仙丈ヶ岳 〜大展望と花とライチョウと〜

2022年07月10日(日) ~ 2022年07月11日(月)

• GPS: 07:24
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,127m
• 下り: 1,178m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:14
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:15

12:58 北沢峠
13:02 13:03 仙丈ヶ岳二合目登山口
13:13 長衛小屋

2日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:45

4:02 長衛小屋
4:06 4:06 仙丈ヶ岳二合目登山口
5:34 5:34 薮沢大滝ノ頭
7:11 7:11 仙丈小屋分岐
7:34 7:54 仙丈ヶ岳
8:00 8:00 地蔵尾根合流
8:05 8:24 仙丈小屋
8:48 8:48 丹渓新道合流
8:55 8:56 馬の背ヒュッテ
9:05 9:06 藪沢小屋分岐
9:13 9:14 薮沢小屋
9:35 9:37 薮沢大滝ノ頭
10:41 10:43 仙丈ヶ岳二合目登山口
10:47 長衛小屋

天候

1日目：曇りのち雨
2日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

仙流荘からバスに乗り換えて北沢峠まで。仙流荘から先はマイカー規制されており、一般車は入れません。

コース状況／危険箇所等

馬の背コースは、雪渓は危険なので下の方から迂回するルートが設けられている。

その他周辺情報

仙流荘の日帰り温泉は５００円らしい。本当は立ち寄りたかったが、帰宅を急いでいたので、寄らずに帰った。

写真

7/10 11:37

1日目。仙流荘バス亭に11：30着。バスは平日は1日4本のみなので、時間に注意。

7/10 12:55

北沢峠到着。涼しい。

7/10 12:55

バス停付近にクリンソウの群生がある。

7/10 13:06

北沢峠から10分ほど歩いて、長衞小屋到着。1日目は移動日なので、テントを設営したらやることなし。午後から雨になったので、テント設営が間に合ってよかった。

7/11 4:02

2日目の朝。3時に目が覚めたので、朝食を取って出発。予定だと5時出発だったので、1時間前倒しできた。前日まで曇り予報だったのだが、抜けるような青空が見え、期待が高まる。

7/11 4:06

北沢峠の方に戻ると、登山口発見。水がジャブジャブ出ている。

7/11 4:10

樹林帯を少し上がると「展望台」に着く。こんな森の中でどこが展望台かと思いきや、正面に北岳が見えている😃

7/11 4:37

二合目到着。ここで、北沢峠からのコースと合流する。

7/11 4:48

ありがとうございます😃

7/11 4:51

ここらで日の出を迎える。後ろに見えているのは鋸岳だ。

7/11 5:34

五合目。大滝頭。右に行くと馬の背。左の小仙丈ヶ岳を目指す。

7/11 5:53

六合目。ここで森林限界になり、一気に視界が開ける。正面に見えるのは小仙丈ヶ岳だ。

7/11 5:54

北側に目をやると、北アルプスと雲海が広がる。

7/11 5:54

左、鋸岳。右、甲斐駒ヶ岳。両者の間から八ヶ岳が見える。

7/11 5:54

左、栗沢山とアサヨ峰だろう。中央が鳳凰三山。

7/11 5:55

北アルプス。槍ヶ岳もバッチリ見えてます。

7/11 5:55

八ヶ岳。

7/11 5:56

北岳。左に肩の小屋が鮮明に見える。山容が美しい。

7/11 6:07

富士山も見える。全く期待してなかったので、メチャクチャ嬉しい。

7/11 6:08

ここで富士山、北岳、間ノ岳（日本の標高トップ3）が勢揃いする。

7/11 6:08

甲斐駒ヶ岳と栗沢山の谷間に目をやると・・・。

7/11 6:08

長衛小屋のテント場が見える。

7/11 6:10

コイワカガミ。結構咲いてました。

7/11 6:11

なにやら白い花が大群生している。

7/11 6:11

ウラジロナナカマド、かなぁ・・・。あんまり自信ないです。

7/11 6:18

シナノキンバイ、だと思う。

7/11 6:20

高度が増して、左手には中央アルプスも見えるようになってきた。

7/11 6:24

小仙丈ヶ岳到着。ここまで2時間半かかりました。眺望が最高です。ついに仙丈ヶ岳の山頂を捉えた。

7/11 6:24

少し角度を変えたショット。雪渓が残っているのは「小仙丈沢カール」の下部に当たる。山の斜面をスプーンですくったような地形、とは言い得て妙ですね。

7/11 6:24

塩見岳。南アルプス南部と北部の中間地点にあたる。

7/11 6:24

間ノ岳。ハッキリと見える。

7/11 6:24

北岳。さっきよりも近くなったかな？

7/11 6:24

日本の標高トップ3揃い踏み（2回目）

7/11 6:24

南アルプス南部も晴れ渡っていますね！

7/11 6:24

鳳凰三山。いつかはあちらにも挑戦したいです。

7/11 6:24

富士山の左手から雲が上がってきている。ちょっと先を急ごう。

7/11 6:26

小仙丈沢カールが近くなった。

7/11 6:47

この辺りはチングルマが咲き乱れていた。

7/11 6:47

チングルマその2。

7/11 6:48

チングルマその3。

7/11 6:48

チングルマその4。

7/11 7:01

北アルプスも南部が見えるようになった。乗鞍岳。

7/11 7:07

こちらは中央アルプスの木曽駒ヶ岳と宝剣岳。

7/11 7:07

少し左に目をやると、空木岳。

7/11 7:12

あ、ライチョウだ！今年も会えた！

7/11 7:12

なにやら周りを気にしているが・・・？

7/11 7:13

ファミリーでした！

7/11 7:13

いやー、可愛いです！良いもの見れました！

7/11 7:15

振り返って八ヶ岳（赤岳）

7/11 7:18

オヤマノエンドウ、だと思う。

7/11 7:19

藪沢カールの先に、仙丈ヶ岳山頂が見える。あとすこし。

7/11 7:23

ミヤマキンバイだね。たぶん・・・。

7/11 7:27

あとひと登り！

7/11 7:30

ついにつきました〜。スタートから3時間半です。

7/11 7:30

誰もいない。

7/11 7:31

南アルプス南部。右は大仙丈ヶ岳。

7/11 7:36

大仙丈ヶ岳はこうしてみると近く見えるけど、だいぶ疲れているので、行く気がしない。

7/11 7:31

日本の標高トップ3揃い踏み（3回目）。なんとか富士山間に合いました！

7/11 7:37

北岳と富士山。

7/11 7:37

甲斐駒ヶ岳の山肌がハッキリ見えるようになりました。

7/11 7:37

奥には奥秩父山塊がうっすらと。

7/11 7:37

鋸岳のバックに八ヶ岳。あんなところよく歩けるよなぁ・・・。

7/11 7:38

北アルプスオールスターズ。

7/11 7:38

中央アルプスと北アルプスの間に見える山影は、御嶽山だろうね。雲がかかっていてわかりにくいけど。

7/11 7:41

中央アルプス全景。

7/11 7:45

せっかくだから、自撮りしました。誰もいないので、手前の杭の上に携帯乗せてタイマー撮影です😀

7/11 7:50

仙丈小屋に寄って行きます。ロケーションは最高ですね！

7/11 7:51

ミヤマシオガマだと思うの。

7/11 7:53

たぶんハクサンイチゲ。

7/11 8:22

仙丈小屋でおトイレをお借りして、コーラとポカリを買わせていただきました。とっても綺麗で良い小屋ですね。

7/11 8:24

こんなに高いところに水場があるので驚きます！仙丈小屋の方に伺ったところ、藪沢カールが水源になっているらしいです。8月になると枯れてしまうんだとか。

7/11 8:35

帰路は馬の背方面に降ります。さっきまでいた藪沢カールと仙丈小屋が、もうあんなに遠くに。

7/11 8:36

キバナシャクナゲでしょうね。

7/11 8:39

甲斐駒ヶ岳ももうすぐガスに包まれるでしょう。

7/11 8:43

ミヤマキンポウゲだと思う。

7/11 9:05

若干渡渉があります。

7/11 9:17

雪渓は危険なので、下に迂回路がつけてあります。

7/11 10:40

登山口に戻ってきました。

7/11 13:02

13時10分のバスで北沢峠を後にします。
バスはぎゅうぎゅう詰めでした😉

撮影機器：

LUMIX DC-GF9W ダブルレンズキット パナソニック

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

もりもりもり

来週から仕事が忙しくなるので、代休を早めに取得して憧れの仙丈ヶ岳に行ってきました。天気はずっと不安定で、直前まで行くかどうか決めかねていたのですが、月曜日の朝から晴れそうだったので、決行しました。

本当は、土曜日の夜に出て、日曜日（1日目）の朝から甲斐駒ヶ岳にも登ろうかと考えていましたが、それだとかなりのハードスケジュールになる上に、日曜日は天気が良くなさそうだったので、移動日としました。結果的に体力を温存できたので、この選択は良かったと思います。

また、事前に確認しておいたSCW天気予報だと、月曜日（2日目）の午前8時ぐらいが最も天気の良い時間帯との予報だったのですが、長衞小屋は携帯が通じないので、最新の天気予報が確認できずに、最後まで天気が読めませんでした。当初は8時山頂に合わせて、5時ごろ出発する予定だったのですが、夜中にトイレで目が覚めたところ、満点の星空だったので、これは少し早めに出発した方が良いと思い、3時起床、4時出発としました。
仙丈ヶ岳山頂には7時半に到着しましたが、誰もおらず、周囲の山々がガスに包まれる前に貸切の山頂をのんびり堪能できたので、結果的に大正解だったと思います。

花の名前は登っている最中はほとんどわからなかったのですが、帰ってきてから調べました。小仙丈ヶ岳を過ぎたあたりからの稜線に、チングルマとコイワカガミが群生していて、とても綺麗でした。また、小仙丈ヶ岳のあたりではライチョウのファミリーに会うことができて、感激しました。昨年の北岳・間ノ岳に続き、今年も会えました。ライチョウ、本当に可愛いですね。

帰りは馬の背から降りましたが、こちらは樹林帯とお花を楽しむコースになるので、往路は小仙丈ヶ岳を通り、帰路馬の背コースをとられると良いと思います。

総合的に、展望・花・ライチョウと見どころを全て満喫することができて、大満足の山行でした。

コメント

鷲尾健

仙丈ヶ岳お疲れ様でした
お泊まり山行いいですね😄
雪渓と雷鳥の写真に癒されます
でもビビリンなので雪渓を歩くのは単独だとパスします(見てるだけ〜)😅

もりもりもり

washiokenさん
ありがとうございます。うちから仙流荘まで片道3時間半+北沢峠までバス1時間なので、移動だけで疲れました（日帰りなんて到底無理😅）
昨年北岳・間ノ岳で大失敗したので、今回はその反省が活かせたと思います。

雪渓は融解が進んでおり横断禁止でしたよ😄

keysaku

好天の仙丈ケ岳、うらやましいです！
当方、南ア北部で行っていない主な山は仙丈のみなので、天気を見計らって出かけたいです。
引き続き安全登山で・・・

もりもりもり

keysakuさん
いつもコメントありがとうございます。
当方は南アルプス2度目（3座目）という事でズブの素人なのですが、本当に見るもの全てが素晴らしかったです😄

ご晴天の日に行けると良いですね！
ご安全にどうぞ！

t-shio

なんと仙丈ケ岳の頂を独り占め？
天気も良く、周囲の山容写真が素晴らしい！
ぜひ行ってみたい山の一つになりました。

もりもりもり

t-shioさん
ありがとうございます😊

雨天続きの僅かな平日の晴れ間を狙っていったのですが、まさかの山頂貸し切りで驚きました😲
北岳〜間ノ岳の縦走路を間近で見る事が出来て感慨深かったです😄仙丈ヶ岳、メチャクチャ良い山でした！