【100】花の至仏山


- GPS
- 06:18
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 856m
- 下り
- 838m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:18
■歩行時間:343分(小休止を含む、昼食休憩を除く)標準CT(405分)の0.85倍。
■距離:12.4km
■累積標高差:+-910m
■行程量:12.4/0.5+910/50+910/100=52.1P (26.05EK)(★★)
■ラップタイム:6.48分/P (マイペース登高能力:+342m/h、ランク掘法壁現CT:7.77分/P、+289m/h)
■エネルギー定数:343*0.03+0.91*10+0.91*0.6+12.4*0.3=23.656
(ルート定数:405*0.03+......=25.516)
■山のグレーデイング:3B
■消費カロリー:23.656*(77.0+(11.8+8.3)/2)=2,059kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
高速代(練馬〜沼田)ETCを使って片道2830円。 尾瀬第一駐車場の料金は、24時間以内1000円。 尾瀬第一駐車場から鳩待峠までシャトルバス(バンタイプの乗り合いタクシー)、片道930円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■至仏山の登山道は木道や階段で整備された区間が多いです。 ■大勢の人が歩くため、稜線上の蛇紋岩が磨かれて黒光りして滑りやすくなっています。 ■山の鼻と至仏山の間のルートは、滑りやすいのと、土壌が削れて流出するのを防ぐために、登り専用になっています。 |
その他周辺情報 | ■片品村には多くの温泉があります。戸倉の尾瀬第一駐車場に行く橋のたもとにあるのが、「尾瀬ぷらり館」で、沼田方面へのバス待ちの際に、ちょっと入浴するのにも便利です。大人500円。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
ヘッドライト
携帯ラジオ
予備電池(単3単4)
替えメガネ
細引き3mmX10m
折り畳み傘
スパッツ
タオル
手袋
雨具上下
ツエルト
洗濯ハサミ4本
敷物用シート
携帯トイレ
サムスプリント
三角巾
レスキューシート
ガーゼ
ハサミ
付箋
テーピングテープ
バンドエイド
消毒薬
綿棒
応急ギブス
救急用手袋
コッフェル
ガスバーナー
ガスカートリッジ
ストック2本
ライター2本
地図
地図コピー
シルバコンパス
筆記具
裁縫道具
カメラ
アーミーナイフ
テイシュペーパー
Ag+入りの汗取りシート
ハイドレーションバッグ(保冷バッグ込)(2L)
ボトル(1L)
ペットボトル2本(1L)
テルモス(水0.5L)
行動食(飴4種(ブドウ糖・ 塩飴・ クエン酸・ NCAA))
非常食(カロリーメイト・コンデンスミルク)
嗜好品
おにぎり2個
カップラーメン
武器セット
財布
保険カード
携帯電話
予備バッテリー
|
---|---|
備考 | 前回の反省を踏まえて、水を多めに持っていきましたが、涼しかったので1L余りました。 |
感想
先週の白毛門(1720m)は暑さで往生したので、今回はもう少し標高の高い所を選んで、まだ行っていなかった尾瀬の至仏山(2228m)に登りました。
関越道の渋滞を避けるために、朝は3時半に起床して早めに出発しましたが、それでも片道200kmを運転して、さらにシャトルバスに乗り換えてとあって、鳩待峠の到着は8時前になりました。
出発点の鳩待峠の標高が1600m近くあり、森の中に入るとシラビソやコメツガ、ダケカンバ、アオモリトドマツなど、高い所に生える樹木が茂っていました。木道や木段の整備がされて、歩きやすい道が続きました。ちなみに、尾瀬の大地主は某電力会社ですが、震災の後も木道のメンテナンスは続けているようです。H25の焼印の押された木道がありました。
中間にあるオヤマ沢田代は高層湿原で、ワタスゲの群生地になっていました。その先は樹林帯を抜け出して、景色の良い道が続きます。時々きつい日差しが差し込みましたが、長袖のシャツでも問題ない気温で、至仏山を選んで正解でした。
小至仏山から至仏山に至る岩稜帯はお花畑が見られ、タカネナデシコのピンク色の花が多く咲いていました。ホソバヒナウスユキソウもまだ少し咲き残っていました。未だに花の名前をなかなか覚えられませんが、岩の間に咲く、白、黄色、橙、ピンク、紫の多彩な花がありました。
至仏山の頂上は、百名山だけあってにぎわっていました。前日に山小屋で宿泊した人が多く、山小屋で作った弁当を食べている人が多くいらっしゃいました。
頂上から北に目を向けると平ヶ岳が正面に見えました。平ヶ岳は日帰りで往復するには相当な行程量になる山ですが、いつか登りたいと思いました。
帰りに、関東百名山の笠ヶ岳にも登る予定で、オヤマ沢田代から分れて笠ヶ岳に向かいました。
しかし、ちょうど中間点の鞍部に来た時に、近くで雷が鳴りました。
まだ12時半過ぎでしたが、天気がどうなるかわからないのでここで引き返すことにしました。(結果的には、笠ヶ岳が雨雲に覆われることはありませんでしたが、麓の戸倉では通り雨があって、駐車中の車が濡れていました。)
笠ヶ岳には結局行けずじまいでしたが、今後、再訪の機会を待ちたいと思います。
今回は、至仏山に登るために、駐車場代や鳩待峠を往復するシャトルバス代が余分にかかりましたが、国立公園内でしかも百名山に選ばれた山だけあって、景観や高山植物、森の樹木など、優れた要素が一杯あって、行った価値はありました。
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