飯豊山 百花繚乱

2014年06月22日(日) [日帰り]

• GPS: 08:08
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,212m
• 下り: 2,224m

コースタイム

登り：新ルート(上ノ越経由)
下り：新長坂ルート
※標準タイムは登り8時間半、下り7時間程度のようです。

4:57 祓川駐車場
5:44 上ノ越
6:36 疣岩山
7:00 三国小屋
7:50 切合小屋
8:51　本山小屋
9:03-9:16 飯豊山山頂
9:23-9:33 本山小屋
10:22 切合小屋
11:10 三国小屋
11:30 疣岩山
12:03 松平峠
12:44 祓川山荘
13:00 祓川駐車場
合計 8時間3分

天候

小雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

磐越自動車道　津川ICより40km、西会津ICより34km。

コース状況／危険箇所等

▼道路
狭いのですれ違い注意。
特に弥平四郎からの砂利道4kmは待避箇所が少ないです。

▼店
弥平四郎は自販機のみ。
西会津に道の駅、セブンイレブン、ガソリンスタンド2件あり。

▼水場
新長坂ルートは沢など水場が複数あります。
新ルートはありません。
切合小屋付近に臨時的な水場(取水ホース)がありました。

▼電波状況(docomo)
登山口駐車場付近のみ×でした。
稜線に出るまでは届きますが薄いです。
稜線は問題なく届きました(3G)。

▼温泉
西会津にあるようですが寄りませんでした。

▼装備
アイゼンは無いと不安な箇所があります。
ピッケルも持って行きました。

▼登山ポスト
弥平四郎登山口にポストあり。
祓川山荘内に用紙あり。

▼登山道
※無雪期としていますが、残雪歩きはあります。

・新ルート〜疣岩山
急ですが歩きやすいです。
少々ザレた場所もあります。

・疣岩山〜三国小屋〜種蒔山
疣岩山から先の下りに雪渓があり数歩ですがトラバースします。雪渓のため夏道を見失いやすいです。
三国小屋までは歩きやすいです。
三国小屋から先は尾根と言うよりトラバースっぽい道です。
部分的に雪渓を歩きますが斜度が無いので問題ありません。
夏道との境目に注意です。
ハシゴ場は支点が外れかけている箇所があり注意です。

・種蒔山〜切合小屋
夏道は歩きやすいです。
種蒔山から雪渓、道がわかりづらいです。
夏道を辿ろうとすると雪渓の登降が短いですが急斜面です。
アイゼンを履くか、少し下りますが緩斜面を迂回できます。

・切合小屋〜草履塚〜飯豊山
草履塚までは緩い雪渓を登ります。
草履塚から夏道。
御秘所の岩場は注意です。
御前坂は少々ガレていて滑りやすいです。

・(下り)疣岩山〜新長坂ルート
上部は砂礫状で滑りやすいです。
松平峠からひたすらトラバース。狭い道が多い印象です。
下りに使うと足が疲れる＆神経使います。
レコでは皆さん登りに使っていますが、確かに下りはあまりおススメしません。
（昭文社のコースタイムでも新ルートの方が片道10〜20分短縮できます）

写真

6/22 4:56

遠かったぁ。。
埼玉の実家から新潟経由370km、4時間半。

6/22 4:55

レコで良く見る案内板。
新ルート(上ノ越)から登ることにします。

6/22 4:56

登山口が690mくらいの標高です。

6/22 4:57

最初は緩やかですが・・

6/22 5:16

すぐにそこそこの急登がいったん1082mピークまで続きます。
390mを一気に登ります。

6/22 5:22

1082mピーク付近。
いったん下って上ノ越(1260m)まで再度登ります。

6/22 5:44

上ノ越。
稜線に出て右(北東)に向かいます。

6/22 5:46

歩きやすいです。

6/22 5:49

まだまだ長そうです・・

6/22 6:04

急な箇所が多い印象です。
この辺から雨が気になります。
弱雨レベルですが。。

6/22 6:06

6/22 6:12

まだまだ残雪があります。

6/22 6:13

6/22 6:15

巻岩山付近。
ガスってきました。
降ったり止んだりですが濡れます。

6/22 6:16

6/22 6:17

6/22 6:19

6/22 6:21

6/22 6:21

疣岩山。

6/22 6:23

6/22 6:24

6/22 6:27

分岐まで来ました。
帰りはやっぱり新長坂ルート下ろうかな？

6/22 6:28

6/22 6:31

花がたくさん咲いていて、雨でも癒されます。

6/22 6:32

6/22 6:34

女性グループ3名様とすれ違いました。

6/22 6:36

疣岩山三角点。

6/22 6:42

6/22 6:59

6/22 7:00

三国小屋到着。
小屋の反対側をいったん下ります。

6/22 7:03

小屋の先。
残雪を歩く箇所はわずかです。

6/22 7:09

ハシゴ場です。
最上段のハシゴは支点の岩が割れているので荷重しない方が無難です。

6/22 7:11

6/22 7:16

尾根歩きというよりはトラバース部分が多く歩きづらいです。

6/22 7:20

深い残雪。

6/22 7:25

種蒔山までは似たような道が続きます。

6/22 7:27

6/22 7:28

6/22 7:46

シラネアオイですね。

6/22 7:48

切合小屋手前。
やっと歩きやすくなりホッとします。

6/22 7:49

屋根が見えてきました。

6/22 7:50

通過します。

6/22 7:52

小屋を過ぎるとガスの向こうに見えてきました。
大日岳です。

6/22 7:53

歩きやすいです。

6/22 7:54

6/22 7:57

草履塚まで雪渓の登り。
ソロの方が下りてきました。

6/22 8:03

振り返って。

6/22 22:09

草履塚(1908m)です。
ここからコルとなる姥権現まで下ります。

6/22 8:14

ガスの向こうに飯豊山。
この辺りで数パーティー合計10名くらいの方とすれ違いました。

6/22 8:17

6/22 8:17

6/22 8:18

至る所に花が咲いています。

6/22 8:19

地蔵。

6/22 8:22

6/22 8:23

御秘所の岩場。

6/22 8:27

あと200mくらいでしょうか？

6/22 8:31

6/22 8:32

6/22 8:46

本山小屋到着！と思ったらまだでした。。

6/22 8:50

6/22 8:51

本山小屋到着です。

6/22 22:09

板に小さく神社マーク。

6/22 8:52

山頂の神社は神社っぽくない神社が多いですね。

6/22 8:54

さて、飯豊本山に向かいます。

6/22 8:57

しかし花の名前知らな過ぎ。。
勉強します。

6/22 9:01

着きました！
しかし標識が・・

6/22 9:02

三角点。
標識は雷でしょうか？

6/22 9:05

本山小屋方面。

6/22 9:05

大日岳方面。

6/22 9:06

登ってきた南側。

6/22 9:06

北側は形の良い尾根です。

6/22 9:06

6/22 9:17

池塘。

6/22 9:33

本山小屋のトイレ。
冬期用×1(非水洗)、夏期用×2(水洗)となっていました。
夏期とは営業開始からでしょうか？紙は売り切れてました。

6/22 9:33

さて、下山します。
写真は2102mピーク。

6/22 9:36

御前坂上のピーク。

6/22 9:36

6/22 9:37

6/22 9:38

6/22 9:39

少しガレています。

6/22 9:43

6/22 9:47

6/22 9:47

6/22 9:48

6/22 9:52

6/22 9:54

6/22 9:54

草履塚を登り返します。

6/22 9:55

6/22 22:09

6/22 10:04

6/22 10:04

6/22 10:05

6/22 10:11

草履塚を下ります。
緩斜面なのでアイゼンは着けず。

6/22 10:22

6/22 10:25

切合小屋の先、登山道脇からジョボジョボ音がしていました。
夏期は小屋まで引くのでしょうか？
がぶ飲みしました。

6/22 10:30

水場の先、種蒔山手前の雪渓。
夏道を辿ろうとすると急な雪渓の登り下りがあります。

6/22 10:33

緩斜面を迂回する手もありますが、慎重に直登しました。
来る時は脇の笹林に掴まって下りました。
結局アイゼンは着けず。

6/22 10:40

この辺は歩きやすいのですが・・

6/22 10:43

岩場もあります。
この辺から三国小屋まで歩きづらい道です。

6/22 11:00

小屋が見えます。

6/22 11:09

振り返って。
雨も上がって暑いです。

6/22 11:09

谷。

6/22 11:09

登り返しが足に来ます。。

6/22 11:16

疣岩山。

6/22 11:27

6/22 11:27

6/22 11:30

疣岩山山頂付近。

6/22 11:42

分岐まで来ました。
新長坂ルートを下ります。

6/22 11:46

砂礫の急斜面が滑りやすいです。
飯豊山は砂状の地質が独特です。

6/22 11:47

6/22 12:00

雪渓。

6/22 12:01

松平峠手前のヤセ尾根と長坂峰。

6/22 22:09

登山道の所々にわりと新鮮なウ●コがあります。
熊っぽい気もするので鈴を付けました。

6/22 12:11

新長坂ルートは水場に困りません。

6/22 12:22

トラバースしているので足の裏が痛くなりました。
やっぱりこのルートは登りで使うべきですね。

6/22 12:30

大木が倒れて道を塞いでいます。
迂回路ができていました。

6/22 12:31

6/22 12:36

標高1000mくらいからやっと緩やかな歩きやすい道になりました。

6/22 12:39

何の植物でしょう？

6/22 12:41

遠目にゴリラに見えました。

6/22 12:44

祓川山荘はまだかいな？と思った瞬間に赤い屋根が見えてきました。

6/22 12:44

中はこんな感じ。
水場もありますが近くの沢の方が水量が豊富です。

6/22 12:46

6/22 12:47

ギンリョウソウでしょうか？

6/22 12:54

川が現れました。

6/22 12:54

橋を渡ります。

6/22 12:56

最後に急登が待ってました。。
やっぱりこっちは登りに使うべきですね。

6/22 12:57

下ってくると労ってもらえます。

6/22 12:59

相変わらず空いてます。

6/22 13:19

直後にどしゃ降りになりました。
運が良かった。。

6/22 13:45

林道は狭いです。
対向車は幸いありませんでした。

6/22 13:56

弥平四郎登山口。
ポストがあります。

撮影機器：

PENTAX WG-3 GPS PENTAX RICOH IMAGING

感想

sekinao

以前から行きたくてなかなか足が向かなかった飯豊山。

アクセスが遠く歩行距離も長い、大変なイメージの山です。
前夜含めたっぷり1日、時間がある時に行こうと思っていました。

この日、関東は本格的な雨でしたが、福島と飯豊山は曇り〜弱雨の予報。
Tenkura(http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/)の予報でも飯豊山の登山指数は悪くない。
予報が外れてけっこう降られそうな気もしますが・・着替えと装備を入念に雨雲レーダーと睨めっこしつつ行ってみることにしました。

結果的に、登山中は弱雨→曇りで少々濡れながらも無事登って来ることができました。

花に癒された山行でした。