たちの企画で、その目的はタカネビランジだったそうだ。
昨日はドンドコ沢だったが、今日は稜線なので期待できる。
タカネビランジを探しながら歩くが、ピンク色の花はイワカガミばかり。
代わりに多かったのが、昨日沢沿いでも多かったキバナコマノツメ。
そして最初はオサバグサかなと思ったのだが、よく見ると上向きの白い花でどうやらクモマナズナのようだ。
岩の上のはクモマナズナ、岩陰にはキバナコマノツメという組み合わせが多い。

白砂の稜線を最高峰観音岳に向かって歩いていく。
雨も時折ぱらつく程度で風も弱い。
昨日は雷鳴も聞こえたが、それもなく、天気は今日の方がいいようだ。
そして観音岳へ向かって高度を上げていくと、出た!富士山がきれいに見えているではないか。
友人のYcはよく自分は富士山と通じ合っているからと言うのだが、本当にYcと山へ行くと富士山を見られることが多い。
今朝の感じだとまず無理だろうなと思っていただけに、この展望には心躍った。
12年前の鳳凰三山は天気が良く、観音岳から撮った風景を未だにPCのデスクトップ画像に使っているが、またこの景色を見られるとは本当に嬉しい。
下層に雲が広がっているのもまた味わい深い。
今日は小屋を午前3時位に出た人も多かったが、もしかしたら早い時間は富士山は雲に隠れていたかもしれず、本当にタイミングが良かった。
観音岳山頂は人も少なく快適で、雨もちょうど止んでいたので、結局1時間余りもゆっくりと景色を眺めていた。
こういう時、感覚が同じ人たちと山に登ると本当に気が楽だ。
人によっては先を急ぎたがる人もいるわけなので。

少し雨も降り始めたため、薬師岳へ向かって出発。
それでも富士山はまだ見えていて、富士山へ向かって歩いていくのが気分が良い。
友人の1人がついにタカネビランジを発見。
たった1輪だけ咲いていたのを見事、見つけたのである。
展望も良く、タカネビランジも見られて、今回の目的は全て達成できた気分だ。
よく見るとタカネビランジの株はあちこちにあり、蕾を付けているものも多数あったので、花の時季はこれからなのだろう。
広々とした薬師岳山頂にはもう誰もいない。
振り返ると観音岳はよく見えていたが、天気はいよいよ下り坂だ。
ここから中道コースで青木鉱泉へ向かって下りるタイミングでとうとう富士山も雲の中へ隠れていった。
尾根を下る中道コースもなかなかの急斜面で、雨の中時々滑りそうになる。
青木鉱泉に着いた頃には雨も本降り。
21年前、次来た時には入ろうと思っていた趣のある青木鉱泉にゆっくりと浸かり、その時の気分を思い出していた。

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