燕岳・大天井岳 東天井岳と横通岳の踏み残しピークをクリア


- GPS
- 16:22
- 距離
- 36.7km
- 登り
- 3,477m
- 下り
- 3,651m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 9:06
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:55
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大天井岳から大天井ヒュッテへの巻き道は、意外と厳しめなので疲れていると要注意。 一ノ沢沿いの下りで雨で濡れた岩でスリップし腕に軽傷。 |
その他周辺情報 | 週末は駐車場は混雑しますので早めの到着が必要。 路上駐車は迷惑にならないところまで下りてすること。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ(1)
健康保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(☆)
三角巾(1)
バンドエイド(☆)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
手袋(1)
ストック(2)
ビニール袋(☆)
替え衣類(2)
入浴道具(1)
ザックカバー(1)
食器(1)
水筒(☆)
時計(1)
日焼け止め(1)
非常食(☆)
インナー手袋(1)
防寒用帽子(1)
下山用靴(1)
|
---|---|
共同装備 |
コンロ(1)
ガスカートリッジ(1)
コッヘル(鍋)(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(2)
車(2)
|
感想
百高山も残り少なくなり、他の方のレコを見ているとどうやらキチンとピークを踏んでいないところがあることが分かってきた。多くは主稜線上の、ルートが巻いているマイナーな(失礼!)ピークで、北アにも南アにもありそうだ。
今回は2度もスルーしてしまっているらしい、東天井岳と横通岳のピークをキチンと踏むことを個人目標に、1年振りの旧友との山登りに向かった。
梅雨明けが遅れて8日延期した山行は、土曜日スタートとなったため、駐車場の大混雑が予想された(mizcreidさん, Mococoさん、レコを参考にさせて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます)。
朝集合を前夜集合に切り替えて、ヒエ平に先着してMasuzushiさんを待つ。予定通り23時合流で中房温泉に移動したが、0時前だというのに第1駐車場はあと4〜5台、他もかなり埋まっていそうで下の方まで路駐状態だった(空きがあったのは金曜日日帰りの人が居たためだと)。まあ、とにかく寝て翌朝に備えたのだが、遠足前の小学生のように何か興奮してよく眠れない・・・・。
起床は4時。前回の飯豊の時にセットした腕時計のアラームがそのままになっていた。いつもは寝室に置いていないので約3週間もそのままだったらしい。
明るくなるまで寝ているつもりだったがこれで起き出すことになり、まあ、結果的に夜行バスが到着するよりも早く出られたから良かった。
合戦尾根を登るのは(下ったのも)30年程前の話。こんなに大勢登っているのだから、何とでもなるはずなのだけれど、眠さと暑さがじわじわとのし掛かってくる。ベンチが良い目印になるから急登でも登り易いコースなのが救いで、合戦小屋まで行けば何とかなるだろうと辛抱して登る。それでも第3ベンチではちょっとだけ横になって気分転換をした。
合戦小屋では、定番の波田スイカが待っていた。普段は殆ど食べないスイカだけれど、前日のsakusakuさんの日記にも刺激されて、Masuzushiさんに半分分けて貰って堪能。この場で食べる美味しさもあるが、やっぱり元が美味しいスイカだと思う。
ここから日当たりの良いルートになるが、風も感じられて暑さはほどほど。予想以上の好天に苦しさの中にもにやけ顔が出てしまう。燕岳はどっちでも良い感じだったが、時間が早かったのでやはりピークは行って来ようということになり、ピストンしてから小屋前で昼食とした。
ここからは稜線歩きで槍穂や裏銀座を見ながら進んでいく。ただ、風はあっても陽射しは強く、気温も高い(下界は相当だったよう・・・)。大下りから登り返す辺りではかなりバテてきて、大天井ヒュッテへの巻き道のアップダウンは結構堪えた。
無事に小屋に着いたらまずはビール!、少し休憩して牛首展望台をピストン。小屋の裏手から急登を登り、険しい感じの道を上りきると評判の大展望に出逢える。
しばし眺めて来た道を戻る。夕食までウトウト・・・
夕食は大天井ヒュッテお決まりのとんかつ。下界では珍しくなくとも、山小屋では結構インパクトがあるごちそう。布団に余裕があることと合わせて、こちらに来たのは正解だった。
夜半から天気予報通りの強風が吹き荒れる。でも明け方まで窓から星が見えていたので、早出をすれば大荒れにはならずに済むかも知れない。3時過ぎに起き出して朝食は自炊。まだ雨が降り出す気配はないが、ザックカバーと雨具のズボンは装着し、天候の急変にも迅速に対応出来るようにした。
風は15〜20m位だろうか。弱くなるときもあるが、地形が変わると一気に吹き付けてくる。雨が落ちてくる前に出来るだけ進んでおきたい。東側はまだ雲が少なく、槍穂の頭は雲の中。西からの雲をブロックしてくれているような形になっている。
大天荘の前に出たときにちょうどご来光の時刻だったので、慌ててザックからカメラを取り出す(雨かと思っていたので仕舞っていた)。今日、これだけ見れたのは相当にラッキーなのだ。
雨がまだ降らないので、大天井岳にも一応登っておく。メインはこの先の東天井岳と横通岳だ。登山者の多くが以前の自分のように縦走路を素通りしていく。横通岳には立派な三角点もあるのに残念だな。
この辺りから時折、雨が落ちてくる。まだ一気の崩れでは無さそうだが、警戒しつつ先を急ぐ。常念岳のピークは出たり隠れたり・・・2人とも既に登頂済みでこのピークには拘りはないし、この先確実に雨になるので、カットして下山道に入る。
最終水場で休憩し、あとは駐車場まで休憩無し。順調なはずだったが、濡れた岩で滑って転び方を間違え軽傷となった。基本通りザックで転べば良いものを・・・うっかり腕を岩にぶつけ、止血不十分で温泉で苦労することになる。
ヒエ平からほりで〜湯へまわったが、昼前なのにかなりの混雑。蝶ヶ岳や常念岳周辺にはかなりの登山者がいたことが伺える。
食事処は待ち行列が出来ていたので、そこは諦めて移動したら、ちょうどレコに出ていた「そば処常念」の案内を見つけ、待たずに入れた。
素朴な蕎麦は素材の甘さが感じられて、具材の茎山葵漬けのピリ辛と合わせて中々美味しかった。
その後は中房温泉に戻り、車2台に分かれて解散。東京方面は自然渋滞に事故渋滞が加わって酷い混み方だったけど、コーヒー1杯で眠くならずに帰着できた。
こんばんは、fireboltさん(^^)v
fireさんは燕がスタート、ワタシはゴールだったので、どこですれ違ったのかなあと考えていたら、車の回収で戻られているのですね
燕岳から餓鬼岳へ歩かれた登山者から聞きましたが、土曜の燕はスゴい混み具合だったようですね。
この時期の中房温泉にはあまり近付きたくないのですが、表銀座や常念山脈の起点ですから仕方なしですかね
実はワタシ、大天井岳から常念小屋の間は歩いたことがないので、こちらが次回の宿題です
やっぱり車2台体制ですと、すべての問題が解決されますね!
自転車でどうにかならないものか、今度はミスらないように考えてみます(^-^;
お疲れ様でした
kamasennninさん、こんばんは。
コメント有り難うございます。
北アのメインルートはかなり歩いていますが、餓鬼岳はたぶん最後の辺りまで残っちゃいそうな感じで、とても羨ましく思っていました。
車1台でも自転車があれば、やはりヒエ平に自転車をデポしてバスで中房温泉というパターンでしょう(kamasennninさんのレコを参考に餓鬼岳に単独行で行くパターンと一緒)。表銀座は順方向(槍穂を眺めながら)ですし、登りはバスの利用も出来ます。穂高駅付近なら駐車場の確保も中房温泉よりもかなり容易です。
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