記録ID: 4566466
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
立山縦走〜剱岳(別山尾根)
2022年08月07日(日) ~
2022年08月08日(月)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 13:17
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,002m
- 下り
- 1,996m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:11
2日目
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:04
12:19
ゴール地点
天候 | 晴れ時々曇り。富山県警察山岳警備隊のTwitterによると、7日・8日共午前8時の時点で室堂14℃。風が出ていないと歩くと暑い。稜線上や剱御前では風が強く、防寒着が必要。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立山:一ノ越から雄山までの急坂には浮石が多いので注意。雄山から別山までの稜線上にも足元が不安定な場所があるので注意。また稜線上は風が強く、防寒着を着た方がいい。 別山から剱沢キャンプ場:別山からの下りはガレた急斜面なので、滑らないよう足元に注意。 剱澤小屋から剣山荘:途中、3か所くらい雪渓を渡る。踏み跡がしっかり付いていて歩きやすいが、雪渓の端の方が崩れかけている箇所があるので慎重に。 剱岳:よく整備されている。鎖も梯子もしっかりしている。鎖場はカニの縦横だけでなく、平蔵のコルや平蔵の頭など他にも難所がある。一服剱から前剱へのガレた急斜面は浮石が多く滑りやすい。特に下りでは大怪我につながるので要注意。 *カニのたてばい:岩は比較的取り付きやすいが、上から二番目の鎖の所は手足を掛けるところが少なく、無理矢理よじ登る必要がある(特に背の低い人は)。 *カニのよこばい:よこばいは最初の一歩が肝心。右足を矢印(↓と赤ペンキで書いてある)の通りに下ろすとその下に足の置き場がある(見えにくいけど)。足の短い(背の低い)人はその足の置き場がすぐに見つからなくて焦るかもしれないが、落ち着いて矢印の通りに足を下ろすといい。その後、足の置き場を慎重に探しながら左足を下ろす。その後は鎖を掴んで横に進んでいく。よこばいが終わった後、すぐに縦の鎖があり、こちらの方が注意を要する。足を置く場所などがあるので鎖を使いながら慎重に下りるように。 剱御前小舎から雷鳥坂:急坂が続く。ややガレていて浮石もあるので注意。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
ヘルメット
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
マスク
アームカバー
|
---|---|
備考 | ポール。持って行かなかったけど、雷鳥坂でポールを使って軽快に下りていた人がいたので、持ってきても良かったと思った。バランスを崩した時にも役に立つだろう。(というか持ってきている人がほとんど) |
感想
去年は2泊3日で剱岳から立山を縦走したが、今年はその逆を歩いた。(剱が初めての人は先に剱で翌日に立山の方がいいだろう。)
立山の縦走は本当は春にしたかった(立山縦走から剱御前を経て平蔵谷の予定)が強風で諦めたので、今回こそはと思い決行した。立山は平日にも関わらずすごい人だった。まあ夏休みだし平日も何もないか。大体みんな雄山か大汝山まで行って戻るみたいで、大汝山から先は人が減った。ところで一ノ越を少し登ったところで岩にヒルがくっついていたのにはびっくりした。こんなところにいるんだ。
劔は去年は剱澤小屋からの出発だったのでその分時間がかかったが、今年は剣山荘からだったので早く登れて良かった。今年は剱岳登頂後、そのまま室堂まで戻るつもりだったので、なるべく時間短縮のため剣山荘にした。それはそうと、剣山荘の近くにもヒルがいたのでまたまたびっくりした。こんなところにもいるんだ!?
今回嬉しかったのは雷鳥に出会えたことかな。雷鳥は登山を始めたころ、乗鞍岳で初めて見た以来のことだ。それ以来一度も出会えずですっかり諦めていたのだが、忘れたころに出会えるものか!? 嬉しくて写真を31枚も撮ってしまった。たった1羽のために(笑)
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近々初の剣岳に登る予定ですが、コース状況の説明が詳しくて助かります!
特にカニのよこばい。自分は足は短くないと信じていますが、最初の一歩に気を付けて行ってきます。
ありがとうございましたm(__)m
カニのよこばいの写真が撮れなかったのは残念(そのころ充電中)。googleで「カニのヨコバイ 矢印」と画像検索すると、該当の写真がいくつか出てきますので、参考にされると良いと思います。
よこばいに取りつく前に、まず垂直の鎖を降りていきます。降りた場所に赤ペンキで矢印が書かれています。男性の足の長さなら多分右足を下ろすと下の岩に届くでしょう(笑)
カニのたてばいは、上から2番目の鎖から1つ上の鎖に移る際、足の掛け所がなくて難儀します。私はここは腕の力だけで強引に1つ上の鎖まで移動しました。ここは身長が高い方が圧倒的に有利でしょうね。
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