木曽駒ヶ岳

2022年09月03日(土) [日帰り]

• GPS: 02:58
• 距離: 4.4km
• 登り: 432m
• 下り: 441m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:10
• 休憩: 0:44
• 合計: 2:54

距離 4.4km 登り 443m 下り 441m

8:39 千畳敷駅
9:07 9:11 乗越浄土
9:17 9:18 宝剣山荘
9:20 9:21 天狗荘
9:29 9:37 中岳
9:42 9:46 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
9:59 10:04 木曽駒ヶ岳
10:18 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
10:26 10:35 中岳
10:42 10:45 天狗荘
10:49 10:55 乗越浄土
11:30 11:33 ホテル千畳敷
11:33 千畳敷駅

天候

霧雨のち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■行き
駒ヶ根駅前バス停-<伊那バス>-しらび平駅バス停-<徒歩>-しらび平駅-<駒ヶ岳ロープウェイ>-千畳敷駅

■帰り
千畳敷駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。
中岳には夏期しか使えない巻き道があり、現地には「危険」と書かれた立札がありましたが、今回は巻き道をパスしたので難易度は分かりませんでした。

写真

9/3 8:35

霧雨が降る中、千畳敷駅から木曽駒ヶ岳へ向けてスタート！

9/3 8:35

千畳敷駅の前にある神社でお参りしてから、千畳敷の遊歩道へと入ります。

9/3 8:36

遊歩道はこんな感じで良く整備されているのですが、所々に大きな水たまりがあるので要注意です。

9/3 8:37

この赤い実はオオヒョウタンボクだと思われます。

9/3 8:38

ミヤマアキノキリンソウ。低地に分布するアキノキリンソウと合わせると、平地から高山までカバーしているのが凄いですね。

9/3 8:39

トリカブトは花期が終わりかけているようです...

9/3 8:41

こちらの赤い実はナナカマドですね。

9/3 8:43

ここは小さな木橋があるので増水時も安心です。

9/3 8:43

もっと花が沢山咲いているのを想像していましたが、花は少ない上に悪天候でテンションが下がり気味に...

9/3 8:46

フレッシュなトリカブトを見つけて、ちょっと気分が良くなりました。

9/3 8:46

ここから先は登山道となり、道が急に岩っぽくなり険しさが出てきます。

9/3 8:48

ミヤマハンノキ。まだ若い実ですが、ハンノキ属の特徴的な実の形が分かります。

9/3 8:50

登山道に入ってすぐは、乗越浄土に向かって真っすぐ登って行きます。

9/3 8:51

ガスがすごいので、楽しみにしていた千畳敷カールの景色は楽しめず...(涙)

9/3 8:52

宝剣岳方面はあちこちで岩が露出していて、私にはとても登れそうにありません(汗)

9/3 8:57

千畳敷カールを見下ろしても真っ白ですが、晴れていたら絶景だったでしょうね...

9/3 9:01

丸太や蛇篭で補強された登山道は、徐々に九十九折れの道に変わっていきます。

9/3 9:03

この大岩は、どうしてこのような形になったのでしょうか？

9/3 9:08

鉄製の桟道が出てきたら、乗越浄土まであと一息です。

9/3 9:12

乗越浄土に到着！ここまで登って来れば、木曽駒ヶ岳までの標高差は100mほどです。

9/3 9:12

乗越浄土から北側は、一面にハイマツ群落が広がっていました。

9/3 9:20

天狗荘近くでトレランの人達に抜かされましたが、この雨の中で走っているのには驚きました。

9/3 9:22

いざ中岳へ！

9/3 9:24

中岳への道はとても緩やかなので、晴れていれば植物を撮りながらマッタリと登りたい道でした。

9/3 9:30

本日の1座目、中岳にサクッと登頂！

9/3 9:31

中岳まで折角登ったのに、駒ヶ岳頂上山荘へ向かって60mほど下ります。

9/3 9:39

この閉じている花はトウヤクリンドウだと思います。晴れていれば咲くはずなのですが...

9/3 9:40

駒ヶ岳頂上山荘前に到着。ここでテント泊したら、星空の写真を撮るのが捗りそうです。

9/3 9:41

2座目の木曽駒ヶ岳へ向かって、再び登って行きます。

9/3 9:48

中岳ほどではありませんが、比較的緩やかな道を登って行きます。

9/3 9:53

高山植物と岩が生み出す景色は素晴らしかったですが、雨だと素晴らしさが半減している気がしますね。

9/3 9:58

本日2座目、木曽駒ヶ岳の山頂に到着！

9/3 9:59

山頂の神社にもお参りしましたが、雨が強くなってきたので木曽前岳は断念して千畳敷へ戻ることにしました。

9/3 10:09

雨なのにトウヤクリンドウが咲いてました！これはありがたいですね。

9/3 10:20

駒ヶ岳頂上山荘を通過して、中岳へ向かって登り返します。

9/3 10:26

これはイワツメクサだと思いますが、雨に打たれて花茎が横倒しになっています。

9/3 10:30

中岳に到着。ここからは乗越浄土経由で千畳敷までひたすら下るだけです。

9/3 10:31

これはツガザクラか、それともアオノツガザクラか...

9/3 10:34

これはチングルマですね。花も見たかったですが、次の機会に期待しましょう。

9/3 10:40

ガスの中から天狗荘が見えてきました。

9/3 10:42

宝剣山荘の脇には、ヘリで荷揚げしたプロパンガスや軽油などが山積みになっていました。

9/3 10:48

乗越浄土に着く頃には一時的に霧雨になっていましたが、天候が再び悪化する可能性もあるため、伊那前岳には行かずに下山することにしました。

9/3 10:52

乗越浄土から千畳敷へ向かって一気に下っていきます。

9/3 10:59

沢沿いで見つけたウメバチソウ。それほど大きくありませんが、可愛らしい花です。

9/3 11:04

ウサギギク。この花を見るのは7月に登った乗鞍岳以来ですね。

9/3 11:18

さようなら千畳敷カール...次は絶対に晴れた日に来るぞ！

9/3 11:27

千畳敷駅が見えてきましたが、水たまりに気を付けながら慌てずに進みました(笑)

9/3 11:32

千畳敷駅に無事ゴールイン！

9/3 18:39

本日の夕飯は、駒ヶ根駅前の「水車」で頂きました。

9/3 18:51

締めは名物の駒ヶ根ソースかつ丼。群馬のソースかつ丼と比べるとやや薄味に感じました。

撮影機器：

ASUS_X01BDA asus

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

フリース 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼食 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 予備乾電池 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
前泊して時間を十分に確保した上で、木曽駒ヶ岳を中心に中岳・木曽前岳・伊那前岳をグルっと回るルートを計画していましたが、雨天のため木曽駒ヶ岳と中岳だけを登るピストンに変更しました。
休憩込みで3時間ほどだったので不完全燃焼という感じは否めませんが、私のように高山にあまり慣れていない人は、高山病の可能性なども考慮して4時間前後の軽いルートが良いのかもしれません。

[展望・景色]
・中岳：ガスに包まれて展望はありませんでした。
・木曽駒ヶ岳：ガスに包まれて展望はありませんでした。

[動植物]
ミヤマアキノキリンソウ、トリカブト（の一種）、ウメバチソウ、トウヤクリンドウなどの花を見られましたが、多くの花は花期を過ぎていたようです。

[飲食・お土産]
夕飯に駒ヶ根駅前ある「水車」でご当地グルメの駒ヶ根ソースかつ丼（1050円）を頂きました。
ご飯はとても美味しかったのですが、店のご主人が若い店員（バイト？）を裏で延々と怒鳴り続けているのが聞こえて、せっかくの美味しさが半減してしまいました。

[その他]
乗越浄土でガイドロープを越えて登山道から外れて、ハイマツの枝をバキバキ折っている人がいました。
間違いなく国立公園内での不法行為だと思いますが、ひとしきり破壊行為をした後に気が済んだのか、そのまま伊那前岳の方へ行ってしまいました...

コメント

yamaonse

ardisiaさん、こんばんは。木曽駒ヶ岳、ガスってたようですが高い山に居る雰囲気がしっかりと伝わって来ましたよ。翌日に同じ山を登った山友の話しでは、前日南信州に向かう電車は大雨で岐阜県釜戸駅で長い時間止まったとのことでした。とりあえず山の上で暴風雨、とかにはならなくてよかったと思います。名物のカツ丼はおいしそうですね。ハイマツ破壊者、何がしたいんだろうね。下界のキチ○イも怖いけど、山の上だとｲﾐﾌﾒｲなだけに怖さひとしおですね（−−

ardisia

yamaonseさん、こんばんは。

私が登った翌日の9/4は曇りor晴れの予報でしたが、9/3も荒天ではなさそうだったので計画通りに登ったところ、予想以上に雨に降られました(笑)
展望はほぼゼロでしたが、それでも高山の草花が見られたのは収穫でした。

あとハイマツの枝を折っていた人は怖かったですね...
周りの人達も「えっ...あの人何しているの？」という感じで呆然と見ていましたが、誰も声を掛けられませんでした(汗)