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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

竜ヶ岳 〜 はじめましてのシロヤシオ

2014年05月24日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.1km
登り
928m
下り
911m

コースタイム

5:45 宇賀渓・落合橋 -
6:10 遠足尾根入口
8:15 金山尾根分岐 -
9:05 竜ヶ岳・山頂 9:20 -
10:20 石榑峠 -
11:05 長尾滝 11:25 -
12:35 宇賀渓・落合橋(End)
天候 晴れ (風もほとんどなし)
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■ 駐車場
宇賀渓・落合橋駐車場(無料, 15台ぐらい), 5時半の段階で10台駐車
※ 観光案内所前の有料駐車場は70台 駐車可能

■ 環境保全協力金
¥200/人
※ 有料駐車場利用の場合は¥500/台。同乗者は必要なし。
※ 支払い時に登山届を記入。下山報告も必要なので注意のこと。
コース状況/
危険箇所等
■ 遠足尾根 (宇賀渓〜竜ヶ岳)
特に危険箇所なし。

■ 表道 (竜ヶ岳〜石榑峠)
やや滑り(粘土質&花崗岩のザレ)やすいため、転倒に注意。

■ 石榑峠〜長尾滝〜宇賀渓
石榑峠から小峠は国道421号の旧道で舗装路(車両は通行止)。
小峠から長尾滝を経て、ヨコ谷出合(中道分岐)までは渡渉が多く、雨天時など水量が多い時は渡れない可能性がある。マークはしっかり付いており、危険箇所にはロープあり。
※ 山ヒルは一度も見なかったが、全体的に湿っている箇所も多く、これからの季節は注意したほうが良さそう。
宇賀渓の観光案内所で登山届を提出して出発。笹原の山頂を目指します。
宇賀渓の観光案内所で登山届を提出して出発。笹原の山頂を目指します。
登りは遠足尾根で。はじめは植林の中の急登。いつもながら、最初のひと汗が堪える…
登りは遠足尾根で。はじめは植林の中の急登。いつもながら、最初のひと汗が堪える…
植林を抜けると岩山があり、伊勢平野が見下ろせました。
植林を抜けると岩山があり、伊勢平野が見下ろせました。
尾根に乗っかると快適なトレイルが続きます。ヤマツツジが鮮やかでした。
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尾根に乗っかると快適なトレイルが続きます。ヤマツツジが鮮やかでした。
林を抜けると気持ちのいい眺望。山頂に向けて笹原が続きます。
林を抜けると気持ちのいい眺望。山頂に向けて笹原が続きます。
そして、はじめましてのシロヤシオ。清楚という言葉がぴったり。
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そして、はじめましてのシロヤシオ。清楚という言葉がぴったり。
初夏の陽射しを受けて輝いています。
初夏の陽射しを受けて輝いています。
笹原の向こうに広がる鈴鹿の山並み。手前に構える山は釈迦ヶ岳かな?
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笹原の向こうに広がる鈴鹿の山並み。手前に構える山は釈迦ヶ岳かな?
青空に映えるシロヤシオ。
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青空に映えるシロヤシオ。
このあたりはシロヤシオのトンネルになってました。
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このあたりはシロヤシオのトンネルになってました。
こっちのシロヤシオはブーケのようです。
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こっちのシロヤシオはブーケのようです。
蕾でしたがヤマツツジと紅白の競演。
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蕾でしたがヤマツツジと紅白の競演。
裏道との合流付近から北側の眺望。藤原岳ですね。
裏道との合流付近から北側の眺望。藤原岳ですね。
振り返って、登って来た遠足尾根。尾根の左右で植生が違うのが面白い。
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振り返って、登って来た遠足尾根。尾根の左右で植生が違うのが面白い。
治田峠分岐まで来ると、竜ヶ岳の形のいい山容が目の前に広がります。“羊の群れ”も見えてきました。
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治田峠分岐まで来ると、竜ヶ岳の形のいい山容が目の前に広がります。“羊の群れ”も見えてきました。
なだらかな山頂をアップで。
なだらかな山頂をアップで。
笹原の中に真っ白なシロヤシオ。今回、一番のお気に入りとなった一枚。登山道から踏み跡を少し進んだところです。
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笹原の中に真っ白なシロヤシオ。今回、一番のお気に入りとなった一枚。登山道から踏み跡を少し進んだところです。
唄うように咲いています。
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唄うように咲いています。
群れからはぐれた子羊が一匹。みたいに見えませんか?
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群れからはぐれた子羊が一匹。みたいに見えませんか?
笹原の斜面にへばりつくように。
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笹原の斜面にへばりつくように。
シロヤシオの間を飛行機雲が貫いて行きました。
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シロヤシオの間を飛行機雲が貫いて行きました。
頂上までもう少しです。
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頂上までもう少しです。
今年のシロヤシオは当たり年のようです。最高のタイミングで来ることができ幸せです。
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今年のシロヤシオは当たり年のようです。最高のタイミングで来ることができ幸せです。
いつまでも歩いていたくなるトレイル。
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いつまでも歩いていたくなるトレイル。
頂上直下。笹の海を雲の影が流れて行きました。
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頂上直下。笹の海を雲の影が流れて行きました。
北側にもシロヤシオの森が広がっています。奥は御池岳ですね。
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北側にもシロヤシオの森が広がっています。奥は御池岳ですね。
振り返ると、まさに“羊の放牧地”です。
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振り返ると、まさに“羊の放牧地”です。
なんだか心が和む風景でした。
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なんだか心が和む風景でした。
そして、広い山頂に到着。
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そして、広い山頂に到着。
山頂から“羊の放牧地”を見下ろして。
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山頂から“羊の放牧地”を見下ろして。
一番、羊みたいに見えた部分をアップで。
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一番、羊みたいに見えた部分をアップで。
山頂は360度の眺望。南側は左から釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳だと思います。
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山頂は360度の眺望。南側は左から釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳だと思います。
帰りは表道で石榑峠に下ります。気持ちのいい笹の海を進みます。
帰りは表道で石榑峠に下ります。気持ちのいい笹の海を進みます。
数は少なくなるけど、こちら側にもシロヤシオが咲いていました。
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数は少なくなるけど、こちら側にもシロヤシオが咲いていました。
ひと際、大きなシロヤシオ。
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ひと際、大きなシロヤシオ。
石榑峠の車道が見えてきました。
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石榑峠の車道が見えてきました。
新緑の中に重ね岩。
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新緑の中に重ね岩。
ヤマツツジも少し咲いていました。
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ヤマツツジも少し咲いていました。
振り返ると眩しいほどの新緑です。花崗岩のザレ場が雪のように見えます。
振り返ると眩しいほどの新緑です。花崗岩のザレ場が雪のように見えます。
石榑峠から宇賀渓の本谷を下っていくと長尾滝。
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石榑峠から宇賀渓の本谷を下っていくと長尾滝。
あまりに気持ちがいいので、少し休憩しました。
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あまりに気持ちがいいので、少し休憩しました。
こちらは五階滝。
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こちらは五階滝。
竜の雫まで来ればゴールはもうすぐ。冷たくて美味しい水で、疲れた体が生き返りました。
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竜の雫まで来ればゴールはもうすぐ。冷たくて美味しい水で、疲れた体が生き返りました。

感想

シロヤシオが見頃を迎えた鈴鹿・竜ヶ岳へ。

今日はたくさんの人が訪れるだろうから、空いているうちに登って静かな風景を楽しもう。5時45分に宇賀渓の観光案内所をスタートしましたが、すでに何人も入山しているようです。みなさん、早いですね。

登りは遠足尾根で。はじめの植林の中の急登は朝イチにはかなり堪えましたが、尾根に上がってしまえば、気持ちのいいトレイル。笹原が広がりはじめると、はじめましてのシロヤシオ。真っ白で可愛らしい花ですね。清楚という言葉が似合います。

初夏の青空に映えるシロヤシオを見上げながらゆっくり進むと、やがて治田峠への分岐。ここから先は均等の取れた形のいい山容の竜ヶ岳が目の前に広がり、そして、楽しみにしていた“羊の群れ”も見えはじめます。笹原の中に点在するシロヤシオ。なんだか心の和むような風景でした。いつまでも歩いていたくなるトレイルです。

なだらかで広い山頂から鈴鹿の眺望を楽しんで、帰りは表道で石榑峠に下ります。こちらも気持ちのいい笹原が続いて、数は少なくなるけど、シロヤシオも咲いていました。石榑峠からは少し車道をあるいて、小峠から再び登山道へ。宇賀渓の本谷に沿って下ります。何度も渡渉(雨の時は通らないほうが良さそう)を繰り返し、岩を昇り降りして、なかなかアスレチックなルートでした。ハシゴを下ると長尾滝に出ました。新緑と水の飛沫が気持ちいいので、ここで少し休憩。

中道の分岐を過ぎれば、道は比較的穏やかになって、ゴールを目指します。名水「竜の雫」は疲れた体に染み渡りました。

下山してから観光案内所の管理人さんに聞きましたが、ここ3年のシロヤシオはイマイチだったようで、今年は久しぶりに花付きが良いそうです。最高のタイミング、最高の天気のもとシロヤシオを愛でることができて幸せでした。

※ ブログもぜひ↓
http://blog.livedoor.jp/o_chiku/archives/38597239.html

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