折立から室堂への縦走
- GPS
- 28:32
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,720m
- 下り
- 2,676m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:33
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:40
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:54
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
どうもゴールデンルートと言うそうです。
カムイミンタラを縦走した時のお会いしたお姉さんに勧められ今年の夏はこちら折立から室堂への縦走。
毎日アルペン号で折立へ到着。あいにくの雨。なんで
公共の休憩所に鍵かかってるんだとぼやきつつトイレの浄化槽の香りに包まれながらおにぎりを頬張り出発。前回(7年ほど前)土砂降りの木道で突き指したのトラウマになるほど雨降りのなかゴアテックスの防水も効かずヒエヒエで何とか太郎小屋にたどり着く。ニンニクラーメンがお薦めってことですっかり冷え込んだ体にチャージ。冷え体には生Beerもまたおつです。
薬師峠のテント場。お盆明けの週ということもありまばら。水場はじゃんじゃか溢れだし給水するのが一苦労。設営か終わった頃土砂降りにみまわられる。すると元気な男の子達がやって来た。NPO法人の団体、3張りに子供達が10人はいただろうか。雨で沈んだテント場が俄に賑やかになった。子供っていいなぁ。テント越しの声では小学校低学年か、登ってきただけで褒めてとらすと言ってやりたかった。かの少年翌日薬師岳まで転ぶように走って登って行き5年生と判明したこと添えておきます。
夜半には雨は止みましが朝撤収しようすると何とテント屋根に氷があるではありませんか。道理で夜中寒かった訳です。
2日目はスゴ乗越を目指します。薬師のトップでは360°パノラマ。件の5年生富士山が見えるよと教えてくれました。それは珍しいとおっしゃる方もいました。
祠の中には金の仏様(ここは薬師如来さまなのでしょうか)が祀られていました。
テント場はわれわれ含め3張。好きなところを選べたはずが岩に気付かず殘念な思いをすることに。
3日目天候が崩れ午後は大荒れの予報から4:08の早出。越中沢岳を本降りになる前通過を目指しミッションコンプリート。
山と高原の地図には急坂とあるもロッククライミング(やったことありませんが)ばりの4本足登山が続きました。鳶山を越えたあたりから本降りにみまわられ凸凹にカットされ、さらに間に滑り止めまで打ち付けらた優しい木道をひたすら進みました。
このあとコンパスから大雨注意報、洪水注意報が何度も配信されるという初めての体験。この日はお風呂に入れる山小屋(お風呂はなしと聞いて相方の落胆ぶりは半端なし)という理由で小屋泊にしていたのが功を奏しましたが危険を感じるほどの土砂降りだったのです。
4日目、朝食で小屋番さんから「本日より営業を休止します」とまさかのご挨拶。連日小屋の休業が知らされるところではありますがまさか自分達が渦中にとは。正直大荒れの天気で小屋には感謝しかないのです。
前日の雨は上がりガスがかかりながらも五色ヶ原を満喫しました。チングルマの群生がこれでもかと、次回は花を見に7月には来ないとなと誓うのでした。
雷鳥が多いという獅子岳への手前で雷鳥さん発見。
ラッキーと思いきや龍王岳直下に親鳥と雛5羽と聞き富山大学の研究所前で点火したメスティンをそのままに後戻り。見事写真ゲット。ほんまラッキーでした。
何とか綱渡りで終えた縦走でしたが色々と考えさせられる山行でした。
私たちも色々考えさせてもらう山行になりそうです。
お疲れ様でした〜 あと2日がんばります!
20日の大雨では山小屋のありがたみを実感しました。
21日室堂へ向かう中すれ違う3組ほどに今日はどこまでと尋ねると「五色ヶ原は休業みたいなのでスゴ乗越目指します。」「休業も登山者から聞いた。」「テント場は大丈夫なんでしょうかね。」「水の補給はできるんでしょうか」と仰っていました。迂回ルートのないコースで中間の小屋が急に無くなることも想定が必要なのでしょうか。
コロナ禍に悪天候も予想される中でも山へ入った者の責任だと言われれば身も蓋もないのですが。
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