小渋川コース 荒川中岳 赤石岳 2014年7月

2014年07月25日(金) ~ 2014年07月26日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 27.4km
• 登り: 2,906m
• 下り: 2,909m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 2:25
• 合計: 12:15

6:30 湯折ゲート
8:00 8:05 高山ノ滝
9:15 9:30 広河原小屋
12:15 12:20 舟窪
14:15 15:30 荒川小屋
16:45 17:30 荒川岳（中岳）
17:30 荒川中岳避難小屋
17:30 荒川岳（中岳）
18:45 荒川小屋
18:45 宿泊地

2日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:30

5:30 宿泊地
6:00 大聖寺平
7:30 小赤石岳
7:30 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:45 8:30 赤石岳
8:45 赤石岳・小赤石岳間分岐
8:50 小赤石岳
10:15 大聖寺平
10:35 舟窪
12:30 13:00 広河原小屋
14:30 14:40 高山ノ滝
15:40 湯折ゲート
16:00 ゴール地点

7月25日　　　6:30湯折登山口-7:00七釜橋-8:00高山の滝-9:30広河原小屋-11:00標高2000m標識-12:00露地-13:30大聖寺平-14:00荒川小屋（大休止）-15:30荒川小屋-16:45荒川中岳（お昼寝）17:15荒川中岳-18:15荒川小屋
7月26日　　　5:30荒川小屋-6:00大聖寺平-7:45赤石岳（珈琲タイム/ビールタイム）
8:30赤石岳-10:15大聖寺平-13:00広河原-15:30七釜橋-16:00湯折登山口

天候

25日晴れのち霧　26日晴天

アクセス

神戸21:40　〜名神/中央道/松川IC　〜大鹿村1:00　湯折登山口6:30

コース状況／危険箇所等

・小渋川ルート（広河原まで）
今年は雨が少ないためか小渋川の水位も少し低い状況でした。腰あたりまで3回ほどであとはそれより低い状況。多少ルートを見誤っても広河原までは多少時間ロスはありそうですが、完全案道ロストはないと思われます。ただし一昨年通過した時に比較して流木も多く、数回は大濁流になったことがうかがわれました。帰りに七釜橋付近でクマらしき黒い動物が河原を横切り、足元をマムシが通過しました。

・広河原〜大聖寺平
踏み跡もしっかりしており、ほぼ道迷いはなさそうな状況です。森林限界から大聖寺平まではガレバが続いており、落石などの危険もありそうでした。残り3.5�夘玄栄婉瓩妊縫曠鵐�モシカにずっと見つめられており、カメラを取り出したらすっといなくなりました。

・荒川小屋〜荒川中岳
お花畑がきれいです。道はとてもよいです。

・大聖寺平〜赤石岳
空中散歩です。

写真

7/25 5:07

大鹿村の広場にて車中泊にて夜を明かす。いつかはたべたいディアエーター（鹿肉たべれるところ？）レストラン前。

7/25 5:08

赤石岳を初登頂した英国人の ウォルター・ウェストンは小渋川ルートから。前回2012年8月には気づきませんでした。

7/25 5:08

ウエストン碑から赤石岳を望む。少し雲がかかっている。

7/25 6:27

湯折登山口。登山計画書を提出。

7/25 6:27

いつもの掲示板。

7/25 7:10

七釜橋。

7/25 7:24

今回の渡渉スタイル。

7/25 8:08

高沢の滝。少し水量が少ない。

7/25 8:08

今日もいい天気です。

7/25 8:08

沢渡渉後、だいぶ水が冷たいですが気が引き締まっていい調子です。

7/25 8:08

行きは大岩を滑り降りて渡渉、帰りは倒木に向かって渡渉しました。腰くらいの水量。

7/25 9:30

広河原小屋にて、高カロリーパウンドケーキをたべカロリー計算をする。

7/25 9:35

広河原小屋を後にします。

7/25 9:35

雲一つない青空でしたが、これから1600mを上がります。

7/25 10:25

ニホンカモシカがいました。しばらくこちらをみていましたが写真を撮ろうとしたら行ってしまった。あわててぼけています。野性どうぶつ写真家にはなれない・・・。

7/25 11:11

標高2000mの標識まで約1時間半でできました。

7/25 11:40

約半分で2時間。結構スローペースですね。

7/25 11:40

荒川崩壊地がみえてきました。

7/25 12:01

地図上で「露地」と書かれています。中央アルプスが見えてきました。

7/25 12:46

荒川崩壊地がはっきり映りました。だいぶ高度が稼げてきました。

7/25 12:47

舟窪、ここまで約3時間15分。

7/25 12:47

Duchi氏はまだ動けてましたが、私はだいぶバテテきました。私は足が進みません。心肺機能の低下、トレーニング不足か。

7/25 13:53

大聖寺平は強い太陽光でしたが、風が涼しく気持ちがよかったです。

7/25 14:06

私の好きなアングル。荒川小屋へのトラバース道から赤石方面を望む。夏の南アルプスらしい光景。

7/25 14:06

荒川三山を望む。

7/25 14:12

雷鳥のメスが子を呼んで鳴いていました。

7/25 15:50

コイワカガミ、荒川小屋から中岳に向かうトラバース道の谷沿いの岩場に咲いていました。

7/25 15:53

写真を撮っているうちに先を行くDacchi氏。

7/25 15:53

だいぶ雲がでてきました。

7/25 16:00

振り返り赤石岳方面1

7/25 16:11

振り返り赤石岳方面1

7/25 16:18

ハクサンイチゲ

7/25 16:20

荒川中岳下のお花畑

7/25 17:01

17:00に到着。涼しくてだれもいなくて大変よろしい頂上でした。

7/25 17:05

中岳の北尾根に雲の間からの日があたる。

7/25 17:06

ガスに入り真上だけが真っ青な空。

7/25 17:14

雲が同じ高さを走ります。

7/25 17:14

農鳥が少しだけあらわれてくれています。

7/25 17:20

荒川前岳の北側尾根

7/25 17:21

静岡県にいることがなんとなく安心です。

7/25 19:13

降りてきて、荒川岳で夕ご飯。アルファー米とレトルトハヤシとセブンイレブン金のハンバーグとチーズ。

7/25 19:13

荒川小屋テント場はまあまあ空いていました。

7/25 19:27

疲れた体に1200kcal

7/26 4:29

翌日、夜が明けてきました。

7/26 5:23

朝日が雲を照らします。

7/26 5:23

露出抑え気味。

7/26 5:54

南アルプス夏山の朝

7/26 6:12

7/26 6:36

大聖寺平から北アルプス。右端は槍ヶ岳ですか。

7/26 7:17

荒川岳と北アルプス

7/26 7:18

小赤石手前の肩からの富士山方面

7/26 7:24

コイワカガミ　アップ。

7/26 7:34

3000mの天上ハイキング1

7/26 7:34

3000mの天上ハイキング2。すべてを忘れる。-

7/26 7:53

雪渓の先に富士山。

7/26 8:10

山頂でDucchi氏と握手。

7/26 8:10

南アルプス全部見え（除く北岳）！　赤石避難小屋の管理人さんもこの夏最高の天気とおっしゃっていました。
仙丈/塩見/荒川中岳/甲斐駒/悪沢/間ノ岳/農鳥。

7/26 8:11

赤石岳から赤石避難小屋。朝ビールとコーヒーをいただきました。管理人さん夫婦とお話しさせてもらい、だいぶゆっくりさせてもらいました。

7/26 8:49

聖岳、昨年上った東尾根を眺める

7/26 9:24

今回最後のジャイアンツ　小赤石。

7/26 9:31

小赤石の帰りにイワヒバリが、左を向いています。左下1/4

7/26 9:31

イワヒバリがこっちを向いています。写真中央のやや上。

7/26 9:31

岩陰に隠れるイワヒバリ氏。

7/26 12:53

3時間半経過後、広河原まで下ってきました。

7/26 12:54

ポカリ容器も気圧でつぶれています。

撮影機器：

X10 FUJIFILM

感想

neoyoshi

今回は2012年のコースを単独ではなく、いつものDuchi氏と踏破。一度行ったことによる余裕と単独でないということで精神的にはとても楽でした。

ただし心配機能のトレーニングが不足していたのか、だいぶDucchi氏と離れてしまうところもあり、今後の課題。ゆっくり登れたことで、ニホンカモシカ、雷鳥、イワヒバリ、クマ（？）似合うこともできました。またきれいな景色なんかを分かち合うのも山の良さかと再認識。「独り占め」とは違う良さが感じられました。

天気は最高で赤石避難小屋の管理人の肩がこの夏一番とおっしゃっていたほど、日ごろの行いの良さ？を再認識しました。小渋川コースも下りの時には3人の方が登ってきており、メジャーになりつつあるのかな？と思いましたが、登山計画書には私達以外に一通しか入っておらず、少し心配になりました。

タフなコースには違いはなく、南アルプス満喫コースとしてまた近いうちいつか来たいと思いました。