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Yamareco

記録ID: 4698450
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

黒部ダムから読売新道・赤牛岳&竹村新道・南真砂岳経由で高瀬ダムまで@テントと小屋3泊4日の旅

2022年09月15日(木) ~ 2022年09月18日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
73:59
距離
50.5km
登り
3,871m
下り
4,041m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:37
休憩
0:28
合計
6:05
距離 14.0km 登り 1,161m 下り 1,113m
7:51
3
7:54
22
8:16
8:17
182
11:19
11:42
23
12:05
12:09
107
2日目
山行
9:10
休憩
1:35
合計
10:45
距離 11.1km 登り 1,755m 下り 344m
3:27
333
9:00
9:55
40
10:35
10:36
85
12:01
12:26
62
13:28
13:42
30
14:12
3日目
山行
7:34
休憩
1:40
合計
9:14
距離 13.7km 登り 760m 下り 2,227m
4:20
26
4:46
7
4:53
34
5:27
5:37
29
6:06
6:07
8
6:15
6:16
26
6:42
7:23
33
7:56
7:57
64
9:01
50
9:51
10:19
68
11:27
11:45
109
4日目
山行
2:38
休憩
0:44
合計
3:22
距離 11.6km 登り 201m 下り 340m
6:39
6:49
13
7:02
7:34
6
7:40
7:41
40
8:21
20
8:41
8:42
16
9:45
ゴール地点
天候 奇跡のほとんど晴れ!
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【往路】9/14(WED)
新宿西口臨時バス停23:15→5:32扇沢(高速バス白馬線7500円)

9/15(THU)
扇沢7:30→7:46黒部ダム(関電トンネルバス, 1570円)
※ガラガラでもWebきっぷを買うのがオススメ。一般窓口が開くより早くWebきっぷの発券機が開くので乗車口に早く並べます。

奥黒部ヒュッテ泊(テント1000円+入浴700円)

9/16(FRI) 水晶小屋泊(一泊二食昼弁当14400円)
9/17(SAT) 春嵐荘泊(テント2000円+温泉1000円)

【復路】9/18(SUN)
高瀬ダム→薬師の湯(タクシー,5000円)
大町温泉郷14:50→15:10信濃大町(路線バス,540円)
信濃大町15:43→19:06新宿(あずさ46号,4840+特2450円の4割引)
コース状況/
危険箇所等
黒部ダムの大きさを感じる長いトラバース道に渡し船,ハードで名高い読売新道に赤牛岳,ご来光で祖父岳,そして下山は湯股温泉につながる竹村新道とどれも魅力的なルートでした。以下,詳細です。

【黒部ダム→平ノ渡→奥黒部ヒュッテ】電気バスの黒部ダム駅から黒部ダムを抜け,ケーブルカー黒部湖駅に向かう途中で遊覧船乗り場方面に分岐します。遊覧船乗り場を抜けロッジくろよんから先,平ノ渡(黒部湖の渡し船)の桟橋までは,ひたすら黒部湖に落ちる斜面のトラバース道です。気を付ければ問題ありませんが小さなアップダウンが続きます。平ノ渡は1日5本しかなく,10月から便数が減るので要チェック。桟橋の上,徒歩3分ほどの所に平ノ小屋があり,待ち時間調整にとても助かりました。食事はありませんが缶飲料が買えます。平ノ渡の乗船時間は5分ほどで,その先,奥黒部ヒュッテまでも同様にほぼトラバース道です。山と高原地図で脅しが入っているように急な梯子や崩落箇所の橋が増えますが,逆に言えばしっかり整備されているので,悪天候を避ければ特に問題ないと思います。

【奥黒部ヒュッテ→読売新道→赤牛岳→水晶岳→水晶小屋】コースタイム11時間と長丁場で,何よりも途中に水場も小屋もないのが最大の難関。担ぐ食料と水の量の見積りを慎重に。この日の早朝一番乗りだったらしく下半身は夜露でびちゃびちゃ,顔はクモの巣だらけになりました。赤牛岳までは巨木の間を縫って進む急登やガレ場が続くものの,危険箇所は頂上付近の短い崩落地やガレ場ぐらいかと思います。なお,赤牛岳登頂で満足するとその先のこちらも長い水晶岳までのガレのアップダウンで心が折れます。ゴールは赤牛岳ではなく,水晶岳だと心に言い聞かせましょう(過去の自分に笑)。

【水晶小屋←→祖父岳】ここは本来,雲の平縦走で拾うべき百高山ですが,水晶小屋からほど近いのでご来光登山ついでに拾いました。途中ガレ場が少しあるくらいで夜でも問題なしでした。

【水晶小屋→真砂分岐→竹村新道→南真砂岳→湯俣岳→湯股温泉】真砂分岐までは裏銀座縦走路を通ります。この区間はガレ場が多く少し気を使います。真砂分岐からの竹村新道は上部の前半は崖側に傾いたザレた狭いトラバースや崩落地が多いので注意レベルを少し高めに。南真砂岳から先は特に危険箇所はありません。湯俣岳まではハイマツや笹がトレイルの上まで生い茂っています。それより下は笹払いもしてあり,歩きやすくなりました。

【湯股温泉→高瀬ダム】黒部湖畔とは違いこちらは歩き易い。高瀬川の下流に向かって歩くので基本下り。たまに崩落地を高巻きするぐらいです。
その他周辺情報 【奥黒部ヒュッテテント場】小屋から徒歩2分ほどの砂と草地のほぼフラットなテン場で寝心地良好。沢の音も心地よい。1000円。トイレは小屋のを共用し水洗。特筆すべきはテン泊でも700円で小屋のお風呂に入ることが出来ます。ボディソープ,シャンプーは備え付け(ドライヤーはありません)。この日は平日木曜日で空いていたので,家族風呂的に順番に貸し切りで入れました。ドコモの電波は全く入りません。まさに秘境。

【水晶小屋】テント場が無いので小屋泊にしました。一泊二食昼弁当付きで14400円。水は有料でミネラルウォーターは500mL300円,天水は1L100円です。布団一枚貰えますが,隙間なくギッチリ。低い天井の梁で頭をぶつける人多数。ドコモの電波は良好。

【湯股温泉春嵐荘テント場】竹村新道登山口に隣接しています。テントは予約が無くても受け付けるとのこと。一張1000円,一人1000円,温泉利用料1000円で3000円。小屋の真横のフラットなテン場でトイレ&温泉,水場が目の前で超便利。温泉は硫黄泉でいつでも入れます。石鹸類は使用不可(持ってれば使うなとは言わないそうな)。ドコモの電波はギリで掴みますが通信出来ないので実質圏外(竹村新道少し上の展望台では普通に使えたのですが)。ここから川の左岸を上流に歩いて15分ほどに野天温泉エリアがあります(写真に載せました)。

【大町温泉薬師の湯】大町温泉郷バス停から徒歩2分ほど。750円。タクシーの運転手さんが割引券をくれて600円。広い内風呂に露天,カランも沢山あります。内風呂は旧館にもあり混雑しても安心。休憩所とレストラン(そば,カレーがメイン)もあります。温泉博物館併設でバスの待ち時間に温泉の勉強が出来ました。
ファイル
【後日参考用】初日と二日目の天気予報
(更新時刻:2022/09/19 19:45)
【後日参考用】三日目,四日目の天気予報
(更新時刻:2022/09/19 19:45)
1年ぶりの白馬線深夜バスでレッツゴー!隣が空席でラッキー♪
2022年09月14日 23:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
12
9/14 23:05
1年ぶりの白馬線深夜バスでレッツゴー!隣が空席でラッキー♪
扇沢から電気バスで黒部ダム駅到着。ここが出発点です。
2022年09月15日 07:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 7:47
扇沢から電気バスで黒部ダム駅到着。ここが出発点です。
黒部ダムから見る赤牛岳。明日こそその頂へ!
2022年09月15日 07:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 7:50
黒部ダムから見る赤牛岳。明日こそその頂へ!
見慣れた風景ですがここで左に曲がります。
2022年09月15日 07:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 7:54
見慣れた風景ですがここで左に曲がります。
黒部湖湖畔コースの始まりです。
2022年09月15日 08:01撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
9/15 8:01
黒部湖湖畔コースの始まりです。
道中,花よりキノコでした。もう秋ですもんね(暑いけど)。
2022年09月15日 08:48撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
9/15 8:48
道中,花よりキノコでした。もう秋ですもんね(暑いけど)。
黒部湖遊覧船。初めて見ました。
2022年09月15日 10:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 10:18
黒部湖遊覧船。初めて見ました。
こんなハシゴが沢山あります。
2022年09月15日 10:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 10:20
こんなハシゴが沢山あります。
渡し船の時間まで桟橋の上にある平ノ小屋で小休止。
2022年09月15日 11:32撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 11:32
渡し船の時間まで桟橋の上にある平ノ小屋で小休止。
平ノ小屋から見る黒部湖。
2022年09月15日 11:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 11:45
平ノ小屋から見る黒部湖。
平ノ渡12時発に乗船します。
2022年09月15日 11:49撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 11:49
平ノ渡12時発に乗船します。
船員さんに撮ってもらいました。
2022年09月15日 11:59撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 11:59
船員さんに撮ってもらいました。
5分間の船旅。楽しかった〜!
2022年09月15日 12:03撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
9/15 12:03
5分間の船旅。楽しかった〜!
ここが多分最大の難所。崩落場所までハシゴで下りて,崩落場所をトラバース。
2022年09月15日 13:08撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 13:08
ここが多分最大の難所。崩落場所までハシゴで下りて,崩落場所をトラバース。
奥黒部ヒュッテ到着!
2022年09月15日 13:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 13:55
奥黒部ヒュッテ到着!
一番乗りです。その後,元気な学生さんの団体2張りが到着しました。
2022年09月15日 15:04撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/15 15:04
一番乗りです。その後,元気な学生さんの団体2張りが到着しました。
こんな所でお風呂に入れるなんてし・あ・わ・せ!お陰で熟睡できました。
2022年09月15日 16:22撮影 by  SO-02K, Sony
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9/15 16:22
こんな所でお風呂に入れるなんてし・あ・わ・せ!お陰で熟睡できました。
さて翌日,本番です。日が出る前に標高稼ぐぞ!
2022年09月16日 03:26撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 3:26
さて翌日,本番です。日が出る前に標高稼ぐぞ!
日の出時間です。3/8ですが標高的には約半分まで来れたかな。
2022年09月16日 05:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
9/16 5:36
日の出時間です。3/8ですが標高的には約半分まで来れたかな。
快晴で日が出るとやはり暑い!でもこんな天気に感謝しかない。
2022年09月16日 07:24撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 7:24
快晴で日が出るとやはり暑い!でもこんな天気に感謝しかない。
頂上ロックオン。
2022年09月16日 07:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 7:40
頂上ロックオン。
頂上に近づくとガレ場が多くなります。
2022年09月16日 08:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
9/16 8:05
頂上に近づくとガレ場が多くなります。
赤き頂きが目の前。
2022年09月16日 08:49撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 8:49
赤き頂きが目の前。
日本標高第41位2864mの赤牛岳ゲットです!後ろに控えしは薬師岳。
2022年09月16日 09:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 9:20
日本標高第41位2864mの赤牛岳ゲットです!後ろに控えしは薬師岳。
昨日こちらを眺めた黒部ダムが眼下に。
2022年09月16日 09:14撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 9:14
昨日こちらを眺めた黒部ダムが眼下に。
まだまだ続く水晶岳までの縦走路。これがまたキツい。
2022年09月16日 09:13撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 9:13
まだまだ続く水晶岳までの縦走路。これがまたキツい。
踏み跡が怪しいところはケルンがとても参考になりました。先人に感謝。
2022年09月16日 10:22撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 10:22
踏み跡が怪しいところはケルンがとても参考になりました。先人に感謝。
暑くてバテバテ。温泉沢ノ頭で靴も脱いで30分程大休止。
2022年09月16日 12:26撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 12:26
暑くてバテバテ。温泉沢ノ頭で靴も脱いで30分程大休止。
水晶岳かっこいい。もうひと頑張り!
2022年09月16日 12:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 12:39
水晶岳かっこいい。もうひと頑張り!
着いた!ここは2度目の登頂です。
2022年09月16日 13:30撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 13:30
着いた!ここは2度目の登頂です。
本日のお宿到着!お腹空いた〜喉渇いた〜
2022年09月16日 14:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 14:36
本日のお宿到着!お腹空いた〜喉渇いた〜
水晶小屋カレーで栄養補給。3杯お代わり。
2022年09月16日 17:48撮影 by  SO-02K, Sony
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9/16 17:48
水晶小屋カレーで栄養補給。3杯お代わり。
水晶岳の夕暮れ。疲れたけど最高のお天気,最高の縦走でした。
2022年09月16日 18:15撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/16 18:15
水晶岳の夕暮れ。疲れたけど最高のお天気,最高の縦走でした。
さて三日目,水晶小屋朝弁当でスタートです。
2022年09月17日 03:49撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 3:49
さて三日目,水晶小屋朝弁当でスタートです。
ご来光目指して祖父岳へGo!
2022年09月17日 04:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
9/17 4:53
ご来光目指して祖父岳へGo!
何とか夜明け前に到着。
2022年09月17日 05:32撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 5:32
何とか夜明け前に到着。
おはようお日様,今日も朝から元気だね!
2022年09月17日 05:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 5:36
おはようお日様,今日も朝から元気だね!
会いたかったよ,おじいさん。日本標高第53位2825mです。
2022年09月17日 05:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 5:36
会いたかったよ,おじいさん。日本標高第53位2825mです。
黒部五郎岳のカールがキレイに見えました。
2022年09月17日 05:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 5:37
黒部五郎岳のカールがキレイに見えました。
さて,裏銀座路を通って竹村新道へ向かいます。
2022年09月17日 07:32撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 7:32
さて,裏銀座路を通って竹村新道へ向かいます。
真砂分岐。この先が竹村新道。
2022年09月17日 08:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
9/17 8:58
真砂分岐。この先が竹村新道。
竹村新道の2つのピーク,手前が南真砂岳,一番奥左が湯俣岳。
2022年09月17日 09:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 9:07
竹村新道の2つのピーク,手前が南真砂岳,一番奥左が湯俣岳。
日本標高第89位,2713mの南真砂岳ゲットです。
2022年09月17日 09:56撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 9:56
日本標高第89位,2713mの南真砂岳ゲットです。
ここで水晶小屋謹製昼弁当。朝弁当と具がちょろっと違う。
2022年09月17日 10:01撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 10:01
ここで水晶小屋謹製昼弁当。朝弁当と具がちょろっと違う。
振り返って真砂岳と野口五郎岳方面。キレイな色合い。
2022年09月17日 10:15撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 10:15
振り返って真砂岳と野口五郎岳方面。キレイな色合い。
さて下山を続けます。中央の先っちょが白いのが湯俣岳。ここの登り返しが結構えぐい。
2022年09月17日 10:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/17 10:19
さて下山を続けます。中央の先っちょが白いのが湯俣岳。ここの登り返しが結構えぐい。
道中,こんな崩落地や,
2022年09月17日 10:48撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
9/17 10:48
道中,こんな崩落地や,
ササ地獄があるのでご注意を。
2022年09月17日 12:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
9/17 12:39
ササ地獄があるのでご注意を。
無事下山!
2022年09月17日 13:34撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
9/17 13:34
無事下山!
本日のお宿を準備し,
2022年09月17日 16:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
9/17 16:46
本日のお宿を準備し,
温泉でーす!!
2022年09月17日 14:40撮影 by  SO-02K, Sony
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9/17 14:40
温泉でーす!!
テーブルで一服していたら偶然一緒になった方々とここの野天温泉の話と百高山の話になり楽しかったです。
2022年09月17日 15:20撮影 by  SO-02K, Sony
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9/17 15:20
テーブルで一服していたら偶然一緒になった方々とここの野天温泉の話と百高山の話になり楽しかったです。
と言うことで,最終日。昨日聞いた野天温泉に行ってみます。高瀬川の左岸を上流に向かいます。
2022年09月18日 06:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
9/18 6:58
と言うことで,最終日。昨日聞いた野天温泉に行ってみます。高瀬川の左岸を上流に向かいます。
自己責任の吊り橋。
2022年09月18日 06:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
9/18 6:55
自己責任の吊り橋。
硫黄と高温で黒くなった地面とサウナのような暑さ。
2022年09月18日 06:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
9/18 6:36
硫黄と高温で黒くなった地面とサウナのような暑さ。
国の天然記念物,噴湯丘。温泉沈殿物が河床に堆積して盛り上がってできたものとのこと。
2022年09月18日 06:42撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/18 6:42
国の天然記念物,噴湯丘。温泉沈殿物が河床に堆積して盛り上がってできたものとのこと。
野天風呂。熱湯が噴出している場所に川の水が混ざり,水温が調整される仕組み。
2022年09月18日 06:44撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/18 6:44
野天風呂。熱湯が噴出している場所に川の水が混ざり,水温が調整される仕組み。
温泉噴出箇所。熱湯です。
2022年09月18日 06:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/18 6:45
温泉噴出箇所。熱湯です。
伊藤新道って何だろうと思って調べたら重要なルートだったようです。
2022年09月18日 06:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
9/18 6:55
伊藤新道って何だろうと思って調べたら重要なルートだったようです。
さて,撤収してゴールの高瀬ダムに向けて出発!お世話になりました。
2022年09月18日 07:41撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
9/18 7:41
さて,撤収してゴールの高瀬ダムに向けて出発!お世話になりました。
黒部湖畔と違って天国ルート。
2022年09月18日 07:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/18 7:47
黒部湖畔と違って天国ルート。
高瀬ダム。
2022年09月18日 09:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/18 9:07
高瀬ダム。
ここで菓子パンを頬張っていたら,
2022年09月18日 09:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
9/18 9:45
ここで菓子パンを頬張っていたら,
タクシーの運転手さんからありがたいご提案。
2022年09月18日 09:48撮影 by  SO-02K, Sony
6
9/18 9:48
タクシーの運転手さんからありがたいご提案。
格安で薬師の湯に連れてきてもらえました。薬師の湯でさっぱりしてダムカレー。
2022年09月18日 11:25撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/18 11:25
格安で薬師の湯に連れてきてもらえました。薬師の湯でさっぱりしてダムカレー。
路線バスで信濃大町到着。今回の旅のゴールです。
2022年09月18日 15:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
8
9/18 15:17
路線バスで信濃大町到着。今回の旅のゴールです。
シメはやはり赤牛で。お疲れさまでした!
2022年09月18日 15:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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9/18 15:23
シメはやはり赤牛で。お疲れさまでした!
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ アームカバー フリース(薄) レインウェア(上下) タイツ ズボン(薄) 靴下 指だしグローブ アウター手袋(夏用防水) 夏帽子 ザック 朝昼夜ご飯 行動食 非常食 飲料(計1.5L) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス タオル テント装備一式 マット(厚) シュラフ(#3) 身体ふき 燃料 コンロ 調理一式 ナイフ ロールペーパー ストック カメラ スマホ ラジオ 虫除け マキロン 着替え(下着&半ズボン&歯ブラシ)
備考 赤牛岳登頂時は飲料2.8L,菓子パン4つに行動食でしたが,全体的に不足気味でした。

感想

金曜日からの縦走予定だったのを何とか木曜日にも有給が取れたお陰で台風との競争に打ち勝ち,奇跡的な全日程晴天の下で読売新道から竹村新道までを縦走し,念願だった最奥の赤牛岳を踏むことが出来ました。

今回のルートの入口である黒部ダムからの黒部湖畔ルートは,まっ平なようでアップダウンの激しい地味にハードなコースで,途中の渡し船が良い休憩になります。汗を沢山かいても奥黒部ヒュッテはお風呂に入れるのが嬉しく,さっぱりしてから熟睡できました。

翌日の読売新道は暑くなる前に標高を稼ごうと早朝出発。赤牛岳までは想定していたよりも意外とすんなり着いた気がしましたが,赤牛岳でのゴール感が強すぎて,その先の水晶岳までが暑いしめちゃめちゃ辛かった。その日の宿泊地の水晶小屋はテント場がないので久しぶりの小屋泊となり爆食い,爆飲。生き返りました。交差点のような小屋だけに様々な縦走ルートで来られた方々と山の話が出来て楽しかったです。

三日目は小屋で沢山食べたお陰で元気復活。祖父岳での御来光から始まり,こちらもハードコースとの噂の竹村新道にドキドキしながら入ってみると意外と普通で安堵し,百高山の南真砂岳を拾い,湯股温泉でまたすっきり。ここでビールを飲んでテーブルでご一緒した方も百高山をやっていて,そうそう,その山,そうなんですよねー,っていう会話が楽しかったです。

最終日は湯股温泉の野天温泉エリアに行き,着替えるのが面倒なので入らず見るだけにしましたが,河岸から熱湯が吹き出し硫黄で焼けた黒い石,近づくと熱気を感じる地獄な風景,その脇の様々な湯温が楽しめるように作られた天然温泉は間違いなく一見の価値ありだと思います。

最後に高瀬ダムまで平坦な道を歩き,更に七倉まで歩くかと菓子パンを頬張っていたらタクシーの運転手さんに声を掛けられ,色々話していたら5000円で薬師の湯まで貸し切りにしてあげるとのご提案。七倉まで歩いてもそこから信濃大町までタクシーで8000円ぐらいかかるかもなあと考えていたので超ラッキーでした。

天気に恵まれたお陰でやりたいことが全部出来たため,てんこ盛りのいつもよりさらに長いレコになりました。読んで頂いた方,ありがとうございます!

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コメント

napieeさん、こんばんは。
前回に続く北ア秘境の山旅、お疲れさまでした!!
黒部から高瀬ダムにいくなんて、本当に素晴らしいとしか言いようがありません。
赤牛岳なんて中々行ける様なところでは無いですから。
本当にうらやましいですね、その根性と体力が!!
北ア人気のお決まりの景色と違って本当の山の良さが出ていて、これぞ、山男(もう古い言葉かな?)って
感じでかっこいいですよ。
自分は行けないので、写真で楽しませて頂きました、ありがとうございました。
2022/9/19 20:09
sumakさん,いえいえそんな,お恥ずかしい限りです。お風呂に入らないと眠りが浅くなる私は永遠に山男には成れないのです(笑。でも,赤牛岳はいつ行けるかなぁ,と思っていただけに,今回運良く木曜日が仕事の調整が出来る日で休みが取れ,最高の天気で登頂出来たことは私としても本当に嬉しい限りです。嬉しすぎて沢山書いてしまいましたが,そんな長文にお付き合い頂きありがとうございました!
2022/9/19 22:37
napieeさん、最終日に湯俣川の野天エリアまでご一緒しました、お世話になりました。
(napieeさんが戻ったあと、しっかりとスッポンポンになってお湯をいただきました)

日本百高山をやっているのですね、私もやっているので、知っていれば、河原歩きの際にでも山談義で盛り上がったかもですね。お互い達成に向けて頑張りましょう(^^♪
2022/9/24 18:18
kazさん,コメントありがとうございます!それまでずっと一人で歩いていたので,短い時間でしたがご一緒出来て楽しかったです。私が先に引き返した後,テン場まで誰ともすれ違わなかったので,きっと一人の野天風呂を満喫できたのではと思います。

Kazさんの過去レコ拝見しました。前日のあのテーブルでKazさんとも百高山ネタを楽しみたかったです!南アルプスにあと3回行けば完了という感じで,百高山もうほぼリーチですね。私はどうも南アルプスの天気の神様との相性があまり良くないようなので困っています(笑。

聖ー赤石,お互い天気が良いときに行けると良いですね!ではまた何処かでお会い致しましょう。
2022/9/25 9:31
なかなか濃密な3拍4日ですねぇ。この台風の合間に雨に降られないのは強運すぎw
2022/9/27 22:02
yamanovoさん、今回は天気予報的にこの期間の晴天はほぼ間違いなかったので、木曜日に運良く追加で休みが取れたのがラッキーでした。いつもは予報が良くても休めなくて悔しい思いをすることの方が多いですからね!
2022/9/29 22:50
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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