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Yamareco

記録ID: 465242
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

三股発、常念岳〜蝶ヶ岳周回で槍・穂の大展望

2014年06月14日(土) ~ 2014年06月15日(日)
 - 拍手
GPS
17:02
距離
22.8km
登り
3,066m
下り
3,099m

コースタイム

1日目
6:40 駐車場発
6:50 三股登山口
7:15 力水補給
7:40 三股登山口
10:45 前常念石室
10:50 前常念岳
11:30 常念小屋分岐(現在小屋までのルートは通行止め)
12:05 常念岳、常念小屋分岐
12:15 常念岳
13:00 常念小屋(幕営と遅い昼食)
15:00 暇なので、横通岳方面へ時間の許す限り行く
16:30 横通岳北の2727P
16:40 横通岳
17:30 常念小屋
2日目
6:20 常念小屋発
7:15 常念岳
10:30 蝶槍
11:15 蝶ヶ岳ヒュッテ
11:45 蝶ヶ岳
13:05 まめうち平
14:00 三股登山口
天候 14日(土) 小雨のち曇り
15日(日) 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股登山口手前の駐車場に駐車
およそ70台ぐらい停めれるそうです
コース状況/
危険箇所等
駐車場及び三股登山口に綺麗なトイレがあります。
また、三股登山口には立派な指導所があり、ここに登山ポストがあります。
前常念までは最初森の中を進みますが、前常念の辺りで短い雪渓が数箇所出てくるものの、特に危険はないと思います。
前常念から上部は岩場なので、慎重な足運びが必要です。
常念岳から蝶ヶ岳はかなり雪渓が出てきます。
こちらも慎重にキックステップで進めば問題ないでしょう。
但し、蝶ヶ岳から三股へはそれ以上にかなり雪が残っており、自分はアイゼンなしでしたが、お会いする方はほとんどアイゼン装着していたかと思います。
安心のためにはあったほうが賢明だと思います。
下山後の温泉はすぐ近くの「ほりでーゆー四季の郷」に立ち寄り湯。
大人530円でした。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
駐車場から出発です
小雨が降り続く
駐車場から出発です
小雨が降り続く
すぐに三股登山口
すぐに三股登山口
ミヤマカラマツ
何でしょう
ノジスミレか?
何でしょう
ノジスミレか?
水を持参してないので、蝶ヶ岳方面の力水を汲みに行く(これで往復45分のロス)
2日分の4リットルを確保(これが重かった)
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水を持参してないので、蝶ヶ岳方面の力水を汲みに行く(これで往復45分のロス)
2日分の4リットルを確保(これが重かった)
迂回路から常念岳登山口へ
迂回路から常念岳登山口へ
一部雪が残っています
一部雪が残っています
コイワカガミ
前常念かな
山頂方面は曇っていますが、安曇野の町並みは見えてきました
山頂方面は曇っていますが、安曇野の町並みは見えてきました
あれが常念岳だね
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あれが常念岳だね
コイワカガミの群落
コイワカガミの群落
尾根の向こうに高そうな山が見えてきた
尾根の向こうに高そうな山が見えてきた
何となく東駒(甲斐駒)に似ている
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何となく東駒(甲斐駒)に似ている
どんどん天候が回復してくる
どんどん天候が回復してくる
常念石室
かなりの歴史があるらしい
常念石室
かなりの歴史があるらしい
奥に見えるのは針ノ木岳かも
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奥に見えるのは針ノ木岳かも
これは餓鬼岳かな
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これは餓鬼岳かな
結構な岩場
雪渓の上も少しあります
雪渓の上も少しあります
ようやく常念乗越の常念小屋が見えた
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ようやく常念乗越の常念小屋が見えた
昔のルートだそうですが、現在崩壊して通行止めになっております
昔のルートだそうですが、現在崩壊して通行止めになっております
8合目までもう少し
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8合目までもう少し
穂高連峰が見えてきたが、上部は雲の中
穂高連峰が見えてきたが、上部は雲の中
梅雨時なので、仕方がないか
梅雨時なので、仕方がないか
ハクサンシャクナゲ
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ハクサンシャクナゲ
霞沢岳と六百山
下は上高地
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霞沢岳と六百山
下は上高地
鷲羽岳から水晶岳
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鷲羽岳から水晶岳
8合目到着
大展望だが、槍の穂先は見えず
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大展望だが、槍の穂先は見えず
常念岳山頂到着
東天井岳から大天井岳
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東天井岳から大天井岳
黒部五郎岳から薬師岳は若干雲に隠れてる
黒部五郎岳から薬師岳は若干雲に隠れてる
東の下界はよく見える
東の下界はよく見える
穂高は雲取れず
でも上高地方面はよく見える
でも上高地方面はよく見える
屏風岩が圧巻
ではひとまず常念小屋へ向かいます
ではひとまず常念小屋へ向かいます
結構下るね
もう一息
着いた〜
かなりの急傾斜を下りてきた
かなりの急傾斜を下りてきた
お〜っ穂先が一瞬見えた〜
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お〜っ穂先が一瞬見えた〜
テントを張って落ち着こう
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テントを張って落ち着こう
この花は何の木でしょうか?
高山植物ではないですね
樹木です
綺麗な花です
この花は何の木でしょうか?
高山植物ではないですね
樹木です
綺麗な花です
のんびりしていたが、時間があるので、尾根を北へ行ってみる
その尾根から見た常念岳と常念小屋
いい眺めね
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のんびりしていたが、時間があるので、尾根を北へ行ってみる
その尾根から見た常念岳と常念小屋
いい眺めね
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
槍・穂稜線が見え始めた
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槍・穂稜線が見え始めた
あれは先週行った乗鞍ですね
1
あれは先週行った乗鞍ですね
いいね!
これは燕岳かも
乗鞍の雲も取れてきた
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乗鞍の雲も取れてきた
横通岳ピークです
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横通岳ピークです
さあ小屋まで戻ろう
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さあ小屋まで戻ろう
今日のテントは少ないね
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今日のテントは少ないね
常念乗越のコマクサはようやく葉っぱが出てきているみたいです
常念乗越のコマクサはようやく葉っぱが出てきているみたいです
綺麗ね、明日のほうがもっと天気がいいみたいだから楽しみだ
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綺麗ね、明日のほうがもっと天気がいいみたいだから楽しみだ
常念乗越の夕景
でもちょっと明るいか
常念乗越の夕景
でもちょっと明るいか
槍と夕日
もう少し太陽が左なら最高の日没だね
もう少し太陽が左なら最高の日没だね
浅間山のアーベントロートまではいきませんでした
浅間山のアーベントロートまではいきませんでした
日の出前の槍・穂
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日の出前の槍・穂
来ました〜
槍のモルゲンロートが見れるなんて最高の贅沢
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槍のモルゲンロートが見れるなんて最高の贅沢
ワンダフル
北穂さんもいい赤ね
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北穂さんもいい赤ね
最高のひと時
さあ出発です
今日は雲一つない青空
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今日は雲一つない青空
頚城山塊
これは鷲から水晶だと思う(こんな最高の写真ばかりでどこを取ったかよく分からなくなってきた)
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これは鷲から水晶だと思う(こんな最高の写真ばかりでどこを取ったかよく分からなくなってきた)
白馬方面(鹿島槍がよく分かる)
白馬方面(鹿島槍がよく分かる)
昨日に続いて2度目の8合目
昨日に続いて2度目の8合目
お〜っ、剱と雄山の立山も見えた
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お〜っ、剱と雄山の立山も見えた
剱は見事だね
薬師岳も今日はよく見える
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薬師岳も今日はよく見える
乗鞍も最高だ
乗鞍の向こうの御嶽まで見通せる
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乗鞍の向こうの御嶽まで見通せる
奥穂〜北穂
前穂〜奥穂
剱は飽きない
槍もくっきりと
上高地〜乗鞍〜御嶽まで
上高地〜乗鞍〜御嶽まで
前日に引き続いての登頂
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前日に引き続いての登頂
富士山も見えた〜
1
富士山も見えた〜
八ヶ岳もいいね!
八ヶ岳もいいね!
浅間山もいいよ!
浅間山もいいよ!
剱は何度見ても最高!
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剱は何度見ても最高!
も〜どこか分からない
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も〜どこか分からない
西側の笠ヶ岳からの展望も見事だが、
東からはもっと最高
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西側の笠ヶ岳からの展望も見事だが、
東からはもっと最高
前穂〜吊尾根〜奥穂〜北穂〜大切戸〜南岳
真ん中の屏風がでかい
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前穂〜吊尾根〜奥穂〜北穂〜大切戸〜南岳
真ん中の屏風がでかい
いつもは向こうの乗鞍から見てるところを逆から見る
いつもは向こうの乗鞍から見てるところを逆から見る
さあ常念岳を後にします
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さあ常念岳を後にします
蝶ヶ岳へ向かう稜線
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蝶ヶ岳へ向かう稜線
みなさん展望を楽しんでいます
2
みなさん展望を楽しんでいます
いいね、何度も撮ってしまう
2
いいね、何度も撮ってしまう
奥穂アップ
槍沢はまだ十分な雪の量だね
滑っている人いるだろうね
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槍沢はまだ十分な雪の量だね
滑っている人いるだろうね
何かオベリスクに見える
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何かオベリスクに見える
アート作品
本当に甲斐駒っぽい
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本当に甲斐駒っぽい
ついつい同じような写真を撮ってしまう
2
ついつい同じような写真を撮ってしまう
蝶槍へ向かう
結構な急斜面の雪渓
1
結構な急斜面の雪渓
ショウジョウバカマ
1
ショウジョウバカマ
蝶ヶ岳に蝶?
これもハクサンシャクナゲ
かわいい
これもハクサンシャクナゲ
かわいい
槍沢正面
蝶までも結構距離があるね
蝶までも結構距離があるね
撮る位置によっては見え方もやはり違う
撮る位置によっては見え方もやはり違う
ここから見ると南岳も尖がってる
槍と兄弟みたい
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ここから見ると南岳も尖がってる
槍と兄弟みたい
乗鞍ってこんなに近かったっけ
2
乗鞍ってこんなに近かったっけ
蝶槍到着
後ろを振り返って蝶槍の向こうに常念岳
後ろを振り返って蝶槍の向こうに常念岳
横尾との分岐
これを右に下ると上高地
横尾との分岐
これを右に下ると上高地
この辺りの雪渓が蝶の雪形に見えるんだろうね
この辺りの雪渓が蝶の雪形に見えるんだろうね
もうちょっと
焼岳が姿を見せてきた
焼岳が姿を見せてきた
前穂の向こうが多分、明神
前穂の向こうが多分、明神
焼岳の雪はほとんどなくなったね
焼岳の雪はほとんどなくなったね
横尾本谷から大切戸
横尾本谷から大切戸
屏風岩アップ
迫力満点
2
屏風岩アップ
迫力満点
焼岳アップ
どの角度から見ても最高ね
どの角度から見ても最高ね
ようやく蝶ヶ岳ヒュッテ到着
ようやく蝶ヶ岳ヒュッテ到着
さあ帰ろう
まめうち平まで来た
まめうち平まで来た
ゴゼンタチバナ
何度も見覚えのあるゴジラみたいな木
本物です
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何度も見覚えのあるゴジラみたいな木
本物です
力水いただきました
冷たくてうまし!
1
力水いただきました
冷たくてうまし!
帰ってきた〜

感想

先週の山滑走で、ようやくスキー板を置くことにしたが、今週末の仕事が4連休となったため、新しく買ったトレッキングシューズの試し履きを兼ねて、雪解けの進んでいそうな山の中から、常念岳〜蝶ヶ岳をチョイス。
常念から行くか、蝶から行くか悩んだが、蝶から行くと蝶ヶ岳ヒュッテ泊になるので、ちょっと早すぎる到着になる。
従って、常念方面へ向かい、一旦常念岳を踏み、常念小屋でテン泊し、翌日常念岳を再登頂後、蝶ヶ岳を回って三股まで下るプランを立てた。
天気は雨は降らずに、回復するだろうと予測。但し、風が強いであろうことからテン場での強風が心配だけでした。
しかし、朝から生憎の小雨。止みそうで止まないが、レインウェア、ザックカバーなしで出発。
テン泊で、小屋の水が有料となっているため、頑張って自分の必要分は自力で運ぶことにした。
しかし、登山地図(2012年度版)には三股に水場ありとなっていたので、そこで水を汲もうと水を全く持たずに出発したが、三股に水場が見当たらない。(見つけれなかったのかもしれない)
このままでは途中での水分補給もできないので、このままでは上がれない。
止む無く蝶ヶ岳方面の力水まで補給しに行く。
この往復を損したが、ここで2日分として4リットルを確保したところ、荷の重量が約20kg近くになっていたと思われ、とても辛かった。
常念岳の登山道は一般的にヒエ平からの一ノ沢登山道が楽であるが、三股からのルートは結構急登で、ザックのベルトが肩に食い込み堪える。
前常念辺りまではそれほど残雪もなく森林の中を進む。
前常念手前からは岩場の連続。でもそれほど危険なことはないと思います。
基本的に上部はガレ場の連続と思ってください。
初日は生憎の天気で、槍、穂の稜線は雲の中。
展望は翌日に期待して小屋でテントを張る。
遅い昼食を取ったが、時間に余裕があったので、明日行かない北の尾根沿いに行けるところまで行くことにした。
東天井岳を往復できれば良しとしたが、さすがにそこまでは行けなかったが、横通岳には立つことができた。
小屋まで戻ると、槍の穂先の雲が取れ始めて翌日の展望が期待できます。
槍ヶ岳北に沈む夕日を眺めながら、これも自力で持ってきた日本酒、酎ハイと小屋で入手したビールでほろ酔う。
このひと時がたまらない。
夜中は風の音で中々寝ることができなかったが、朝方雷鳥さんの鳴き声で目を覚まし、日の出を待つことにする。
すぐ近くで鳴いていたが、今回の山行では雷鳥さんに会うことができませんでした。
しかし、前日の曇り空が打って変わり、雲一つない天気。槍、穂の縦走路がくっきりと見える。
殆どの登山客がその時を楽しみに早起きして待っていた。
浅間山の北の方から眩しい明りが上り始め、北アルプスの最上部から赤く染めていく。
モルゲンロートの中でも最高中の最高だ。
朝食後、テントを片付け、常念岳を再び目指す。
小屋からの登りもかなりの急斜。
常念岳の山頂からは、大展望が待っていた。
後立山連峰、立山連峰の剱まではっきりと見える。西の槍、穂や北の山々ばかり見ていたが、振り向くと富士山もはっきりと見えた。最高ですね。
常念岳から蝶ヶ岳までは槍、穂の縦走路と並行に進むが、見飽きない。
進むにつれ、常念からは隠れていた明神岳や焼岳も顔を出してくれた。
いつもの乗鞍さんや御嶽山もこんなに近いイメージがありませんでした。
大展望は、蝶ヶ岳までで終了。
蝶ヶ岳からの下山ルートはかなりの残雪で苦労した。こちらのルートを登りに使わなくて良かったと思った。
最後に三股から駐車場の間でアサギマダラが飛んでたので、カメラを向けるが撮ることができなかった。
しかし、梅雨の中休みにばっちりとハマった最高の山行でした。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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