ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 485716
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳・大天井岳 東天井岳と横通岳の踏み残しピークをクリア

2014年07月26日(土) ~ 2014年07月27日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
16:22
距離
36.7km
登り
3,477m
下り
3,651m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:54
休憩
2:12
合計
9:06
4:46
10
スタート地点
4:56
4:59
7
5:06
5:08
2
5:10
5:13
34
5:47
5:53
14
6:07
6:13
24
6:37
6:52
21
7:13
7:28
25
7:53
8:03
13
8:16
8:23
36
8:59
9:14
6
9:20
9:20
12
9:32
9:32
6
9:38
9:48
5
9:53
9:54
13
10:07
10:07
5
10:12
10:46
28
11:14
11:14
16
11:30
11:31
95
13:06
13:09
0
2日目
山行
5:58
休憩
0:57
合計
6:55
4:53
4:57
7
5:04
5:07
7
5:14
5:19
42
6:01
6:16
52
7:08
7:12
31
7:43
7:47
23
8:10
8:29
47
9:16
9:16
23
9:39
9:40
19
9:59
9:59
36
10:35
10:35
11
10:46
10:48
14
11:07
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ヒエ平駐車場に集合後、1台をデポして中房温泉へ。
コース状況/
危険箇所等
大天井岳から大天井ヒュッテへの巻き道は、意外と厳しめなので疲れていると要注意。
一ノ沢沿いの下りで雨で濡れた岩でスリップし腕に軽傷。
その他周辺情報 週末は駐車場は混雑しますので早めの到着が必要。
路上駐車は迷惑にならないところまで下りてすること。
前夜はTSURUYAで買ったウナギ弁当
時間帯が良く33%引きだったので(w
2014年07月25日 20:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/25 20:02
前夜はTSURUYAで買ったウナギ弁当
時間帯が良く33%引きだったので(w
中房温泉登山口の第1駐車場
0時頃には満車。
2014年07月26日 04:45撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/26 4:45
中房温泉登山口の第1駐車場
0時頃には満車。
温泉建物の裏には源泉が噴き出しています
2014年07月26日 05:12撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 5:12
温泉建物の裏には源泉が噴き出しています
大天井岳が見えて来ました
2014年07月26日 07:38撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/26 7:38
大天井岳が見えて来ました
これは何岩なんだろう・・・
2014年07月26日 07:41撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 7:41
これは何岩なんだろう・・・
あと5分です
2014年07月26日 07:45撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 7:45
あと5分です
いつもは食べないスイカだけれど、ここは二人で(1/8の)半分を。
更に食べやすく切って貰いました。
2014年07月26日 07:51撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
4
7/26 7:51
いつもは食べないスイカだけれど、ここは二人で(1/8の)半分を。
更に食べやすく切って貰いました。
槍と小槍が顔を出します
2014年07月26日 08:11撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7
7/26 8:11
槍と小槍が顔を出します
肉眼だと、まだこんな感じですけど
2014年07月26日 08:11撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/26 8:11
肉眼だと、まだこんな感じですけど
富士山も雲の上に
2014年07月26日 08:20撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/26 8:20
富士山も雲の上に
燕山荘まではまだ掛かります。暑い・・・
2014年07月26日 08:22撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/26 8:22
燕山荘まではまだ掛かります。暑い・・・
槍穂の稜線が少しずつ見えてくるのが楽しい
2014年07月26日 08:33撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/26 8:33
槍穂の稜線が少しずつ見えてくるのが楽しい
鹿島槍の双耳峰
2014年07月26日 08:49撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/26 8:49
鹿島槍の双耳峰
小屋直下はお花畑
2014年07月26日 08:57撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 8:57
小屋直下はお花畑
燕山荘前から裏銀座を望む
2014年07月26日 09:03撮影
2
7/26 9:03
燕山荘前から裏銀座を望む
コマクサがいっぱい、ちょっとピークは過ぎている感じだけれど。
2014年07月26日 09:19撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
4
7/26 9:19
コマクサがいっぱい、ちょっとピークは過ぎている感じだけれど。
いるかさん
2014年07月26日 09:20撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
6
7/26 9:20
いるかさん
つばめさん
2014年07月26日 09:23撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
5
7/26 9:23
つばめさん
燕岳山頂から
2014年07月26日 09:39撮影
4
7/26 9:39
燕岳山頂から
メガネ岩
2014年07月26日 09:53撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7
7/26 9:53
メガネ岩
槍〜裏銀座と燕岳までパノラマ
2014年07月26日 09:57撮影
2
7/26 9:57
槍〜裏銀座と燕岳までパノラマ
チシマギキョウ
2014年07月26日 10:00撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/26 10:00
チシマギキョウ
再びイルカさん
2014年07月26日 10:07撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/26 10:07
再びイルカさん
気持ち良い表銀座の縦走路を行く
2014年07月26日 10:52撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/26 10:52
気持ち良い表銀座の縦走路を行く
振り返って大下りと合戦尾根
2014年07月26日 11:57撮影
7/26 11:57
振り返って大下りと合戦尾根
タカネクモマグサ でしたっけ?
2014年07月26日 12:32撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 12:32
タカネクモマグサ でしたっけ?
喜作さん、有り難うございました
2014年07月26日 13:06撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/26 13:06
喜作さん、有り難うございました
大天井岳はパスしてヒュッテへ直接向かいます
2014年07月26日 13:21撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
4
7/26 13:21
大天井岳はパスしてヒュッテへ直接向かいます
思ったよりも厳しかったな・・・最後は急降下
向こうは牛首展望台
2014年07月26日 13:46撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 13:46
思ったよりも厳しかったな・・・最後は急降下
向こうは牛首展望台
6畳間に6人でした。
2014年07月26日 14:49撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/26 14:49
6畳間に6人でした。
ゴゼンタチバナ ?
2014年07月26日 15:08撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 15:08
ゴゼンタチバナ ?
牛首展望台から
2014年07月26日 15:15撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/26 15:15
牛首展望台から
あの辺りが赤岩岳か・・・ここもちゃんと踏まないと行けないんだな(汗
2014年07月26日 15:16撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/26 15:16
あの辺りが赤岩岳か・・・ここもちゃんと踏まないと行けないんだな(汗
大天井岳から明日行く稜線
2014年07月26日 15:17撮影
7/26 15:17
大天井岳から明日行く稜線
ここも急降下です
2014年07月26日 15:37撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/26 15:37
ここも急降下です
食事は定番のとんかつ
2014年07月26日 17:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/26 17:00
食事は定番のとんかつ
朝4時、強風の中で雨の警戒をしてスタートします
2014年07月27日 04:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/27 4:08
朝4時、強風の中で雨の警戒をしてスタートします
大天荘前でちょうどご来光に
2014年07月27日 04:51撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
6
7/27 4:51
大天荘前でちょうどご来光に
間に合って良かった
2014年07月27日 04:51撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/27 4:51
間に合って良かった
賑わっています
2014年07月27日 04:58撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 4:58
賑わっています
今回の最高峰ですから・・・目的地では無かったけれど
2014年07月27日 05:04撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/27 5:04
今回の最高峰ですから・・・目的地では無かったけれど
まだ晴れていましたが風が強く、雨具着用です。
2014年07月27日 05:05撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/27 5:05
まだ晴れていましたが風が強く、雨具着用です。
さて、ここからが大事なところ、東天井岳を目指します。
2014年07月27日 05:47撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 5:47
さて、ここからが大事なところ、東天井岳を目指します。
肩の道標の処から踏み跡があります
2014年07月27日 05:57撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 5:57
肩の道標の処から踏み跡があります
イワヒバリのひな鳥がチョコチョコしています。
まだあまり飛べないようです。
2014年07月27日 06:02撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 6:02
イワヒバリのひな鳥がチョコチョコしています。
まだあまり飛べないようです。
百高山ピークを今度はキチンと通りました
2014年07月27日 06:05撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
6
7/27 6:05
百高山ピークを今度はキチンと通りました
さて、もう一つ
2014年07月27日 06:05撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 6:05
さて、もう一つ
イワヒバリの親鳥ですね。
親が2羽、ヒナが1羽いました。
2014年07月27日 06:10撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 6:10
イワヒバリの親鳥ですね。
親が2羽、ヒナが1羽いました。
ルート脇まで雪渓があります。
今年は多いようです。
2014年07月27日 06:14撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 6:14
ルート脇まで雪渓があります。
今年は多いようです。
アオノツガザクラ
2014年07月27日 06:15撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/27 6:15
アオノツガザクラ
シナノキンバイとハクサンイチゲで合ってますか?
2014年07月27日 06:16撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/27 6:16
シナノキンバイとハクサンイチゲで合ってますか?
ハクサンシャクナゲと常念岳
2014年07月27日 06:20撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/27 6:20
ハクサンシャクナゲと常念岳
2014年07月27日 06:31撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/27 6:31
振り返ります
2014年07月27日 06:39撮影
7/27 6:39
振り返ります
横通岳も近づいてきました
団体さんは当然巻いていきます
2014年07月27日 06:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/27 6:52
横通岳も近づいてきました
団体さんは当然巻いていきます
山頂付近で雷鳥さんに遭遇。
雨用コンデジで旨く撮れませんでした。
2014年07月27日 07:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/27 7:01
山頂付近で雷鳥さんに遭遇。
雨用コンデジで旨く撮れませんでした。
2つ目の目的ピーク、横通岳に登頂。
既に常念岳は雲の中・・・未練なく下山出来ます。
2014年07月27日 07:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/27 7:07
2つ目の目的ピーク、横通岳に登頂。
既に常念岳は雲の中・・・未練なく下山出来ます。
常念乗越から横通岳
2014年07月27日 07:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/27 7:43
常念乗越から横通岳
最終水場まで下りてから休憩。
雨が少し落ちています。
2014年07月27日 08:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/27 8:14
最終水場まで下りてから休憩。
雨が少し落ちています。
2014年07月27日 08:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/27 8:36
沢沿いのスノーブリッジはまだかなり残っていますね
2014年07月27日 08:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/27 8:39
沢沿いのスノーブリッジはまだかなり残っていますね
ニッコウキスゲ
2014年07月27日 08:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/27 8:45
ニッコウキスゲ
2014年07月27日 08:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/27 8:46
そば処常念で、山葵蕎麦と盛蕎麦(2枚をシェア)
蕎麦自体に甘みがあって美味しい
2014年07月27日 12:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/27 12:37
そば処常念で、山葵蕎麦と盛蕎麦(2枚をシェア)
蕎麦自体に甘みがあって美味しい
こんな佇まいでした。
2014年07月27日 12:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/27 12:51
こんな佇まいでした。

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) ライター(1) ナイフ(1) 健康保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(☆) 三角巾(1) バンドエイド(☆) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) スパッツ(1) 手袋(1) ストック(2) ビニール袋(☆) 替え衣類(2) 入浴道具(1) ザックカバー(1) 食器(1) 水筒(☆) 時計(1) 日焼け止め(1) 非常食(☆) インナー手袋(1) 防寒用帽子(1) 下山用靴(1)
共同装備
コンロ(1) ガスカートリッジ(1) コッヘル(鍋)(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(2) 車(2)

感想

百高山も残り少なくなり、他の方のレコを見ているとどうやらキチンとピークを踏んでいないところがあることが分かってきた。多くは主稜線上の、ルートが巻いているマイナーな(失礼!)ピークで、北アにも南アにもありそうだ。
今回は2度もスルーしてしまっているらしい、東天井岳と横通岳のピークをキチンと踏むことを個人目標に、1年振りの旧友との山登りに向かった。

梅雨明けが遅れて8日延期した山行は、土曜日スタートとなったため、駐車場の大混雑が予想された(mizcreidさん, Mococoさん、レコを参考にさせて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます)。
朝集合を前夜集合に切り替えて、ヒエ平に先着してMasuzushiさんを待つ。予定通り23時合流で中房温泉に移動したが、0時前だというのに第1駐車場はあと4〜5台、他もかなり埋まっていそうで下の方まで路駐状態だった(空きがあったのは金曜日日帰りの人が居たためだと)。まあ、とにかく寝て翌朝に備えたのだが、遠足前の小学生のように何か興奮してよく眠れない・・・・。

起床は4時。前回の飯豊の時にセットした腕時計のアラームがそのままになっていた。いつもは寝室に置いていないので約3週間もそのままだったらしい。
明るくなるまで寝ているつもりだったがこれで起き出すことになり、まあ、結果的に夜行バスが到着するよりも早く出られたから良かった。

合戦尾根を登るのは(下ったのも)30年程前の話。こんなに大勢登っているのだから、何とでもなるはずなのだけれど、眠さと暑さがじわじわとのし掛かってくる。ベンチが良い目印になるから急登でも登り易いコースなのが救いで、合戦小屋まで行けば何とかなるだろうと辛抱して登る。それでも第3ベンチではちょっとだけ横になって気分転換をした。
合戦小屋では、定番の波田スイカが待っていた。普段は殆ど食べないスイカだけれど、前日のsakusakuさんの日記にも刺激されて、Masuzushiさんに半分分けて貰って堪能。この場で食べる美味しさもあるが、やっぱり元が美味しいスイカだと思う。

ここから日当たりの良いルートになるが、風も感じられて暑さはほどほど。予想以上の好天に苦しさの中にもにやけ顔が出てしまう。燕岳はどっちでも良い感じだったが、時間が早かったのでやはりピークは行って来ようということになり、ピストンしてから小屋前で昼食とした。
ここからは稜線歩きで槍穂や裏銀座を見ながら進んでいく。ただ、風はあっても陽射しは強く、気温も高い(下界は相当だったよう・・・)。大下りから登り返す辺りではかなりバテてきて、大天井ヒュッテへの巻き道のアップダウンは結構堪えた。

無事に小屋に着いたらまずはビール!、少し休憩して牛首展望台をピストン。小屋の裏手から急登を登り、険しい感じの道を上りきると評判の大展望に出逢える。
しばし眺めて来た道を戻る。夕食までウトウト・・・

夕食は大天井ヒュッテお決まりのとんかつ。下界では珍しくなくとも、山小屋では結構インパクトがあるごちそう。布団に余裕があることと合わせて、こちらに来たのは正解だった。

夜半から天気予報通りの強風が吹き荒れる。でも明け方まで窓から星が見えていたので、早出をすれば大荒れにはならずに済むかも知れない。3時過ぎに起き出して朝食は自炊。まだ雨が降り出す気配はないが、ザックカバーと雨具のズボンは装着し、天候の急変にも迅速に対応出来るようにした。

風は15〜20m位だろうか。弱くなるときもあるが、地形が変わると一気に吹き付けてくる。雨が落ちてくる前に出来るだけ進んでおきたい。東側はまだ雲が少なく、槍穂の頭は雲の中。西からの雲をブロックしてくれているような形になっている。
大天荘の前に出たときにちょうどご来光の時刻だったので、慌ててザックからカメラを取り出す(雨かと思っていたので仕舞っていた)。今日、これだけ見れたのは相当にラッキーなのだ。
雨がまだ降らないので、大天井岳にも一応登っておく。メインはこの先の東天井岳と横通岳だ。登山者の多くが以前の自分のように縦走路を素通りしていく。横通岳には立派な三角点もあるのに残念だな。
この辺りから時折、雨が落ちてくる。まだ一気の崩れでは無さそうだが、警戒しつつ先を急ぐ。常念岳のピークは出たり隠れたり・・・2人とも既に登頂済みでこのピークには拘りはないし、この先確実に雨になるので、カットして下山道に入る。

最終水場で休憩し、あとは駐車場まで休憩無し。順調なはずだったが、濡れた岩で滑って転び方を間違え軽傷となった。基本通りザックで転べば良いものを・・・うっかり腕を岩にぶつけ、止血不十分で温泉で苦労することになる。

ヒエ平からほりで〜湯へまわったが、昼前なのにかなりの混雑。蝶ヶ岳や常念岳周辺にはかなりの登山者がいたことが伺える。
食事処は待ち行列が出来ていたので、そこは諦めて移動したら、ちょうどレコに出ていた「そば処常念」の案内を見つけ、待たずに入れた。
素朴な蕎麦は素材の甘さが感じられて、具材の茎山葵漬けのピリ辛と合わせて中々美味しかった。

その後は中房温泉に戻り、車2台に分かれて解散。東京方面は自然渋滞に事故渋滞が加わって酷い混み方だったけど、コーヒー1杯で眠くならずに帰着できた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1030人

コメント

次回はワタシはこちらへ!
こんばんは、fireboltさん(^^)v

fireさんは燕がスタート、ワタシはゴールだったので、どこですれ違ったのかなあと考えていたら、車の回収で戻られているのですね
燕岳から餓鬼岳へ歩かれた登山者から聞きましたが、土曜の燕はスゴい混み具合だったようですね。
この時期の中房温泉にはあまり近付きたくないのですが、表銀座や常念山脈の起点ですから仕方なしですかね

実はワタシ、大天井岳から常念小屋の間は歩いたことがないので、こちらが次回の宿題です
やっぱり車2台体制ですと、すべての問題が解決されますね!
自転車でどうにかならないものか、今度はミスらないように考えてみます(^-^;
お疲れ様でした
2014/7/30 21:36
Re: 次回はワタシはこちらへ!
kamasennninさん、こんばんは。
コメント有り難うございます。

北アのメインルートはかなり歩いていますが、餓鬼岳はたぶん最後の辺りまで残っちゃいそうな感じで、とても羨ましく思っていました。

車1台でも自転車があれば、やはりヒエ平に自転車をデポしてバスで中房温泉というパターンでしょう(kamasennninさんのレコを参考に餓鬼岳に単独行で行くパターンと一緒)。表銀座は順方向(槍穂を眺めながら)ですし、登りはバスの利用も出来ます。穂高駅付近なら駐車場の確保も中房温泉よりもかなり容易です。
2014/7/30 22:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら