【オーバーザサンゼン】聖岳 芝沢ゲートからピストン

2022年09月03日(土) ~ 2022年09月04日(日)

• GPS: 32:51
• 距離: 33.8km
• 登り: 2,964m
• 下り: 2,942m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:15

距離 13.9km 登り 1,809m 下り 247m

6:27 芝沢ゲート
7:31 7:32 易老渡
7:56 7:57 便ヶ島
8:48 9:09 西沢渡
11:12 11:18 大木の広場
11:45 11:53 苔平
13:26 13:27 薊畑分岐
13:48 13:49 聖平小屋分岐
13:51 14:37 聖平小屋
14:42 聖平小屋分岐

2日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 2:47
• 合計: 12:32

距離 19.7km 登り 1,120m 下り 2,691m

2:44 宿泊地
3:07 3:17 薊畑分岐
4:20 小聖岳
5:23 聖岳
5:42 5:48 奥聖岳
6:09 7:22 聖岳
7:55 小聖岳
8:35 薊畑分岐
8:51 聖平小屋分岐
9:21 10:07 聖平小屋
10:13 10:14 聖平小屋分岐
10:35 10:38 薊畑分岐
11:31 11:37 苔平
11:58 11:59 大木の広場
13:11 13:30 西沢渡
13:59 14:01 便ヶ島
14:22 易老渡
15:16 芝沢ゲート

天候

3日　はれ時々ガス　夜に雨がパラパラ
4日　朝からはれ　お昼に少しガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往復：佐久〜岡谷〜飯田〜下栗〜芝沢ゲート（一般道のみ）
駐車場：芝沢ゲート駐車場　2時着でギリギリゲート前に駐車
監視員常駐　トイレポスト自販機あり

コース状況／危険箇所等

西沢渡から薊畑まではとにかく急登
聖岳直下は急なザレ

その他周辺情報

■かじかの湯■
阿南町の温泉施設　600円
サウナ狙いで行ったが水風呂なし
しかし32度くらいの不感源泉が心地良すぎてずっと浸かっていた
https://kajikanoyu.com/

■テンホウ伊那北店■
前回飯田で食事して帰路眠くなってしまったのを反省して伊那へ
信州ローカルチェーンにていつものセット食して無事帰宅

写真

9/3 6:19

2時に到着でギリギリこの辺り。以降に来た車はかなり下の駐車場に停めていた。

9/3 6:43

車で3時間ほど仮眠後ゆるゆるとスタート。まさかこんなに早くここに戻ってくるだなんて。

9/3 7:10

太陽が出ている。ただそれだけで同じ道も全く表情を変える。

9/3 7:28

どでかいアザミがそこかしこに。

9/3 7:29

易老渡には相変わらずたくさんの自転車が。

9/3 7:58

順調に便島。

9/3 7:59

テン泊した人に聞いたのだが東屋にヒルがたくさんいたとか。こわー。

9/3 8:43

西沢渡に着くとカーゴで渡っている方が。じゃあ今日は行ってみますか。

9/3 8:48

真ん中あたりから。

9/3 8:50

足元はこんな感じ。

9/3 8:50

意外とスイスイ進む。

9/3 8:50

だって後続の方が手伝ってくれてるもの。この後この方々が渡るのもお手伝い返し。

9/3 9:01

互助の精神でみなさん続々と。

9/3 9:09

廃屋。トトロの家みたい。

9/3 9:23

いらっしゃいませギンリョウソウ。

9/3 9:36

先日可愛く佇んでいた双子のキノコがモンスターと化して異臭を放っていた。

9/3 9:41

ギンラン。

9/3 9:59

前回は音だけで見えなかった沢も目視。

9/3 10:06

楓が早くも色づき始めて。

9/3 11:09

この辺りはガスが出ている方が趣がある。

9/3 12:17

大好きな標高に突入。

9/3 12:24

キタヤツ的苔の森。

9/3 12:29

よきムチゴケ。

9/3 12:34

赤い岩に筋状の鉱物。石英かしら。

9/3 12:50

セリバシオガマ。

9/3 13:10

長かった。もうひと息。

9/3 13:23

ヤマハハコ。

9/3 13:23

イブキボウフウ。

9/3 13:25

本日の最高点。薊畑。

9/3 13:25

上から降りてきた人に聞くとガスガスだったと。

9/3 13:29

小屋に向かって下っていくと雲が切れて太陽が。

9/3 13:34

トリカブト満開。

9/3 13:34

アキノキリンソウ。

9/3 13:40

ノコンギク。

9/3 13:41

筋が綺麗なフウロ。

9/3 13:42

前回は気づかなかったが所々縞枯れている。

9/3 13:46

今日は聖岳は目視できず。

9/3 14:26

賑わう聖平小屋。前日に電話予約済み。

9/3 14:26

まあ予約なくても大丈夫だったかなと。好立地に幕営。

9/3 14:23

残念なお知らせ。クイックリリースシュー紛失。三脚が使えないこともだが無駄な重量持って上がってきた感に肩を落とす。下山後車の荷室に落ちていました。

9/3 15:05

先日の支援物資。なとりの焼き鳥缶を湯で温めてマヨネーズでウイスキーと。この後棒ラーメン啜って17時には気絶。

9/4 4:48

星の声がして目覚めた午前零時。ガスの中に見え隠れするオリオンとカシオペア見上げながら未明に出発。小聖辺りで空が焼け始めた。

9/4 5:23

先日登った光岳が浮かび上がる。

9/4 5:23

雨の中歩いた上河内と茶臼の稜線も。

9/4 5:24

山頂の前に奥聖目指すことに。

9/4 5:24

振り返ると恵那山。かな？

9/4 5:25

ご来光こそ見えなかったが芙蓉峰に向けて歩く朝。

9/4 5:38

振り向けば中央アルプス山塊。

9/4 5:38

奥には神々しく照らし出される御嶽山。

9/4 5:39

こちらには静岡の山頂標のみ。

9/4 5:42

自撮る。ニヤニヤが止まらない。

9/4 5:40

静岡側とか山梨側とか色々物議されるのだが朝のアルプス稜線上から眺める富士の姿は別格だ。

9/4 5:45

赤石を右手に眺めながら。

9/4 5:45

赤石の右肩には荒川岳（東岳）が。

9/4 5:45

小川山からずらりと奥秩父の山塊。雲海の下は韮崎甲斐辺り。小川山の手前には茅ヶ岳も見える。

9/4 5:46

阿南町方面もびっしりと雲海。

9/4 5:47

偃松尾山から笊ヶ岳の稜線の奥に朝日が射す。

9/4 5:47

輝く雲海。

9/4 5:49

やはり未明に登ってきていた4人組と入れ違いで聖に戻る。

9/4 5:52

4人組。奥聖にて感無量。

9/4 5:51

もう一人山頂にいる。

9/4 5:53

朝日を浴びてチングルマも踊る。

9/4 5:55

岩陰にイワギキョウ。

9/4 5:58

あれが八ヶ岳なんじゃないかって言ってる人もいましたが仙丈ヶ岳でしたね。南から見ると山容が全然違う。

9/4 5:58

経ヶ岳の奥。遥か彼方に穂高槍から鹿島槍から白馬も見えた。

9/4 6:04

よし。山頂独り占め。

9/4 6:07

天竜峡をびっしりと埋める雲海に襲い掛かる影聖。

9/4 6:07

大沢岳からの稜線。ぴょっこりと奥茶臼山。木曽駒には早くも雲が湧き始める。

9/4 6:08

登頂。

9/4 6:12

リモート操作で自撮る。

9/4 6:13

オーバーザサンゼン！

9/4 6:20

日本のマチュピチュ下栗村落。

9/4 6:33

人も増えてきたのでのんびり朝ごはんタイム。

9/4 6:43

小屋も見えた。

9/4 6:54

赤石岳の山頂には工事中の避難小屋も確認できた。

9/4 6:56

上から兎岳。

9/4 6:57

あの奥が塩見岳かなあ。違うかなあ。

9/4 7:14

すっかり長居。富士山にお別れを告げ下山。

9/4 7:24

暗いと分からなかった直下。なるほど急なガレだ。

9/4 7:36

イワツメクサ。

9/4 7:41

シコタンハコベ。かな？

9/4 7:44

ホシガラスもたくさん飛んでいた。

9/4 7:47

あらら。早くもガスが湧き始める。

9/4 7:48

雲上のゴキゲンスカイライン。

9/4 7:54

富士山もあっという間に雲に呑まれた。

9/4 8:00

目まぐるしく表情を変える空。

9/4 8:01

兎岳も下から見るとなかなか立派な山容。

9/4 8:12

聖岳ブルーにダケカンバが輝く。

9/4 8:13

さてテントは乾いたかな？

9/4 8:19

薊畑から振り返り。

9/4 8:31

ウメバチソウはまだたくさん咲いていた。

9/4 8:33

上河内から茶臼の稜線にも雲が。

9/4 8:39

ウマノアシガタ。

9/4 8:49

昨日とは打って変わってこの景色。

9/4 9:25

テントの水を拭って物干しタイム。

9/4 9:29

干してる間に余った食材で朝からビアタイム。スプーン忘れて箸でカレーメシ。

9/4 10:07

水場もトイレも近くていいテント場。お世話になりました。

9/4 10:10

もちろん持ち帰ります。

9/4 10:12

さよなら聖岳。

9/4 10:24

センジュガンピ。

9/4 10:33

再び薊畑に上がると辺りは真っ白。

9/4 11:21

森の中をずんずん降る。

9/4 11:34

2箇所ほどこんなへつりポイントが。

9/4 11:43

ボロボロの木。クワガタの幼虫いないかな？

9/4 13:06

廃屋の下。飯尾さんばりの「忍法メガネ残し」をキメた方が居たみたいだ。

9/4 13:26

一気に降って4人組と一緒に川で水浴び。シャツも着替えてさっぱり。

9/4 13:27

帰りはこちらの橋で。

9/4 13:43

のんびり林道歩き。

9/4 13:55

便島にもデポ自転車が。なんだか児童公園の入り口みたいだ。

9/4 14:20

音もなく後ろから自転車で抜かされるとビクってなるね。

9/4 14:33

ツリフネソウがそこかしこに。

9/4 15:15

山麓は夏空。あっついなあ。

9/4 15:15

本日も無事ゴール。リベンジ大成功。

9/4 16:57

前回と同じ風呂を目指していたら道中に気になる風呂を発見。ヌルヌルぬる湯で身も心もとろっとろ。

9/4 21:03

前回の反省を活かして伊那まで走ってから晩ごはん。バンチー餃子をキメて無事帰宅。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone XS Apple

装備

備考

忘れ物　三脚用クイックリリースシュー（車の荷室に落ちていた）　スプーン　

感想

otkme

ジェーンスーと堀井美香、両女史のポッドキャスト番組「OVER THE SUN」。50歳を過ぎておじさん化と同時におばさん化も進行している昨今、毎週楽しく拝聴している。

先々週の放送、番組Tシャツの目撃情報コーナーで、白馬唐松岳直下でソロ登山の女性が着ていたとのお便り。最も高いところにいるオーバーザサンだね！なんて、お二人も大盛り上がり。

この祭りには乗らなければなるまい、気がつくとTシャツ購入サイトで白のLサイズをポチっとしていた。
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先日の縦走で諦めた聖岳が何となく心の隅でジクジクと気にかかっていた週末、天気予報見ると朝イチ山頂ならばワンチャンスあるんじゃあないかと言った感じ。とりあえずテント場を予約。

急遽山岳会の方に留守本部お願いし、何はともあれ飯田を目指す。途中軽く睡魔に襲われるも、無事芝沢ゲートに辿り着き仮眠。

10日空けずに同じ林道から急登を上がり聖平小屋でテント泊。Tシャツを着替え、未明に山頂を目指す。星も明るく、最高の朝焼け。見事ワンチャンを捉えて貸切の山頂を踏む。3013m、オーバーザサンゼンだ。
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もちろん、さっと富士山に登ってしまえば標高的には最高点だ。だがそれじゃあ少し面白味に欠ける

奇しくも聖岳は23ある3000m峰の23番目。未踏の10座を含む残りの山頂にこのTシャツ着て登れたら楽しいじゃないかなんて思いつき、ひとりでニヤニヤ。

オーバー。

コメント

silverfrost

お久しぶりです。早々のリベンジ、大成功じゃないですか！

今夏、このゲートからの南プスを計画している人多数の中、色々と山行にさせてもらいました。
やはり、南プスは山々がでっかくて、眼前としたとき、ブルッとくるものがあるでしょうね..ウラヤマ

オーバーザサンゼン、まだまだチャンスありそうだし、頑張ります。

otkme

silverfrostさん

お久しぶりでーす。見事リベンジ成功。

この夏はお天気も不安定で（まあ山の天気ですから通常？）皆さん難儀してたっぽいですね。流行病に罹患してから、色々と吹っ切れて「ガンガン行こうぜ」モードに突入した50歳です。

夜中に地元抜けて南信に行くのがちょっとマイブーム。南アルプスの良さに目覚めて、この秋も色々登ろうかと目論見中です。

がーねっちん

Mr.スマイルさん、こんばんは。
オーバーサンゼンシャツは佐久で売ってますか？(笑)
ニヤニヤがとまらないのも無理はない極上のスカイライン✨
9日ぶりの休日に夕方前から飲んでたら、自転車デポの児童公園で吹き出しました🍻
確かに！って思いました。
そして伊那在住時に南プス行っとけば良かったと後悔してます💧
いつ千葉へ帰還命令出るやもしれないので長野ライフ満喫したいです♨️

追記　よく感想見たらシャツはポチっとなですね。3000m峰でこれはニヤニヤですね。

otkme

garnet0823さん

お久しぶりでーす。
スマイルで留まっていればいいのですが、ニヤニヤの止まらない50男です。

子供の頃空き地や児童公園ってあんな感じでしたよねー。
折り畳み自転車、購入検討したけど冬は絶対乗れないしなあと二の足。

長野に住んでる間に色々登りたいですねえ。こちらは目下南信ブーム。
真夜中に生まれ故郷を走り抜けるのにも慣れてまいりました。

「OVER THE SUN」。車に乗ってる時間が多い今、ラジオとポッドキャストがお友達な、おばさん化しているおじさんの耳にちょうど良いのです。