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Yamareco

記録ID: 4856474
全員に公開
ハイキング
白山

笈ヶ岳トレッキング(雄谷林道終点in/out)

2022年10月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
happygo その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:57
距離
18.0km
登り
2,237m
下り
2,246m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:22
休憩
1:23
合計
11:45
3:38
39
4:17
4:19
35
4:54
5:11
47
5:58
6:02
67
7:09
7:09
78
8:27
8:27
20
8:47
8:51
70
10:01
10:39
38
11:17
11:28
11
11:39
11:39
58
12:37
12:37
43
13:20
13:23
45
14:08
14:09
31
14:40
14:42
39
15:21
15:22
1
15:23
林道終点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
前日、金剛堂山へ登り、白川郷合掌造りを観光後、更に三方岩岳へ登る。
下山後、白山白川郷ホワイトロードが土砂災害により、岐阜側から石川側へ通り抜けできないため、五箇山温泉や金沢市を経由する大回り(所要3時間)で、ヤマトモとの待合せ場所、道の駅瀬女まで乗りつけ車中泊。

当日朝、瀬女からヤマトモCar(四駆のパジェロ)で雄谷林道終点までの悪路を乗りつけ。車高の低い一般車は、2kmほど手前の林道入口付近(最初の分岐かその直後辺り)に停めるのがベター。Google mapだと一般道終点にあたる「笥笠(けがさ)中宮神社」を設定し、そこからすれ違い困難な林道をひたすら直進し、川を渡った後すぐに分岐を左、その次の分岐を右へ行くと、悪路をひた走れば雄谷林道終点です。最大の悪路は最初の分岐を左折した直後で、坂の路面のえぐれがひどく、一般車だと徐行しても車底をすりそうです。終点まで行けると、往復1時間は時短になります。
コース状況/
危険箇所等
<林道終点〜中宮ダム>
下ノ廊下や大杉峡谷に似た、峡谷沿いの水平道が多い。峡谷側に滑落したら助からないポイントも多く、夜間歩行時は細心の注意が必要。

<中宮ダム〜雄谷〜水晶谷>
ダムで対岸(右岸)へ渡り、しばし川沿いを歩く。全体的に渡渉が5,6回かそれ以上ある。雄谷で標高700m→870m程度まで、ガレ場を一気に直登して渡渉し、水晶谷まで高巻きしながら緩やかな起伏の痩せ尾根を進む。往路は向かって右側が崖のため、夜間歩行時は転倒・滑落しないよう、細心の注意が必要。倒木も多く、木の下をくぐったり、上にまたがったりすることを余儀なくされる箇所も数多。
【注意1】雄谷最上部ではガレ場を途中で右へ曲がる必要があるが、夜間歩行だったため気づけず、それらしき岩場を直進してしまい、50mほど登ってから引き返すルートロスあり。写真に矢印を書き込んでおいたので、参考にされたし。
【注意2】水晶谷渡渉点直前にY字分岐あり。橋桁跡(上流部)に向かって直進したくなるが、正解は右。下流部側に下り、眼前で岩跳びしながら進むのが吉。増水時は靴濡れを恐れず、転倒しないよう進むことが最重要。上流部側に下りると他人レポ見ても、渡渉に苦戦している模様。写真に矢印を書き込んでおいたので、参考にされたし。

<水晶谷〜清水平〜西尾根取り付き>
標高930m程度の水晶谷底から1000m程度まで急登をハイクアップすると、テント4,5張は張れそうな空地に出て、そこから先はこの山域随一と言えるパラダイスロード(笑)。標高差のほぼない平坦道で、紅葉絶頂だし、最高の区間♪

<西尾根取り付き〜P1543〜殺生岩>
標高1150m程度からP1543(1543峰)まで、400m程度の一気急登。登り始めてすぐに、右手側の樹間越しにわさび小屋が見える。全体的に急斜面が続き、下り時の転倒に注意。時折ピンクテープがないとルートロスしそうな、ぷちヤブ漕ぎを強いられる区間もチラホラ。P1543から殺生岩までは、更に90mほどの急登だが迷う要素はない。この頃になると、登りだと右手に白山、左手に大笠山が樹間より見え始める。殺生岩より先はトレッキングポールは邪魔になる(ヤブ漕ぎにマイナス)ため、殺生岩でポールはしまうかデポしたほうがよい。

<殺生岩〜笈ヶ岳>
殺生岩(1630m)から標高1700m程度までは、ロープを頼りにした急斜面の直登。そこから距離にして550m程、標高にして140m程が超ド級のヤブ漕ぎで、平泳ぎの要領で進むが、登り60分/下り30分を要す。登りはヤブをつかんで身体を引き上げる、下りはヤブをつかんで転倒防止するのがポイント。ピンクテープが相当頻度でついており、悪天でない限りルートロスの可能性は低いと思われる。
ヤブは雪の重みのせいか、下り側に傾いており、往路(登り)では顔面アタックを受ける形になるため、目の防護用にサングラスは必須。もちろん、手を防護するテムレス級の手袋も必須。足元に質の悪い木の根っこがあることもあり、すねの強打に注意。
また朝露をまとったヤブ漕ぎで結構ずぶ濡れになるため、上下ともにレインウェア装着が望ましい。ザックカバーも必須で、私は登りでは付け忘れ、遅ればせながら山頂で付け、下りでは水を弾きました!この他、サコッシュなどはザックにしまう等、ヤブとの格闘モードには最大限の留意を図られたい。
その他周辺情報 私はレンタカー返却時間が迫っていたため、ノー温泉で名古屋へ直行したが、ヤマトモが下山後に利用し、私も前夜利用した、道の駅瀬女から車で1,2分の比[ひめ]の湯での日帰り入浴がオススメ。
今回は飲料1.8kg込で5.4kg、ミドルカットシューズ(ノースフェース_Verto S3K Future Light|560g×2)でアタック!下山後、シューズ両足とも側面が破れました…。激ヤブ、恐ろしや…。
2022年10月29日 15:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/29 15:08
今回は飲料1.8kg込で5.4kg、ミドルカットシューズ(ノースフェース_Verto S3K Future Light|560g×2)でアタック!下山後、シューズ両足とも側面が破れました…。激ヤブ、恐ろしや…。
朝2時過ぎ、ヤマトモと待ち合わせた道の駅瀬女の星空。紅葉越しのオリオン座がキレイ!
2022年10月30日 02:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 2:20
朝2時過ぎ、ヤマトモと待ち合わせた道の駅瀬女の星空。紅葉越しのオリオン座がキレイ!
朝3時半過ぎ、登山口となる雄谷林道終点の星空!北斗七星がスッキリ見え、好天の予感♪
2022年10月30日 03:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 3:36
朝3時半過ぎ、登山口となる雄谷林道終点の星空!北斗七星がスッキリ見え、好天の予感♪
暗闇の中、リトル下ノ廊下、ニアリー大杉峡谷といった感じの尾谷川沿いの水平歩道を進みます!
2022年10月30日 03:51撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 3:51
暗闇の中、リトル下ノ廊下、ニアリー大杉峡谷といった感じの尾谷川沿いの水平歩道を進みます!
尾谷川側に滑落すると、タダではすみません。慎重に歩きます。
2022年10月30日 03:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 3:51
尾谷川側に滑落すると、タダではすみません。慎重に歩きます。
暗闇の中、慎重に渡渉します!
2022年10月30日 03:53撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 3:53
暗闇の中、慎重に渡渉します!
黒部峡谷の下ノ廊下や水平歩道と同様、こんな峡谷沿いに登山道を整備してくれた方々に感謝しながら進みます!
2022年10月30日 04:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 4:14
黒部峡谷の下ノ廊下や水平歩道と同様、こんな峡谷沿いに登山道を整備してくれた方々に感謝しながら進みます!
足早に通過する私!
2022年10月30日 04:14撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 4:14
足早に通過する私!
入山から40分で、中宮(ちゅうぐう)ダムへ到達!真っ暗な中、巨大な人工物にビックリ!
2022年10月30日 04:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 4:18
入山から40分で、中宮(ちゅうぐう)ダムへ到達!真っ暗な中、巨大な人工物にビックリ!
先陣切って進んでいきます!
2022年10月30日 04:18撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 4:18
先陣切って進んでいきます!
ダムの堰堤を通って尾谷川の左岸→右岸へ渡ります!堰堤橋を撮影する私!
2022年10月30日 04:20撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 4:20
ダムの堰堤を通って尾谷川の左岸→右岸へ渡ります!堰堤橋を撮影する私!
そして、その時撮った写真!
2022年10月30日 04:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 4:20
そして、その時撮った写真!
向かって右側は急峻な崖です。ここで右に転げましたが、左手にロープをつかんでたおかげで、惨事を免れました!
2022年10月30日 04:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 4:24
向かって右側は急峻な崖です。ここで右に転げましたが、左手にロープをつかんでたおかげで、惨事を免れました!
尾谷川沿いのトレイルは基本、向かって右側が崖。慎重に進みます。
2022年10月30日 04:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 4:36
尾谷川沿いのトレイルは基本、向かって右側が崖。慎重に進みます。
暗闇の中で、渡渉が数多!
2022年10月30日 04:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 4:38
暗闇の中で、渡渉が数多!
ここは道誤りをしてしまった雄谷の最上部。この後、50mほど登ったガレた急坂を下り返します。
2022年10月30日 05:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 5:04
ここは道誤りをしてしまった雄谷の最上部。この後、50mほど登ったガレた急坂を下り返します。
このような倒木をくぐる箇所が全体的に数多。ヤマトモいわく、胎内くぐり(笑)。
2022年10月30日 05:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 5:38
このような倒木をくぐる箇所が全体的に数多。ヤマトモいわく、胎内くぐり(笑)。
入山から2時間15分、計算通り、難所の水晶谷へ下る直前で夜が明けてきました!
2022年10月30日 05:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 5:54
入山から2時間15分、計算通り、難所の水晶谷へ下る直前で夜が明けてきました!
夜が明けてくると、辺り一帯紅葉に彩られた絶景が広がっていたことを実感!
2022年10月30日 05:57撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 5:57
夜が明けてくると、辺り一帯紅葉に彩られた絶景が広がっていたことを実感!
水晶谷の渡渉ポイント!ここ1週間の天気を見張ってましたが、連日晴れ続きのため水量少なく、飛び石で簡単に渡渉できます!
2022年10月30日 05:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 5:59
水晶谷の渡渉ポイント!ここ1週間の天気を見張ってましたが、連日晴れ続きのため水量少なく、飛び石で簡単に渡渉できます!
水晶谷渡渉ポイントの10mほど上流部の橋桁跡のある辺り。こっち側からだと渡渉に難儀します。下流側から渡渉すべし!
2022年10月30日 05:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 5:59
水晶谷渡渉ポイントの10mほど上流部の橋桁跡のある辺り。こっち側からだと渡渉に難儀します。下流側から渡渉すべし!
難所・水晶谷の渡渉を終えて安堵するうちら。第一関門クリア!
2022年10月30日 06:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/30 6:01
難所・水晶谷の渡渉を終えて安堵するうちら。第一関門クリア!
対岸を登り始めてから、来た方角を振り返る!紅葉がいい感じ♪
2022年10月30日 06:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:04
対岸を登り始めてから、来た方角を振り返る!紅葉がいい感じ♪
少し引きのアングルで!
2022年10月30日 06:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:06
少し引きのアングルで!
青空と紅葉に向かって進みます!
2022年10月30日 06:07撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 6:07
青空と紅葉に向かって進みます!
辺り一帯、カラフルな紅葉が広がってます!
2022年10月30日 06:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:14
辺り一帯、カラフルな紅葉が広がってます!
ついつい立ち止まって撮りたくなる光景ばかり!
2022年10月30日 06:14撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 6:14
ついつい立ち止まって撮りたくなる光景ばかり!
山肌の紅葉が美しいのです!
2022年10月30日 06:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:16
山肌の紅葉が美しいのです!
数ある倒木の中で、最も通過に難儀した場所!通過前!
2022年10月30日 06:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:17
数ある倒木の中で、最も通過に難儀した場所!通過前!
通過中!笑うしかない(笑)。
2022年10月30日 06:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:19
通過中!笑うしかない(笑)。
オレンジ色に染まる森!
2022年10月30日 06:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:22
オレンジ色に染まる森!
青空の下で、秋と冬が同居!
2022年10月30日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/30 6:38
青空の下で、秋と冬が同居!
赤・白・橙!
2022年10月30日 06:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:39
赤・白・橙!
青と白!
2022年10月30日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:41
青と白!
水晶谷を越えてから、西尾根取り付きまでの清水平(しょうずだいら)は、牧歌的、平和的な平坦トレイル!この山域唯一の癒やしタイム!
2022年10月30日 06:43撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 6:43
水晶谷を越えてから、西尾根取り付きまでの清水平(しょうずだいら)は、牧歌的、平和的な平坦トレイル!この山域唯一の癒やしタイム!
紅葉もいい感じ!
2022年10月30日 06:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:44
紅葉もいい感じ!
わくわくドキドキ!
2022年10月30日 06:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:44
わくわくドキドキ!
楽しい楽しい!
2022年10月30日 06:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 6:48
楽しい楽しい!
谷底の清水平から山座同定アプリで稜線に見える山を調べてみると、すでに笈ヶ岳が見える模様!
2022年10月30日 06:52撮影 by  SHT-AL09, HUAWEI
1
10/30 6:52
谷底の清水平から山座同定アプリで稜線に見える山を調べてみると、すでに笈ヶ岳が見える模様!
あそこのポコッが笈ヶ岳だ!
2022年10月30日 06:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 6:54
あそこのポコッが笈ヶ岳だ!
笈ヶ岳ドーン!今から行くので、待ってろよ〜!!!
2022年10月30日 06:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 6:54
笈ヶ岳ドーン!今から行くので、待ってろよ〜!!!
入山から3時間半、西尾根取り付きへ到達!ある意味、ここからが登山です!
2022年10月30日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:09
入山から3時間半、西尾根取り付きへ到達!ある意味、ここからが登山です!
紅葉が旬なので、ちょいちょい立ち止まって撮影してます!
2022年10月30日 07:09撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 7:09
紅葉が旬なので、ちょいちょい立ち止まって撮影してます!
西尾根取り付きからは、急傾斜のガチ登山が始まります!
2022年10月30日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:09
西尾根取り付きからは、急傾斜のガチ登山が始まります!
中宮わさび生産組合の管理地となっている、通称”わさび小屋”が見えた〜!
2022年10月30日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:13
中宮わさび生産組合の管理地となっている、通称”わさび小屋”が見えた〜!
急傾斜を黙々と登るヤマトモ!
2022年10月30日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/30 7:14
急傾斜を黙々と登るヤマトモ!
こんな光景を頻繁に拝みながら・・・
2022年10月30日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:20
こんな光景を頻繁に拝みながら・・・
急傾斜を黙々と登る私!
2022年10月30日 07:20撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 7:20
急傾斜を黙々と登る私!
要所要所でロープを補助に登ります!
2022年10月30日 07:22撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 7:22
要所要所でロープを補助に登ります!
振り向くと紅葉と友がいます!
2022年10月30日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:22
振り向くと紅葉と友がいます!
青、白(飛行機雲)、紅葉!
2022年10月30日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:23
青、白(飛行機雲)、紅葉!
カラフルカラフル!見飽きません!
2022年10月30日 07:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:26
カラフルカラフル!見飽きません!
青空に映える橙・黄!
2022年10月30日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:32
青空に映える橙・黄!
ずっと谷底にいたので、急登を登り始めたことで、やっと見えたご来光!
2022年10月30日 07:32撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 7:32
ずっと谷底にいたので、急登を登り始めたことで、やっと見えたご来光!
青、緑、赤、黄、橙の奇跡!1/2
2022年10月30日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:32
青、緑、赤、黄、橙の奇跡!1/2
青、緑、赤、黄、橙の奇跡!2/2
2022年10月30日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:33
青、緑、赤、黄、橙の奇跡!2/2
対岸の山肌も尋常じゃない美しさ!左奥には日本海(富山湾)♪
2022年10月30日 07:34撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 7:34
対岸の山肌も尋常じゃない美しさ!左奥には日本海(富山湾)♪
逆光での紅葉の美しさったら♪
2022年10月30日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/30 7:36
逆光での紅葉の美しさったら♪
足元の小さな秋も見逃せません!
2022年10月30日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 7:37
足元の小さな秋も見逃せません!
紅葉を愛でるマゾハイカー!
2022年10月30日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
10/30 7:51
紅葉を愛でるマゾハイカー!
急傾斜でキツイんですが、右も左もこんな絶景ばっか!
2022年10月30日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 7:52
急傾斜でキツイんですが、右も左もこんな絶景ばっか!
倒木はひたすらくぐります!(たまにまたいで越えます)
2022年10月30日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:01
倒木はひたすらくぐります!(たまにまたいで越えます)
倒木をくぐる友!
2022年10月30日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/30 8:05
倒木をくぐる友!
樹間越しに笈ヶ岳の残雪期ルート!右が冬瓜山(かもうりやま)、左がシリタカ山!
2022年10月30日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:07
樹間越しに笈ヶ岳の残雪期ルート!右が冬瓜山(かもうりやま)、左がシリタカ山!
メデューサのような生命力を感じる大木!
2022年10月30日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:20
メデューサのような生命力を感じる大木!
グレトラ2で、田中陽希さんが笈ヶ岳の激ヤブ漕ぎに挑んだ起点となった三百名山の大笠山!
2022年10月30日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:22
グレトラ2で、田中陽希さんが笈ヶ岳の激ヤブ漕ぎに挑んだ起点となった三百名山の大笠山!
笈ヶ岳!ではなく、そのはるか手前の殺生岩が見えた!
2022年10月30日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:23
笈ヶ岳!ではなく、そのはるか手前の殺生岩が見えた!
ピンクテープがなければ遭難しそうなぷちヤブ道を進む!
2022年10月30日 08:25撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 8:25
ピンクテープがなければ遭難しそうなぷちヤブ道を進む!
入山からおよそ5時間、やっと白山が見え始める!
2022年10月30日 08:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 8:28
入山からおよそ5時間、やっと白山が見え始める!
山頂直下に比べると、遥かにかわいいレベルのヤブ漕ぎが既に始まってます!
2022年10月30日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:37
山頂直下に比べると、遥かにかわいいレベルのヤブ漕ぎが既に始まってます!
入山から5時間、ついに殺生岩のおでまし!
2022年10月30日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:45
入山から5時間、ついに殺生岩のおでまし!
殺生岩から望む、この山域の盟主・白山!
2022年10月30日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:45
殺生岩から望む、この山域の盟主・白山!
白山ドーン!左端が最高峰・御前峰で、その右が大汝峰!通算3回登ってますが、直近では昨年10月の紅葉最盛期に、平瀬登山道から登りました〜!
2022年10月30日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:45
白山ドーン!左端が最高峰・御前峰で、その右が大汝峰!通算3回登ってますが、直近では昨年10月の紅葉最盛期に、平瀬登山道から登りました〜!
殺生岩でポールを畳み、しまいます。剱岳早月尾根でさえ一度もポールを畳まないポール派の私でも、「殺生岩〜笈ヶ岳〜殺生岩〜西尾根取り付き」間はポールを使いませんでした。
2022年10月30日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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殺生岩でポールを畳み、しまいます。剱岳早月尾根でさえ一度もポールを畳まないポール派の私でも、「殺生岩〜笈ヶ岳〜殺生岩〜西尾根取り付き」間はポールを使いませんでした。
白山連峰の山並みを右手に見ながら、殺生岩より慎重に歩を進め始めます!
2022年10月30日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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白山連峰の山並みを右手に見ながら、殺生岩より慎重に歩を進め始めます!
紅葉した山肌越しには日本海ブルーが!
2022年10月30日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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紅葉した山肌越しには日本海ブルーが!
殺生岩を右側から巻きつつ、ロープを頼りに70mほど急斜面を直登します!
2022年10月30日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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殺生岩を右側から巻きつつ、ロープを頼りに70mほど急斜面を直登します!
声を掛け合いながら登っていきます!
2022年10月30日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 8:56
声を掛け合いながら登っていきます!
何度見ても美しい白山!手前は冬瓜山・シリタカ山経由となる残雪期の登頂ルート!
2022年10月30日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 9:00
何度見ても美しい白山!手前は冬瓜山・シリタカ山経由となる残雪期の登頂ルート!
標高およそ1700m地点。距離にして550m程、標高にして140m程続く超ド級のヤブ漕ぎが始まります。ヤブパンチに目をやられないよう、サングラス必須!
2022年10月30日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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標高およそ1700m地点。距離にして550m程、標高にして140m程続く超ド級のヤブ漕ぎが始まります。ヤブパンチに目をやられないよう、サングラス必須!
ヤブに入る手前、日本海がクッキリ見えます!
2022年10月30日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 9:03
ヤブに入る手前、日本海がクッキリ見えます!
8ヶ月ぶりのガチ登山に、息絶え絶え(?)のヤマトモ。定期的に振り返って声かけます!
2022年10月30日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8ヶ月ぶりのガチ登山に、息絶え絶え(?)のヤマトモ。定期的に振り返って声かけます!
いよいよラスボス・笈ヶ岳が見え始めます!
2022年10月30日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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いよいよラスボス・笈ヶ岳が見え始めます!
熾烈なヤブ漕ぎの渦中!
2022年10月30日 09:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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熾烈なヤブ漕ぎの渦中!
ピンクテープが10m以内に必ずあり、晴天時なら道迷いリスクはありません。基本は、ヤブをつかんで、全身を引き上げるイメージで、平泳ぎで進みます!
2022年10月30日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 9:12
ピンクテープが10m以内に必ずあり、晴天時なら道迷いリスクはありません。基本は、ヤブをつかんで、全身を引き上げるイメージで、平泳ぎで進みます!
ただ、雪の重みのせいか、ヤブは登る登山者側に突き出ており、頻繁に強烈なパンチを見舞います。しかも朝露でビショビショ。時折、発狂の雄叫びを上げるしかありません!
2022年10月30日 09:15撮影 by  A202SH, SHARP
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ただ、雪の重みのせいか、ヤブは登る登山者側に突き出ており、頻繁に強烈なパンチを見舞います。しかも朝露でビショビショ。時折、発狂の雄叫びを上げるしかありません!
いよいよ笈ヶ岳の山頂をしっかりと捉えますが、見えてからが遠い遠い…。ヤマトモはここにトレッキングポールをデポ。(ポールはヤブ漕ぎには完全不向き)
2022年10月30日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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いよいよ笈ヶ岳の山頂をしっかりと捉えますが、見えてからが遠い遠い…。ヤマトモはここにトレッキングポールをデポ。(ポールはヤブ漕ぎには完全不向き)
笈ヶ岳本峰を目前に、遭難中にしか見えない私!?
2022年10月30日 09:26撮影 by  A202SH, SHARP
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笈ヶ岳本峰を目前に、遭難中にしか見えない私!?
この時点ではまだまだ遠い笈ヶ岳!サングラスで目を守りつつ、進みます。ヤマトモのサングラスは往路のヤブパンチで破壊されました(涙)。(ここから更に30分かかります)
2022年10月30日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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この時点ではまだまだ遠い笈ヶ岳!サングラスで目を守りつつ、進みます。ヤマトモのサングラスは往路のヤブパンチで破壊されました(涙)。(ここから更に30分かかります)
ヤブ漕ぎ中の数少ない癒やし、白山の絶景!
2022年10月30日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ヤブ漕ぎ中の数少ない癒やし、白山の絶景!
ヤブの中で何枚撮っても、こんな画にしかなりません(笑)。時折、倒木もあり、スネをぶつけないよう注意!
2022年10月30日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ヤブの中で何枚撮っても、こんな画にしかなりません(笑)。時折、倒木もあり、スネをぶつけないよう注意!
何度か偽ピークに騙され続けますが、いよいよラスト登り路が見えました〜!(ここから更に15分かかります)
2022年10月30日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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何度か偽ピークに騙され続けますが、いよいよラスト登り路が見えました〜!(ここから更に15分かかります)
入山から6時間強、ヤマトモより5分ほどお先に笈ヶ岳へ登頂!後方は元気の源・白山!
2022年10月30日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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入山から6時間強、ヤマトモより5分ほどお先に笈ヶ岳へ登頂!後方は元気の源・白山!
田中陽希さんが2015年のグレトラ2で、激ヤブの中の往復した三百名山の大笠山(未踏)!
2022年10月30日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 10:00
田中陽希さんが2015年のグレトラ2で、激ヤブの中の往復した三百名山の大笠山(未踏)!
山並みの奥は日本海(富山湾)!
2022年10月30日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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山並みの奥は日本海(富山湾)!
右奥に白山を見据えつつ、笈ヶ岳からも延々続く道なきヤブの稜線!
2022年10月30日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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右奥に白山を見据えつつ、笈ヶ岳からも延々続く道なきヤブの稜線!
前日登った三百名山・三方岩岳や、7月に登った御嶽山も見えてます!
2022年10月30日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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前日登った三百名山・三方岩岳や、7月に登った御嶽山も見えてます!
同じく前日登った金剛堂山は、残念ながら雲の中。2日前に浸かった五箇山温泉至近にある三百名山・人形山(未踏)はクッキリ!
2022年10月30日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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同じく前日登った金剛堂山は、残念ながら雲の中。2日前に浸かった五箇山温泉至近にある三百名山・人形山(未踏)はクッキリ!
無雪期の笈ヶ岳山頂、取ったどぉー♪
2022年10月30日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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無雪期の笈ヶ岳山頂、取ったどぉー♪
入山から6時間強。二百名山72座目(+百名山100座)として、ヤブの迷宮・笈ヶ岳へ登頂!カムエク(既登)、ペテガリ(未踏)と並ぶ二百名山の最難3座の一角を攻略!
2022年10月30日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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入山から6時間強。二百名山72座目(+百名山100座)として、ヤブの迷宮・笈ヶ岳へ登頂!カムエク(既登)、ペテガリ(未踏)と並ぶ二百名山の最難3座の一角を攻略!
1年越しで計画した紅葉絶頂期の笈ヶ岳アタック!最高の天気の下、最高のパートナーと組んで登頂を果たす!感無量!
2022年10月30日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1年越しで計画した紅葉絶頂期の笈ヶ岳アタック!最高の天気の下、最高のパートナーと組んで登頂を果たす!感無量!
はるか遠くに日本海(富山湾)!どのへんの市街地だろう?
2022年10月30日 10:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 10:08
はるか遠くに日本海(富山湾)!どのへんの市街地だろう?
見惚れる美しさ、白山!
2022年10月30日 10:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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見惚れる美しさ、白山!
無風、10℃前後。ヤブ漕ぎ中は朝露でビショビショになり肌寒かったのに、山頂に出た瞬間、ポカポカ暖かくなる不思議ったら♪
2022年10月30日 10:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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無風、10℃前後。ヤブ漕ぎ中は朝露でビショビショになり肌寒かったのに、山頂に出た瞬間、ポカポカ暖かくなる不思議ったら♪
遥か奥に、雲海に浮かぶ御嶽山!
2022年10月30日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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遥か奥に、雲海に浮かぶ御嶽山!
御嶽山ドーン!
2022年10月30日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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御嶽山ドーン!
山頂碑下の鉄缶の中身。更に瓶があり、中にチビノートが入っているようでしたが、なんとなく開けてはいけない気がして、瓶は開けず。
2022年10月30日 10:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 10:32
山頂碑下の鉄缶の中身。更に瓶があり、中にチビノートが入っているようでしたが、なんとなく開けてはいけない気がして、瓶は開けず。
下山開始!当然、ヤブ漕ぎ(下り)です!完全に遭難の画ですねー。
2022年10月30日 10:53撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 10:53
下山開始!当然、ヤブ漕ぎ(下り)です!完全に遭難の画ですねー。
復路(下り)のヤブ漕ぎは撮影なしで、一心不乱にヤブをつかんで滑り降りました。ヤブ区間を終えて、殺生岩までのロープ下りに入った辺り。
2022年10月30日 11:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 11:06
復路(下り)のヤブ漕ぎは撮影なしで、一心不乱にヤブをつかんで滑り降りました。ヤブ区間を終えて、殺生岩までのロープ下りに入った辺り。
山頂から30分程(登りは60分程)でヤブ漕ぎを終え、殺生岩横の急斜面まで戻ってきました!
2022年10月30日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 11:12
山頂から30分程(登りは60分程)でヤブ漕ぎを終え、殺生岩横の急斜面まで戻ってきました!
同じロープを二人でつかまないよう、まず私が先に下り、ロープをリリースしたら声かけます!
2022年10月30日 11:13撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 11:13
同じロープを二人でつかまないよう、まず私が先に下り、ロープをリリースしたら声かけます!
掛け声の後、今度はヤマトモが慎重に急斜面を下ってきます!
2022年10月30日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 11:13
掛け声の後、今度はヤマトモが慎重に急斜面を下ってきます!
山頂から40分、殺生岩まで帰還し、白山をバックに安堵の撮影!ここからは一般道です!?
2022年10月30日 11:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 11:24
山頂から40分、殺生岩まで帰還し、白山をバックに安堵の撮影!ここからは一般道です!?
紅葉の中、時折道なき道の急斜面を黙々と下っていきます!
2022年10月30日 11:43撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 11:43
紅葉の中、時折道なき道の急斜面を黙々と下っていきます!
黄葉が美しい!
2022年10月30日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 11:48
黄葉が美しい!
紅葉の窪地で小休止!
2022年10月30日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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紅葉の窪地で小休止!
滞在中、ずっと青空があり、紅葉とベストマッチ!
2022年10月30日 11:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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滞在中、ずっと青空があり、紅葉とベストマッチ!
真っ赤に燃える木々!
2022年10月30日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 11:57
真っ赤に燃える木々!
紅葉と私たち♪
2022年10月30日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 11:57
紅葉と私たち♪
ナメコ!
2022年10月30日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ナメコ!
紅葉の中のヤマトモ!
2022年10月30日 12:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 12:11
紅葉の中のヤマトモ!
樹間越しに、燃えるようなカラーリングの山肌!
2022年10月30日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 12:18
樹間越しに、燃えるようなカラーリングの山肌!
復路のわさび小屋をドーンと♪。あそこが避難小屋で開放されたら、笈ヶ岳登山もだいぶ難易度が下がるのですが…。
2022年10月30日 12:32撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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10/30 12:32
復路のわさび小屋をドーンと♪。あそこが避難小屋で開放されたら、笈ヶ岳登山もだいぶ難易度が下がるのですが…。
西尾根取り付きまで下りきった辺りの紅葉!1/2
2022年10月30日 12:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 12:35
西尾根取り付きまで下りきった辺りの紅葉!1/2
西尾根取り付きまで下りきった辺りの紅葉!2/2
2022年10月30日 12:35撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 12:35
西尾根取り付きまで下りきった辺りの紅葉!2/2
平坦な清水平の紅葉街道を進む!
2022年10月30日 12:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 12:40
平坦な清水平の紅葉街道を進む!
往路も難儀した倒木!
2022年10月30日 13:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:07
往路も難儀した倒木!
高巻きしながら越えていきます!
2022年10月30日 13:07撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 13:07
高巻きしながら越えていきます!
高巻きから下りてきた所!
2022年10月30日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:09
高巻きから下りてきた所!
水晶谷が近づくにつれ、沢音が大きくなります!
2022年10月30日 13:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:11
水晶谷が近づくにつれ、沢音が大きくなります!
紅葉とV字谷!1/2
2022年10月30日 13:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:12
紅葉とV字谷!1/2
紅葉とV字谷!2/2
2022年10月30日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:18
紅葉とV字谷!2/2
復路の水晶谷渡渉ポイント!水量少なく、イージーです♪
2022年10月30日 13:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:20
復路の水晶谷渡渉ポイント!水量少なく、イージーです♪
水晶谷で見つけた、ヤマトモいわく”魔女の瞳”。なるほど!
2022年10月30日 13:21撮影 by  A202SH, SHARP
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10/30 13:21
水晶谷で見つけた、ヤマトモいわく”魔女の瞳”。なるほど!
先に渡渉を終えたヤマトモが対岸へ登っていきます!
2022年10月30日 13:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:22
先に渡渉を終えたヤマトモが対岸へ登っていきます!
往路の水晶谷渡渉は、直前の分岐を右(下流部)へ曲がりましょう!直進し、橋桁のある上流部へ下りると、渡渉に難儀するようです。
2022年10月30日 13:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/30 13:24
往路の水晶谷渡渉は、直前の分岐を右(下流部)へ曲がりましょう!直進し、橋桁のある上流部へ下りると、渡渉に難儀するようです。
私が格好悪くまたいで超えた倒木を、ヤマトモは難なくスマートに越えていきます!
2022年10月30日 13:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:26
私が格好悪くまたいで超えた倒木を、ヤマトモは難なくスマートに越えていきます!
ここは広いですが、片側が崖の痩せ尾根も多く、撮影時は必ず立ち止まって!
2022年10月30日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:30
ここは広いですが、片側が崖の痩せ尾根も多く、撮影時は必ず立ち止まって!
雄谷上部の高巻き道の紅葉!1/3
2022年10月30日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:30
雄谷上部の高巻き道の紅葉!1/3
雄谷上部の高巻き道の紅葉!2/3
2022年10月30日 13:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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雄谷上部の高巻き道の紅葉!2/3
雄谷上部の高巻き道の紅葉!3/3
2022年10月30日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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雄谷上部の高巻き道の紅葉!3/3
紅葉を愛でながら、疲れを忘れつつ、進みます!
2022年10月30日 13:43撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 13:43
紅葉を愛でながら、疲れを忘れつつ、進みます!
オオカメノキ?紅葉街道を進みます!
2022年10月30日 13:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:43
オオカメノキ?紅葉街道を進みます!
紅葉のV字谷の奥に、人工的な山肌が見える!
2022年10月30日 13:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 13:49
紅葉のV字谷の奥に、人工的な山肌が見える!
地元民のヤマトモいわく「一里野スキー場」ではないか、と。
2022年10月30日 13:50撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 13:50
地元民のヤマトモいわく「一里野スキー場」ではないか、と。
紅葉越しに一里野スキー場!冬季に向こうからこっち見ても、真っ白で何もわからんでしょう(笑)。
2022年10月30日 13:50撮影 by  A202SH, SHARP
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紅葉越しに一里野スキー場!冬季に向こうからこっち見ても、真っ白で何もわからんでしょう(笑)。
なるほど、確かに一里野スキー場でしょう。ヤマトモの予想的中ですね♪
2022年10月30日 13:51撮影
10/30 13:51
なるほど、確かに一里野スキー場でしょう。ヤマトモの予想的中ですね♪
多分、ムラサキツリフネかと!?。他の山では高山植物はほぼ終わりかけてますが、この山域はまだまだ花が多いです!
2022年10月30日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 14:01
多分、ムラサキツリフネかと!?。他の山では高山植物はほぼ終わりかけてますが、この山域はまだまだ花が多いです!
尾谷川の右岸を歩きますが、何度も軽い渡渉があります!
2022年10月30日 14:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:03
尾谷川の右岸を歩きますが、何度も軽い渡渉があります!
渡渉ポイントを見極める私!
2022年10月30日 14:03撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 14:03
渡渉ポイントを見極める私!
慎重に渡渉する友!
2022年10月30日 14:04撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 14:04
慎重に渡渉する友!
雄谷最上部、正解は右折ですが、暗闇の往路は淡々と直進してしまい、50m程登ってから下り返しました。トラテープを張ってほしい!要注意!
2022年10月30日 14:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/30 14:07
雄谷最上部、正解は右折ですが、暗闇の往路は淡々と直進してしまい、50m程登ってから下り返しました。トラテープを張ってほしい!要注意!
尾谷川側(向かって左側)は、基本崖です。紅葉を愛でながらも、注意しつつ進みます!
2022年10月30日 14:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:10
尾谷川側(向かって左側)は、基本崖です。紅葉を愛でながらも、注意しつつ進みます!
尾谷川沿い、紅葉のV字谷!1/3
2022年10月30日 14:13撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 14:13
尾谷川沿い、紅葉のV字谷!1/3
尾谷川沿い、紅葉のV字谷!2/3
2022年10月30日 14:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 14:15
尾谷川沿い、紅葉のV字谷!2/3
尾谷川沿い、紅葉のV字谷!3/3
2022年10月30日 14:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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尾谷川沿い、紅葉のV字谷!3/3
見た目ほど難易度高くない渡渉ポイント!1/3
2022年10月30日 14:24撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 14:24
見た目ほど難易度高くない渡渉ポイント!1/3
見た目ほど難易度高くない渡渉ポイント!2/3
2022年10月30日 14:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:24
見た目ほど難易度高くない渡渉ポイント!2/3
見た目ほど難易度高くない渡渉ポイント!3/3
2022年10月30日 14:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:24
見た目ほど難易度高くない渡渉ポイント!3/3
危険な場所には、随所随所にロープあります。先人に感謝!
2022年10月30日 14:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:27
危険な場所には、随所随所にロープあります。先人に感謝!
中宮ダムへだいぶ近づいてきました!
2022年10月30日 14:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:30
中宮ダムへだいぶ近づいてきました!
中宮ダム直前で尾谷川を大きく高巻きします。
2022年10月30日 14:37撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 14:37
中宮ダム直前で尾谷川を大きく高巻きします。
お、紅葉越しに中宮ダムが見えた!
2022年10月30日 14:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:38
お、紅葉越しに中宮ダムが見えた!
撮る私を撮る友!
2022年10月30日 14:38撮影 by  A202SH, SHARP
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10/30 14:38
撮る私を撮る友!
道中随一の人工物、中宮ダムのお出まし!
2022年10月30日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:39
道中随一の人工物、中宮ダムのお出まし!
黒部峡谷ブルーに負けない青さを誇る、雄谷ブルー!
2022年10月30日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:39
黒部峡谷ブルーに負けない青さを誇る、雄谷ブルー!
撮ったり・・・
2022年10月30日 14:40撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 14:40
撮ったり・・・
撮られたり・・・。パーティー登山の醍醐味♪
2022年10月30日 14:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:40
撮られたり・・・。パーティー登山の醍醐味♪
暗闇の往路は気づきませんでしたが、中宮ダム一帯も紅葉の盛りです♪
2022年10月30日 14:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 14:41
暗闇の往路は気づきませんでしたが、中宮ダム一帯も紅葉の盛りです♪
暗闇の往路はいまいち実感できなかった、リトル下ノ廊下を味わいながら進みます!1/4
2022年10月30日 14:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:42
暗闇の往路はいまいち実感できなかった、リトル下ノ廊下を味わいながら進みます!1/4
リトル下ノ廊下!2/4
2022年10月30日 14:42撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 14:42
リトル下ノ廊下!2/4
往路も通過したありがたい架け橋!
2022年10月30日 14:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:44
往路も通過したありがたい架け橋!
リトル下ノ廊下!3/4
2022年10月30日 14:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:44
リトル下ノ廊下!3/4
リトル下ノ廊下!4/4
2022年10月30日 14:44撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 14:44
リトル下ノ廊下!4/4
尾谷川沿いはガチな崖です、慎重に!1/2
2022年10月30日 14:48撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 14:48
尾谷川沿いはガチな崖です、慎重に!1/2
尾谷川沿いはガチな崖です、慎重に!2/2
2022年10月30日 14:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 14:48
尾谷川沿いはガチな崖です、慎重に!2/2
本日最後(往路は最初)の渡渉ポイント!
2022年10月30日 15:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 15:00
本日最後(往路は最初)の渡渉ポイント!
終点も近づき、足取り軽く越えていきます!1/3
2022年10月30日 15:00撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 15:00
終点も近づき、足取り軽く越えていきます!1/3
終点も近づき、足取り軽く越えていきます!2/3
2022年10月30日 15:01撮影
10/30 15:01
終点も近づき、足取り軽く越えていきます!2/3
終点も近づき、足取り軽く越えていきます!3/3
2022年10月30日 15:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 15:01
終点も近づき、足取り軽く越えていきます!3/3
あのV字谷奥の頂上稜線部から、ここまで歩いてきたんです♪
2022年10月30日 15:11撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 15:11
あのV字谷奥の頂上稜線部から、ここまで歩いてきたんです♪
下ノ廊下も、大杉峡谷も、ここも、撮影は必ず立ち止まって。ながら撮影は命の危険を伴います!
2022年10月30日 15:11撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
10/30 15:11
下ノ廊下も、大杉峡谷も、ここも、撮影は必ず立ち止まって。ながら撮影は命の危険を伴います!
いよいよ林道終点が近づき、最後のV字谷ショット!
2022年10月30日 15:14撮影 by  A202SH, SHARP
10/30 15:14
いよいよ林道終点が近づき、最後のV字谷ショット!
林道終点までゲザーン!おつかれ山!
2022年10月30日 15:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/30 15:22
林道終点までゲザーン!おつかれ山!
雄谷林道終点までの超悪路を難なく走行できるヤマトモCar(四駆のパジェロ)!おかげさまで、往復1時間超の時短ができました〜!
2022年10月30日 15:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/30 15:25
雄谷林道終点までの超悪路を難なく走行できるヤマトモCar(四駆のパジェロ)!おかげさまで、往復1時間超の時短ができました〜!
下山後、道の駅瀬女〜名古屋駅までロングドライブ。道中、福井県大野市界隈通過時に見えた荒島岳!重なる手前は小荒島岳ですね〜!
2022年10月30日 17:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/30 17:02
下山後、道の駅瀬女〜名古屋駅までロングドライブ。道中、福井県大野市界隈通過時に見えた荒島岳!重なる手前は小荒島岳ですね〜!
名古屋駅まで無事ドライブ完了!ここから新幹線で帰京!
2022年10月30日 20:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 20:05
名古屋駅まで無事ドライブ完了!ここから新幹線で帰京!
長い山旅は名古屋メシでフィニッシュ!お疲れさまでした〜!
2022年10月30日 20:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/30 20:26
長い山旅は名古屋メシでフィニッシュ!お疲れさまでした〜!

感想

二百名山の中で最難関級に位置づけられる笈ヶ岳へ。ついに、この日がやってきた!そして好天の後押しを受けて、100点満点の山行となった、というのが正直な実感です♪。

百名山完登を終えたのが2019年9月。その時点では、次の目標に「二百名山完登」などと考えもしませんでした。ただ、二百名山、三百名山と名のつく山を、優先的に登り始めたのは事実です。その頃は、二百名山の全貌を知る由もなく、進行中だった田中陽希さんのグレトラ3の90分版や、録画していたグレトラ2の15分版などを見続けるうちに、少しずつ二百名山の全貌がわかりだし、笈ヶ岳は夏道がない超難関な山で、田中陽希さんをして、「(無雪期には)二度と来ねぇ!」と言わしめたヤブ山だと認識します。長らく、残雪期しか登れない山だと思っており、この山や安平路山(今年8月登頂)があるため、1年ほど前は二百名山の完登は目指しておらず、クリティカルパスとも言える山でした。

ちょうど1年前の10月、ヤマレコで今回のルートがちょいちょい上がるのを初めて目の当たりにし、「笈ヶ岳に無雪期に登れるルートがある」ことを知ります。このルートで夏に登るレポは皆無のため、虫がいなくなり、ヤブが落ち着く、紅葉期限定のルートだと知ります。YSHR先生&botchi2999さんが2020年10月に登られたレポ(憧れbotchi2999さんの二百名山完登♪)の紅葉景色に魅了され、行くなら10月最終週だと心に決めます。と同時に、ここ1,2年で、地元山岳会の方々が、山頂直下のヤブに多数のピンクテープを付けてくださったことを知ります。そんなかんやを経て、昨秋段階で「来年の秋、10月最終週の紅葉絶頂期の週末に笈ヶ岳を目指そう!笈ヶ岳へ登れたら二百名山完登を目指そう!」と企画したのが、今日につながる原点です。

伏線ですが、わが社の人間ドック(1泊2日)が毎年熱海界隈であり、東京からわざわざ自腹で熱海界隈まで行くなら、その延長線上で、名古屋へ出て、名古屋からレンタカーで笈ヶ岳へ向かおう、と企画し、人間ドック申込が始まる4月吉日に、10月最終週末につながる日程で人間ドックを予約します。好天に恵まれるか、台風が来ないか、4月時点ではすべて博打です。そして1週間前になってから毎日笈ヶ岳の天候をチェックしますが、連日晴れ基調で、難所・水晶谷の渡渉に対する安心度が急上昇!当初土曜に登頂予定でしたが、日曜のほうがより晴れそうなため、翌日(月曜)は東京で仕事なのでキツイのですが、日曜を選択します。と共に、土曜だったら同伴できなかった地元石川県のヤマトモが、日曜なら同伴できるとわかり、かつ雄谷林道終点まで乗り入れ可能なパジェロ保有とわかり、好天予報とあわせて、モチベーションあげあげです。

実はヤマトモとは、今回「初めまして♪」の間柄でしたが、同級生で身長・体重・体型がほぼ同じで、Facebookの「山が好き!」グループで意気投合した仲です。Facebook経由でつながり、初対面で各地の山(北海道・十勝岳、東京・高尾山、岡山・蒜山、栃木・庚申山etc.)を登ったヤマトモは多数いて、改めてSNS全盛時代のヤマトモとの出会いに感謝です!

前置きが長くなりましたが、一年越しで計画した笈ヶ岳へ初挑戦する日がやってきました。ヤマトモとは道の駅瀬女で待合せし、私は前日、金剛堂山と三方岩岳へ登り、21時頃には現地入りしていましたが、ヤマトモは終業後、当日0:30頃に現地入りしたようで、2時間後の2時半に車中泊するヤマトモを窓越しに叩き起こして「初めまして〜」をします(笑)。その後、安定のパジェロで尾谷林道終点まで凸凹道を乗り上げ、3時半頃に林道終点へ。瀬女からも林道終点からも、お星様がクッキリ望め、好天を予感させる気候でしたね。

入山後しばらくは、黒部峡谷の下ノ廊下・水平歩道、大杉峡谷を彷彿とさせる、V字谷に岩盤を穿って作られたような水平道を進みます。片側(尾谷川側)は崖で、痩せ道も多いので、暗闇の中、慎重に進んでいきます。40分ほどで巨大な人工物、中宮ダムに突き当り、ここで反対側(右岸)に渡り、これまたしばらくは片側が崖の痩せ道を延々と進みます。一度、崖側に転倒しましたが、左手でロープをつかんでおり、事なきを得ました。暗闇歩行は本当に細心の注意が必要です。

その後、雄谷最上部あたり(カワキ谷)で、暗闇ゆえの不注意で、ガレた急斜面を誤って直進してしまいます。ヤマレコアプリより道誤りトーキが流れて発覚。50mほど岩場を下り返して正規ルートに戻りました。その後も、暗闇ゆえ下を向いて歩くことが多く、明るければ間違えようのない場所でもちょいちょい道誤りしそうになりつつも、大きな誤りはなく難所の水晶谷(渡渉点)へ近づきます。そうそう、倒木が多数あり、くぐる必要があり、結構気を遣います。

事前計画通り、入山から2時間15分程度、水晶谷目前で夜が明け、明るくなってきます。水晶谷辺りは紅葉がピークで、本当に美しい!そして水量が少なく、岩跳びで簡単に渡渉できるレベルでひと安心。ヤマトモと肩をなでおろします。

水晶谷を越えてハイクアップしていくと、ほどなく平坦な清水平(しょうずだいら)が始まります。しかも紅葉が盛り!この山域で唯一の安心安全ポイントと言え、西尾根取り付き点まで、最も平和な1時間でしたねー。ここだけなら、まさにハイキング、ピクニックといった様相ですわ(笑)。

西尾根取り付きからは、激急登が始まります。が、とにかく紅葉が盛りで美しい。ヤマトモはヒーヒー言ってましたが、元々急登好き、撮影好きな私は、紅葉が美しすぎて、全く疲れを感じることなく、ガツガツ撮りながら登っていきます。そして谷底(清水平)から登り始めたこともあり、いよいよ太陽とご対面!当然上空は青空!空の青、常緑樹の緑、そして赤・橙・黄に色づく紅葉した木々。これ以上ない絶景が広がり続けます。急登続き、時折ヤブ道&倒木祭ですが(笑)。

そして、P1543(1543峰)が近づく頃には、ついに一番見たかった白山も見え始めます。白山もこの日は終日晴れ予報で、予報通り青空に映える山容です。折しも昨秋の紅葉絶頂期に平瀬登山口から白山へ登っており、つい昨日のことのように思い出せます♪
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3619259.html

そして入山から5時間、ついに皆のレポで何度も見てきた殺生岩へ到着です。それまで、白山は樹間越しでしたが、殺生岩まで来ると遮るものなく、正面に見えます。日本海(富山湾)も一望でき、殺生岩はちょっとした休憩ポイントです。ここから先はヤブ地獄になるため、私はここでトレッキングポールを畳み、ザックにしまいます。結果、次にポールを出したのは、復路の西尾根取り付き点まで下った後となりました。

殺生岩は右側から巻くように進み、すぐに70mほどの草付き急傾斜をロープを頼りに登っていきます。標高1700mに達すると、いよいよ距離にして550m程、標高にして140m程、超ド級のヤブ漕ぎ祭開幕です♪。散々皆のレポで見てましたが、およそ背丈ほどの朝露でビショビショの屈強なヤブで、ピンクテープは最低10mに1個はついているので、迷う要素はないですが、平泳ぎをベースに、時にバタフライ(笑)で、豪快に進みます。基本はヤブをつかんで身体を引き上げる要領ですね。足元は滑る場所もあり、時折倒木もあり、何よりヤブパンチというべきか、顔面を急襲するヤブ攻撃に耐えつつ、時に発狂しつつ進みます。目を守るため、サングラスは必須アイテムで、ヤマトモは屈強なヤブにサングラスを破壊され、顔面に擦り傷を負ってました…。それほど過酷なヤブの迷宮でしたね!

結局、往路(登り)のヤブ漕ぎはかれこれ1時間、見えてからが遠い笈ヶ岳の頂まで這い続けました。時折振り返ると、ヤマトモははるか後方、そもそも激ヤブで見えないので、定期的に声かけながら進みます!ヤブ漕ぎ中は朝露ビショビショで肌寒い位でしたが、山頂に出た瞬間、ヤブから解放され、無風でポカポカ(10℃ほど)。別天地に来たような気分です。積み上げてきた二百名山は72座目(+百名山100座)。私の中では、北海道のカムエク(既登)&ペテガリ岳(未踏)、そして笈ヶ岳が二百名山の3大難関だと位置づけています。来年以降に登ることになる南アの鋸岳や、妙義山といった岩山も強敵ですが。ともあれ、残雪期しか登れないと思っていた笈ヶ岳に、紅葉絶頂期のこれ以上ない晴天日に、地元のヤマトモと登ることができ、感無量。このルートをアップしてくださったYSHR先生&botchi2999さんはじめ、ヤマレコ&YAMAPの皆様方に感謝の思いです。

復路は、往路よりは遥かに楽です。ヤブ漕ぎもヤブをつかみながら、滑り落ちる要領で、往路(60分)の半分(30分)で殺生岩まで戻れました。殺生岩から西尾根取り付き点までも、紅葉を愛でながら、時に倒木をくぐりながら、ロープを時に使いながら急降下していくとあっという間(笑)。ロープは二人で同時につかまないよう、声かけ合いながら慎重に下りましたが♪。紅葉&平坦パラダイスの清水平を越え、ラクラク渡渉の水晶谷を越え、往路は真っ暗な中通過した尾谷川沿いのV字谷型の痩せ道を進んでいくと、程なく紅葉絶頂&真っ青な水質の中宮ダム。そこからV字谷の水平道を歩き続けると、ほどなく尾谷林道終点です。復路はかなり雑に端折ってますが(笑)。

この日、我々2人以外の入山者は、男性ソロ×2名のみ。うち1名は、(林道終点でなく)林道入口から我々より遅くスタートしたのに、山頂で追いつかれ、その後先に下山開始した私たちがしばし先行するも、最後は中宮ダム過ぎに追い抜かれました。とっても健脚な方でしたー。もう1名は、私どもと同じく林道終点まで乗り上げていた松本ナンバーの方。この日は紅葉絶頂、最高の登山日和でしたが、地球上で4人しかアタックした人がいなかったことになります。もっとメジャーになってほしいと思う反面、いつまでも上級者しか訪れない最難の山であってほしい思いも(笑)。

本当は下山後、ヤマトモと比[ひめ]の湯にでも浸かりながら、メモリートークをしたかったのですが、下山は15:20過ぎで、パジェロでかっ飛ばして道の駅瀬女(私のレンタカー置き場)に到着したのが16時頃。私のレンタカーを20時までに名古屋まで返却せねば東京へ帰れなくなるため、瀬女でヤマトモへ別れを告げ、風呂なし、飯抜きで一路名古屋へ!一宮ICでの渋滞もたいしたことなく、google mapの案内時間通り、19時半頃には名古屋へ着きました。

二百名山・笈ヶ岳。最旬と言える紅葉のカラーリング、自身の登山史上最強・最恐のヤブ漕ぎ、相当インパクトの強い、思い出に残る登山となりました。カムエク、ニペソツ、(残雪期の)霞沢岳、毛勝山、三嶺、高千穂峰、大崩山などと並び、記憶に残る二百名山となりました〜。

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コメント

自分の記録へコメント返事を書いてしまったfuruhiroです。詳細な記録に驚きです。やはり三百名山を登られているようなので、お互い安全に完登を目指しましょう。
地元の山を私のコメント欄に紹介しておきましたので参考にしてください。
2022/11/3 6:18
furuhiroさん、コメントありがとうございます!三百名山は男鹿岳や野伏ヶ岳、猿ヶ馬場山、etc...。笈ヶ岳のような夏道ない山も多く、完登モードになってませんが、仮に二百名山を完登したら、スイッチはいるんですかね!?。丹沢山を残されてるのは、そこを301のラストにする作戦なんですかね?。海外の山も登られてるようで、すごいの一言です。今後も信州の山々を始め、素敵な山を安全第一で登り続けてください!私も後を追います(笑)。
2022/11/3 8:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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