扇沢〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳(北峰)ピストン
- GPS
- 31:30
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,520m
- 下り
- 2,520m
コースタイム
2日目…冷池山荘6:00-布引山6:50-7:35鹿島槍ヶ岳南峰7:50-8:30北峰8:35-9:05南峰9:20-布引山10:00-10:50冷池山荘11:05-12:20爺ヶ岳12:40-13:15種池山荘-14:45ケルン14:50-15:35扇沢
天候 | 1日目・2日目共に快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ピーク時は扇沢駐車場に駐車しにくいため、信濃大町駅前駐車場に駐車のうえ、 バス利用でスムーズ。 ・扇沢登山口に登山ポストあり。 ・登山ルート上は危険箇所ないが、鹿島槍ヶ岳南峰から北峰の吊尾根は滑落・落石 に注意。他の登山者が起こした落石が実際に何回かあった。 |
写真
感想
シルバーウィーク中とあって、混雑が必至の山行。
4時半に扇沢へ到着するも、駐車場まち渋滞で信濃大町へ引き返す。
路線バスに乗って再び扇沢へ。
ロスタイム3時間半。。。痛いダメージです。
8時過ぎに登山開始。
種池山荘まではコースタイムより1時間ばかり早く着いた。
思っていたより急で、樹林帯ではあるが、針ノ木方面の稜線もよく見え、
紅葉もキレイで楽しみながら登れた。
種池山荘は人が溢れかえり、休憩する場所を確保するのが困難。
なんとかスペースを確保し、昼休憩をする。
山荘より爺ヶ岳へ進むと、チングルマが群生していた。
少し登ると小さなスペースがあり、立山・剱岳・鹿島槍・穂高方面と、
360度のパノラマが楽しめる場所があった。
ここで休憩すればよかったと後悔しながら、下山時に使おうと思った。
爺ヶ岳も展望が素晴らしい。
爺ヶ岳近辺では雷鳥が見れるらしいが、出会うことはできなかった。
下山時のことを考え、南峰・中峰・北峰とピークを踏む。
そして冷池山荘へ。
前日の急な予約にも係わらず、快く泊めていただいた。
予約特典のミニカレンダー(ポストカード)も人数分いただく。
荷物を部屋に置いて、缶ビールを購入し、外へ出て乾杯。
明日登頂する鹿島槍ヶ岳を間近に、遠く浅間山や四阿山を眺めながらの
一杯は最高。ただし、飲みながらの会話は仕事の話…。
小屋はと言うと大混雑で、畳一畳に二人。廊下にまで溢れかえり、
談話室や乾燥室も客室へと変わっていた。
トイレや洗面所の水も出ない程の込みっぷり。
ちなみに客室やトイレ等はすごくキレイ。
夕食は3R目。1回で80人程収容できるから、400人くらい泊ったようだ。
ちなみに定員は250人。
夕食後、外へ出て夜空を見上げに行った。
満天の星空の中、天の川も見え、流れ星を数個確認できた。
翌日は4時過ぎに起床し受付でチラシ弁当をもらって外へ。
明け方は冬の星座が見ることができ、オリオン座や北斗七星が見えた。
コッヘルでお湯を沸かし、食後にカプチーノをいただきながら、
朝日が昇るのを待つ。
ご来光を見てから山頂へ向かう。
布引山、鹿島槍ヶ岳山頂へはサクサク登り、ここからが本番。
吊尾根初体験の相方を連れ、北峰へ。
両側のキレ落ちた尾根歩きはスリルある登山道でワクワクです。
慎重に進み北峰へ到着。
すれ違いのため待ち時間がかかり、予想以上に時間がかかる。
北峰から南峰の景色も素晴らしく、足を延ばしてほしいポイントです。
南峰へ戻って休憩し、冷池山荘へ。
アイスクリームを食べて気力体力復活!
いざ爺ヶ岳へ。しかし地味なアップダウンの繰り返しにバテバテ。
他の登山客もバテていたので恥ずかしいことではないのだが…。
そして例の休憩ポイントで昼休憩をして最後の大パノラマを堪能し、
扇沢へと下りる。
昨日よりも紅葉の色が濃くなっていて見ごたえがあった。
長い下りに足の裏には水ぶくれが何個か出来てしまった。
北アルプスの入門としてあげられている鹿島槍。
それは2拍3日の話であって、
本当に入門希望の方は1日2日はやめた方がよさそうだ。。。
2日目の工程がきつすぎます…。
なんにせよ天気もよく、最高の山行だった!
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