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Yamareco

記録ID: 4522887
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山

剱岳 八ツ峰上半縦走(剱澤小屋発着)

2022年07月23日(土) ~ 2022年07月25日(月)
 - 拍手
ridgewalker その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
45:21
距離
17.4km
登り
2,281m
下り
2,236m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:23
休憩
0:12
合計
3:35
12:00
31
室堂
12:31
12:31
7
12:38
12:39
118
14:37
14:45
44
15:29
15:32
3
15:35
2日目
山行
10:56
休憩
3:28
合計
14:24
2:57
60
3:57
3:57
12
4:09
4:16
89
長次郎谷出合
5:45
5:52
56
熊の岩基部
6:48
6:59
16
10:54
12:25
30
12:55
13:14
4
13:18
13:39
21
14:00
14:12
48
15:00
15:01
21
15:22
15:25
14
15:39
15:43
51
16:34
16:35
18
16:53
16:54
27
17:21
3日目
山行
3:03
休憩
0:21
合計
3:24
6:27
11
6:38
6:38
53
7:31
7:37
67
8:44
8:56
11
9:07
9:08
9
9:17
9:17
19
9:36
9:38
13
9:51
室堂
・1日目(7/23):操作忘れのため雷鳥荘からGPSログの記録を開始
・2日目(7/24):V・VIのコル〜剱岳本峰間の記録は未修正(実際の休憩時間はもっと少ない)
天候 7/23:雨→曇り→晴れ、7/24:晴れ、7/25:曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富山から立山黒部アルペンルートを利用
予約できる山小屋
初日、雷鳥坂で出会った雷鳥
雛4羽を引き連れ周囲を警戒中
2022年07月23日 14:33撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/23 14:33
初日、雷鳥坂で出会った雷鳥
雛4羽を引き連れ周囲を警戒中
別山乗越を越え暫く下った辺りで一気に青空が
2022年07月23日 15:11撮影 by  SO-53B, Sony
7/23 15:11
別山乗越を越え暫く下った辺りで一気に青空が
剱澤小屋
2日間お世話になりました
2022年07月23日 16:37撮影 by  SO-53B, Sony
7/23 16:37
剱澤小屋
2日間お世話になりました
小屋前から望む剱岳
2022年07月23日 16:51撮影 by  SO-53B, Sony
7/23 16:51
小屋前から望む剱岳
一服剱から本峰までをアップで
2022年07月23日 16:51撮影 by  SO-53B, Sony
7/23 16:51
一服剱から本峰までをアップで
湧いたガスにかかる虹
2022年07月23日 17:30撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/23 17:30
湧いたガスにかかる虹
小屋前から望む剱岳
2022年07月23日 17:33撮影 by  SO-53B, Sony
7/23 17:33
小屋前から望む剱岳
ここから2日目
小屋から長次郎谷出合まで標高差約500m下降、そこから長次郎谷の雪渓を登り返し
2022年07月24日 04:17撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 4:17
ここから2日目
小屋から長次郎谷出合まで標高差約500m下降、そこから長次郎谷の雪渓を登り返し
長次郎谷の雪渓を小1時間登った辺り
熊の岩まであとひと登り
2022年07月24日 05:28撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 5:28
長次郎谷の雪渓を小1時間登った辺り
熊の岩まであとひと登り
熊の岩の手前から
八ツ峰の稜線とV・VIのコル
2022年07月24日 05:45撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 5:45
熊の岩の手前から
八ツ峰の稜線とV・VIのコル
熊の岩の手前から
登ってきた雪渓を振り返る
正面は針ノ木岳
2022年07月24日 05:47撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 5:47
熊の岩の手前から
登ってきた雪渓を振り返る
正面は針ノ木岳
V・VIのコルに到着
手前の雪渓は所々切れていたものの、問題なく通過
2022年07月24日 06:48撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 6:48
V・VIのコルに到着
手前の雪渓は所々切れていたものの、問題なく通過
V・VIのコルから北側の景色
2022年07月24日 06:51撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 6:51
V・VIのコルから北側の景色
VI峰を登る途中、V峰を振り返る
奥は後立山連峰の稜線
2022年07月24日 07:42撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 7:42
VI峰を登る途中、V峰を振り返る
奥は後立山連峰の稜線
さらに少し登った辺りから
眼下にV峰、源次郎尾根越しに別山と立山を望む
その奥には槍ヶ岳まで一望
2022年07月24日 07:58撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 7:58
さらに少し登った辺りから
眼下にV峰、源次郎尾根越しに別山と立山を望む
その奥には槍ヶ岳まで一望
VI峰の稜線は長い
ピークはまだ先
この辺りは歩きやすい
2022年07月24日 08:04撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 8:04
VI峰の稜線は長い
ピークはまだ先
この辺りは歩きやすい
VI峰の稜線で出会った雷鳥のつがい
2022年07月24日 08:06撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 8:06
VI峰の稜線で出会った雷鳥のつがい
鹿島槍ヶ岳から白馬岳まで後立山連峰の主峰群を一望
2022年07月24日 08:17撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 8:17
鹿島槍ヶ岳から白馬岳まで後立山連峰の主峰群を一望
VI峰からの懸垂
2022年07月24日 08:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/24 8:31
VI峰からの懸垂
VI峰から先の稜線を望む
ここからもう1段、懸垂で下降
昼頃には本峰に着けるかと思っていたけど甘かった…
2022年07月24日 08:44撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 8:44
VI峰から先の稜線を望む
ここからもう1段、懸垂で下降
昼頃には本峰に着けるかと思っていたけど甘かった…
右脇に踏み跡があるが、VII峰へはここを直登
2022年07月24日 08:58撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 8:58
右脇に踏み跡があるが、VII峰へはここを直登
VII峰とVIII峰
どれがVII峰のピークかわかりにくい…汗
2022年07月24日 09:04撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 9:04
VII峰とVIII峰
どれがVII峰のピークかわかりにくい…汗
VII峰からVI峰を振り返る
奥に鹿島槍ヶ岳から南へと連なる後立山の稜線を望む
2022年07月24日 09:19撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 9:19
VII峰からVI峰を振り返る
奥に鹿島槍ヶ岳から南へと連なる後立山の稜線を望む
似たような写真が続きますが、VII峰ピークから
右がVIII峰
2022年07月24日 09:37撮影 by  SO-53B, Sony
2
7/24 9:37
似たような写真が続きますが、VII峰ピークから
右がVIII峰
VII峰からの懸垂下降
クライムダウンできそうだけど安全第一
2022年07月24日 09:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/24 9:39
VII峰からの懸垂下降
クライムダウンできそうだけど安全第一
池ノ谷乗越から長次郎ノ頭を経由して本峰へと続く北方稜線
2022年07月24日 09:11撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 9:11
池ノ谷乗越から長次郎ノ頭を経由して本峰へと続く北方稜線
聳え立つVIII峰の岩壁
ホールドは豊富
2022年07月24日 09:45撮影 by  SO-53B, Sony
2
7/24 9:45
聳え立つVIII峰の岩壁
ホールドは豊富
VIII峰への登り
2022年07月24日 10:06撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 10:06
VIII峰への登り
VIII峰からVI峰とVII峰を振り返る
2022年07月24日 10:25撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 10:25
VIII峰からVI峰とVII峰を振り返る
VIII峰から池ノ谷ノ頭越しに望む本峰
2022年07月24日 10:25撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 10:25
VIII峰から池ノ谷ノ頭越しに望む本峰
VIII峰から懸垂下降中
2022年07月24日 10:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/24 10:45
VIII峰から懸垂下降中
ここからもう1段下りた所から八ツ峰ノ頭への登り
2022年07月24日 10:48撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 10:48
ここからもう1段下りた所から八ツ峰ノ頭への登り
手前は源次郎尾根
別山とその奥に立山
その左に槍ヶ岳、右手の雲の先には薬師岳を望む
2022年07月24日 10:50撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 10:50
手前は源次郎尾根
別山とその奥に立山
その左に槍ヶ岳、右手の雲の先には薬師岳を望む
クレオパトラ・ニードルを背に、八ツ峰ノ頭に向けた登り
VIII峰には後続パーティが到着
2022年07月24日 11:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/24 11:20
クレオパトラ・ニードルを背に、八ツ峰ノ頭に向けた登り
VIII峰には後続パーティが到着
八ツ峰ノ頭に向かう途中、
チンネとクレオパトラ・ニードル
2022年07月24日 11:21撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 11:21
八ツ峰ノ頭に向かう途中、
チンネとクレオパトラ・ニードル
辿ってきた稜線を振り返る
長野側はだいぶ雲が湧いてきた
2022年07月24日 11:21撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 11:21
辿ってきた稜線を振り返る
長野側はだいぶ雲が湧いてきた
八ツ峰ノ頭から池ノ谷ノ頭と剱岳本峰を望む
ここから池ノ谷乗越へと下降し、北方稜線に合流
2022年07月24日 11:29撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 11:29
八ツ峰ノ頭から池ノ谷ノ頭と剱岳本峰を望む
ここから池ノ谷乗越へと下降し、北方稜線に合流
池ノ谷乗越から岩壁を攀じ登ると池ノ谷ノ頭
長次郎ノ頭を経て本峰だが、まだ遠い…
2022年07月24日 12:14撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 12:14
池ノ谷乗越から岩壁を攀じ登ると池ノ谷ノ頭
長次郎ノ頭を経て本峰だが、まだ遠い…
八ツ峰ノ頭とその稜線を振り返る
左端はチンネ
2022年07月24日 12:15撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 12:15
八ツ峰ノ頭とその稜線を振り返る
左端はチンネ
このピッケルは…?
2022年07月24日 12:37撮影 by  SO-53B, Sony
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7/24 12:37
このピッケルは…?
長次郎のコルの手前から
このピークの先が本峰
2022年07月24日 13:14撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 13:14
長次郎のコルの手前から
このピークの先が本峰
八ツ峰の稜線
ギザギザ具合がよくわかる
2022年07月24日 13:36撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 13:36
八ツ峰の稜線
ギザギザ具合がよくわかる
剱岳本峰山頂に到着
2年振り
2022年07月24日 14:01撮影 by  SO-53B, Sony
1
7/24 14:01
剱岳本峰山頂に到着
2年振り
シャワーも浴びたいので、感慨に浸る間もなく、写真を取ったら即下山開始
2022年07月24日 14:11撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 14:11
シャワーも浴びたいので、感慨に浸る間もなく、写真を取ったら即下山開始
平蔵の頭から望む剱岳本峰
2022年07月24日 14:59撮影 by  SO-53B, Sony
7/24 14:59
平蔵の頭から望む剱岳本峰
ここからは剱の稜線で見かけた花
まずはツガザクラ
1
ここからは剱の稜線で見かけた花
まずはツガザクラ
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
チングルマ
イワヒゲ
イワベンケイ
イワツメクサ
タカネヤハズハハコ
タカネヤハズハハコ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマキンバイ
クルマユリ
ハクサンフウロ
チシマギキョウ

感想

・いつか八ツ峰の稜線から剱岳の山頂に立ちたい!との思いを胸に抱き始めたのが3年前。2年続けて天候に阻まれていたが、ようやくその思いが成就。
・剱岳といえば『岩と雪の殿堂』と謳われる。今回は上半部のみの縦走だったが、長次郎谷の雪渓を詰めることにより、一度の山行にその両方の要素が凝縮され、剱岳としっかり向き合うことができるルートだと感じた。これまでの鬱憤を晴らすような好天にも恵まれ、充実した山行になった。今回ガイドを務めていただいたM氏にも感謝したい。
・八ツ峰はその名の通りギザギザの稜線。本峰の頂に立つには、いくつもの切り立った岩稜帯のピークを越えていかなければならない。技術的な難しさはそれほど感じなかったが、懸垂を含めた登攀技術は必須。(ガイド付きといえども)
・加えて、行動時間が長く相応の体力が求められる。本峰までも酸素が薄い高度の中でのアップダウンが続くことから、それなりに体力が削られる。さらに一般道とはいえ険しい別山尾根を下らなければならない。(しかも細かなアップダウンもある)山頂に立った時点で安全に下れるだけの体力を残しておく必要がある。
・一昨年の秋に源次郎尾根を登った際に、八ツ峰を目指すならさらに長時間歩き通せるだけの体力と気力が必要なことを再認識。昨年は8月下旬に企画していたことから十分な準備期間があったが、今回はそれよりも1ヶ月前倒し。今年の冬山はBCに傾倒したため、歩き込みが不足していたにもかかわらず、梅雨明け後は週末毎に天候不順で思うような山行ができなかったこともあり、出発前は体力面でやや不安を感じていた。
・実際、山頂からの下山途中、前剱辺りから足に疲れが出てきたが、無理せず確実な下りを心掛け、しっかり歩き通すことができた。下りは予想以上に時間がかかった印象だったが、こうして振り返ってみると、ほぼ標準コースタイムで歩き切ることができたようだ。
・しばらくは一大目標としていた八ツ峰をやり遂げた満足感に浸りつつ、次なる目標を探していきたいと思う。

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訪問者数:764人

コメント

目標達成 おめでとうございます!
三年越しの思いが届いてお天気に
恵まれてよかったですね😃
私もいつか歩きたいルートなので
参考にさせて頂きます。
お疲れ様でした〜
2022/7/26 21:58
ありがとう!
会のみんなと行けるといいかなと思いつつ、結構な体力勝負なルートです。
最後までコンスタントに歩き切れるだけの体力があると良いと思います。
kanamiyariさんは問題ないと思うけど😁
2022/7/28 19:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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5/5
体力レベル
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